ミニジャーマンアイリス・ダークベイダー

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ミニジャーマンアイリス・ダークベイスターという商品名がついていたのですが、いま検索しても見当たりません。植物は生き物なので、「次はない」ことも多いです。ミニジャーマンアイリスとは、草丈の低いジャーマンアイリスの俗称なのかな。「ジャーマンアイリス(Iris germanica) 、アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、花期は3〜6月、草丈は20cm以下〜70cm以上と品種による」草丈と花径で分類すると「ミニチュア・ドワーフ・ビアデット、花茎20cmまで、花期3月、花径4〜8cm」か「スタンダード・ドワーフ・ビアデット、花茎20〜40cm、花期4月、花径5〜7cm」に当たるのでしょう。通販では草丈40cmくらいのドワーフタイプ(スタンダード・ドワーフ・ビアデット)が売られています。

ケロが時期はずれの在庫一掃セールで買ってきたのはミニチュア・ドワーフ・ビアデットのほうでした。2011の秋の終わりに植えつけたように思います。上の画像は2012/04/24で、葉は5〜10cm弱、花茎も10cmと低い位置で咲きました。花期は遅れましたが、低い背丈に大きめのお花が微妙なバランスでかわいらしいの。花色は濃い紫で、上花弁と下花弁が同じ色のセルフ。下花弁は垂れ下がらずに水平に張り出し、花弁のふちが軽く波打つ程度。羽毛みたいに毛羽立っている水色のひげがチャームポイント♪

ドイツアヤメ (Iris germanica) はアヤメ科アヤメ属の植物の一種。別名のジャーマンアイリスで呼ばれることが多い。本種は、アヤメ属の植物を交雑して作出されたもので野生のものはない。1800年代の初期にドイツ、フランスで品種改良され、その後、アメリカが多数の品種を出している。花期は5 - 6月ごろである。

Wikipediaの「ドイツアヤメ」にあるとおり、品種改良された園芸品種がとてもたくさんあります。集めようと思ったら、広い畑がないと無理なんじゃないかな。特に、背が高い品種は大型で場所をとります。背丈の低いドワーフタイプに人気が出そうです。ミニジャーマンアイリスはジャーマンアイリスのひとつですから、育て方は同様。ハナショウブ(アヤメ科・アヤメ属)は湿り気味の酸性土壌を好むのに対し、ジャーマンアイリスは乾燥気味のアルカリ性土壌を好みます。地植えにして根付いてしまえば水遣りは不要。株がどろどろに溶け出す軟腐病にかかりやすくなるので肥料も不要。酸性土壌なら苦土石灰や草木灰を与える。こんな点に注意すればよいのでしょう。

ケロが最初にヤフオクでゲットしたジャーマンアイリスは、花ショウブとして出品されておりまして…。湿り気のある酸性土壌で育てていたのですが、枯れませんでした(笑)。ただ、確かに多湿は苦手です。その後、植物交換サイトでいただいた株の内、いくつかは軟腐病にやられています。水はけのよい場所に浅植えにして、根付いたら株の半分を露出させるのがよいようです。やせ地にも耐えるので、肥料を与えすぎて軟腐病のリスクを増やす必要はありません。

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上の画像は2013/04/11と2013/04/17で、今年も元気に咲いています。一番花は3月から咲き出しており、花期もずれていません。「上向きに立ち上がる上花弁が3枚、横に広がる下花弁が3枚、それぞれの下花弁の付け根に細かいひげがある、上花弁の間に小さめの旗弁が3枚」そのようなお花の構造です。旗弁とひげの間にめしべやおしべがあるはずだけど、画像からはわかりませんね(笑)。株元から立ち上がる葉は、やや肉厚で先は尖っています。見た目よりもろくて、強く手が当たったくらいでも折れちゃうことがありました。ミニジャーマンアイリスでは気になりませんが、背の高いジャーマンアイリスでは季節によっては大きな枯葉が目立ちます。通風が悪くなり軟腐病の原因になるので、取り除いたほうがよいです。

花色、花型、ひげの形状などはよくあるタイプで地味ですが、草丈に比べてお花は大きい。場所をとらず扱いやすい。軟腐病にさえ注意すれば強健で手間いらず。とメリットもいっぱいあります。早春から咲き出してくれるお気に入りなので、殖えてほしいものです。順調と書きましたが、もう一種類のミニジャーマンアイリス・ベッキーベビーはまだ一度も開花していません…。葉は出ていますが、5cm弱と生育がよろしくないのです。同じ時期に同じ環境に植えても、品種によって育ち方に差が出ます。来春はミニジャーマンアイリス・ベッキーベビーの画像もアップできたらよいな♪

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