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オオハリソウは大型ハーブ

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ヒレハリソウ(Symphytum officinale)はコンフリー(comfrey)の名前でよく知られるハーブです。一時は健康野菜として人気がありましたが、健康被害の恐れがあるとされてからは見かけなくなりました。寿命の長い非常に強健な大型ハーブなのです。場所をとるのでスペースは必要ですが、広い環境に順応できます。上の画像は2013/05/15と05/16のコンフリーで、「ムラサキ科の特徴である巻散形花序(さそり形花)は先端を内側に巻き込むような形で、巻かれた花序がほどけるように付け根の方から先端へと咲き出す。淡紫色の釣鐘型の花は筒状で先端は浅く5裂する。白いめしべは1本で花冠から少しだけ突き出す。おしべは5本で葯は白〜薄い黄褐色、細長い三角形の小片に挟まれる形で花冠の内側にある」おしべの花糸は花弁に融合しているのかな。画像ではよくわかりませんが、お花の中央に5個の三角形の小片が葯を挟み込んで閉じています。花弁が脱落するとめしべだけが針のように突き出して残るの。柱頭がちょっと細くなっているように見えます。

ここからは「2010-01-16 とっても丈夫なハーブ! コンフリーはヒレハリソウ」の転載です〜。→→→ケロが今の中古住宅で駐車場ガーデニングを始めた時に、敷地内で目に付いたお花はヤグルマギクとキクイモモドキです。どちらも植えられたものではなくこぼれ種から雑草化したみたい。そんな殺風景な駐車場に、ごく初期に植えたのがハーブのコンフリーです。

植える植物の選択基準は「耐寒性、耐暑性、耐乾性、耐湿性、耐陰性、繁殖力が強い強健な多年草」です。こぼれ種で増殖してくれるのなら1年草でもOK♪なにせ機械で展圧された砕石が敷き詰められているので、弱い植物はとても生き延びられないだろうと考えたの。ハーブの図鑑には「育てやすさ◎、若葉はサラダやてんぷらにできる健康野菜で花も食用可」とありました。「ヒレハリソウ(Symphytum officinale)、ムラサキ科ヒレハリソウ属、耐寒性多年草、草丈60〜120cm、花期は6〜8月、原産地は欧州〜西アジア。」 和名はヒレハリソウですが英名のコンフリーの名で呼ばれることが多いです。

しかし、健康野菜としてブームになったのは過去のことで、「厚生労働省から健康被害の生ずる恐れのある植物として摂取を自粛する発表」があってからはほとんど流通していません。地元のガーデニングセンターでは扱っておらず、当時はネット通販もヤフオクも利用していなかったのでお手上げでした。

ヨーロッパでは、古くから根や葉を抗炎症薬や骨折を治すのに伝統的に用いていた。日本へは明治時代に導入され、家畜の飼料や食用として利用された、昭和40年代に健康食品として一時期大ブームとなり、植えられたものが一部野生化した。日本では、葉を天ぷらなどにして食べることが多かった。

ブームはとっくに去っちゃってますが、野生化したコンフリーがあるはずと探したのですが…。始めはギシギシの葉と区別が付きませんでした(笑)。しかし、初夏になって薄紫色の釣鐘状の花を見つけることができました。いつも通っている国道沿いの歩道橋の下あたりに生えていたの。人が植えた可能性はまずないとすると、どういう経路でここに根付いたのかは謎です。ひと目を気にしつつ、根を10cmほど掘りとってきました。

非常に丈夫なので植え付け直後にお水をあげるくらいで全く手がかかりません。根っこのカケラを土に埋めておけば発芽して急成長します。最初の年は虫にたかられたり、枯れるのが早かったりします。ええと、やっとお題の「「雪の日の思い出」までたどり着けたようです。群馬の南部はほとんど雪は降らず、降ってもすぐに融けます。が、1年目のコンフリーは薄っすらと雪が降った日にアッサリ枯れました。濡れた葉が寒さで傷んで腐ったのでした。がっかりorz

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でも、これは勘違い。コンフリーは落葉性の多年草なので冬に地上部分は枯れますが、翌春に新芽が出てきます。寒さにはとても強く、群馬では防寒不要で屋外で冬越しできます。苦土石灰で中和とか乾燥を嫌うとか言われることもあるけれど、何も必要ありません。必要なのは植えつけるスペース!無肥料でも草丈は150cmを超えますし、横にも広がる大型の多年草ですから。画像は2008/05/17のコンフリーのお花です。真夏は休みますが、初夏〜秋まで咲き続け花つきは良いです。葉には粗い毛が生えていて軍手に絡みつくので扱いにくいかな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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コンフリーは草丈50-80cmとありますが、半日陰で徒長すると150cmくらいにはなります。花期も初夏からとなっているけれど、5月には咲き出す。花色はつぼみの時は濃い紫色で、開花すると薄いピンクかな。品種によって花色に濃淡があるみたい。花弁の内側に濃い紫色の斑が入るものもあります。全草に細かい毛が密生して、先が5裂するがくでもこの毛が目立っているの。「茎には4条ほどの著しい翼(ひれ)が縦に走り、これがヒレハリソウの語源」だそうです。ラストの画像は2013/04/17と05/15のコンフリーで、ひと月ほどの間に1mを超えるサイズに急成長するのでした。

ええと、ムラサキ科ヒレハリソウ属にはヒレハリソウ(コンフリー)の近縁種であるオオハリソウ(Symphytum asperum)もあります。性質やお花の作りはコンフリーと同様ですが、「草丈は60〜150cm。棘のような毛が生える茎はよく分岐し、長卵形の葉が互生する。根出葉には葉柄があるが、上部の葉は無柄。ヒレハリソウの葉には柄がないことで区別できる」これまでず〜っとコンフリーと書いてきたのだけれども、草丈からしてオオハリソウだったのね(汗)。過去記事はそのままにしておきますが、訂正!「属名のSymphytumは切り傷の薬となることからギリシャ語の「癒合する」に由来、種小名のasperumは「手触りがざらざらした」という意味」だそうです。

関連記事「コンフリーのめしべとおしべ

カクトラノオはフィソステギア、繁殖力抜群!

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カクトラノオ(Physostegia virginiana)は学名をカタカナ読みしてフィソステギアとも呼ばれます。上の画像は2013/08/15のカクトラノオのピンクです。「四方を向く唇形花を穂状花序につけ下から咲き上がる。花冠は長さ2,5cmほどで淡紫色。下唇は先が浅く3つに分かれる。上唇の内側に隠れるようにめしべが1本とその両側に2本ずつのおしべが4本ある。めしべは白。おしべの花糸は白、葯は黄褐色でやがて黒くなる」上唇と下唇がくっついて筒状になり、大あくびしている動物の顔に見えなくもないかな〜。画像ではめしべはわかりませんね。

ここからは「2010-09-22 フィソステギアの花色 カクトラノオはハナトラノオ」の転載です〜。→→→花穂がうなだれる感じの植物を○○トラノオと名付けることが多く、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草オカトラノオ(花色は白だけど)がイメージにピッタリかもしれません。カクトラノオは花序が直立するので、なぜトラノオなのか謎です(笑)。茎が四角く角ばっているのでカクトラノオ、大きめの花穂が目立つのでハナトラノオ、学名のカタカナ読みでフィソステギアといろいろな呼ばれ方をします。「カクトラノオ(Physostegia virginiana)、シソ科ハナトラノオ(フィソステギア)属、耐寒性多年草、北米原産、草丈は60〜120cm、花期は6〜9月」北米に10数種類が分布しますが、日本で流通するのはフィゾステキア 'バージニアナ'だそうです。花色はピンクか白ですが、画像検索すると赤や青もあるみたい。

耐暑性があって高温多湿にも耐えます。乾燥に弱いとありますが、地植えにすれば放任でOK。今年は猛暑で乾燥も激しかったけれど、水やりなしでも枯れることはありません。下葉がいくらか枯れ上がった程度。耐寒性もあって群馬では防寒なしで問題なく越冬可能。冬に地上部分は枯れますが、花後に株元にできた新芽が翌春には広い範囲から伸びだしてくる。植え替えや株分けの適期は春か秋。挿し木でも殖やせますが、ドンドン伸びる地下茎を切り分ける方がお手軽です。というか、地植えにすれば勝手に地下茎で横に殖え広がります。病害虫は特になく、土質を選ばず多肥も不要。強健なので道端で雑草化している帰化植物です。日当たりと水はけのよい場所を好みますが、ある程度の耐陰性もあります。花は四方に向かって咲き、小花がたくさん付いた穂状花序は華やかで人目を引きます。

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まず、基本のピンクのカクトラノオです。1枚目は2008/07/19で、1m以上に伸びたたくさんの茎につぼみが付いています。確か、前年に2ポット100円で買って来たカクトラノオが爆殖しておりました(汗)。2枚目は2008/08/01で、下の方からお花が咲きあがってきます。3枚目は2008/10/17で、花穂の上から下まで唇形花が4列に満開♪薄いピンクですが紫に近い濃いピンクまで花色には濃淡があります。

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次は、赤の斑入りの白花です。4枚目は2008/07/12で、侵入路付近に前の年から目に付き出したヒョロヒョロの草を抜かずに観察していると…。5枚目は2009/07/26で、白花に見えましたが筒状のお花の内側に赤い斑点が散っている。どこから侵入したのでしょうね?6枚目は2009/08/01で、中をのぞくと斑点がはっきり観察できました。横から見ても薄っすらと透けてよい感じです。

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最後は白花。7枚目は2010/04/09で、前の年の夏に植えつけた株が春に勢い良く復活です。8枚目は2010/07/10で、スッキリした白一色で花付きもよい。9枚目は2010/08/28で、中も真っ白。シソ科ですから花びらが一体化して筒状になった合弁花で、筒先は上下に大きく開かないので唇形花らしく見えないかもですw 赤の斑入りは園芸品種なのか草丈は60cmほどですが、ピンクと白は1mを超えて倒伏しがちなので支柱が必要かな。いずれも強健で手間要らず。ケロ向きの野草なのでした。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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カクトラノオは非常に丈夫で繁殖力も抜群です。地植えにすれば放任で枯れる心配はなく、地下茎で殖え過ぎて暴れさせない工夫が必要かも。ラストの画像はカクトラノオの白花で、花色以外は桃花と共通です。属名のフィソステギアは「フィサ(袋状)とステゲ(覆い)に由来し、果実を覆うように付く萼にちなむ」のだそうです。果実は確認したことがないですね〜。ケロ的には過去記事の真ん中のが好みなの。白い下唇に赤い斑点が散っているところがおしゃれ♪けれども、これが一番繁殖力が弱い…。来年は日当たりの良い場所に植え替えてみよう。

関連記事「カクトラノオはフィゾステキア♪
カクトラノオ=フィソステギア・バージニアナ

黄金シモツケはシモツケ・ゴールドフレームかな

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黄金シモツケにはいくつかの品種がありますが、ケロのはシモツケ・ゴールドフレーム(Spiraea japonica 'Goldflame')と推理しました(笑)。上の画像は2013/06/01と09/14のシモツケ・ゴールドフレームで、「枝先に複散房花序に花径5mmほどの薄いピンクの5弁花を多数つける。おしべはピンクで25〜30個あり、長い花糸な先の葯は花粉が噴き出すと灰褐色になる。めしべもピンクで5個あり、おしべより短い」花色のピンクは品種によって濃淡の差があり、白花もあります。花糸の先の丸いピンクの葯がかわいらしいの。お花の中央にモジャモジャしているのはこれから伸びだすおしべかな。画像からはめしべはよくわかりませんね(汗)。

ここからは「2010-06-15 明るいライムグリーンの葉色♪ オウゴンシモツケの品種もいろいろ」の転載です〜。→→→最高気温は昨日が19℃、今日は32℃…。アップダウンが激しいのです。ここからは梅雨→真夏の時期なので、新しい苗はできるだけ入手しないつもり。去年は夏に植えた山野草が暑さでバタバタ枯れてしまった(汗)。とは言っても、生き残ってくれた強健種もあります。シモツケは丈夫なはずですが、挿し木に失敗した経験あり。画像は2008/10/29で、時期を無視して秋の終わりに挿してみました。道端の品種不明のシモツケで、雑な管理だったせいか冬に自然消滅orz しかし、その後お譲りいただいたオウゴンシモツケは丈夫でした。

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シモツケはバラ科シモツケ属の落葉性低木で、日当たり、水はけ、風通しのよい場所を好みます。寒さに強く、ある程度の耐陰性もあるので、地植えにすれば手のかかりません。ただし、高温多湿は嫌うそうです。植え付け適期は芽が動いていない休眠期の11〜12月or2〜4月、挿し木の適期は2月(昨年伸びた枝)or7月(その年伸びた新しい枝)です。

「北海道から九州にかけての日本各地、朝鮮および中国の山野に自生する。成木の樹高は1mほどであり、初夏に桃色または白色の集合花を咲かせ、秋には紅葉する。古くから庭木として親しまれてきた。和名は下野国に産したことに由来するという〜Wikipediaのシモツケ

お隣の栃木県の昔の名前に由来しているのですね。群馬のこの周辺でも、お庭に植えられているのをよく見かけます。オウゴンシモツケはシモツケの園芸品種で性質はほぼ共通。耐寒性は−30℃に耐えるそうで、北海道全域でよく育つのだとか。生育旺盛で病害虫は特になし。新葉は銅色〜オレンジ色、春〜初夏はイエローが強く出た葉色、夏にはライムグリーン、秋に一部紅葉と葉色が変化します。シモツケには園芸品種が多く、黄金葉にも何種類かあって葉色や樹高に変化があるみたい。譲っていただいたのはシモツケ・ゴールドフレイムのようです。

「シモツケ・ゴールドフレーム(Spiraea japonica 'Goldflame')、バラ科シモツケ属、耐寒性落葉低木、中国、朝鮮半島、日本に分布、樹高は50〜100cm、花期は5〜7月」樹高1mほどで株立ち状になります。樹形は自然に整いますが、枝が込みあってきたら剪定して風通しをよくします。剪定にも耐えるし、新しく伸びた枝にもお花が咲きます。互生する葉は披針形で粗い鋸歯があり、淡いピンクの小花が密生した複散房花序にこんもりと傘状に付くの。

1枚目は2009/08/08で、発送もとの北海道との気温差でグッタリ…。でも、根がしっかりした小苗でしたので、鉢植えで様子を見ていると新芽が伸びてきました。2枚目は2009/08/29で、意外と暑さにも強く地植えにすると根づいてくれました。夏の葉色は明るい黄緑色です。3枚目は2010/05/16で、春にグングン伸び出して樹高50cmを超えました。湿生植物コーナーに植えてしまったので多湿…。何とか夏越ししてもらって、落葉したら秋に植え替えよう。でも、横に広がって大株になりつつあるので、一仕事だな〜。植え場所を考えるべきでした(笑)。最後は2010/06/06で、ツンツン飛び出すしべがアクセントのお花が集まった花序は柔らかな印象で現在開花中♪

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ちなみに、紛らわしい名前にオウゴンテマリシモツケ(バラ科テマリシモツケ属)があります。こちらも耐寒性落葉低木で、寒さに強い北米原産のアメリカテマリシモツケの黄金葉品種。花色は白のようです。病害虫は特になく、排気ガスなどの大気汚染にも強い育てやすい樹木なんですって。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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黄金シモツケのシモツケ・ゴールドフレームは、やはりレモンライムのカラーリーフが魅力です。ラストの画像は2013/04/17のシモツケ・ゴールドフレームで、一昨年の秋の終わりに強引に植え替えたのですが、すでに回復して株立ち状になっています。細い枝に互生する先の尖った卵形の葉は、黄色に近い薄い黄緑が涼しげで明るい印象なの。これから紅葉するはず。季節によって葉色の変化を楽しめます♪

関連記事「黄金シモツケのめしべの謎
オウゴンシモツケとオウゴンテマリシモツケ

エキナセア・プルプレアの繁殖力は?

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エキナセアは免疫機能を高めるハーブとして有名で、ハーブティーにしてよく飲まれます。ピンクのエキナセア・プルプレア(Echinacea purpurea)が一番よく出回っており、園芸品種もいろいろあります。「属名のEchinaceaはギリシャ語のはりねずみに由来し、つぼみのときに苞葉がとがっていているから。種小名のpurpureaは「紫色の」という意味」つぼみは黄緑色で、小花が集まる頭花をまとめる総苞が目立ちます。開きかけのお花は、筒状花が黄緑色、まだ小さな舌状花は薄い黄緑色で直立している。もう少し経つと、筒状花は中心に黄緑色を残しながら周辺から茶褐色に変わっていくの。白に近い薄いピンクの舌状花は伸びて平開しますが幅は狭いです。咲き進むとピンクの舌状花は斜め下に垂れ下がり、濃い茶褐色に色付いた筒状花が盛り上がります。この後、筒状花の先から黄色い花粉がこぼれだし、花芯はさらに目立つようになるはず。

ここからは「2010-07-05 丈夫なハーブのはずなのに… エキナセアの開花♪」の転載です〜。→→→最高気温が33℃で蒸し暑いですorz 暑さに耐えてジミ〜に草取りをしておりますと、エキナセアのお花に気が付きました。植えた場所を完全に忘れていましたが、何とか生き残ってくれたようです。花粉症に薬効があるハーブとして話題になっていますが、お花の形がおもしろいので観賞用にも植えられます。寒さに強いので防寒なしで冬越しでき、地植えにすれば水やりも必要ありません。日当たりと水はけのよい場所で乾燥気味に管理すれば、ほぼ手間なしです。病害虫は特になく、土質も選びせん。草丈の割に倒伏することは少ないみたい。

「エキナセア(Echinacea purpurea)、キク科ムラサキバレンギク属、耐寒性多年草、北米原産、和名はムラサキバレンギク、英名はパープルコーンフラワー、草丈は70〜150cm、花期は6〜9月」舌状花が垂れ下がってバトミントンのシャトルのようなお花の見た目が馬簾(江戸時代の火消しのまといの飾り)に例えられます。芯花の部分が枯れて褐色になっても残るのでドライフラワーにも使われるのだとか。花色は紫ではなくピンクが基本ですが、白や黄緑もあります。黄緑色のエキナセアは美しいお花で、これは種を探して来たいです。繁殖は株分けか実生ですが、横に広がらないので株分けできるようになるには時間がかかるそうです。こぼれ種からの発芽があるほどですから、実生が一般的かな。「タネまきは3〜4月、9〜10月が適期。発芽気温は15〜25℃。自家採取の種でもよく発芽し1年以内に開花」ケロも国華園の「50円 花たね」で購入して蒔いてみました。

「筒状花(花の中央に見える部分)は盛り上がり、舌状花(花弁に見える部分)はやや下向きに咲く。(中略)欧米ではハーブティとして飲まれるほか、炎症や傷の治療にも用いられていた。免疫力を高める効果があり、医学界から注目されている〜Wikipediaのエキナセア

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種をのぞく全草(葉・茎・花・根)に薬効があり、ドライにしてハーブティーに使います。ネイティブアメリカンが薬草として利用していたのだとか。エキナセアで検索すると、サプリメントの通販がたくさんヒットしますね(笑)。1枚目は2008/10/07で、長さ5mmほどのカサカサした種子です。2枚目は2008/10/15で、発芽率はよくて10個ほどのポリポット苗ができました。3枚目は2008/11/22で、本葉が数枚の小苗を地植えにしました。寒さに強いから大丈夫と思ったのですが、チビ苗に−7℃は厳しかったのか全滅…。

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4枚目は2009/05/08で、予備の苗を春に植えつけたのですが、秋まきの実生苗なのでこの年の開花はなし。最後は2010/07/04で、6月の終わりから咲き始めたみたい。株元から生える葉柄の長い葉は先の尖った楕円形で、正体不明でした。草丈は1mくらいあるので何度か引っこ抜きかけました(汗)。一度根付けば丈夫なワイルドフラワーだと思う。ただ、多湿で根腐れやウドン粉病が出る危険があるそうなので、周りの雑草を抜いてあげました。お花は約10cmと大きめで人目を引きます。種を採集して殖やしてみよう♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

エキナセアにはいくつもの品種がありますが、ハーブとしての薬効が期待できるのはエキナセア・プルプレア(Echinacea purpurea)、エキナセア・パリダ(Echinacea pallida)、エキナセア・アングスティフォリア(Echinacea angustifolia)の3種類だそうです。ケロの駐車場のは頂き物のエキナセア・プルプレア(パープレア)で、毎年咲いてくれる。けれど、殖え広がることもこぼれ種からの発芽もありません。お花が終わったら花茎をカットすることが多いからかな?日照不足なのかな?今年の春には2段咲きのエキナセア・プルプレア・ダブルデッカー(Echinacea purprea 'Double Decker')、白花のエキナセア パープレア アルバ(Echinacea purpurea 'Alba')、黄花のエキナセア・パラドクサ(Echinacea paradoxa)の種を撒いたのですが全滅…。なんてこったい。エキナセアは耐寒性も耐暑性もあって丈夫という先入観があったのだけれど、どうなのだろう?こんどは苗でリベンジしようかな〜。

関連記事「エキナセア・プルプレア(パープレア)のめしべとおしべ

キクイモモドキはヘリオプシス・スカブラ

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キクイモモドキ(Heliopsis scabra)は、ウォーキングする河原の土手沿いにも群生しています。八重咲きもありますが、雑草化しているのはより強健な一重咲き。日照と水はけの良い場所を好みますが、半日陰でも多湿気味でも平気です。株分けや挿し芽でも殖やせますが、地植えにすればこぼれ種で勝手に殖え広がります。大株にすると除去するのが一仕事ですから、新しい株を残して適当に引っこ抜いたほうがよいかも(汗)。耐寒性も耐暑性もあって雑草に負けませんから、お手入れは不要。冬に地上部分が枯れたら地際で刈り取るくらいかな。

上の画像は2013/06/22と08/08と09/01のキクイモモドキで、舌状花は黄色で花弁に2本の筋が見えます。筒状花はしべが突き出すまでは黄緑色がかった黄色で、しべが突き出すとオレンジ色っぽい黄色でしょうか。真夏の太陽に向かって散房花序に黄色〜橙黄色の頭花をいっぱい咲かせる様子は、英名のOrange sunflowerがぴったりです。属名のHeliopsisはギリシャ語で「太陽の花」という意味なのだとか。頭花は周辺の舌状花→中央の筒状花の順にしべが伸びだし、咲き進むと舌状花はやせ細って盛り上がった筒状花が目立つようになります。キク科ですからおしべは5本で、葯がつながり筒状になった集やく雄ずいのはず。おしべ先熟で筒の中にたまった花粉を押し上げながらめしべが伸びます。めしべはおしべから突き出した後で柱頭が2裂して開くことで自家受粉を防ぐのでした。虫媒花なので他家受粉は昆虫に頼ります。画像を見ると舌状花の数は17、13、9とバラバラですね〜。

ここからは「2010-01-19 ヒメヒマワリはかわいらしい名前ですが… キクイモモドキはイヌキクイモ」の転載です〜。→→→帰化植物には繁殖力が強い強健なものが多いですが、キクイモモドキもその一つです。ケロの駐車場の先住民で、長らく正体がわかりませんでした。近所でも良く見かけます。駐車場で生垣代わりに使われていたりもしてビックリです(笑)。土質を選ばず、病害虫もなし。とにかく丈夫です!「キクイモモドキ(Heliopsis helianthoides)、キク科キクイモモドキ属(ヘリオプシス属)、耐寒性多年草、北米原産、草丈は150〜200cm、花期は7〜10月、別名宿根ヒメヒマワリ、ヘリオプシス。」

キク科ヒマワリ属のキクイモは地下の塊茎が食用になりますが、キクイモモドキは塊茎がない点が異なります。葉や花は良く似ていて区別が難しいです。地下茎は短くてイモ状の塊茎はできませんが、大株になると太い根がビッシリと絡まって掘り上げるのはひと仕事です。8〜15個の舌状花がつく頭花の花径は5〜6cmとヒマワリに比べて小さいのでヒメヒマワリとも呼ばれます。花つきはよく、草丈2mのキクイモモドキがいっせいに開花すると圧倒されます。

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画像は2008/06/06の開花前の時期で、緑の壁になっています。株元のガイラルディアの草丈が60cmほどですから、2mはあります。1株でこのボリュームです。こぼれ種からもよく発芽してドンドン殖えるので、見つけたら引っこ抜いています(汗)。茎と葉には毛が生えていて触るとゴワゴワした感触です。ご近所では完全に雑草扱いで、もちろんお店では売られていませんw

キク科オオハンゴンソウ属のオオハンゴンソウも2mを超える多年草で黄色のお花が咲きます。こちらは特定外来生物に指定されていて駆除の対象です。キクイモモドキの対生する葉は卵形ですが、オオハンゴンソウの葉は羽状に5〜7深裂していて全く違います。花も舌状花が垂れてエキナセアに似ているかな。

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地下茎と種で猛烈に殖えて群生するので、駆除は仕方がないかもです。キクイモモドキも似た運命をたどりかねません。画像は2009/07/19の咲き始めのキクイモモドキです。ほんのチョッピリオレンジの入った元気な黄色のお花!まず枯れることのない強健な多年草はケロの駐車場向きです♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

「ヒマワリモドキ属(Heliopsis)は、キク科の属の1つである。学名からヘリオプシス属、ヘリオプシスとも呼ばれる。学名は「太陽のような」の意味だが、本物の太陽ではなく、太陽の花つまりヒマワリ(Helianthus)によく似たという意味である。花壇用草花として栽培されるのは、ヒマワリモドキ(H. helianthoides)と、キクイモモドキ(H. scabra)で、日本でよく見かけるのは後者である。短命な多年草で、草丈1m内外。葉には柄があり、対生するが、上部では互生する。花は7月から9月頃に開花し、直径7cmくらいでヒマワリの花によく似ている。アメリカ合衆国南部に7種ほどの自生種がある〜Wikipediaのヒマワリモドキ属」ヘリオプシスの仲間はあまり流通していませんが、キクイモモドキの八重咲き(宿根ヒメヒマワリ)以外にもいろいろな品種があるようです。ええと、まず、ヒマワリモドキ(ヘリオプシス・ヘリアンソイデス)とキクイモモドキ(ヘリオプシス・スカブラ)に大別されるのだから…。これまでの過去記事にはキクイモモドキ(Heliopsis helianthoides)と表記してきたと思いますが、キクイモモドキ(Heliopsis scabra)が正しいのね…。訂正〜!めんどうなので過去記事はそのまま放置しよう(笑)。

ユーパトリウム・ルゴスコレム 'チョート'の葉色

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ユーパトリウム・ルゴスム 'チョコレート'(Eupatorium rugosum 'Chocolate')はシソバフジバカマという商品名で購入しました。3年前に過去記事を書いた時点では、シソバフジバカマで検索してもほとんどヒットしませんでしたが…。今ではいろいろな記事がアップされています。メジャーな呼び名になってきたのかな〜。上の画像は2013/09/18のシソバフジバカマで、銅葉を楽しむカラーリーフ。時期や日照によって、葉色は青緑色が強く出ることもあるけれど、基本は赤紫色。赤シソの葉色を思い浮かべてもらえばOK。なのでシソバフジバカマのネーミングは悪くないのです。「筒状花がいくつも集まった頭花を散房花序につける。舌状花はなく、筒状花の先端は5裂し、2分岐した白い糸状の雌しべ(花柱)が花冠の外に飛び出す」お花の構造は、ユーパトリウムの仲間と共通のようです。

ここからは「2010-10-15 シソバフジバカマという名前で売られていたけれど… 玉咲き銅葉フジバカマはユーパトリウム・チョコレート」の転載です〜。→→→6年くらい前に今の中古住宅に引っ越してきました。駐車場は砕石が転圧して敷き詰められているのですが、とにかく屋外に土のあるスペースがあります。それまでの借家の周囲は舗装されていたので、うれしくてポツポツとお花を植えたのでした。お花が咲くとデジカメで撮影して、画像付きの日記のつもりで始めたのが前のブログ。だんだん重くなってきたのでお引越ししてきたのがこのブログ。狭い駐車場ですが、名前がわからない謎の植物もあって飽きません。購入品なら正体がハッキリしているかというとそうでもない(笑)。園芸品種に適当に流通名が付けられていていることもあるみたい。今回のシソバフジバカマも、その名前で検索してもほとんどヒットしませんorz

シソバフジバカマは日本に自生するフジバカマの銅葉種かと思っていたのですが、外来の洋種フジバカマなのですね。「ユーパトリウム・ルゴスム 'チョコレート'(Eupatorium rugosum 'Chocolate')、キク科フジバカマ属、耐寒性多年草、北米原産、草丈は1m前後、花期は9〜11月」マルバフジバカマと呼ばれるユーパトリウム・ルゴスム(Eupatorium rugosum)の園芸品種です。葉は先の尖った卵形で丸くはないけれど、フジバカマと違って3裂しません。明るい緑葉のユーパトリウム・ルゴスムに対して、ユーパトリウム・ルゴスム 'チョコラータ'の葉色は茶褐色〜暗緑色。この葉の色から銅葉、紫葉、シソ葉、カラス葉などと形容されます。また、頭花の筒状花の数がフジバカマの5個に対して10〜25個と多い玉咲きタイプです。ネット通販では玉咲き銅葉フジバカマとなっているいようです。

性質はほぼフジバカマと同様で強健。耐寒性があり、冬に地上部分は枯れますが翌春に芽を出します。群馬では防寒不要でした。繁殖は株分けか挿し木ができますが、地植えにすると地下茎で殖え広がりますから…。むしろ、殖やさない工夫が必要です。日照・通風・水はけのよい場所に植えつけます。ただ、耐陰性もある程度あって半日陰でもOK、多肥は不要、風通しが悪いとウドン粉病が発生しますが病害虫の被害も少ないです。地植えにして根付けばほぼ放任可能♪大株になると草丈は150cmほどになり倒伏することもあります。初夏に一度切り戻した方がよいかもです。対生する長い葉柄のある葉は鋸歯があり、新芽や葉脈は紫色。特に初夏の頃はパープルで美しいカラーリーフが楽しめます。夏はややくすんだモスグリーンかな。葉裏は名前の通りの濃い茶褐色のチョコレート色。

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1枚目は2008/09/23で、植え付け1年目から開花してくれました。茎の上方で分枝してその先に白色の頭花を散房花序に付けます。ひとつの頭花に筒状花が多数付くのが特徴です。2枚目は2009/07/04で、地味に成長中。まだ茎が細くてヒョロヒョロしていますが、株立ち状になってきました。3枚目は2010/05/09で、この時期がシソの葉にそっくりで一番きれいに見えると思う。日照も通風も悪い場所ですが、ウドン粉病にもかからず丈夫。砕石が硬く敷き詰められているので殖え広がるのは無理そうでしたが、3年目に入って地下茎で周囲に侵略開始w 最後は2010/10/02で、大株になって花付きもよくなりました。画像からは分かりにくいけれど「筒状花の先端(花冠)は5裂、2本に割れた白い糸状の雌しべ(花柱)を花冠の外に長く伸びる。舌状花はない」密集する小花とブロンズグリーンの葉のコントラストがステキなの。

追記です。属名がユーパトリウム(フジバカマorヒヨドリバナ)属からアゲラティナ属に変更になっているのだとか。マルバフジバカマ=アゲラティナ・アルティッシマ(Ageratina altissima= Eupatorium rugosum )となっていました。ユーパトリウム・チョコレートはこの銅葉種になるのでしょうね。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ユーパトリウム・ルゴスコレム 'チョート'(Eupatorium rugosum 'Chocolate')は強健で、地植えにすれば放任できます。枯れる心配はなく、心配したほど地下茎でガンガン殖え広がることもなし。駐車場の隅の名脇役といったところでしょうか。「ヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属の分類が大幅に変更されたため、そこに含まれていた多くの種が他の属に移された」ユーパトリウムの名前で流通するコノクリニウム・コエレスティムヌ(Conoclinium coelestinum)はコノクリニウム属に、マルバフジバカマ=アゲラティナ・アルティッシマ(Ageratina altissima)はアゲラティナ属にという具合です。てことは、ユーパトリウム・ルゴスコレム 'チョート'(Eupatorium rugosum 'Chocolate')も正しくはアゲラティナ・ルゴスコレム 'チョート'(Ageratina rugosum 'Chocolate')に変更されているのね。ややこしいな〜(笑)。

ツルボはシラー属

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ツルボ(Sciiia scilloides)はツルボ属の多年草ですが、シラー属と言った方がわかりやすいかも。「ツルボの鱗茎は2〜3cmの卵球形で、水にさらして良く煮れば食用となり、ヒガンバナと同様の救荒植物」戦後の食糧難の時代によく食べられたそうで、ツルボもハーブなのかな〜(笑)。上の画像は013/09/19のツルボで、「高さ30cm程の花茎に総状花序をつける。淡いピンクの小花が密につき、下から咲きあがる。花被片は6個、おしべも6個、めしべは1個で柱頭は浅く3裂する」画像では花被片、花糸、葯、花柱、柱頭のすべてが淡いピンクの印象ですが…。葯は時期によっては黄褐色に見えます。花被片は付け根のほうが白っぽく、先のほうが薄い赤紫です。棒状に突き出しているのがめしべですが、柱頭の様子はわかりませんね〜。

ここからは「2010-09-24 ツルボの鱗茎は食べられるの? ツルボの開花♪」の過去記事です〜。→→→鱗茎の外皮をとるとつるりとした坊主頭に似ているのでツルボウズ、これが転じてツルボになったという説がありますが真偽不明w 公家が宮中に参内する時に供人がさしかけた長柄の傘に似ているのでサンダイガサという別名もありますが、参内傘と言っても実物を見たことがある人はほとんどいないでしょう。「ツルボ(Sciiia scilloides)、ユリ科ツルボ属、耐寒性多年草、日本全土に分布、草丈は20〜40cm、花期は8〜9月」

外皮が黒褐色の鱗茎は卵球形で、長さ2〜3cm。ネギのような匂いがしますが、昔は飢饉のときに食用にしたのだとか。ツルボはリコリンという成分を含む毒草なので調理方法に注意が必要なはず。ま、観賞用に楽しむのが無難でしょう。種子かこの鱗茎の自然分球で繁殖します。実生から育てても約2年で開花するそうです。根元から伸びる根生葉は長さ10〜20cmの細長い線形で、3月頃に生えてひと月ほどで枯れるのですが…。夏は休眠して、暑さが収まる夏の終わりから秋の初めに40cmほどの花茎を伸ばして開花。この時、日当たりのよい場所ならば再び葉を伸ばし、半日陰なら葉は出しません。良く環境に順応しているのでした。1球から2枚の葉が根生するみたい。全国に自生していますが、お花が咲かないと見つけにくいかな。「日当たりが良く、草刈が頻繁に行われるような場所を好む。海岸沿いの崖地、土手や田んぼのあぜ道、家の近くでは日当たりの良い墓地など。」

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1枚目は2009/08/22で、つぼみが立ち上がってきて生存が確かめられました。前の年の夏にポット苗を買って来てお花も咲いたのですが、その後行方不明。春の葉も周りの草に紛れていて気がつかなかったの。消滅したかと思ったけれど、在来種の野草は強健です。病害虫は特になし。土質を選ばず、多肥も不要。耐暑性も耐寒性もあるので、地植えにすれば放任でOK。2枚目は2009/08/29で、伸ばした花茎に淡紫色の小花を総状花序に密に付けるの。花は下から上に順次咲き上がっていきます。花色は淡いピンクですが白花もあるようです。3枚目は2010/04/09で、3年目なので分球して殖えています。お譲りで株分けもしたので、分球して殖える速度は速いと思う。最後は2010/09/20で、今年も順調に開花♪花被片6個、雄しべ6個。花被片と雄しべはほぼ同じ長さですが、花被片は平開するので雄しべが飛び出して見えます。全く手間要らずのかわいらしい山野草です。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ツルボの葉は春または春と秋に出るのですが、あまり目立ちません。でも、この時期に川沿いの土手をウォーキングしていると、ピンクのツルボのお花が目に付きます。高崎近辺にもたくさん自生しているのでした。日本の気候に順応した在来種なので、一度植えつけると放任で毎年楽しめます。爆殖もせず、枯れる心配もなし。ケロは半日陰に植えちゃったけれど、問題なく開花します。お庭の片隅にお勧めです♪

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ジンジャーリリーの黄花はキバナシュクシャかな

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ジンジャーリリー(Hedychium)はお花の形が複雑。「花被片は6枚、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。内花被3枚はつけ根は合着し先が3つに分かれる。もう1枚の唇形の花びらは雄しべが花弁化したもの」上の画像は2013/09/20と21のジンジャーリリーですが、ゴチャゴチャしていて一つ一つのお花の構造はわからない(笑)。暇な時に解剖でもしてみようかな〜。香りが良いとされる白花のジンジャーリリー・コロナリウム(Hedychium coronarium)は消滅。残ったのは花被片が黄色で雄ずいがオレンジ色のタイプです。ニクイロシュクシャ(Hedychium carneum)にも似ていますが、花被片の色が肉色には見えませんね。過去記事ではキバナシュクシャ(Hedychium gardnerianum)としていますが、交雑種の可能性もあります。

追記です〜。このジンジャーリリーの黄花はキバナシュクシャと仮定します。「紅色のおしべが目だつ黄花を穂状に多数つけ、ハナシュクシャやベニバナシュクシャより花序の長さが長く見応えあるのでこの属の女王と称される。ヒマラヤのシッキム・アッサム地域原産。花被片の色は白から紅色を帯びたものまでヴァリエーションがある。大きな穂状花序が、カヒリというハワイ王朝時代の王族を象徴する鳥の羽で装飾されたポールに似ていることからカヒリ・ジンジャー(Kahili ginger)とも呼ばれる」

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上記のお花の構造の説明はわかりにくいので、「ジンジャー・花の構造」でお勉強いたしました〜。「3枚の本来の花弁は基部から垂れ下がる紐(筒)状となる。長く伸びる1本のおしべだけに稔性があり他は不稔。この長いおしべの花糸と先端の葯は赤で、その長楕円形の葯の先端から黄緑色の柱頭が短く突き出す。おしべの内2本は合着して大き目の唇弁となり先が2つに分かれる、色は黄色で付け根がオレンジ色。残りのおしべの内2本も弁化して、唇弁の基部の付属片(黄色で細め)として横に開く。6本のおしべの最後の1本は消失」室内で観察していたら、甘い香りが漂ってまいりました♪

ここからは「2010-04-15 植え時も植え場所も迷う大型多年草 ジンジャーリリーが欲しい!」の転載です〜。→→→明日の始発で旅に出るので、準備に忙しいのですが…。ついBSでジンジャーリリーをリクエストしてしまいました(笑)。ジンジャーと言えばショウガ科ショウガ属の多年草で、薬味に使われます。ジンジャーリリーは属が違い、観賞用の大型植物です。暑い地方が原産地なので耐寒性は弱そう。半耐寒性で大型だと冬の管理が大変なのでパスしていましたが…。道端で地植えのジンジャーリリーがかなりワイルドに育っています。白とオレンジのお花を見かけました。意外と寒さには強いのです。

「ジンジャーリリー・コロナリウム(Hedychium coronarium)、ショウガ科ヘディキウム属、半耐寒性多年草、春植え球根、インド〜東南アジア原産、草丈は100〜150cm、花期は8〜10月」この白花種が大型で寒さにも強い基本種のようです。お花から甘い香りが強く漂うので、香りの女王と呼ばれ香料としても使われるのだとか。黄、オレンジ、赤などの花色もありますが、こちらはやや小型で少し寒さに弱いとありました。でも、オレンジのジンジャーリリーも地植えで大きく育っています。冬に地上部分は枯れますが、根茎で越冬できるみたい。群馬も冬は−7℃の日が数日ありますから、耐寒性はけっこうあります。「関東以南の暖地では露地植えで越冬可能」です。

円柱状の花序は15〜30cmもあって、下の方からユリのようなお花が咲きあがっていきます。しべが飛び出して蝶のようにも見えるかな。葉は広披針形で2列に互生し、茎は直立します。数年経つと株立ち状の大株となるので、地植え向きの大型多年草です。ケロ的には黄色かオレンジが好みでしたが、初めてなので用心して丈夫な白花にしました。1球398円!定価で買うとお値段が高いのです…。画像は2009/04/04です。乾燥を嫌うのでオガクズに埋まって販売されていたの。取り出すと細かい根が伸びかけています。植え付け適期は4〜6月ですが、「低温期の早植えは腐敗の原因となる」そうなので…。オガクズに埋め戻して、5月になってから植えつけました。

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しかし、梅雨時になっても発芽しませんorz 短気なケロが掘り返してみると、完全に腐っていました。気温も上がってから植えたし、多湿にもしていない。なぜ腐敗してしまったの?と悩んでいたら、BSで募集がありました♪ダンボール箱で発送できますって(笑)。応募の皆さまも10球ずつとか20球とか。みんな広い土地があるのですね。うらやましい…。ケロの駐車場は白と黄色が1球ずつで満員ですが、欲張って3球ずつリクエストしました。黄花の耐寒性はよく分からないので、1球は10号鉢に植えてみよう。

ここからは「2010-10-28 キバナシュクシャかな? ジンジャーリリーの黄花♪」の転載です〜。→→→ジンジャーリリーの名前で出回っていることが多いのですが、シュクシャやハナシュクシャとも呼ばれます。学名をカタカナ読みするとへディキウムですね。ちなみに、薬味に使うショウガはショウガ科ショウガ属の多年草で、寒さに弱く日本で開花することは少ないみたい。「ジンジャーリリー(Hedychium)、ショウガ科へディキウム(シュクシャ)属、半耐寒性多年草、春植え球根、インド〜東南アジア原産、草丈は100〜150cm、花期は8〜10月」

甘い芳香のある大輪白花のへディキウム・コロナリウムが基本種で、耐寒性もこれが一番強く関東以西なら地植えで冬越しできるはず。虫媒花で夜行性の昆虫を呼び寄せるために、夕方〜夜にかけて特に強く香るのだとか。改良された園芸品種には黄やオレンジの花色もありますが、やや寒さに弱いと言われます。しかし、ケロの近所では白、黄色、オレンジ色のどのジンジャーリリーも地植えにされているよ。特に防寒なしで越冬可能みたい。−7℃の日が何日かありますから、言われているよりも耐寒性は強いのでは?1年目は環境に順応していないかもしれませんから、腐葉土などでマルチングした方が安全ですね。寒冷地などで冬に掘り上げて室内保存する場合は、乾燥しないようにオガクズなどに埋めておきます。植え付け適期が4〜5月の春植え球根ですが、「低温期の早植えは腐敗の原因となる」

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お店で買って来たジンジャーリリーの白花(へディキウム・コロナリウム)の根茎なのですが…。オガクズに埋まっていて細かい根毛が生えていました。GWの頃に地植えにしたのですが、発芽しないまま消えてしまったorz 早植えしたつもりはないのだけれど、もっと夜の気温が上がってから植えつけたほうがよかったのかな?リベンジのつもりで頂いてきたのが白と黄色のジンジャーリリーの根茎で、画像(2010/04/04)を見ると太くてゴツゴツしておりジョウガに似ている。1枚目の根茎とはずいぶん違って見えます。こちらはワイルドな見かけどおりに丈夫で、6月上旬に発芽して順調に育ってくれました。日当たりがよくやや湿り気のある場所を好みます。ただ、根付いてしまえば、夏の直射日光にも乾燥にも耐えられます。太く直立orやや斜上する茎に、先の尖った長楕円形のミョウガのような葉が互生します。数年経つと株立ち状になって、横幅もとりますから地植え向きです。

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2枚目は2010/07/05で、植え付け1年目のせいか成長は緩やかで草丈30〜50cmくらい。3枚目以降は2010/10/23で、高温多湿の夏に急成長して1mを超えました。30cm近くある円柱状の花序に苞が密に重なり、花径10cmほどの黄色(付け根の方に少しオレンジ色が入る)の蝶形花が下から咲き上がるの。ジンジャーリリーの根茎は食用になりませんが、お花はエディブルフラワーで香り付けに使える品種もあるそうです。筒状の苞から突き出したお花のつくりが複雑。検索してみると「花弁に見えるのは雄しべが弁化したもので、そのうち2枚は合着して唇弁化する。本来の花弁は細いひも状。中央の長く延びた雄しべのみが稔性あり。雌しべの花柱は雄しべの花糸を貫通して葯の先に柱頭を出す」そう言われると、基部からひも状に垂れる花弁や葯の先端に緑色の柱頭が見えるように思えるw たぶんキバナシュクシャ(Hedychium gardnerianum)ではないかと思うのです。「インド原産の多年生草本。本属中最も豪華な花序を出す。花序の長さは30〜45cmに達し、赤色の雌しべをもつ黄色の花を密につける」さて、忘れずに土寄せしなくては。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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ラストの画像は2013/09/12と21のジンジャーリリーで、 草丈1,5mほどで30cm近い穂状花序を下から咲き上がってきます。ただ、キバナシュクシャなら世界の外来浸入種ワースト100に選ばれるほどの繁殖力で、実生でも地下茎でも殖えはずなのですが…。思ったほどの大株には育たず、爆殖する様子もありません。弱っているようには見えないのだけれど、生育環境が合っていないのかもしれません。3回防寒なしの地植えで越冬しているので、群馬の冬に耐えられる耐寒性はあるはずです。ヘディキウムの仲間はイエロー・ジンジャーリリー(Hedychium flavescens)、レッド・ジンジャーリリー(Hedychium marginatum)、オレンジ・ジンジャーリリー(Hedychium aurantiacum)などいろいろあり、さらに交配で作出された園芸品種も出回っています。ケロのジンジャーリリーの花色は黄色というべきかオレンジ色というべきか迷うな〜。

ミソハギはボンバナ♪

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ミソハギ(Lythrum anceps)は、盆花として使われるのでボンバナとか、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれます。お庭の隅に観賞用に植えられますが、薬効のあるハーブなの。「属名のLythrumは花色を表しギリシャ語のlythron(血)に由来する。種小名のancepsは茎の断面が四角であることから「茎に翼のある」の意味」だそうです。上の画像は2013/09/12のミソハギで、3タイプあるお花の内の中花柱花(めしべの柱頭が長いおしべと短いおしべの間にある)です。「花径15mmほど、しわのある赤紫色の花弁は6枚。長いおしべが6本で花糸は赤紫色、葯はくすんだ青。短いおしべも6本で花糸は白、葯は黄色。めしべは1本で花柱は白、円盤状の柱頭は薄い黄緑色」ピンボケですが、長いおしべの先の青っぽい葯と少し短い白っぽい柱頭がわかりますでしょうか〜。お花の中央の奥にある短いおしべはよく見えませんね(汗)。

ここからは「2010-10-06 ボンバナの繁殖力 ミソハギの開花♪」の転載です〜。→→→ミソハギはお盆の頃に咲くのでボンバナ、ショウリョウバナとも呼ばれます。語源は「禊に使ったことから禊萩or溝に生えることから溝萩」などの説があるみたい。「ミソハギ(Lythrum anceps)、ミソハギ科ミソハギ属、耐寒性多年草、日本各地の湿地に分布、草丈は100cm前後、花期は7〜9月」天日で乾燥させたものは生薬の千屈菜となり止血作用があるのだとか。若葉やお花は食べられるそうです。エディブルフラワーなのですね。ジャパニーズハーブと言ってもよいかもです。

「湿地や田の畔などに生え、また栽培される。日本および朝鮮半島に分布。茎の断面は四角い。葉は長さ数センチで細長く、対生で交互に直角の方向に出る。お盆のころ紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。(中略)近縁のエゾミソハギはミソハギより大型で、葉の基部が茎を抱き、毛が多い。九州以北の各地(北海道に限らない)、またユーラシア大陸や北アフリカにも広く分布する。欧米でも観賞用に栽培され、ミソハギ同様盆花にもされる。世界の侵略的外来種ワースト100選定種の一つである〜Wikipediaのミソハギ

茎・葉・萼が無毛、葉の基部が茎を抱かず、やや乾燥に弱いミソハギ。やや大型で茎・葉・萼に毛があり、葉の基部が茎を抱き、乾燥に強いエゾミソハギ。と区別されていますが、ミソハギもかなり乾燥に耐えます。湿生植物として腰水栽培に向きますが、地植えで一度根付けば水やりなしでも夏を乗り切れます。ケロも植え付け1年目は過保護にお水をあげていましたが、2年目以降は放置ですw 湿生植物コーナーとは別の場所に植えたので、周りの植物との関係で多湿にはできないの。パンパスグラスの日陰になるせいもあって、猛暑日続きの今年の夏も平気でした。繁殖は実生か株分け。普通は春か秋に株分けします。が、放任でも地下茎を伸ばして勝手にドンドン殖え広がります。むしろ暴れさせない工夫が必要かもしれません。

冬に地上部分は枯れますが、耐寒性が強くて翌春に伸ばした地下茎のあちこちから新芽が立ち上がります。暑さにも寒さにも強く、病害虫の被害も特にない強健な野草です。断面が四角い茎は1mくらいになり丈夫で分岐します。初夏の頃に切り戻すと、草丈を抑えられて倒伏の心配もありません。お花は5弁花でピンク〜パープルまで濃淡の差があり、葉の脇に3〜5個集まって穂状に付きます。赤紫のお花は秋らしくてよいのですが、繁殖力が強すぎてエゾミソハギは世界の侵略的外来種ワースト100選定種の一つになっているんですって。ケロのミソハギも、お庭から逃げ出して雑草化していた株から挿し木で殖やしたのでした。

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1枚目は2008/08/01で、前の年に挿し木して地植えにしたチビ苗が初夏に急成長。2枚目は2008/08/14で、株元から立ち上がった4本の茎にジミ〜にお花が咲きました。3枚目は2009/05/03で、3年目の春にはあちこちから新芽が出て爆殖の予感w 4枚目は2009/08/29で、草丈1mを超えた群落の出来上がり〜。このあたりから、夏の水やりも止めましたが問題ナッシング。最後は2010/08/15で、今年はさらに殖え広がって元気に開花中♪「花弁は4〜6個。萼は筒状で先端は6裂し、裂片の間には針状の付属片がつき横に開く」画像の花弁は6枚に見えますね。萼に横向きについている針状の付属片も微妙に見分けられるかな。検索してみると、雌しべの長さによって長花柱花、中花柱花、短花柱花と3タイプあるそうです。ミソハギとひとくくりにしているけれど、良く観察すると細かな違いがあるみたい。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ミソハギは湿生植物とされていますが、日本に気候に順応した在来種なので、地植えにすれば水やりなしで乾燥にも耐えます。とても丈夫で手がかかりません。ただ、地下茎で横に殖え広がるので定期的に間引いたほうがよいかも。草丈もあるので切り戻さないと、周りの植物の日照をさえぎってしまいます。一度根付いてしまえば枯れる心配がなく、半日陰でもよく咲いてくれる優等生です♪

関連記事「ミソハギの中花柱花タイプ

ブラックホリホックの花色は微妙

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タチアオイ(Althaea rosea)はこぼれ種からもよく発芽します。草丈は2mを超え、根生葉も大きいので、広い土地に植えっぱなしで放任するのが似合っているかも。美しい八重咲きの園芸品種も多数作出されていています。学名をカタカナ読みしたアルセア・ロゼアの名前で売られていることも多いです。八重咲きのタチアオイも1・2年草タイプと多年草タイプに分かれますが、多年草タイプも株の寿命は短め。そして、八重咲きのタチアオイはこぼれ種で殖やせないんじゃないかな。上の画像は2011/06/10と06/15のタチアオイの黒花(ブラックホリホック)で、光線の加減にもよりますが、黒というよりはダークパープルと言うべきでしょうか。頂き物の種から育てました。こぼれ種から発芽して毎年咲いてくれるの♪ちなみに、タチアオイのお花を日干し乾燥したものは蜀葵(しょっき)という生薬になります。タチアオイって、ハーブでもあったのですね〜。

ここからは「2010-06-16 タチアオイの黒と赤 ブラックホリホックの開花」の転載です〜。→→→入梅して、本降りの雨が続いています。タチアオイが倒伏しないか心配です。英名のホリホックは「葉の形がヒイラギ(ホーリー)に似ており、茎の節が膨らんで節くれ立つ(ホック)様子に由来する」のだとか。古い時代に薬用として渡来し、既に日本の風景になじんだ野草となっています。引っ越して来て、近所の道端や空き地で見かけた時は懐かしかった。子供の頃、鼻の頭に花びらをくっつけて遊んだコケコッコー花ですね。

「タチアオイ(Althaea rosea)、アオイ科タチアオイ属、耐寒性多年草、草丈は150〜200cm、花期は5〜7月」北関東での花の盛りは6月で、梅雨時から傷み始めて夏には終ります。耐寒性も耐暑性もあり、土質を選ばずに痩せ地でもよく育つ強健な野草です。霜に当てないほうがよいとあるけれど、−7℃で強い霜にあっても防寒なしで問題なく屋外越冬できます。ただし、暑さには耐えますが多湿は嫌います。日当たり、水はけ、通風のよい場所で乾燥気味に育てるのがベター。背丈が高いので、支柱がないと倒伏しがちです。土壌が乾いていると強風にも耐えますが、無肥料&日向で徒長しないようにしても梅雨時には倒れがち…。花茎の先は2mを超え、大きな葉も多数出て大株になりますから、支える支柱も強度が必要です。

「以前、中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力である。花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1〜3mで茎は直立する。 花期は、6〜8月。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草でもある〜Wikipediaのタチアオイ

切れ込みのある大きなハート型の葉は鋸歯があり、互生して付きます。お花は茎の先の方の葉腋に1〜2個ずつき、下のほうから咲きあがってくる。花径は10cmほどと大きめで、群殖すると人目を引きます。園芸品種は1年草or2年草タイプが多いみたい。多肥は徒長し倒伏しやすくなるので不要。病気はありませんが、ハマキムシの食害があります。モミジアオイなどの一部を除いて、アオイ科の植物はハマキムシの被害に会いますが…。道端や空き地で野生化しているタチアオイには、クルクル巻きにされた葉はあまり見かけません。生育状況に問題があるのかもです。

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春に様々な園芸品種の苗が売られていますが、種からも簡単に育てられます。こぼれ種からも発芽するほど発芽率はよいの。「発芽適温は20℃前後、種の表皮が水をはじきやすいので、一晩水につけてから蒔く。本葉が2〜3枚になったら定植する」1枚目は2008/10/04で、頂き物の直径1cm、厚さ3mmくらいの扁平な種子です。2枚目は2009/05/20で、お水につけずにそのま蒔きましたが問題なく発芽して小苗に育ちました。秋に地植えにしたものは冬の間に行方不明。小苗は霜に負けるのかな?3枚目は2010/04/09で、ロゼット状だった葉が立ち上がり大株になる予感。この段階で1mほどの高さがあります。

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画像はすべて2010/06/11です。草丈は2mを超えて直立する花茎が何本も伸びている。ブラックホリホックの花色は黒ではなくて濃い紫ですが、シックでお気に入り♪雄性先熟で雄しべが熟して花粉を散布している時期のようです。この後に細長い雌しべの柱頭が伸びてくるはず。赤花も咲いています。花色が濃いダークレッドで花弁の先が細かく裂けるタイプと、花色は赤で花弁の先の裂け目があまり目だたないタイプとがあります。6月いっぱいは倒伏せずに持ちこたえて欲しいなっと。

ここからは「2010-06-18 多年草?1年草?2年草? タチアオイの花色いろいろ」の転載です〜。→→→
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ブラックホリホックはタチアオイの黒花で、ケロのお気に入りです。「魅惑のダークカラー、ビロードのような黒花」とあるけれど、黒に近い濃い紫色です。性質は他のタチアオイと同様で、実生でも殖やせます。春まきも秋まきも可能ですが、2008/09に種を蒔いて2008/11と2009/04に分けて何箇所かに地植えにしたはず。小苗は霜に負けたり、虫に食われたりで、生き残ったのは2株の模様。今年になってようやく開花です。ふと見比べると、後から咲いた株のお花はより黒に近い花色です。最後は2010/06/18で、週末の天気予報が雨だから早朝にフラッシュ撮影しました。う〜ん、花色がわかりにくい…。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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タチアオイ(Althaea rosea)の難点は、でかすぎて場所をとること、倒伏しがち、ハマキムシの食害でしょうか。日照・水はけ・通風のよい場所に植えれば、前の2つは解決します。ハマキムシはタチアオイの葉を全部丸めるほど凶悪ですが、これもタチアオイが丈夫に育つようになると大丈夫!最初の数年は農薬を使うしかないかと思うほどの惨状でしたが、倒伏しない株が育つようになった頃から食害は減りました。ここ2〜3年は被害ゼロ♪ラストの画像は、2011/06/22と2009/05/30のタチアオイの赤花と白花です。アオイ科の特徴であるずい柱(めしべとおしべが合体した柱状のもの)にご注目くださいませ〜。タチアオイは雄性先熟で、最初におしべが成熟して花粉を散布します。赤花がこの時期で、ずい柱を取り巻く多数のおしべの葯から白い花粉がこぼれています。その後でめしべがずい柱の先端から出て他家受粉するの。白花がこの時期で、ずい柱の先に多数分岐した白い糸状の柱頭が少しカールしながら広がっています。自家受粉を避ける大自然の知恵なのでした〜。

関連記事「タチアオイは寿命の短い多年草

タチアオイは寿命の短い多年草

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タチアオイ(Alcea rosea)の俗称はコケコッコー花。子供の頃、近所の空き地でお花を摘んで鼻の頭にくっつけて遊んだような記憶があります。上の画像は赤紫色のタチアオイの八重咲きです。これはどこから来たのだろう?5年ほど前に八重咲きのタチアオイを購入し、赤の八重咲きは3年以上楽しめたと思う。その株はすでに枯れて消滅しています。画像からはわかりにくいけれど、ずい柱(めしべとおしべが一体化した長い棒状の器官)が伸びだしています。八重咲きだけど不稔性ではないのかな?でも、去年や一昨年は一重咲きのタチアオイしか咲いていなかった気がする。う〜ん、正体不明…。

ここからは「2010-06-18 多年草?1年草?2年草? タチアオイの花色いろいろ」の転載です〜。→→→近所の道端や空き地で見かけるタチアオイの花色は白と薄いピンク。草丈は2mを完全に超えています。自転車で足を伸ばすと、園芸品種が野生化したらしき紫や濃い赤のお花も見かけます。画像は2008/06/06で、どこから侵入したのかこぼれ種から発芽したタチアオイの白花です。日照不足のためか草丈は2m弱で、あまり大株になりませんでした。数年咲いていつの間にか消えてしまったけれど、こぼれ種からの新たな発芽があって新しい株が開花中。お花がショボクなるといったことはありませんが、寿命の短い多年草です。ただ、発芽率がよいので、実生で更新できます。順調に育って充実した種子ができれば、こぼれ種からも発芽するので手間なしです。

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「タチアオイ(Alcea rosea)、アオイ科タチアオイ属、耐寒性多年草、草丈は150〜200cm、花期は5〜7月」本来は多年草ですが、園芸品種は宿根化しないものが多いようです。1年草タイプ(春まきで当年に開花)、越年草タイプ(秋まきで翌年に開花)、2年草タイプ(春まきで翌年に開花)などがあります。 ケロが3年前に買った苗は1年草と明記されていました。八重咲きの園芸品種の苗は春に毎年お店で見かけます。美しいお花の画像につられて3色セットで買って来たのですが、2007年には開花しなかった…。1年草ならこれで枯れてしまうはずです。ハマキムシの被害があったのでそのせいか名と思ったりしてorz

タチアオイは耐寒性も耐暑性もあり、群馬なら地植えにして根付けば放任でOKです。防寒も水やりも必要ありません。病気もなく、多肥も不要と手がかからない。弱点は多湿と害虫の食害!お花の盛りは6月ですが、梅雨時の多湿で倒伏することが多いです。支柱を立てるといっても、大株になると2mを超えますからなかなか支えきれません。今日の夜から1週間ほど曇りときどき雨の予報ですから、倒伏の予感が予感たっぷりですが…。そもそも砕石を転圧した駐車場は支柱が刺さらないので、倒れたら斬り戻すしかないの(涙)。

もう一つがハマキムシの食害です。アオイ科の植物の多くはハマキガの幼虫の食害にあうのでした。成虫は1cmほどの夜行性の蛾ですが、ケロは実物を見たことはない。幼虫は2cmくらいの半透明の白〜黄緑のイモムシです。食害にあった葉はクルリと丸められるのですぐにわかります。1ヶ月で蛹になるのですが、春〜秋にかけて4〜5回も発生するのでダラダラと被害が続いてしまう。発見・捕殺は容易ですが、大量発生すると薬剤散布に頼るしかないかもです。ただ、丸めた葉の中に潜んでいるので、薬剤も効きにくいそうです。今年は今のところ被害はでておらず、健康に育って抵抗力がついたと思いたい。

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で、1年草のはずの八重咲き園芸品種のタチアオイですが、翌年に開花したので2年草だったらしい。八重咲きは株が充実しないと花がつかないようです。1枚目は2008/06/27で黄花。2枚目は2008/06/04で赤花、3枚目は2008/06/06で紫花かな。4・5枚目は2009/06/14で、3年目ですが赤花と黄花は生き残って咲いていました。多年草だけど、ひと花咲いた後はしょぼくなるので園芸上は宿根草とはしないって言うことでしょうか?確かに、徐々にパワーダウンしているけれど、野生化した多年草のタチアオイも株の寿命は短いですし…。黄花は今年もそこそこのお花を咲かせていますよ。ただ、種では殖やせないみたいorz←←←ここまでが過去記事でした〜。

タチアオイは1〜2年草タイプと多年草のタイプに分類されています。でも、1年草と明記されていた八重咲きの園芸品種は、1年で消える株あり、3年以上それなりのお花を咲かせる株ありといろいろでした。あまり厳密に分けられてはいないのかな〜。「多年草タイプでも連作障害がでやすく、数年に一度植え替えないと成長不良になるが、直根性で移植を嫌う」大株のタチアオイを根を切らないように移植するのは、ほとんど不可能なのでは…。寿命の短い多年草として、こぼれ種からの発芽に期待するのがよさそうです。ただ、それだときれいな園芸品種は交雑してボケたお花になるのかも。やはり、野生化している白やピンクが手間なしです(笑)。

関連記事「ブラックホリホックの花色は微妙

ユーパトリウムはコノクリニウム・コエレスティヌム

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コノクリニウム・コエレスティムヌ(Conoclinium coelestinum)はコノクリニウム属ですが、以前はユーパトリウム属似分類されていたので今でもユーパトリウムの名前で流通しています。上の画像は2013/08/28と09/18のコノクリニウム・コエレスティヌム=ユーパトリウム・コエレスティヌムで、「散房花序にいくつもの頭花を水平に並べ、1つの頭花は5つの筒状花で構成される。筒状花の先は5裂し、2分岐した細い柱頭が飛び出す」筒状花から伸びだす糸状のめしべがかわいいの。おしべはめしべを取り巻くように付着しているはずで、画像ではわかりません〜。接写できるデジカメがほしいなあ。

ここからは「2010-10-18 ユーパトリウムの青と白 コノクリニウム・コエレスティヌムかな?」の過去記事です〜。→→→北米原産の西洋(洋種)フジバカマをユーパトリウムと呼ぶことが多いようです。アゲラタムに似たお花を付ける青花フジバカマがよく出回っています。フジバカマはユーパトリウム属ですが、アゲラティナ属、コノクリニウム属に分類し直された仲間もあって分かりにくいのorz 「コノクリニウム・コエレスティヌム=ユーパトリウム・コエレスティヌム(Conoclinium coelestinum=Eupatoriun coelestinum)、キク科コノクリニウム属、耐寒性多年草、別名はミストフラワー、草丈は50〜80cm、花期は7〜10月、北米原産」

花色は青、白、ピンクがあります。冬に地上部分は枯れますが、耐寒性は強く地下茎で越冬。群馬の冬は防寒なしの地植えで全く問題なし。春に水はけと日当たりのよい場所に植えつけます。ある程度の耐陰性もあって、半日陰でもOK。暑さにも強くて、猛暑日続きの今年の夏も水やりなしでほとんどダメージなし。アブラムシが付くそうですが、ケロは経験がない。病害虫は特になく、多肥も不要。地植えにして根付けば、放任で元気に育ってくれます。繁殖は実生、挿し木、株分けが可能。地下茎でよく殖えますから、地植えの場合は暴れさせない工夫が必要です。多湿は嫌うとありますが、梅雨時も普通に乗り切れます。外来種ですが日本の気候に適応しており、雑草化が心配かもです。

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1枚目は2008/07/19で、近所のお店で購入した小苗を地植えにしました。植え付け適期は春ですが、真冬以外なら問題なく根付くはず。2・3枚目は2009/07/14で、冬越しして2年目は大株になってきました。伸ばした茎の先に散房花序を付け、頭花の筒状花は15〜25とたくさん集まっています。つぼみ〜咲きかけなのですが、先が2裂する花柱が飛び出しているのかな。繊細な感じのお花です。今年はさらに大株になって花付きも良いのだけれど、横に広がりすぎて整理が必要になってきました(汗)。

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4枚目は2009/07/18で、頂き物の白花の小苗を植えつけました。鋸歯のある三角に近い卵形の葉が対生します。検索するとコノクリニウム・コエレスティヌムの画像には葉が深く切れ込んでいるものもあります。同じ学名の植物でも葉のタイプが違うものがあるのかな?切れ込みがない葉はマルバフジバカマに似ています。ええと、マルバフジバカマはアゲラティナ・アルティッシマ=ユーパトリウム・ルゴスム(Ageratina altissima= Eupatorium rugosum )ですから、属が違うはず。紛らわしいな〜w 5枚目は2009/08/29で、ひと月ほどで急成長してつぼみをつけています。最後は2009/09/20で、1年目からたくさん咲いてくれました。花期は長く、暑さに負けずに涼しげな白花が満開でした。少し離れて見るとまさにミストフラワー♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

コノクリニウム・コエレスティヌム=ユーパトリウム・コエレスティヌムは丈夫でよく殖えます。毎年間引いているので、草丈は20〜30cmほどでじゃまにはならないけれど…。地下茎でどんどん殖え広がるの。ま、引き抜くのは難しくないので、それほど困りません。半日陰でもよく咲きます。多湿を嫌うようですが、水はけの悪いケロの駐車場でも弱った気配はなし。梅雨時の多湿にも放任で耐えられます。お花が終わったら花がらは摘んだほうがよいみたい。ユーパトリウムはガーデニングにお時間をかけられない方にお勧めです。

関連記事「コノクリニウム・コエレスティヌム=ユーパトリウム・コエレスティヌムの筒状花

クコの敵はクソハムシ!

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クコ(Lycium chinense)は、果実がクコ酒・生食・ドライフルーツ・薬膳の粥の具に、柔らかい若葉がクコ飯・クコ茶に使われます。非常に利用価値の高いハーブなの。上の画像は2013/09/14のクコで、種から育てて4年目でようやく開花♪萎れかけていますが「鐘形の花冠は先が5裂、藤色で花茎1cmほど、中央部分は白で濃い紫色の筋が縦に数本走る。おしべは5本で花糸は白、葯は黄褐色。めしべは1本」画像ではめしべの様子はよくわからないな〜。対生する2〜3cmの長楕円形の葉もかわいらしい。「属名のLyciumは中央アジアに生えるlycionという潅木と棘が多いという共通点があり転用された。種小名のchinenseは中国原産だから」だそうです。枝には小枝の変化した短い刺がところどころにあるはずですが、あまり目立ちません。

ここからは「2010-03-26 滋養強精・強壮の食材 クコは丈夫ですか?」の転載です〜。→→→明日の朝の最低気温は−2℃!先週地植えにした小苗たちは大丈夫でしょうか…。クコのポット苗が大きくなったので、駐車場に植える予定でしたがもうちょっと待とう。ケロはドライフルーツのクコが好きです。炊き上がったご飯の上で蒸らすとクコ飯。急須でお湯に浸すとクコ茶。どちらも薄っすらとピンクでほんのり甘いの。ホントのクコ飯やクコ茶は葉を使いますが、ドライフルーツのクコはお手軽で美味しいです。滋養強壮、疲労回復効果があるとして、通販でも売られています。目の疲れにもよいみたいですね。

「クコ(Lycium chinense)、ナス科クコ属、落葉低木、中国原産、樹高1〜2m、花期は8〜10月」日本全土の河原、堤防法面、原野、路傍などの比較的明るく湿り気のある場所に分布するそうです。週末は堤防沿いの小路をサイクリングするので、目を皿にして探したけれど見つけられないorz 夏から葉腋に花径1cmほどの淡紫色の5弁花を1〜3個付け、秋には3cm前後の卵形の実が鮮やかな赤色に染まるはず。目だちそうに思うのですが、高崎周辺には生えていない…わけはないですよね(笑)。

それで、まず、ドライフルーツの種を取り出して蒔いてみましたが、発芽せず失敗。次にヤフオクで種を落札。苗も売られているのですが、お値段が高いので種まきに挑戦です。成長が早くて、1年目から開花、結実するみたいですし。上の画像はドライフルーツから取り出した種です。成功した栽培記録がいくつもヒットするのですが、ケロのはうまくいきませんでした。下の画像は2009/05/09です。こちらはヤフオクの種を2008/09下旬に蒔く→2008/10上旬に発芽→寒さに傷むこともなく成長→2009/04に地植え、だったと思う。発芽率がよく、寒さにも強くて順調だったのですが…。

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「枝は長さ1m以上、太さは数mm-1cmほどで、細くしなやかである。地上部は束状で、上向きに多くの枝が伸びる。枝には2-5cm程度の葉と1-2cm程度の棘が互生するが、枝分かれは少ない。垂直方向以外に地上にも匍匐茎を伸ばし、同様の株を次々と作って繁茂する。性質は丈夫であり、しばしばハムシの一種トホシクビボソハムシ(Lema decempunctata)の成虫や幼虫が葉を強く食害したり、何種類かのフシダニが寄生して虫癭だらけになったりするが、それでもよく耐えて成長し、乾燥にも比較的強い。一旦定着すると匍匐茎を伸ばして増え続け、数年後にはまとまった群落となることが多い〜Wikipediaのクコ

枝は柔らかく弓なりに垂れ下がるようです。棘の少ない品種の苗も売られています。日照と水はけのよい場所を好みますが、耐陰性もあります。虫の食害はあっても、負けずに成長するのだとか。根付いてしまえば、荒地でも殖え広がる強健な樹木らしいけれど…。2009の春に駐車場に植えた数株は秋には行方不明。1株は間違って引っこ抜いた記憶があるけれど、他のはなぜ消えたのだろう?

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納得できないので、BSで種を頂いてきてリベンジです。上の画像は2009/12/11で、種まきが遅かったので真冬の発芽になりました。が、発芽率バツグンで全く問題なし。下の画像は2010/03/17です。樹高15cmほどの小苗が20以上できました♪100坪弱の狭い駐車場ですから、クコは1株で満員ですが去年の失敗があります。5〜6箇所に分散して植えて、根付いたのを確認してから間引くようにしたいです。植え付け適期は秋ですが、春でも問題ないはず。今年は実を収穫できるまで、しっかりチェックしなくては。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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クコは強健で繁殖力も強い落葉低木ですが、食害に注意!トホシクビボソハムシ(通称クソハムシ)は幼虫も成虫もクコを食草としており、夏には丸裸になるまで葉を食い荒らすの。クソハムシの語源は「天敵の鳥に捕食されないように、糞と粘液で体を覆っているから」お食事中の方はリンク先でその姿を確認しないことを推奨いたします〜(笑)。クコの葉は枸杞葉(くこよう)と呼ばれる生薬となり強壮効果があるそうですが…口にするのはためらわれるかも。農薬を撒けば解決するのでしょうが、ケロはカエルさん命ですからそれは避けたい。

ただ、クソハムシの食害はひどいです。過去記事の最初のクコ行方不明事件も、葉をすべて失ったクコを枯れ木だと思って引っこ抜いたのだと思う。けれど、いよいよ本領発揮。上の画像は2013/04/19で、枝垂れた枝が地面に接すると発根して暴れそうな予感。この後クソハムシに毎年丸坊主にされましたが、秋には葉が少し復活しお花と実が楽しめています。2013/09/14の画像の卵型の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)は、橙色で長さは1〜2cmと小さいの。熟すと真っ赤に染まるはず。来年は長さ2〜4cmのサイズに育つかな〜。

ツルバギア・ビオラセアとツルバギア・フラグランスはよく似ている〜

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ツルバギア・ビオラセア(Tulbaghia violacea)とツルバギア・フラグランス(Tulbaghia simmleri)はよく似ていて、ニンニク臭のあるニラのような葉を見ても区別できません。突起状の副花冠の色はビオラセアが白に近い薄いピンク、フラグランスは濃いピンクと差があります。基本品種は花色が薄いピンクならビオラセア、濃いピンクならフラグランスと言ってもよいのかな。上の画像は2009/07/04と06/21のツルバギア・ビオラセアで、やさしい色合いの淡いパステルカラー。ビオラセアは四季咲き性が強く春から秋までポツポツと咲き続けるので長く楽しめます♪

追記です〜。一番下の関連記事にも書きましたが「葉の幅を比べると、ビオラセア狭く、フラグランスは広い」とすると、ここまでの表記は全部ビオラセアとフラグランスを逆にしているかも(汗)。ヤフオクで購入した時の商品名の通りの記載したんだけどな〜。書き直すのは大変なので、確認できたら整理して新しい記事にしたいです。

ここからは「2010-10-31 ツルバギアの花期 ツルバギア・ビオラセアVSフラグランス」の転載です〜。→→→ツルバギアはビオラセア(Tulbaghia violacea)とフラグランス(Tulbaghia fragrans)の2種類が流通しているようです。ビオラセアは花色がピンクで花期は4〜10月、フラグランスは花色が白、ピンク、紫などで花期は11〜5月。花期以外の性質などはほぼ共通です。「ツルバギア(Tulbaghia)、ユリ科ツルバギア属、半耐寒性多年草、南アフリカ原産、草丈は30〜50cm、花期はビオラセアが4〜10月、フラグランスが11〜5月」葉に独特のニンニク臭があるので、英名はスウィートガーリック。春植え球根で、植え付け適期は3〜5月。葉、茎、花は食べられるみたい。繁殖は実生も可能ですが、普通は分球によります。加湿を嫌うので「球根の頭が出るくらいに浅植えにする」とあるけれど、梅雨時の多湿にも耐えられるので神経質になる必要はないと思う。

土質を選ばず、病害虫も特になし。耐寒性、耐暑性、耐陰性があって植えっぱなしが可能です。長さ30cm、幅1cmほどの細長い灰緑色の葉が株元から生えますが、葉の数が7〜10枚くらいにならないと花芽ができません。ツルバギア・ビオラセアには縦縞の斑が入った品種もあります。花期には細長い花茎を伸ばし、その先に6弁花を15〜20個くらい散形状に付けるの。ツルバギア・フラグランスのお花はくちなしに似た甘い香りがするらしいのですが、ケロは蓄膿気味なのでよく分からないorz 耐乾温度は−5℃となっているけれど、防寒なしで群馬の冬は乗り切れました。−7℃はクリアしています。言われているよりも寒さや多湿に対する耐性が強く、地植えで根付けば放任でOK。数年間は植えっぱなしのほうが、大株になって花付きもよくなります。

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1枚目は2008/11/20で、ヤフオクでツルバギア・フラグランスの抜き苗を落札。冬は鉢植えで室内管理、春に地植えにしました。2枚目は2009/09/20で、貧弱な小苗もひと夏で葉が叢生する大株に育ちチラホラとお花も付けたはず。3枚目は2010/07/18で、花期とはズレまくりですが夏から開花していますね(汗)。4枚目は2010/08/16で、花付きがよくまだポツポツと咲き続けておりますね。春植え球根というより常緑多年草、分球というより株分けと言った方がしっくりきます。最後は2010/08/29で、花弁の付け根辺りの突起が副花冠だと思う。フラグランスはビオラセアに比べるとやや小ぶりのお花かな。

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1枚目は2009/03/06で、ヤフオクでツルバギア・ビオラセアの抜き苗も落札。ニラのような平べったい葉ですが、太く粗い根はしっかり張っていました。2枚目は2009/04/27で、丈夫だとわかっていたので即地植えです。3枚目は2009/07/11で、植え付け1年目で葉数は少なかったのにあっさり開花♪6月から9月にかけて咲いていたように思う。花色は淡いピンクで中央に濃いピンクのラインが入ります。白い突起状の副花冠も見えますね。最後は2009/08/22で、暑さに強く真夏に満開になりました。地植えで問題なく越冬して、今年も元気に咲いてくたのです。忘れずに土寄せしてあげなくては。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ツルバギアは南アフリカに24種が自生し、実生で交雑種も生まれているようです。ビオラセアの変種には葉の幅が広いものや、藤色の花弁+黄色の副花冠などバリエーションがあるみたい。ただ、国内で流通しているのはビオラセアとフラグランスの基本品種と葉に斑が入るビオラセア・シルバーレースくらいかも〜。耐寒性も耐暑性もある植えっぱなし球根ですが、宿根草扱いで掘り上げることはしません。梅雨時の多湿にもよく耐えます。強健ですが爆殖もせず、ケロの駐車場向きなの。

関連記事「ツルバギア・ビオラセアかな
ツルバギア・ビオラセア'シルバーレース'は白斑入り
ツルバギア・フラグランスは葉がちょっと幅広

エビスグサはハブ茶の原料

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エビスグサ(Senna obtusifolia)はハブ茶の原料で有名なハーブです。少しくすんだ緑色の小葉は大きめで丸っこい卵型、しわのある花弁の小さめの黄花とマッチしています。近所の畑の隅などで、野生化した株を見かけることもあるけれど、それほどポピュラーではないかも。上の画像は2013/09/01のエビスグサで、毎年こぼれ種から発芽して咲いてくれます。ただ、お花は下向きに付いて開ききらなのでやや地味な印象です。下から覗き込んでも構造はよくわからない。黄緑色のめしべは1本で細長く、釣り針のように曲がっておりますね。花糸が短く黄色と茶色でまだら模様のおしべが10本あるはずなのですが…。画像では奥の方にチラッと見えるだけ。来年はお花を解剖してみようかな〜。

ここからは「2010-08-26 ハブ茶の原料になるハーブは? エビスグサの開花♪」の転載です〜。→→→江戸時代に中国から渡米したらしく、東北地方以南で栽培できるそうです。あまり寒さに強くなくて、寒冷地では種子が充分に稔らないのだとか。健康茶のハブ茶の原料は本来同属のハブソウの種子でしたが、現在ではエビスグサが使われています。やはり同属のカワラケツメイが原料の健康茶・弘法茶もあるみたい。エビスグサは土壌線虫抑制、窒素固定、硬盤粉砕などの用途で栽培される農業用緑肥作物としても知られます。1年草ですから、枯れるころにすき込むだけでOK。「エビスグサ(Senna obtusifolia)、マメ科カワラケツメイ属、1年草、北米原産、草丈は約1m、花期は6〜8月」種子はチョコレート色でやや角ばった俵型のコロンとした粒です。これを炒ったものを煮出せばハブ茶。こうばしい香り&癖のないお味で飲みやすいということです。疲労回復、便秘、胃弱、眼精疲労、神経痛、リウマチ、高血圧の予防などに効能あり。

「原産地では宿根して亜灌木になることもあるが、普通は一年草として栽培されている。(中略)草丈は1m以上になり、葉は互生し、5-6枚の小葉からなる羽状複葉である。茎や葉をつぶすと、不快臭がある。花は夏に咲き、葉腋に一輪か二輪ずつ咲き、いびつな5弁花で、10本ある雄しべも不揃いである。種子を決明子(けつめいし)といい、漢方の生薬の一つである〜Wkipediaのエビスグサ

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原産地では小低木なのね。発芽率がよく、土質を選ばず病害虫も特にないので育てやすい。種まきの適期は4〜6月で、気温が上がってから蒔きます。1枚目は2009/05/12で、ポリポットで発芽して本葉がで始めたところ。近所の空き地などで見かけることがあっても、種を売っているところがわかりませんでした。お譲り頂いた種はたくさんあって、一部はポリポットに、残りは駐車場に直播きです。この後地植えにしたのですがアッサリ全滅…。ドバトがウロウロしていたので食べられてしまったのかな?2010/06/04に蒔き残しの種でリベンジです。2年目も発芽率は問題なし。ある程度大きくしてから地植えにしました。防鳥網もかぶせてあります。2枚目は2010/07/04で、順調に成長中。茎はほぼ直立、小葉は先が幅広の倒卵形でかわいらしい。以下は2枚とも2010/08/16で、草丈1m弱の大株に育っています。葉腋から伸びた花柄に黄色の5弁花を付けます。花弁は紙細工のような質感で、開ききらない感じ。ケロ的には硬い土を根が砕いてくれることに期待しています。1年草ですし、ヘアリーベッチのように爆発的に殖え広がらないし、種を採集して、来年も邪魔にならない場所に植えつけたいな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

エビスグサはとっても発芽率がよく、一度植えると雑草化します。過去記事では繁殖力はたいしたことないと書きましたが、今年はこぼれ種から爆殖しております(汗)。けれども、日本では1年草扱いですし、除草も容易です。マメ科ですから、日当たりさえ良ければやせ地でもよく育ちます。広い土地があれば緑肥用に栽培したいところです。同属のハブソウ(Senna occidentalis)は、ハブに咬まれたときの民間薬として導入され、南西諸島や小笠原諸島で帰化植物となっているのだとか。こちらのお花は開ききるようで、おしべやめしべの様子がよくわかります。ハブソウのお花も直接見てみたいな〜。

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追記です〜。2013/09/12のエビスグサを2枚追加しました。しわのある花弁には花脈が走っています。長めのJ字形のめしべは黄緑色。花糸の短いおしべは、葯が白に褐色が混じっているように見えるかな。おしべが何本あるかはわからないな〜。強引にお花をひっくり返して撮影したけれど、激安コンデジなので接写ができないのでした〜(汗)。ちなみに、エビスグサもマメ科の植物なので、就眠運動(夜になると葉柄や小葉の根元(葉枕)で折れ曲がり葉が閉じること)をします。

関連記事「エビスグサのおしべは10本のはずだけど…

ルドベキア・トリロバ・タカオはこぼれ種で殖える♪

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ルドベキア・トリロバ・タカオは黄色の舌状花と濃いこげ茶色の管状花が明るい印象のお花。根生葉が深く切れ込んで3裂するので和名はオオミツバハンゴンソウですが、ブラックアイドスーザン(黒目のスーザン)という別名の方がしっくりくるかも。上の画像は2013/-9/03のルドベキア・トリロバ・タカオで、管状花の一部の先端は黄色く見えます。葯から花粉がこぼれているのかな。花径5cm弱とルドベキアの仲間では小さめのお花だけど、花付きは抜群!一株で何十といった数のお花が楽しめます。

ここからは「2010-08-11 ルドベキア・トリロバというのが正しい?ルドベキア・タカオの発芽率」の転載です〜。→→→ルドベキアはキク科オオハンゴンソウ(ルドベキア)属の植物の総称で、1年草タイプと多年草タイプとがあります。北米に15種ほどの自生種があるそうですが、園芸品種も多くて草丈や花色はいろいろです。自生地では牧草地、草原、麦畑などに見られ、雑草扱いでコーンフラワーと呼ばれるのだとか。以前、キクイモモドキの正体がわからなくて、ルドベキアの仲間かなと調べてみたのですがたくさんありすぎてギブアップ(笑)。今、駐車場に咲いているのはポット苗で買って来たルドベキア・タカオです。

「戦前観賞用に導入されたオオハンゴンソウ(大反魂草)は、日本に自生するハンゴンソウ(Senecio cannabifolius)に葉の様子が似ていて、背丈が大きいことから命名された。根生葉(ロゼット)には柄があり、へら形で長い。草丈は1〜1.5mくらいになり、花は大きいものでは直径20cm以上になる。一重咲きの他に、見事な八重咲きもある。多年草で非常に繁殖力旺盛な草花であるため、中部山岳地帯や北関東以北を中心に帰化し、今や邪魔者になっているところもある。特にオオハンゴンソウは特定外来生物に指定されている〜Wikipediaのオオハンゴンソウ属

ハンゴンソウはキク科 キオン属なので属名が違います。葉は確かに似ていますが、花序は見た目で大きく違いますね。一年草タイプはルドベキア・ヒルタ(アラゲハンゴンソウ)から改良されたグロリオサデージー、多年草タイプはルドベキア・ラキニアタ(オオハンゴンソウ)が知られています。オオハンゴンソウは繁殖力が旺盛すぎる帰化植物として特定外来生物に指定されたので、栽培はできません。「ルドベキア・トリロバ・タカオ(Rudbeckia triloba 'Takao')、キク科ルドベキア属、耐寒性多年草、北米原産、草丈は70〜120cm、花期は6〜9月」ルドベキア・トリロバは葉が3裂するのでオオミツバハンゴンソウと呼ばれますが、茎の上の方に付くは葉は先の尖った卵形で葉柄は短くなります。この園芸品種がルドベキア・タカオで背が高く、分岐する茎の先に花径3cmほどの小花を多数付けます。周辺部には黄色の舌状花が8枚程度、中央部分にはこげ茶色の筒状花(管状花)があり咲き進むと球状に盛り上がってくるの。

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1枚目は2007/09/02で、たぶん、この年の秋に地植えにしたのでしょう。コンクリート塀際に植えたので日照と通風がイマイチで、徒長気味です。2枚目は2008/07/06で、こぼれ種からの発芽はありませんでしたが宿根化しています。寿命の短い多年草なので、秋か春に種まきや株分けで更新するのですが…。できれば、こぼれ種で殖えてくれると手間なしです。3枚目は2008/08/01で、やはり徒長気味。多花性ですがまばらな花つきで少し物足りません。4枚目は2009/06/28で、3年目も芽を出したので多年草と言ってよさそうです。下部の葉なのに、3裂せず卵型に見えます。5枚目は2009/08/29で、この年も元気に開花中♪そして、こぼれ種からの発芽も確認できました。最後は2010/06/06で、4年目も発芽しましたが元気がありません。この葉ははっきりと3裂しています。4年目の株は日当たりが悪いこともあって、生育が衰えてきました。去年、こぼれ種から育った新しい株に期待したいです。どちらも現在満開。もっと、こぼれ種で殖えてくれるとよいな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ルドベキア・トリロバ・タカオの地上部分は冬には枯れますが、群馬では地植えで問題なく冬を越せます。暑さ寒さに強く、病害虫の被害はなし。丈夫で毎年好く咲いてくれる手間なしの多年草です。ポイントは日照でしょうか。真夏の直射日光に負けないので日当たりの良い場所に植えます。半日陰だとヒョロヒョロと徒長して花付きもまばら、ルドベキア・トリロバ・タカオの本来の姿が見られないの。最初は半日陰に植えてしまい調子はいまひとつでした。その内、こぼれ種からポツポツと発芽するようになり、日向の株は大株に育っています。草丈は150cmくらいになり、お花も満開ですから、けっこうスペースをとることにご注意くださいませ〜。

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追記です〜。2013/09/01のルドベキア・トリロバ・タカオの画像を追加しました。お花も終わり頃になるとこげ茶色の筒状花は一段と盛り上がり、黄色い舌状花は斜め下を向きます。この時期の花姿はエキナセアに似ているかも〜。

ミズキンバイはオオミズキンバイよりおとなしい

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ミズキンバイ(Ludwigia stipulacea)は水生植物で、アクアリストにはルドウィジアと言った方がわかりやすいかも。アクアリウムでは水中葉を楽しみますが、屋外で抽水栽培すると水上葉とお花を楽しめます。腰水栽培でもOK。地植えを試したこともあって、湿地でも育てられると思う。ただ、地植えにした株は腰痛で水やりをサボった年に消えちゃいました(涙)。上の画像は013/08/03と08/28のミズキンバイで、トロフネ内に残っていた小苗です。「互生する長披針形の葉は緑色で白い葉脈が走る。葉腋から短い花柄を出して花径2〜3cmの黄花を付ける。花脈が走る花被片が5。萼片が5。おしべは10本で花糸が黄色、葯が白。、めしべは1本で花柱が黄色、扁平な球状の柱頭が薄いクリーム色。茎は地上や水中を這い先は斜上する」まだ小さいのですが、9月になってもポツポツと開花中。冬越しして来年度になると、繁殖力を発揮するのかな〜。

ここからは「2010-07-29 アカバナ科チョウジタデ属の水生植物 ミズキンバイの開花♪」の転載です〜。→→→東邦植物園で購入したばかりの株なので、連日の猛暑&熱帯夜で溶けないかと心配だったのですが…。暑さには強いようで次々にお花を咲かせています。枯れかけているので子孫を残そうとアセッテ開花しているのではないと思いたい。高水温で葉が溶ける水生植物が出る中で、葉の痛みはほとんどないようです。夏さえ乗り切れば来年は大株になってくれるでしょうから、このあと1〜2ヶ月がんばって欲しいものです。「ミズキンバイ(Ludwigia stipulacea)、アカバナ科チョウジタデ属、耐寒性多年草、中国・台湾・日本などに分布、草丈30〜50cm、花期は6〜8月」学名が Ludiwigia peploides、Ludwigia adscendens となっていることもあります。種小名が異なるのは何故なのだろう?同じように見えて何種類もあるのかな?

本州,四国,九州の池・河川・水田・水路に群生していたようですが、「ミズキンバイの生育が確認されているのは千葉県、神奈川県、高知県および宮崎県の4県のみ」というのが現状みたい。水深が浅いと茎が立ち上がり抽水植物に、深さがあると水面に葉を浮かべる浮葉植物になります。アクアリウム用の水草・ルドウィジアの一種といった方がわかりやすいかもです。水域の埋め立てや除草剤の影響で絶滅危惧種になってしまいましたが、地下茎を長く伸ばして水面を覆うほどに鈍頭で倒卵形の葉を茂らせます。互生する葉は濃い緑色に白い葉脈が走ってなかなかきれいなの。地下茎から水面に向かう白くて柔らかい呼吸根(浮き根)を出すそうです。千切れた茎から発根して新しい個体ができるほどですから、4〜6月に挿し木で容易に殖やせます。花後にできる長さ2〜3cmの褐色の棍棒状の果実からも、春によく発芽するとありました。繁殖力は強いはずです。

冬に地上部分は枯れますが、種子または根茎で冬越しします。寒冷地以外なら屋外越冬可能。夏に一日花ですが花径3cmほどの黄色の5弁花を次々に咲かせます。花弁は先端が少し凹んだ丸っこい形で、葉脈のような筋が浮かんでいるの。生育期の4〜10月は屋外でよく日に当てて育てます。株元までお水に沈める抽水栽培が普通ですが、順応させれば腰水栽培や地植えも可能だと思う。挿し芽で殖やしたら実験してみよう。同属の近縁種で日本に自生するものとしてはチョウジタデ、ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)、ミズユキノシタがあります。ミズユキノシタはじみな白花の多年草、チョウジタデ、ヒレタゴボウは黄花の1年草です。これらにも興味があるけれど、植え場所がないのでしたorz

「中国に分布の中心があり,水稲栽培が中国大陸より伝来した有史以前に日本に紛れ込んだ史前帰化種と考えられている。地の水田など、自然的・人為的攪乱の起こりやすい環境を好む攪乱地依存植物である。洪水や耕起などによって、植生が破壊され、陽光の当たる裸地が生じると、千切れたシュート片や埋土種子の発芽などにより、群落を拡大させる〜Wikipediaのミズキンバイ

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パイオニアプランツなので成長が早いのね。1枚目は2010/07/24で、すでに萎れかけていますが、次のつぼみがスタンバイしている。2枚目は2010/07/26で、花弁の筋は見えますが葉の白い葉脈はハッキリしません。状態よく育てば、本来の姿を見せてくれると期待しています。草丈はまだ20cmくらいですが、屋外の直射日光下で育てるとワイルドな大株になります。トロフネがすぐに満員になってしまう(汗)。←←←ここまだが過去記事でした〜。

ミズキンバイは在来種ですが、同属の外来種にオオバナミズキンバイ(Ludwigia grandiflora subsp. grandiflora)があって侵略的水草として問題になっているみたい。南米〜北米原産の多年草で、茎が1mも伸びる大型種、花径も3〜4cmとミズキンバイよりも大きめ。爆発的な繁殖力で湖沼の生態系に影響を与えているのだとか。オオバナミズキンバイ(アメリカミズキンバイ)と紹介されていますが、従来はヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)となっていたはず。ヒレタゴボウは北米原産の1年草ですよね。う〜ん、関係がよくわかんない…。ま、ケロのは購入品ですし、小型で繁殖力もソコソコなのでミズキンバイで間違いないでしょう(たぶん)。

モミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種

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モミジアオイ(Hibiscus coccineus)は真夏に咲く大輪の真っ赤なお花♪冬に地上部分は枯れますが、群馬なら防寒なしの地植えでOKの耐寒性あり。アオイ科の植物なのにハマキムシの被害はなし。スペースをとる大型植物ですが、手間がかからず放任できます。落葉樹替わりにして、株元に夏の日差しを嫌う植物を植えるのもよいかも。上の画像は2013/07/18のモミジアオイで、深く切れ込んで掌状に裂ける葉もよい感じ。暑さを吹き飛ばすパワーを感じるな。たくさんのつぼみをつけまだまだ咲き続けます。

ここからは「2010-07-26 夏に咲く真っ赤なお花 モミジアオイの開花♪」の転載です〜。→→→この時期に目に付くのが背が高いモミジアオイの真っ赤なお花。耐寒性も耐暑性も強くて、南群馬なら防寒なしで冬越しできます。草丈が2mに達する大型多年草なので、庭に植えるのが普通です。湿り気のある日当たりと通風のよい場所を好みますが、乾燥にも耐えるので地植えならば水やりはほとんど必要ありません。「モミジアオイ(Hibiscus coccineus)、アオイ科フヨウ属、耐寒性多年草、北米原産、別名はコウショッキ(紅蜀葵)、草丈は150〜200cm、花期は7〜9月」

「背丈は1.5〜2mくらいで、ハイビスカスのような花を夏に咲かせる。茎は、ほぼ直立する。触ると白い粉が付き、木の様に硬い。同じ科のフヨウに似るが、花弁が離れているところがフヨウと違うところ。和名のモミジアオイは、葉がモミジのような形であることから〜Wikipediaのモミジアオイ

葉は深く切れ込んで3〜5の掌状に裂けます。花径15cmほどの大きな赤いお花は1日花ですが、次々と咲いてくれる。「雌しべと雄しべは途中まで合着して柱状となり、花弁が平開するので長く飛び出す。雌しべの柱頭は5つに分かれ、その下に雄しべが群がる」秋には黄葉して、その後枯れて根の状態で越冬します。繁殖は株分けや種まきです。株分けや植え付け適期は3〜5月、種は春まきで硬い種皮に傷を付けたほうが発芽率がよいみたい。実生の場合は開花は2年目以降になります。病害虫は特になし。アオイ科の植物はハマキムシの被害を受けますが、モミジアオイにはつかないのです!タチアオイやコモンマロウの葉がクルクル巻かれちゃっても、モミジアオイは食害ゼロ。葉が細くて丸めて隠れ家が作れないから?園芸品種はないけれどアメリカフヨウとの交雑種があるそうで、花びらの幅・葉の幅や切れ込みに差があるのだとか。

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とにかく丈夫で一度根付けばほとんど手はかかりません。太い茎は木質化し、今のところ倒伏した経験はなし。ただ、株立ち状に茎が立ち上がってくるので、回りに余裕を持たせて地植えにする必要があります。1枚目は2008/08/14で、夏に買ったポット苗を植えつけました。ポット苗は植え付け時期はあまり選びません。まだヒョロヒョロなので支柱を立てて支えてあげました。2枚目は2008/09/20で、チビ苗なのに花付きがよく10月上旬までお花を楽しめたの。ええと、「モミジアオイの花弁は幅が狭く先が尖った細長い形で、花弁の間に隙間がある」はずですが…。画像の花弁は幅が広く丸っこくて、花弁と花弁はくっついていますね。モミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種と思われます。3枚目は2009/05/15で、枯れた茎の株元から新芽が出てきました。6月には、株立ち状になって徐々に大株に成長中。最後は2009/08/29で、光沢のある真っ赤な5弁花はインパクトがあります。長く飛び出した花柱とその先の5裂する柱頭がワンポイントかな。パラボラアンテナみたい。今年も元気に開花中なのですが、草丈が150cmを超えて周囲を圧倒しています(汗)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

花付きがよくてお気に入りですが、モミジアオイとしてお店で購入したのにお花の形が違う…。画像検索するとモミジアオイの花弁は細長く花弁間に隙間があるのに、ケロのは花弁に幅があって花弁間に隙間はない。と言うか、お花によっては花弁が重なり合っています。モミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種のようです。丸みを帯びた花弁はアメリカフヨウの性質を受け継いでいたのでした。園芸品種なのかな?自然交雑したものなのかな?購入品なのに商品名に偽りあり〜。ま、このお花のフォルムも好きだから許そう(笑)。

関連記事「モミジアオイのピンクはタイタンビカスかな
タイタンビスカスの寿命は?
モミジアオイのピンクは涼しげなパステルカラー♪

ゼフィランサス・カンディダ(タマスダレ)の繁殖力は?

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ゼフィランサス・カンディダ(Zephyranthes candida)というのは学名のカタカナ読みで、タマスダレと言った方がわかりやすい。上の画像は2013/08/03のタマスダレで、「付け根は黄緑が入る純白の花被片6枚、めしべは1本で花柱と3裂する柱頭は白、おしべは6本で葯は黄色で花糸は黄緑」キュートなお花が今年も咲いていました。とても丈夫で消える心配がない植えっぱなし球根です♪

ここからは「2010-09-25 タマスダレの花色 ゼフィランサス・カンディダは純白♪」の転載です〜。→→→「線形の細い葉が茂っている様子がすだれに見え、茎の先の白花を玉に見立ててタマスダレと呼ぶ」のだそうです。イメージするのが難しい…。雨の後に咲きだすことが多いのでレインリリー。こちらの別名の方が分かりやすいのだけれど、ハブランサスも同じ呼び方をするので紛らわしいのw 「ゼフィランサス・カンディダ(Zephyranthes candida)、ヒガンバナ科orユリ科ゼフィランサス属、耐寒性常緑多年草、春植え球根、ペルー原産、草丈は約20cm、花期は6〜10月」

「タマスダレは、ヒガンバナ科の植物のひとつ。クロンキスト体系ではユリ科。別名はレインリリー。ペルー原産の球根草で、夏〜初秋に花を咲かせる。葉は細長く、土から直接出ている。一本の花茎に対して、花は1つだけである。地味な花であるが、群植すると見栄えがする。(中略)葉や鱗茎にリコリンというアルカロイド成分が含まれており、誤食すると嘔吐、痙攣の症状をおこす。葉はノビルと間違いやすい〜Wikipediaのタマスダレ

ゼフィランサスの仲間は約70種類ほどあり、耐寒性と半耐寒性の2系統に分けられるみたい。タマスダレは寒さに強く、群馬では防寒なしで屋外越冬可能。針のような筒状の細長い葉は多少傷みますが、常緑で冬を乗り切れます。ヒガンバナ科の植物はいずれも有毒ですから、誤食による中毒に注意が必要です。ノビルには独特のネギ臭がありますから区別できるはず。暑さにも寒さにも強い植えっぱなし小球根です。病害虫は特になし。土質は選ばず多肥は不要。日当たりと水はけのよい場所を好みますが、ある程度の耐陰性もあります。自然分球でよく殖えるので4〜5年経って球根が混んできたら、秋に掘り上げて春に植えつければよいのかな。地植えにすれば、この植え替えの他は放任でOK。雨の翌日などに一斉に開花することが多い。群生させると花径3〜5cmの白花を次々に咲かせます。

とにかく丈夫で、環境がよくなくても順応して生き延びるので雑草化しているようです。ケロも空き地で見かけたことがあるよ。草丈が高くならずよく殖えるので、グラウンドカバーにも利用できるのですが…。タマスダレはどこからか紛れ込んだ謎の植物だったので、適当に砂利と粘土の間に押し込んでしまった(汗)。それでも枯れずに1年目からお花をつけたので、正体が判明したのでした。植え替えなければと思いつつ、毎年咲いてくれるのでつい先延ばししてしまうw さすがに横に殖え広がることは無理なようですが、枯れません。

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1枚目は2008/09/27で、真夏に植え付けてひと月で線形の根生葉が増えたのだったと思う。つぼみも見えています。一見まともに見えるけれど、ちょっと掘ると粘土質の土に機械で転圧した砂利が敷き詰められているのです。2枚目は2008/10/11で、株が充実していないので低い位置で白い6弁花が咲いています。日照も悪いので半開き…。3枚目は2009/09/20で、2年目もジミ〜に開花しておりました。花弁の裏には薄くピンクのラインが入っています。最後は2枚とも2010/09/22で、花びらは純白、その付け根は淡い黄緑色、6本の雄しべの葯は黄色、1本の雌しべの柱頭は白。それぞれのコントラストが決まってとてもプリティ♪劣悪な栽培環境にも負けず、だんだん花付きがよくなってきました。ゼフィランサスの仲間は他に、ピンク、黄色も生えているのですが…。ケロ的には最も強健なタマスダレがお気に入りです。←←←ここまでが過去記事でした〜。

たぶん、引っ越してきてすぐの頃に、近所の空き地で採集してきた球根だと思う。当時は堕落しておらず「タダで楽しむ」というポリシーに徹していた(笑)。タマスダレは強健なのですが、植え場所が日照・水はけ・通風ともに悪かったのであまり殖えなかった。そこで、日照と通風が少しましな場所に植え替えましたが…。雑草化するような繁殖力は見られません。水はけの悪さが問題なのかな?それともこれから本領を発揮するのでしょうか?枯れる心配はないので、地道に観察していくつもり。

関連記事「ゼフィランサス・エージャックスはレモンイエロー♪

リュウキンカは立ち性♪

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リュウキンカは水生植物で抽水や腰水で栽培するのが普通ですが、湿地に地植えにすることもできます。しばらく地植えにしていたのですが、夏は毎日、冬は1〜2週間に1回くらいのペースで水やりが必要です。去年はぎっくり腰で水やりは完全にパス…。地植えにしていた水生植物はほぼ全滅、乾燥にも強い一部の湿生植物だけが生き残ったの。抽水や腰水で栽培する水生植物もほとんどは地植えは可能ですが、水やりは必須。継続的な管理に自信がなければリスキーなのでしたorz 上の画像は2013/04/14のリュウキンカで、トロフネで命拾いした数少ない水生植物のひとつです。花弁に見える黄色の5枚の花被片は萼で、ヒメリュウキンカのような光沢はなく花脈が走っています。お花の中央の10個ほどがめしべで、その周りに多数のおしべがあります。

「リュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)は、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。根出葉は長い葉柄をもって束生し、葉身は心円形から腎円形で、長さ、幅とも3-10cmになり、縁には低い鈍鋸歯を持つ。茎は直立し、花茎の高さは15-50cmになる。茎は中空で、茎葉は茎の上部につき、根出葉に似るが小型になる。
花期は5-7月。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、径2.5-3cmの黄色い花をつける。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、ふつう5枚、ときに6-7枚ある。雄蕊は多数あり、雌蕊は4-12個ある。果実は袋果となり、長さ1cmになる。根は白色でヒゲ状になる。茎が直立し、黄金色の花をつけることから立金花と呼称されるようになった。
若芽は山菜として食用可能であるが基本的に有毒であり、食すと下痢などの症状を起こす場合がある」〜Wikipediaの「リュウキンカ

ここからは「2010-05-12 リュウキンカの変種? リュウキンカとエンコウソウ」の転載です〜。→→→週の後半は寒くなるようです。最低気温が10℃を下回りそうなので、外に出した半耐寒性の水生植物がちょっと不安ですが…。ま、大丈夫でしょう。ゼノパス君はオートヒーターを入れてあげなくてはいけませんが。ちょうど、リュウキンカとエンコウソウが開花中です。エンコウソウはリュウキンカの変種と言われていて、お花や葉はよく似ています。リュウキンカは近所のお店でポット苗を買ってきました。水辺の湿生植物ですが、山野草のコーナーに置かれてたの。湿り気のある場所なら普通に地植えにできます。

「リュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)、キンポウゲ科リュウキンカ属、耐寒性多年草、湿生植物、中国・朝鮮・日本などに自生、草丈は20〜50cm、花期は3〜7月」草丈は栽培環境に左右されます。鉢植えにして普通に管理<鉢植えで腰水or抽水状態<湿地に地植え、といった感じで大きさに差がでると思う。山野草コーナーの鉢植えはこじんまりとまとまっていたけれど、屋外のトロフネで抽水状態の株はワイルドな大株に育っていました。花期も暖地では2月から咲き始め、北海道では初夏までお花が残っているということかな。

立金花という漢字を当てると「黄金色の花が立ち上がって咲くから」という語源がわかります。伸ばした花茎の先に花径4cmほどの光沢がある濃い黄色の5弁花が数個咲きます。5弁花と書きましたが、キンポウゲ科ですから花弁に見えるのはがく片のようですね。耐寒性も耐暑性もあり、病害虫は特になし。水切れに注意すれば育てやすい湿生植物です。日照を好みますが、去年のエンコウソウは夏に水温が上がると葉が傷みました。真夏は半日陰のほうがよいかもです。八重咲きの園芸品種もあるみたいですが、ケロは実物を見たことがなくて残念。

高さは20から50cm程で、5月から7月にかけて黄色い花をつける。葉は腎臓型で10cm前後のものを数枚有し、縁には鋸歯を持つ。茎は中空、根は白色でヒゲ状になる。花弁に見えるガクを5から7枚持つ。若芽は食用可能であるが基本的に有毒であり、食すと下痢などの症状を起こす場合がある。*1

有毒植物ですが、適量なら山菜として食用になるのですね。ま、観賞用が無難でしょうか。鋸歯のある丸っこいハート型の葉も観賞価値があります。ちなみに、本州〜九州に分布するリュウキンカに対して、北海道〜本州北部に分布数のが同属で変種のエゾリュウキンカです。エゾリュウキンカ(別名はヤチブキ)のほうが花期が早めで、全体に大型なのだとか。「リュウキンカは葉柄の断面が馬蹄形で中の隙間が楕円形、エゾノリュウキンカは葉柄の断面が中の隙間とともにはぼ円形」なのだそうです。

やはり、同属の変種で北海道〜九州に分布するエンコウソウは、手長猿のように茎が横に這うのが特徴です。が、リュウキンカとエンコウソウの中間形態もあるそうで、区別が紛らわしいものもあるんですって。ケロもお店で、茎が立ち上がらないリュウキンカの苗を見たことがあります。駐車場の株の根生葉や花茎は「リュウキンカが立ち性、エンコウソウが這い性」と見た目ではっきり区別できます。ただ、お花はそっくり(笑)。画像は2010/05/08で、1枚目がリュウキンカ&2枚目がエンコウソウです。区別できませんよね(汗)。

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蛇足ですが、ヒメリュウキンカはキンポウゲ科キンポウゲ属の耐寒性多年草なので、名前が紛らわしいけれど別属です。成長期に水を欲しがりますが、湿生植物ではなく腰水栽培は不可。近所のお店ではリュウキンカとヒメリュウキンカが並べて売られておりまして、どちらもリュウキンカとなってた…。どうみても別物で、長いこと疑問でした。エンコウソウを栽培するようになり、ようやく識別可能にレベルアップ(爆)。ちなみにヒメリュウキンカも大好き♪珍しくコレクションに走って、今11種類あるの。来春殖えてくれるとよいな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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最期は2011/04/02のリュウキンカで、地植えで冬越しできました。鋸歯があり基部が深く切れ込むハート型の葉は、光沢があり葉脈が走ります。根生葉や花茎は「リュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)が立ち性、エンコウソウが這い性(Caltha palustris L. var. enkoso H.Hara)」見た目ですぐ区別がつくものもありますが、見分けにくい中間形態もあります。地植えにするとリュウキンカも根生葉の葉柄が短くなるのか、画像では立ち性なのか微妙なところ。今年は水温が上がって既に葉は傷んでいますが、トロフネに沈めてありますから来春は大株に育つでしょう。丈夫で繁殖力が強く、水面に浮かべておいても成長するの。

関連記事「エンコウソウとリュウキンカの中間形態?
エンコウソウはリュウキンカに似ている〜
エンコウソウとリュウキンカの区別は微妙

ヤブカンゾウはジャパニーズハーブ♪

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ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva var. kwanso)はユリ科ワスレグサ属の耐寒性多年草、草丈は40〜90cmとやや大型のジャパニーズハーブ。一重咲きのノカンゾウに対して、八重咲きのヤブカンゾウは3倍体なので結実しません。どちらも里山の草地や林縁などの適湿な環境を好むそうですが、ヤブカンゾウは土手沿いの乾燥した場所でも見かけますから乾きにも耐えられるみたい。ケロの散歩コースでは、なぜか種で殖えないヤブカンゾウが圧倒的に多いのです。って言うか、ノカンゾウは見た記憶がないかも。「花・つぼみ・若葉は食用になり、かつては乾燥させて保存食とした。乾燥させたものは生薬となり利尿効果がある」上の画像は2011/07/17と07/18で、八重咲きのお花はなかなかきれいに咲いてくれません(涙)。匍匐茎でを出して殖え広がり群落を形成します。暑さ・寒さに強く、高温多湿の気候に順応しているので、地植えで手間なし。繁殖力はかなり強いかな。

ここからは「2010-07-11 ジャパニーズハーブかな? ヤブカンゾウの開花」の転載です〜。→→→人里で見かけるキスゲの仲間にヤブカンゾウとノカンゾウがあります。「ヤブカンゾウは八重咲きで結実せず、ノカンゾウ(ベニカンゾウ)は紅色の強い一重咲きで、結実する」お花を見れば一目瞭然です。「ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva var. kwanso)、ユリ科キスゲ(ワスレグサ属)、耐寒性多年草、中国原産、草丈は1mほど、花期は7〜8月」 中国原産ですが史前帰化植物として日本中に広がり、山菜として食べられています。種子はできませんが繁殖力旺盛で、匍匐茎で殖え広がり群落を形成します。野生化したヤブカンゾウを道端の空き地で見かけますが、種子ができるノカンゾウが見当たらないのはなぜだろう?属名は「美しい花を見ていると物も忘れる」or「食べると美味しくて憂いを忘れる」からだそうです。

春の若芽や葉、緑色の蕾、咲き終えた花が食用になります。エディブルフラワーだったのですね。山菜としてのヤブカンゾウは「軽いヌメリと口に広がる甘味がたいへん美味」だそうです。ケロは食べたことはありません。根は乾燥して利尿剤の漢方薬になるそうで、いろいろな効能があるハーブと言えます。

湿り気のある日なた〜明るい半日陰を好みますが、耐暑性、耐寒性、耐陰性があって乾燥にもけっこう耐えます。病害虫も特になく、土質を選ばず多肥は不要。地植えにすれば放任で育ってくれるの。長く伸ばした花茎の先が分岐していくつかのお花をつけます。濃いオレンジ色で花径は8cmくらいと大きめ、おしべやめしべが花弁化して八重咲になっているのだとか。

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1枚目は2009/05/31で、植え付け直後の頂き物の苗です。2枚目は2009/07/11で、真夏の暑さに負けずに線形の根生葉を多数伸ばします。その後、問題なく冬を乗り切って春に急成長。葉はやや幅広になり扇形に付いており、ヘメロカリスと似ています。最後は2010/07/10で、終わりかけのお花しか残っていなくて残念。デジカメ撮影は週に1回なので…。咲き始めは鮮やかなオレンジ色で人目を引きます。つぼみがたくさんありますから、来月いっぱい咲き続けてくれるでしょう。試しにつぼみを一つ食べてみようかな(笑)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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すぐ上の画像は2013/07/08と07/10のヤブカンゾウで、あんまり美人ではない(笑)。「花茎は茎頂で2分岐し、その先の各節に1花ずつ花柄を1方向に向けて付け集散花序を形成する」そうです。下方から順次咲き上がるので、一日花だけどお花はひと月ほど楽しめます。花色はオレンジでお花の中央は黄色、花被片には縦に黄色〜白のラインが走っている。おしべの葯と花糸は濃い黄褐色。「6個の花被片の他、おしべの全てまたは一部が花弁化して八重咲きとなる。花被片は先端裏面が緑色または淡緑色を帯びていることが多い」上の画像はおしべの一部が花弁化しおしべも残っています。下の画像はおしべのすべてが花弁化したのかおしべが見当たりません。花被片の裏をのぞいたことはないのだけれど、つぼみは黄緑色をしていますよね。今年も元気にたくさん咲いてくれています♪

関連記事「ヤブカンゾウのおしべとめしべ
ヤブカンゾウとノカンゾウ
ヘメロカリスの黄花とキスゲフクレアブラムシ

ヘメロカリスの黄花とキスゲフクレアブラムシ

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ヘメロカリス(Hemerocallis hybrida)はユリ科ヘメロカリス属の耐寒性多年草。デイリリーの別名の通り1日花です。ヤブカンゾウやニッコウキスゲ等が欧米で品種改良されて、大きめのお花で花つきもよくなったのだとか。品種にもよりますが、原種のヤブカンゾウなどに比べると繁殖力は弱いように思います。ヘメロカリスは基本的に観賞用の園芸植物です。ただ、エディブルフラワーなので、花とつぼみを食用にできます。良い香りのするデイリリー酒などはおしゃれでよいかも。上の画像は2013/06/04の黄花のヘメロカリスで、過去記事には四季咲きのヘメロカリス'ステラ・デ・オロ'(Hemerocallis 'Stella de Oro')とありますが…。購入時のラベルは捨てちゃったのでよくわからない(笑)。

ここからは「2010-07-01 一日花のデイリリー ヘメロカリスの開花♪」の転載です〜。→→→日本のニッコウキスゲやカンゾウ等と中国の赤いキスゲなどを交配してつくられた園芸品種をヘメロカリスと呼んでいるようです。土質を選ばず、耐寒性も耐暑性もある丈夫な宿根草です。野生種は花径5cmほどの黄色や赤褐色の一重咲きor八重咲きらしいけれど…。園芸品種は2万種類以上になるそうで、花色、お花の大きさや形、草丈、花期などは様々です。「ヘメロカリス(Hemerocallis)、ユリ科ヘメロカリス(ワスレグサ)属、耐寒性多年草、草丈は30〜120cm、花期は6〜8月」ユリに似た一日花が咲くので、別名はデイリリーです。根生葉の間から花茎を伸ばし、その1本ずつに数個のつぼみが付きます。

順番に開花していくので、一日花ですが永くお花を楽しめるのだとか。花色は黄色、赤、ピンク、白、紫、茶色などと豊富で複色もあります。強い乾燥は嫌いますが、地植えにすれば植えっぱなしでも殖えていくはず。繁殖は実生もできますが、春か秋の株分けが普通です。日当たりを好みますが、耐陰性もあります。冬に地上部分は枯れますが、寒さには強く防寒なしで冬越し可能。春に緩効性の肥料をあげると花付きがよくなりますが、多肥は不要。

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ケロは近所の道端にいくらでも咲いているノカンゾウとヤブカンゾウを採集しようと思ったの。道路清掃の時に刈り取られちゃうから、救出してあげようかなと。が、ススキと同様に株元はガチガチに固くて、移植ゴテがひん曲がって断念。お店に並んでいるヘメロカリスを物色したのですが、お花に白い大型のアブラムシ(ゴンズイノフクレアブラムシ)がたかっていてこちらもパス。翌年の春に春植え球根コーナーで購入しました。1枚目は2009/03/20で、球根はつくらず株立になって植え殖えるタイプだから根茎?が売られていたのかな。2芽付いていますね。2枚目は2009/04/17で、問題なく発芽。3枚目は2009/05/15で、やや幅広の線形の根生葉が扇形に広がっています。4枚目は2009/07/04で、しべも黄色の6弁花です。半日陰ですが6月からポツポツと咲いていました。

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若芽や花、乾燥させたつぼみは食用になるので、ハーブと言ってもよいのかな。2年目以降には、環境に順応して花色も花付きもよくなるとあったのですが…。2010/06/04にはつぼみがほころびかけています。花茎の先のつぼみは順次開いていくの。最後は2010/06/27で、花つきは去年よりはよいかもしれません。品種によっては昼咲きや夕方咲きもありますが、たいていは午前中に咲いて午後には傷んでくるからきれいに撮れないorz ヘメロカリスは地下茎でよく殖え広がり群落をつくるのですが、それは野生種のこと。頂き物のヤブカンゾウはワサワサと葉を伸ばして大株になりましたが、ヘメロカリスは特に殖えた様子もなし。園芸品種のなかには、ほとんど殖え広がらないものもあるそうです。種を採集してみようかな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

とにかく品種が多くて、花色や形が似ているものは区別しにくい。種からも育てやすいので、実生の交配品種も作りやすいのでしょう。品種名も商品名もついていない株も多いみたい。ラベリングしてくれないと、近くに植えた株は入り組んですでに識別不能(汗)。日本の気候に順応しているようで、地植えで管理に気を使わなくてよいのがメリット。ただし、ユリ科ワスレグサ属(ノカンゾウ,ニッコウキスゲ,ヘメロカリスなど)の植物にはキスゲフクレアブラムシ(ゴンズイノフクレアブラムシ)がたかります。「キスゲフクレアブラムシ(Indomegoura indica)、体長は約4mm、出現期は5〜11月、白いロウ状の物質で覆われた大型のアブラムシ。体色は橙赤色で、無翅型は全体をロウ質白粉で覆われるので白く見えるが、有翅型はロウ状物質を分泌しない。触覚,脚,角状管は黒色。角状管は中央で膨らむ。尾片は体色と同色で、短く先端は尖る」とあります。特に花期につぼみに群がって目立ちます。害虫による食害は植物の状態に大きく左右され、このヘメロカリスの黄花は最初から食害はありませんでした♪

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ヘメロカリスの赤花もいろいろ
ヘメロカリスの赤花と黄花♪

ヒメリュウキンカをコレクションしたいのなら

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東邦植物園と言えば水生・湿生植物でお世話になりました。元々がカエルの棲む駐車場が目的でしたから、トロフネを置いてヒメスイレンなどを植えました。集めているうちにトロフネが満員状態になって、地植えに挑戦していたのですが…。腰痛でガーデニングを中断していた時期に、地植えにした水生・湿生植物の多くは消滅しましたorz やはり、地植えは放任できる生育環境にあるものにしたほうがよいのかな。水生植物は成長が早く、鉢植えだと毎年植え替えが必要なものが多いかも。トロフネで生き残った水生植物はプランターに植え替えて沈めようかと思うの。植え替えの手間を2〜3年に一度にできるんじゃないかな。基本的に、トロフネはカエルの産卵用に放置する予定です。そう言えば、アマガエルの卵をオマケでプレゼントしてもらったのも東邦植物園でした。今年もアマガエルは鳴いています。けど、姿を見ていないのが残念…。上の画像は東邦植物園で購入したはずのヒメリュウキンカのつぼみですが、品種は不明。

ここからは「2010-05-02 水生植物を探せ! 東邦植物園はどこにあるの?」の転載です〜。→→→ケロの植物の入手ルートはブルーミング・スケープの植物物々交換掲示板がメインです。けっこうレアな植物も見つかるの。そして、多くは1口50円程度の梱包手数料+送料と激安!行き違いや事故のリスクを考えてもお得です♪ケロが好きな水生植物は田舎の園芸店ではほとんど取り扱いがありません。夏にホテイアオイが浮かべてある程度…。去年はウォーターカンナとポンテデリアが欲しかった。もちろん、近所には置いていませんから、ヤフオクや杜若園芸のオンラインショップなどでチェックしていたのですが…。う〜ん、お値段が高いし、送料もかかっちゃう。1株購入するのに1500円以上するのでは、貧乏なケロには手が出せませんorz

ダメモトでBSで「トロフネビオトープの住人をお譲りください♪」と募集してみると、お譲りくださる方がポツポツ現れてくれまして。駐車場ビオトープは一気に充実いたしました。ウォーターカンナもポンテデリアもほんのチョッピリの手数料でゲットできました。水生植物に湿生植物まで加えると、70種類以上植えつけたようです。狭い駐車場の端っこによく収まってるものです(笑)。

さらにレアな水生植物はないものかと検索していると、東邦植物園・水生植物コーナーがヒットしました。「住所:群馬県みどり市笠懸町鹿2708-3、Tel:0277-76-8313、営業時間:AM 9:00〜PM 5:00(6月〜8月はPM 6:00まで)、定休日:水曜日」群馬県内ですね。ケロの住所からは直線距離で片道40km以上タップリあります。風もなく穏やかな日よりだったので、自転車で行ってきました〜w 国道50号から少し北に入った丘の途中にあります。ひなびた感じで地味に営業中でした。商品があちこちに並んでいて、初めてだとどこから探してよいのかわからない…。お値段もついておりませんね…。小売にあんまり力を入れていないのかな?

恐る恐るのぞいていると、店主のおじさん登場。気さくに育て方を説明してくれます。抽水植物と言われている水生植物のいくつかは、山野草と共通で普通にポット苗に植えられていました。徐々に慣らせば、ほとんどの水生植物は地植えが可能なようです。涼しい気候で地植えにしないとお花が貧弱になると思っていたミズバショウも、トロフネに放置で大きく育っていました。群馬でもちゃんと成長するのですね。

静かなところで、カエルさんの鳴き声が聞こえてよい感じ。お値段は他と比べて高くはないけれど、水生植物なのでそれなりです。1株500円平均くらいかな。送料をケチって手にぶら下げて帰るつもりだったのですが…。気がついたら19種類も買っていた。これは宅急便で送ってもらうしかないです。万札に羽が生えて飛んでいく(汗)。通販でもよいのだけれど、ナーセリーをじっくりと見て廻ると時を忘れます。今回はミズキンバイが手に入らなかったのが残念。足がだるくなったけれども、秋の連休にまた行ってみようっと♪

ここからは「2010-05-05 通販の水生植物の品質は? 東邦植物園でお買い物♪」の再掲です〜。→→→ケロはもちろん田舎派!豊かな自然に抱かれて、広い土地で大型多年草を植えまくる。カエル池も掘って、周辺のエコトーンには水生&湿生植物がいっぱい。お家は雨露がしのげればよい。ま、実際に住むと、濃い人間関係でウンザリとかいろいろあるでしょうから…。田舎物件を見ながらバラ色の夢を膨らませている今が、人生のゴールデンタイムなのかも(笑)。

田舎暮らしでは車が必需品です。軽トラが活躍しそう。現住所は南群馬で平地ですから、たいていのところは自転車で行けます。連休には東邦植物園に行ってきました。で、昨日、商品が到着。最高気温が29℃と高温だったので心配しましたが、さすがにプロの梱包です。同県内で1日で届いたこともあって、傷みはほとんどありません。きれいなお花もついていました。粒状の用土は水生植物用のものなのかな?重ための土がよいのかと、黒土と腐葉土を混ぜて植えつけていたけれど…。全くベツモノデス。20リットル199円の黒土と腐葉土でも大丈夫かなw

国道50号に看板も出ているのですが、少し奥まった丘の斜面にあります。「住所:群馬県みどり市笠懸町鹿2708-3、Tel:0277-76-8313、営業時間:AM 9:00〜PM 5:00(6月〜8月はPM 6:00まで)、定休日:水曜日、※園主不在の場合、販売できないものもございます。遠来の方はご確認の上お越し下さい」ケロはいきなり押しかけましたが、お電話してから行くのが確実みたい。店主のおじさんのポリシーなのか、屋外の直射日光下で苗が育てられています。お店も商品もおしゃれではないけれど、スパルタで育てられた苗は丈夫です。いきなり強光にさらさないほうがよいのでしょうが、屋外に出しても葉焼けの心配はなし。

苗は整然と整理されている…わけではありません。確か、お値段も付けれていなかったはず。店主さんに声をかけて教えてもらうのが近道です。ネットで商品や価格をチェックしてからお出かけするのがよいです。ケロは山野草は夏越しに失敗するので、めったに手を出しません。が、今年、ヒメリュウキンカは強健な野草と実感しました。早春に金属光沢のある濃い黄色のお花が咲きます。「、東邦植物園・山野草・キンポウゲ科」を見ると、1株400円で何種類も売られています。コレクションの趣味はないのだけれど、欲しいな。

「ヒメリュウキンカの仲間、冬より発芽を始め春早くより開花、夏場は葉を落とし休眠、増殖よくたいへん丈夫。リュウキンカとあるが湿地性のリュウキンカとは違い乾きにも強く普通の鉢管理でも大丈夫、庭植えで群生させても楽しめる。特価・品種自由・10株・¥3500」あ〜、割引販売だ!こういうのに弱いの。買っちゃった♪地植えにしたほうが殖えるのですが、チビ苗も混じっています。1年目は鉢植えでビップ扱い。来年の秋に植え替える時に株分けできるくらい大きくなっているかな。

失敗もありました。いつも発作的に行動するので、欲しいものをメモしていかなかった。なので、その場の思いつきでお買い物カゴに入れたのですが…。自宅のヒメスイレンの花色が思い出せない(汗)。冷静に考えると、パスして帰宅後お電話して追加注文すればよいのです。でも、ここまで来て買わずに帰れるか!と黄色と赤を選びました。帰ってからBSの譲り主様に確認すると「黄色だよ」ってorz あと、やはりBSでいただいてきたエンコウソウが行方不明。強引に地植えにしたのがマズカッタの?これもリベンジを期して再購入しました。冬に消えた辺りにもう一回植えつけようとしたら…。丸っこい小さな葉が出ています。復活したのね。なんてこったい(爆)。ま、殖えたらBSで里親様を募集しよう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ヒメリュウキンカは東邦植物園で10種類セット販売(品種自由、10株、¥3250)されていてお得でした。その後、他の通販サイトからも購入して、過去記事を見ると24種類育てていたみたい。鉢植えで管理していましたが、丈夫で花つきがよい優等生でした。ケロのお気に入りだったのですが、ぎっくり腰の後ガーデニングはもう無理と考えた時期に駐車場にぶちまけました(笑)。植えつける気力と体力がなかったので、鉢植えをひっくり返して土を被せた程度。全滅を覚悟していたんだけれど、今年の春には22株が芽を出し、15種類ほどがお花をつけました。強健です!初めから地植えにすればよかったな〜。ただ、未開花の数株は小指の先サイズの葉が数枚なので、夏越しできるかは微妙。とりあえず腐葉土を被せてあります。この夏を乗り切れれば宿根化できるでしょう。何株残ってくれるかな?そうだ、ヒメリュウキンカの画像も整理しないとわからなくなりますね。地植えだと数年で境界があいまいになって、お花の似た品種は区別できなくなりそうです。でもな〜、ヒメリュウキンカの画像は多すぎてどこから手を付けたものだか…。

関連記事「ヒメリュウキンカは春の妖精♪
ヒメリュウキンカはリュウキンカと違うの?
ニホンアマガエルのレインコール♪

クロッカス・ヴェルヌスのジャンヌダルクとイエローマンモスとフラワーレコードとネグロボーイ

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クロッカス・ヴェルヌスは秋植え春咲きクロッカスの代表的な品種で、園芸品種が多く花色も豊富です。英名のダッチ・クロッカスという呼び方も使われます。「バルカン半島〜小アジアに自生する黄色系の花を咲かせる原種から作出した園芸品種が寒咲きクロッカスで、花期は1月下旬〜3月上旬、球根も花径も小さめ」これに対して「ヨーロッパの山岳地帯に自生する紫色系の花を咲かせる原種から作出した園芸品種の総称がダッチ・クロッカスで、花期は3〜4月、球根も花径もやや大きめ」いろいろな商品名で売られていて学名がよくわかりませんが、たぶん白花がジャンヌダルク、黄花がイエローマンモス、紫花がフラワーレコードだったと思う。セキチューで買ったり、交換サイトで頂いたりしたものです。黄花もクロッカス・ヴェルヌスの仲間でよいのかな?ま、この3種は過去記事で何度も書いたのでパスしてと(笑)。
上の画像は012/03/14と03/19のクロッカス・ネグロボーイ(アヤメ科サフラン属の耐寒性多年草)です。購入した Pottertons Nursery の通販ページにはダッチ・クロッカスとありますから、クロッカス・ヴェルヌス・ネグロボーイ(Crocus vernus 'Negroboy')のはず。花色は濃い紫で、花被片の外側は光沢があるみたい。細長い線形の葉は黄緑色で、中央に白いラインが走ります。葉はこの後伸びだして15cmほどになるかな。平開すると中央部分は白、外花被片が長めでちょっとアンバランスに感じました。やはり、咲き掛けがよいな〜。耐寒性は十分ですが、高温多湿に弱いので葉が枯れてから掘りあげて乾燥保存します。が、日当たりと水はけがよく、夏に半日陰になる落葉樹の根元などに植えれば、数年は植えっぱなしでもOK。

ここからは「2010-02-06 原種クロッカスは丈夫かな クロッカスの花色もいろいろ」の転載です〜。→→→今週のお題は「春が来たら」です!春が来たら早春のお花が咲き出します。そろそろレンギョウやオウバイが咲く時期かもしれません。クロッカスも大好きな花で、去年は2月中旬から開花していました。2008/10/25に近所のお店で10球入り280円で買って来て地植えにしたのでした。12月下旬に発芽→1〜2月に葉も伸びてきて開花というサイクルでしたが、今年は発芽は1月になってから→2月上旬になっても芽が2〜3cm出ているだけです。自然分球で殖えていくかと期待したけれど、10球分の芽は見つかりません。これから発芽するのもあるのでしょうか。

「クロッカス(Crocus vernus)、アヤメ科クロッカス属の総称、耐寒性秋植え球根、原産地は地中海沿岸〜小アジア、草丈は10cmほど、花期は2〜4月。」背が低いのに花径5cmくらいの大きめの花をつけます。花色は紫色、白、黄色などと豊富で絞り咲きもよく見かけます。日当たりと水はけのよい場所を好むので、落葉樹の根元などがよいみたい。栽培条件がよければ植えっぱなしOKですが、夏は掘り上げて乾燥保存が安心かもしれません。

水はけが悪い場所に植えたので掘り上げるつもりでしたが、球根を太らせるために葉が枯れきるのを待っていて…。そこら辺はレモンマリーゴールドに覆われて行方不明になっちゃった(汗)。発芽が少ないのは夏に腐って消えた球根があるのかもです。例によって完全放任でしたが、球根が弱らないように花がらを摘むべきだったかな。画像はいずれも2009/03/14で、白花がジャンヌダルク、黄花がイエローマンモス、紫花がフラワーレコードという園芸品種だったように思います。たぶん(笑)。

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クロッカス・ヴェルヌス・イエローマンモス2009-03-14.jpg

クロッカス・ヴェルヌス・フラワーレコード2009-03-14.jpg

「晩秋に咲き、花を薬用やスパイスとして用いるサフランに対し、クロッカスは早春に咲き、観賞用のみに栽培されるため、春サフラン、花サフランなどと呼ばれる。(中略)植物学上は、クリサントゥスCrocus chrysanthusを原種とする黄色種と、ヴェルヌスC. vernusを原種とする白・紫系の品種とは別種だが、園芸では同一種として扱われ、花壇・鉢植え・水栽培抔に利用されている」〜Wikipediaの「クロッカス

黄花と白花・紫花では系統が違うのですか。黄色のお花が一番先に咲き出していましたね。2009/12の年末には原種クロッカスも5種類追加しました。「改良種に比べ、球根が小さく花付きも少ないが丈夫で植えっぱなしOK」だそうですが…。原種系の園芸品種ということかな?植え付け適期は9月下旬〜11月中旬なのでかなり遅れて植えました。そのせいかまだ発芽していません。ま、丈夫だから問題ないでしょう。BSで譲っていただきました。たぶん、東樹園の球根半額セールのおすそ分けなのですが、ラッキーでした。自分で買うと送料の550円がもったいないのw BSだと6〜8球ずつ5種類分けていただいて第4種郵便料金は130円なのです。軽い小球根は第4種郵便がお得♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

「クロッカスはギリシャ語の糸に当たる語が語源で、めしべが糸状に長く伸びることに由来する」夏植え秋咲きのサフランのイメージでしょうか。「ヴェルヌスはギリシャ語の春に当たる語が語源」だそうです。「1球あたり1〜数輪の花を咲かせ、芽の数だけ新しい球根ができて増える」クロッカス・ヴェルヌス・ネグロボーイは花つきがよく、たくさん咲いてくれました。けど、それは自然分球で球根が小さくなることも意味しているわけなのね。購入した時の球根はずっしりとしていて、水栽培が可能なサイズでした。で、肥培どころかプランターから駐車場にぶちまけちゃって、この春は開花ゼロ(涙)。来春はどうかな〜。

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クロッカスのエトラスカス・ザーネンブルグとシーベリー・サブリミス・トリカラーとシーベリー・アティカス・ファイアフライ

バーバスカムは多年草?

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バーバスカムと言えば、ケロ的にはビロウドモウズイカ(Verbascum thapsus)を思い浮かべます。存在感のある大型ハーブです。ただビロウドモウズイカは縦も横もでかいので、広いスペースが必要。中型で花色豊富なバーバスカム・フォエニセウムのほうが扱いやすいと思います。「バーバスカム・フォエニセウム(
Verbascum phoeniceum)、ゴマノハグサ科モウズイカ(バーバスカム属)、常緑多年草、地中海沿岸地方〜中央アジア原産、花期は4〜7月、花茎の高さは60cm前後」花色は紫,ピンク,オレンジ,黄,白と豊富で、花径2〜3cmのお花が穂状に咲きあがります。寒さには強く防寒不要、多肥も必要なし。高温多湿に弱い多年草で、1年草扱いされることもあります。日照を好みますが、夏越しを考えると半日陰でもよいかも。水はけと通風のよい場所に植えて乾燥気味に管理すると、宿根化しやすいはずです。上の画像は2013/05/05で、しおれかけていて花色はパッとしませんが紫色のバーバスカム・フォエニセウム'ビオレッタ'(Verbascum phoeniceum'Violetta')じゃないかな。

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3・4枚目は2013/04/26で、花色はベージュに近い薄いピンクなのでバーバスカム・ハイブリダム・'サザンチャーム'(Verbascum hybridum'Southern Charm')かもしれません。白花も咲いていたように思います。「開ききると花冠は五裂、雌しべが1本、雄しべが5本」というお花の構造はビロウドモウズイカと共通なのでしょうが、おしべの花糸に生えているらしき白い毛が目立ちます。花柄の先に付くお花は寿命が短くてすぐ散りますが、花数が多いので花期は長め。つぼみは星型のバルーン状でかわゆい♪5枚目も2013/04/26で、濃い緑色の葉は楕円〜長卵形で葉脈としわがあってゴワゴワした見た目です。株は低いロゼットで花期に中央から長い花茎を伸ばす→花後に葉がなくなる→その後花茎の周囲から新葉が出る、そうしたライフサイクルのようです。大株になると花茎が何本も立ち上がって見ごたえがあるそうですが、今のところ貧弱な感じ(笑)。

ここからは「2010-09-02 ビロードモウズイカが欲しかったの コモンマーレインとバーバスカムは違った…」の転載です〜。→→→バーバスカムの種が国華園の「50円花たね」で売られていて、バーバスカムはマーレインと同一と勘違いして購入しました。ゴマノハグサ科モウズイカ属の仲間は小アジア〜西アジアが原産地で、世界に約360種もあるのだとか。園芸品種が多数作られて花色は豊富です。「バーバスカム(Verbascum phoeniceum)、ゴマノハグサ科モウズイカ属、耐寒性多年草or2年草、草丈は60〜90cm、花期は6〜7月」緑葉で草丈は低め、耐寒性はあるが耐暑性が弱くて夏越しできない園芸上の1年草扱いになるのかな。直径1mm未満の細かい種ですが発芽率はよかったです。秋蒔きで、無暖房の室内でポリポット苗で冬越し。翌春、地植えにして開花したのですが…。

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1枚目は2009/01/10で、小苗は寒さに強く冬越しは問題なし。2枚目は2009/05/08で、地植え後も順調に根生葉が育っています。ギシギシと似ている楕円形の葉は鋸歯が目立っている。3枚目は2009/05/30で、細長い花茎に花恵cmほどの紫花を総状花序に付けています。最後は2009/05/10で、花色は薄いアプリコット色でした。花色は他にピンクや白もあるそうです。予想通り夏に枯れて消滅。こぼれ種からの発芽は確認できませんでした。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ビロウドモウズイカを期待していたので、バーバスカム・フォエニセウムは植えっぱなしで存在も忘れておりました(汗)。しかし、意外としぶとく紫、薄いピンク、白の3色が生き残っているの。夏越しして宿根化したのか、こぼれ種からの発芽なのかは不明です。大株ではない、発芽率はよさそう、とするとこぼれ種から育った株かもしれません。花期はちょっと短くて6月上旬にはお花が終了。たぶんこの後、夏にかけて葉も枯れるのでしょう。秋にロゼットが復活しているかチェックしてみよう。

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バーバスカムはマーレインなの?
ビロウドモウズイカは大型ハーブ♪

ヤナギバチョウジソウは少し大型

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ヤナギバチョウジソウは北米原産で、学名をカタカナ読みしてアムソニア・タベルナエモンタナ。前回のチョウジソウは在来種でアムソニア・エリピチカ。英名はどちらもブルースターかな。「ヤナギバチョウジソウ(Amsonia tabernaemontana)、キョウチクトウ科チョウジソウ属、耐寒性多年草、北米東部〜南部原産、花期は5月頃、草丈は1m前後」短い葉柄がある互生する葉は披針形から楕円形で、チョウジソウに比べて細身なのでヤナギバと付いたようです。ホソバチョウジソウとどこで区別するのかはよくわかりません(汗)。「有毒植物、地下茎で殖える、開花までは日当りがよく真夏は半日陰となる場所が適する」落葉樹の株元などがよいのでしょうか。乾燥がちの場所では殖えにくいそうですが、基本的に丈夫で一度根付けば放任OKのタイプです。「集散花序、淡い青色の筒状花で花冠の先は深く5裂する」チョウジソウと比べると、花色は同じ、5裂した花びらの幅はやや細めに見えます。上の画像は2013/05/08で、去年あたりから開花していると思う。下の画像は2013/05/04で、花筒の基部には三角状に5裂するがくがありますが、これに細かい毛が目立っています。これはチョウジソウにはなかったような気がするんですけど、どうかな?

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削除してしまった2010-06のヤナギバチョウジソウの過去記事を見てみますと→同属で北米原産のヤナギバチョウジソウ(Amsonia tabernaemontana)は、日本に自生するチョウジソウと見た目も性質も似ています。「穂状に植えに咲き上がる集散花序はボリュームがあるが、花色が淡くて薄め。葉がほっそりしていて柳の葉に似ている」とありましたが、お花も葉もよく似ていて並べて比べてみないと区別できないかもです。ヤナギバチョウジソウは発根済みの挿し穂を頂きました。画像は2009/07/03で、状態のよい挿し穂が届きました。植え付け時期の春は過ぎていましたが、強引に地植えにします。2009年の夏には真夏の暑さに負けずに根付いてくれました。2010年の春には冬越しした2株を確認♪寒さには強くて、群馬では防寒なしで問題なく冬を越せます。来春にはお花が楽しめるとよいな。

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「日本国内で「チョウジソウ」の名で園芸用に市販されている株は、外観は似るが北米原産のホソバチョウジソウ (A. angustifolia) やヤナギバチョウジソウ (A. tabernaemontana) などの他種であることも多い。日本国内では本種のほか、北米原産の種が園芸用に栽培され、いずれも「チョウジソウ」の名で流通している。多くの北米原産種の葉は細長くなるのに対し、本種は比較的葉幅が広く楕円形に近くなるところなどで見分けられているが、外観がよく似ているため判別は難しい」〜Wikipediaの「チョウジソウ」←ここまでが2009と2010年の頃のヤナギバチョウジソウでした〜。

ヤナギバチョウジソウは在来種のチョウジソウに比べると少し大型です。挿し穂から育てたので、当初はヒョロッとしていましたが、徐々に草丈も株の横幅も増してきました。地下茎でどんどん笛広がることはなくて扱いやすいのは、乾燥気味だから?真夏の直射日光のせい?それでも病害虫は特になく、枯れる気配はありません。「1株の寿命は短いので、株分け、実生、茎挿し、などで毎年株を更新した方がよい。株分けは10月、実生は春、茎ざしは6月が適期」ええと、今年でヤナギバチョウジソウもチョウジソウも4年目ですが、勢いが弱っている様子はないみたい。でも、年数からいって、そろそろ茎挿しで予備の苗を作っておくのが安心ですね。

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チョウジソウとヤナギバチョウジソウのめしべとおしべ

ムスカリ・アルメニアカムとムスカリ・ボトリオイデス・アルバ

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ムスカリと言えば、青紫色の小花が密に付くムスカリ・アルメニアカムが思い浮かびます。もうお花は終わってしまいましたが、今年も日照不足に耐えて咲いてくれました。日当たりも通風も悪いので、弱い植物ならフェードアウトしそうな場所に植えてあります。が、百均で売られている球根はどれも丈夫!植えたのは4球ですが、地味〜に増殖中。分球しているのでしょうか。花がらを摘んでいないので実生の可能性もあります。種からだと、開花まで3年以上かかるそうです。画像は2012/04/27で、日当たりの悪さがわかりますね…。壷を伏せたような形のお花なので、中のつくりは良くわかりません。覗き込むと、花粉まみれで黄色の葯が6個だからおしべは6本、中央に柱頭が三角形に見えるめしべが1本、だったと思う。

ここからは「2010-05-20 植えっぱなしでもよいのかな? ムスカリ・アルメニアカムの開花」の転載です〜。→→→ムスカリと言えば植えっぱなし球根の代表です。寒さに強い&休眠期の夏に腐ることも少ないので、地植えにすれば放任でOK。土質を選ばず、病害虫も特にない上にある程度の耐陰性もあります。それで、近所の公園や歩道沿いにも植えられていて、わざわざ駐車場に植えることもないかとパスしてました(笑)。百均で見かけて2008/10の下旬に植えましたが、2009/04の開花はパッとしませんでした。4球とも発芽&開花してくれたので、文句はなかったけれど…。

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画像は2009/03/27で、ケロ的にはこのくすんだ紫&茶色のつぼみの頃が好きです。この後、5月上旬まで咲き続けたので花期も長めかな。7月には葉も枯れて休眠し、10月頃に発芽していました。2枚目は2010/04/09で、2年目にはずいぶん殖えています。半日陰なのですが、花付きも悪くありません。日陰でもアップにして見るとプリティなお花なの。ブドウの実が逆さまに付いているという形容がピッタリです。「1球から何本かの花茎が伸びて穂状花序を付ける。開ききらない花径1cmほどの花は青紫色で端が白」品種は不明ですが、ムスカリ・アルメニアカムだと思います。

「ムスカリ・アルメニアカム(Muscari armeniacum)、ユリ科ムスカリ属、耐寒性多年草、秋植え球根、別名はグレープヒアシンス、地中海沿岸〜南西アジア原産、草丈は10〜20cm、花期は3〜4月」ムスカリは品種が多くて、花色も青紫の他に白、青、緑、ピンク、黄色と豊富です。コレクションする気はないけれど、手間なしなので白と緑も欲しいな。年末に東樹園の球根半額セールで買ってこようw

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最後の画像は白花のムスカリですが、いつ植えたのか記憶にないの(汗)。過去記事を読み返すと、東樹園(通販はすでに閉店)の球根半額セールで買ったのかな?野放し球根としてムスカリ・ホワイトマジック(Muscari aucheri 'White magic')が売られているので、近所のホームセンターの在庫一掃セールで買ったのかな?花序は縦に細長く、純白の花色もあって華奢な印象です。性質は他のムスカリと同様で強健。タチアオイの大きな葉が覆いかぶさって半日陰ですが、よく咲いてくれました。小さな花序も目に付きましたから、こちらも分球で殖えているようです。品種は不明ですが、ムスカリ・ボトリオイデス・アルバ(Muscari botryoides 'Alba')ということにしておきます(笑)。

関連記事「イエロームスカリ‘ゴールデンフレグランス’も丈夫♪
ムスカリの青花と白花

カマシア・クシキーの開花

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カマシア・クシキー(Camassia cusickii)はライフスタイルがわからなくて苦労しました(笑)。丈夫な球根植物で、排水さえよければ問題なく育つはずです。植物交換サイトでいただいた球根は、市販されていた新品で充実していました。排水も日当たりもいまひとつの場所に植えましたが、確かに枯れません。発芽が年明けの3月頃と遅いので、心配させられますが毎年元気に芽を出します。でも、2年間開花しなかったの。耐寒性も対書性もあり、病害虫もほとんどなし。植えっ放し球根の優等生なのですが、環境に順応してから咲き出すタイプなのかもしれないですね。上の画像は2013/04/19で、下の画像は2013/04/26です。つぼみを包む細長い葉のようなものは苞なのでしょうね。花茎の先までが50cmくらいと、カマシアの仲間では中型サイズでちょうどよい大きさかな。

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ここからは「2010-01-15 カマシアはオオヒナユリ♪ カマシア・クシキーの耐寒性は?」の再掲です〜。→→→
久しぶりにBSで球根をお譲り頂きました。同封されていたラベルを見ると2球398円で市販されているようですが、ケロの住んでいる田舎では全く見かけません。通販で購入すると送料が500円以上と商品のお代よりも高くなっちゃいます。第4種郵便の130円で送ってもらえるのはありがたいです♪

「原住民や西部開拓時代の移民が食用としたが生では毒性がある」そうです。救荒植物のヒガンバナみたいな扱いだったのかな。根元から伸びるやや幅のある細長い葉は50cmほどになり、長く伸びた花茎の先に総状花序を付けます。

花径3〜5cmの青紫の6弁花が下のほうから多数咲きあがり、群生させるとよい感じになるみたい。花弁は細くキャシャなお花に見えます。長く伸びたおしべの先の黄色いやくがアクセントになってるの。

「カマシア・クシキー(Camassia cusickii)、ユリ科カマシア属、多年草、 秋植え球根、北米原産、草丈は50〜80cm、花期は4〜5月、和名はオオヒナユリ、耐寒性は強い。」 ラベルの写真を見ると白に近い薄い水色で、淡青色や白花のカマシア・ライヒトリーかなと思ったのですが…。カマシア・クシキーと明示されています。花色は濃淡の差がかなりあるようです。長卵形の球根(鱗茎)は長径が6cm以上と大きめですね。

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寒さに強い植えっぱなし球根です。群馬なら防寒なしで冬越しできます。植え付け適期が9〜11月なので2ヶ月ほど遅れているけれど大丈夫。去年も秋植え球根を半額セールで買って年明けに植えましたが、開花してくれましたから。数年経って分球して混んできたら、初夏に葉が枯れてから掘り上げ→感想保存→秋に植え替えという手順になります。

栽培のポイントは多湿と乾燥のしすぎを避けることです。地植えで植えっぱなしの場合は夏の休眠期には水を断ちますが、生育期も多湿は根腐れの原因になります。でも、芽が出る前に乾燥しきるのもダメなのね。冷え込みがきついので水やりを躊躇するのですが、乾燥注意報が出続けていますから週末にはタップリお水をあげることにしようかな。とりあえず鉢植えにしようとしたのだけれど、来週は最低気温が3℃、最高気温が13℃の予報になってます。後々の手間を考えて、やはり地植えにしよう!←←←ここまでが過去記事でした〜。

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最後の画像は2013/04/26です。「花柄のある小花が円柱形に並び下から咲き上がるので総状花序、縁が少し波打つ細長い花被片は淡い水色で6枚、長い花糸の先に黄色い葯が付くおしべも6本」画像ではわかりにくいのですが、子房上位のはずだからお花の中央にある黄緑色のが子房かな?さらにわかりにくいけれど、そこから突き出した葯の付いていない棒状の突起がめしべかな?重めの花序を支える褐色の花茎は太めでしっかりしています。球根の状態で咲いたり咲かなかったりしますが、葉の状態はよいので弱っているとは思えません。当面掘り上げずに放任です。カマシアは6種類植わっていて、4種類が開花中♪カマシア・エスキュレンタ・ブルーメロディとカマシア・ライヒトリニー・アルバが咲いていないようです。過去記事を見ると、去年の開花は5月上旬でした。今年も咲いてくれるとよいな。

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カマシア・カマッシュは小型カマシア

フクジュソウは地植え向き

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フクジュソウは鉢植えで購入し、当初は育て方がよくわかりませんでした。乾燥や日照不足でつぼみが開花しないまま終わったり…。逆に多湿にして弱らせたり…。地植えにすると数年で消えることもあるとの記述があって、用心して鉢植えで管理したのですが失敗。あきらめて駐車場に埋めたのですが、毎年鮮やかな黄色のお花が顔を出してくれるようになりました。「虫媒花だがに気温の低い早春に咲き始めるため、光沢のある花弁がパラボラアンテナのように湾曲して花の中心部に日光を集め、温度を外気より6〜10℃高める。向日性が強く、日光が当たると開き日が陰ると閉じるだけでなく、太陽の動きに合わせて花の向きを変える」お花の色や形、匂いなどではなく、温かさで花粉を運ぶ昆虫を誘引するのですね。「根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っている」根は水を吸収する力が弱いため、太くて長い根をたくさん必要とします。やはり、地植え向きに思えます。画像はどちらも2010/02/21で、ケロ的には地際で開きかけの頃が好みです。

ここからは「2010-02-21 お正月の定番 フクジュソウの開花♪」の転載です〜。→→→今週の金曜日は6〜17℃の予報です。諦めかけていたプスキニアもやっと発芽を確認できました。そして、トロフネにお水を足す時にフクジュソウの開花に気が付いたの。旧暦のお正月(新暦の1月下旬〜2月中旬)の頃に咲くのでガンジツソウとも呼ばれます。温室で栽培された鉢植えが年末から年始にかけて売られていて、ケロは2008/11の下旬にワケあり激安品を買って来たはず。一回り大きな鉢に植え替えてベランダで管理していたのですが…。年が開けてお花が咲いたのはひと芽のみorz 画像は2009/01/17です。他のつぼみは日照不足か薄皮が乾燥したのか不明ですが、開ききらないままおしまい…。

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「フクジュソウ(Adonis ramosa)、キンポウゲ科フクジュソウ属、耐寒性多年草、北海道〜九州に自生、花期は3〜5月、草丈は10〜30cm。」園芸品種が多く、花色は黄色が基本ですが赤、オレンジ、白、緑などもあります。短い茎の上に花径4cmほどの花だけがつく→茎や葉が伸びだし1つの茎に数個の花をつける→梅雨のころ地上部分は枯れる→休眠中も根は活動を続けて秋に翌春の花芽が作られる、という生育パターンです。スプリング・エフェメラルですね。花が咲いてから伸びだす葉は羽状に深く裂けています。

近所の駐車場の片隅に毎年咲いている福寿草を見ているので、地植えにすれば勝手に育つと思っていたのですが…。「太い根が多数伸びるが吸水能力は低いので乾燥を嫌う。成長期も休眠期も乾燥のしすぎは避ける。但し、多湿にすると根腐れをおこす。地植えにした株は植え替えないと連作障害で消えることもある。」なんだか注文が多いな…。ケロが観察しているよそ様の駐車場のフクジュソウは植え替えしているとは思えないけれど、5年以上元気に咲き続けているよ。

採り蒔きの実生、9〜10月の植え替え時の株分けで殖やせます。株分けは根をいためないことがポイントだそうです。つぼみの薄皮が乾燥していたのかうまく咲いてくれなかったので、植え替え適期は秋ですが2月に地植えにしちゃいました。そして、そのまま枯れました…。普通はここからの3ヶ月で葉を伸ばして光合成で来年までの養分を蓄えるはず。あきらめモードで掘り返して他の草花の苗を植えたのでした。夏も冬も水やりはなし。特に1月は3週間くらい降水量が0で異常乾燥注意報が出ていました。

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「露地植えでもよく育つ。また、根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがある。しかし、毒性(副作用)も強く素人の利用は死に至る危険な行為である。薬理作用、毒性共にアドニンという成分によるものと考えられている」〜Wikipediaの「フクジュソウ」 

鉢植えの管理は面倒くさいけれど、地植えにすると丈夫なのではないでしょうか?理想は水はけがよく湿り気のある落葉樹の株元。つまり、秋〜春(特に葉が出ている2〜5月)は日が当たり、休眠中の夏は涼しい日陰になる場所を好みます。でも、乾燥にも暑さにもけっこう耐えるみたい。画像は2010/02/21です。掘り返されても、根の切れっ端が生き残っていた模様。連作障害で枯れるのかな?大株に育つの待って、保険で株分けしてあげようと思います。有毒植物なので取り扱いに注意が必要かな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

「互生する葉は長い葉柄があり深く裂ける羽状複葉。単頂花序で茎の頂きに1個の花を付ける。めしべとおしべは多数あって、めしべ群は成熟すると球形の集合果となる。フクジュソウ属はアリ散布植物」エライオソームが付いた種子なのですね。最後の画像は2013/04/16で、すでにお花は終了しています。草丈は30cmになり、ニンジンに似た葉がワイルドに茂っているの。この金平糖みたいなのが球形の集合果なのでしょうか。アリに運ばれて巣の近くで翌春に発芽するはずです。まだ、こぼれ種からの発芽は確認したことはありません。株が充実してきたのでそろそろ期待できるかもです。フクジュソウ2013-04-16.jpg

関連記事「フクジュソウが36,750円?
フクジュソウは早春のお花♪
フクジュソウはスプリング・エフェメラル

アジュガ・レプタンスの耐病性は?

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アジュガ・レプタンスは丈夫だろうと、コンクリートの塀のそばに植えてしまいました。デジカメで撮影しても暗くてきれいに撮れません。フラッシュを焚くとテカった変な色になっちゃうし。と思っていたのですが、匍匐枝を伸ばして自力で明るい場所に進出してきました。最初に植えた場所から1m以上離れていると思うな。さすがにグラウンドカバー向きです。地面に張り付くように重なり合う葉は楕円形。斑が入ったり、黒に近い濃い褐色だったり、葉色を楽しむカラーリーフプランツでもあります。「茎につく葉は対生、葉は無毛で鋸歯がある、直立する総状花序に花径1〜2cmの唇形花を多数付ける、斜め上に向く上唇は短く2裂する、水平に突き出す下唇は大きめで3裂し、真ん中の裂片は先が切れ込みへこむ」画像は2枚とも2013/04/27で、小さい上唇はわかりにくいですね。上唇の下におしべやめしべがまとまって突き出しているようです。カニの目玉みたいに飛び出している白いのが葯でしょうか?下唇をよく見ると、紫というより水色に濃い青の花脈が走っていて美しい♪寒さに当たった葉はこげ茶色になっています。

ここからは「2010-11-03 丈夫なアジュガも病気になる… アジュガ・レプタンスかな?」の転載です〜。→→→条件の悪い駐車場ガーデニングなので、自然淘汰されて強健な植物が生き残ります。グラウンドカバーと言えばアジュガもよく知られています。耐寒性も耐暑性も強く、耐陰性もあります。這い性でほふく枝を出し地面を覆うのでグランドカバー向き。強健で繁殖力も強いので雑草化しています。ケロも近所の空き地で見かけて採集してきたはず。品種は不明ですが、葉色からしてアジュガ・レプタンスではないかと思うの。「アジュガ・レプタンス(Ajuga reptans)、シソ科アジュガ(キランソウ)属、耐寒性多年草、原産地は欧州、草丈は約20cm、花期は4〜5月」ヨウシュジュウニヒトエ、セイヨウキランソウといった別名もありますが、これは在来種のジュウニヒトエやキランソウと紛らわしいorz

春に穂状の花序を立ち上げる時期には茎にも小さな葉が対生しますが、他の時期は先の丸い楕円形の根生葉はロゼット状かな。アジュガ・レプタンスの葉色は緑〜紫がかったこげ茶色で、カラーリーフとして楽しめます。気温の低い時期は色が濃くなり濃い紫色の銅葉が美しいの。耐寒温度は−8℃とあって群馬では防寒なしの地植えで問題なく冬越しできます。強い乾燥を嫌う、夏の直射日光で葉焼けするとありましたが、地植えで根付けば放任でOKです。種類によるのでしょうが、アジュガ・レプタンスは直射日光下の空き地でも元気にはびこっておりましたw 土質を選ばず多肥は不要、病害虫は特になし。ハダニやアブラムシの食害があるそうですが、経験なし。花茎を伸ばして青紫の小花を穂状に密に付けます。花色は白やピンクもありますが、基本の青紫系が一番丈夫みたい。地植えなら植えっぱなし可能ですが、数年経って株が混んで弱ってきたら春か秋に植え替えます。

品種改良が進んでいて、紫葉の小型種のチョコレートチップ、黒の近い葉色のブラックスカロップ、シルバーグリーン&イエロー&ピンクの3色の斑が入るマルチカラーなどがあります。ただ、原種のアジュガ・レプタンスに比べてやや弱く、斑入り種は葉焼けしやすいようです。頂き物のアジュガ・マルチカラーはいつの間にか行方不明(笑)。秋に頂いてきたアジュガ・ピンクの小苗は慎重にポット苗にして養生中、春に地植えにしよう。かつては血止めや鎮痛性の薬効があるハーブとして扱われ、ビューグルと呼ばれるのだとか。

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植えつけ1年目は1株からじみ〜に増殖。気温が高い時期は葉色が緑になるようですね。1枚目は2008/10/25で、寒くなると紫色が強く出るようになります。2枚目は2009/03/20で、冬は半枯れのロゼットですが3月頃には新芽が伸び出す気配あり。3枚目は2009/04/17で、唇形花をアップで見てみます。分かりにくいのですが、目立っているのは3裂する下唇で上唇は2裂しているようです。付け根の方は苞に包まれているのかな。花つきよく手間がかからずケロ向きの野草と言えます。多湿で風通しが悪いと、灰色カビ病、立ち枯れ病、ウドン粉病などが発生するらしい。完全放置で4年ほど放置していたら、今年の夏に病気が発生orz 病名は不明ですが、全部引っこ抜いて草木灰を撒きました。花後に花がらや枯れ葉を取り除くべきだったかも…。が、秋にのぞくと残った根から元気な葉が復活している!青花と桃花が咲き続けてくれるように、もうちょっと手をかけなくては(汗)。←←←ここまでが過去記事です〜。

斑入りのアジュガ・レプタンス・マルチカラーは消えてしまいました。改良された園芸品種はやや弱いようです。葉に斑が入らず紫花の原種が一番強健です。乾燥にも、日照不足にもかなり耐えてくれますが…。半日陰で弱っていたのか、葉に病気が出たことがあります。病名は不明でしたがかなり広がったので、全部引っこ抜いて草木灰と苦土石灰を混ぜ込んでみました。翌春には、残った根から健康な新葉が出てきたので一安心。丈夫なアジュガ・レプタンスですが、通風の悪い半日陰で多湿にすると発病します。強い乾燥は嫌いますが、風通しのよい日向で元気に殖え広がるようです。桃花のアジュガ・レプタンス・ピンクエルフ(Ajuga reptans 'Pink Elf')は日向に植えたので、夏に葉が傷みはしますが成長は早いの。ピンクのアジュガは次の記事で紹介いたします〜。

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