ブラックホリホックの花色は微妙

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タチアオイ(Althaea rosea)はこぼれ種からもよく発芽します。草丈は2mを超え、根生葉も大きいので、広い土地に植えっぱなしで放任するのが似合っているかも。美しい八重咲きの園芸品種も多数作出されていています。学名をカタカナ読みしたアルセア・ロゼアの名前で売られていることも多いです。八重咲きのタチアオイも1・2年草タイプと多年草タイプに分かれますが、多年草タイプも株の寿命は短め。そして、八重咲きのタチアオイはこぼれ種で殖やせないんじゃないかな。上の画像は2011/06/10と06/15のタチアオイの黒花(ブラックホリホック)で、光線の加減にもよりますが、黒というよりはダークパープルと言うべきでしょうか。頂き物の種から育てました。こぼれ種から発芽して毎年咲いてくれるの♪ちなみに、タチアオイのお花を日干し乾燥したものは蜀葵(しょっき)という生薬になります。タチアオイって、ハーブでもあったのですね〜。

ここからは「2010-06-16 タチアオイの黒と赤 ブラックホリホックの開花」の転載です〜。→→→入梅して、本降りの雨が続いています。タチアオイが倒伏しないか心配です。英名のホリホックは「葉の形がヒイラギ(ホーリー)に似ており、茎の節が膨らんで節くれ立つ(ホック)様子に由来する」のだとか。古い時代に薬用として渡来し、既に日本の風景になじんだ野草となっています。引っ越して来て、近所の道端や空き地で見かけた時は懐かしかった。子供の頃、鼻の頭に花びらをくっつけて遊んだコケコッコー花ですね。

「タチアオイ(Althaea rosea)、アオイ科タチアオイ属、耐寒性多年草、草丈は150〜200cm、花期は5〜7月」北関東での花の盛りは6月で、梅雨時から傷み始めて夏には終ります。耐寒性も耐暑性もあり、土質を選ばずに痩せ地でもよく育つ強健な野草です。霜に当てないほうがよいとあるけれど、−7℃で強い霜にあっても防寒なしで問題なく屋外越冬できます。ただし、暑さには耐えますが多湿は嫌います。日当たり、水はけ、通風のよい場所で乾燥気味に育てるのがベター。背丈が高いので、支柱がないと倒伏しがちです。土壌が乾いていると強風にも耐えますが、無肥料&日向で徒長しないようにしても梅雨時には倒れがち…。花茎の先は2mを超え、大きな葉も多数出て大株になりますから、支える支柱も強度が必要です。

「以前、中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力である。花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1〜3mで茎は直立する。 花期は、6〜8月。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草でもある〜Wikipediaのタチアオイ

切れ込みのある大きなハート型の葉は鋸歯があり、互生して付きます。お花は茎の先の方の葉腋に1〜2個ずつき、下のほうから咲きあがってくる。花径は10cmほどと大きめで、群殖すると人目を引きます。園芸品種は1年草or2年草タイプが多いみたい。多肥は徒長し倒伏しやすくなるので不要。病気はありませんが、ハマキムシの食害があります。モミジアオイなどの一部を除いて、アオイ科の植物はハマキムシの被害に会いますが…。道端や空き地で野生化しているタチアオイには、クルクル巻きにされた葉はあまり見かけません。生育状況に問題があるのかもです。

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春に様々な園芸品種の苗が売られていますが、種からも簡単に育てられます。こぼれ種からも発芽するほど発芽率はよいの。「発芽適温は20℃前後、種の表皮が水をはじきやすいので、一晩水につけてから蒔く。本葉が2〜3枚になったら定植する」1枚目は2008/10/04で、頂き物の直径1cm、厚さ3mmくらいの扁平な種子です。2枚目は2009/05/20で、お水につけずにそのま蒔きましたが問題なく発芽して小苗に育ちました。秋に地植えにしたものは冬の間に行方不明。小苗は霜に負けるのかな?3枚目は2010/04/09で、ロゼット状だった葉が立ち上がり大株になる予感。この段階で1mほどの高さがあります。

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画像はすべて2010/06/11です。草丈は2mを超えて直立する花茎が何本も伸びている。ブラックホリホックの花色は黒ではなくて濃い紫ですが、シックでお気に入り♪雄性先熟で雄しべが熟して花粉を散布している時期のようです。この後に細長い雌しべの柱頭が伸びてくるはず。赤花も咲いています。花色が濃いダークレッドで花弁の先が細かく裂けるタイプと、花色は赤で花弁の先の裂け目があまり目だたないタイプとがあります。6月いっぱいは倒伏せずに持ちこたえて欲しいなっと。

ここからは「2010-06-18 多年草?1年草?2年草? タチアオイの花色いろいろ」の転載です〜。→→→
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ブラックホリホックはタチアオイの黒花で、ケロのお気に入りです。「魅惑のダークカラー、ビロードのような黒花」とあるけれど、黒に近い濃い紫色です。性質は他のタチアオイと同様で、実生でも殖やせます。春まきも秋まきも可能ですが、2008/09に種を蒔いて2008/11と2009/04に分けて何箇所かに地植えにしたはず。小苗は霜に負けたり、虫に食われたりで、生き残ったのは2株の模様。今年になってようやく開花です。ふと見比べると、後から咲いた株のお花はより黒に近い花色です。最後は2010/06/18で、週末の天気予報が雨だから早朝にフラッシュ撮影しました。う〜ん、花色がわかりにくい…。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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タチアオイ(Althaea rosea)の難点は、でかすぎて場所をとること、倒伏しがち、ハマキムシの食害でしょうか。日照・水はけ・通風のよい場所に植えれば、前の2つは解決します。ハマキムシはタチアオイの葉を全部丸めるほど凶悪ですが、これもタチアオイが丈夫に育つようになると大丈夫!最初の数年は農薬を使うしかないかと思うほどの惨状でしたが、倒伏しない株が育つようになった頃から食害は減りました。ここ2〜3年は被害ゼロ♪ラストの画像は、2011/06/22と2009/05/30のタチアオイの赤花と白花です。アオイ科の特徴であるずい柱(めしべとおしべが合体した柱状のもの)にご注目くださいませ〜。タチアオイは雄性先熟で、最初におしべが成熟して花粉を散布します。赤花がこの時期で、ずい柱を取り巻く多数のおしべの葯から白い花粉がこぼれています。その後でめしべがずい柱の先端から出て他家受粉するの。白花がこの時期で、ずい柱の先に多数分岐した白い糸状の柱頭が少しカールしながら広がっています。自家受粉を避ける大自然の知恵なのでした〜。

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