ツルボはシラー属

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ツルボ(Sciiia scilloides)はツルボ属の多年草ですが、シラー属と言った方がわかりやすいかも。「ツルボの鱗茎は2〜3cmの卵球形で、水にさらして良く煮れば食用となり、ヒガンバナと同様の救荒植物」戦後の食糧難の時代によく食べられたそうで、ツルボもハーブなのかな〜(笑)。上の画像は013/09/19のツルボで、「高さ30cm程の花茎に総状花序をつける。淡いピンクの小花が密につき、下から咲きあがる。花被片は6個、おしべも6個、めしべは1個で柱頭は浅く3裂する」画像では花被片、花糸、葯、花柱、柱頭のすべてが淡いピンクの印象ですが…。葯は時期によっては黄褐色に見えます。花被片は付け根のほうが白っぽく、先のほうが薄い赤紫です。棒状に突き出しているのがめしべですが、柱頭の様子はわかりませんね〜。

ここからは「2010-09-24 ツルボの鱗茎は食べられるの? ツルボの開花♪」の過去記事です〜。→→→鱗茎の外皮をとるとつるりとした坊主頭に似ているのでツルボウズ、これが転じてツルボになったという説がありますが真偽不明w 公家が宮中に参内する時に供人がさしかけた長柄の傘に似ているのでサンダイガサという別名もありますが、参内傘と言っても実物を見たことがある人はほとんどいないでしょう。「ツルボ(Sciiia scilloides)、ユリ科ツルボ属、耐寒性多年草、日本全土に分布、草丈は20〜40cm、花期は8〜9月」

外皮が黒褐色の鱗茎は卵球形で、長さ2〜3cm。ネギのような匂いがしますが、昔は飢饉のときに食用にしたのだとか。ツルボはリコリンという成分を含む毒草なので調理方法に注意が必要なはず。ま、観賞用に楽しむのが無難でしょう。種子かこの鱗茎の自然分球で繁殖します。実生から育てても約2年で開花するそうです。根元から伸びる根生葉は長さ10〜20cmの細長い線形で、3月頃に生えてひと月ほどで枯れるのですが…。夏は休眠して、暑さが収まる夏の終わりから秋の初めに40cmほどの花茎を伸ばして開花。この時、日当たりのよい場所ならば再び葉を伸ばし、半日陰なら葉は出しません。良く環境に順応しているのでした。1球から2枚の葉が根生するみたい。全国に自生していますが、お花が咲かないと見つけにくいかな。「日当たりが良く、草刈が頻繁に行われるような場所を好む。海岸沿いの崖地、土手や田んぼのあぜ道、家の近くでは日当たりの良い墓地など。」

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1枚目は2009/08/22で、つぼみが立ち上がってきて生存が確かめられました。前の年の夏にポット苗を買って来てお花も咲いたのですが、その後行方不明。春の葉も周りの草に紛れていて気がつかなかったの。消滅したかと思ったけれど、在来種の野草は強健です。病害虫は特になし。土質を選ばず、多肥も不要。耐暑性も耐寒性もあるので、地植えにすれば放任でOK。2枚目は2009/08/29で、伸ばした花茎に淡紫色の小花を総状花序に密に付けるの。花は下から上に順次咲き上がっていきます。花色は淡いピンクですが白花もあるようです。3枚目は2010/04/09で、3年目なので分球して殖えています。お譲りで株分けもしたので、分球して殖える速度は速いと思う。最後は2010/09/20で、今年も順調に開花♪花被片6個、雄しべ6個。花被片と雄しべはほぼ同じ長さですが、花被片は平開するので雄しべが飛び出して見えます。全く手間要らずのかわいらしい山野草です。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ツルボの葉は春または春と秋に出るのですが、あまり目立ちません。でも、この時期に川沿いの土手をウォーキングしていると、ピンクのツルボのお花が目に付きます。高崎近辺にもたくさん自生しているのでした。日本の気候に順応した在来種なので、一度植えつけると放任で毎年楽しめます。爆殖もせず、枯れる心配もなし。ケロは半日陰に植えちゃったけれど、問題なく開花します。お庭の片隅にお勧めです♪

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