斑入りカンスゲとベアグラスは違う?

斑入りカンスゲ.jpg

カレックス・オシメンシス・エバーゴールド(Carex oshimensis 'Evergold')は、伊豆諸島の固有種であるオオシマカンスゲ(Carex oshimensis)の園芸品種。ベアグラスの別名でも呼ばれていますが、クセロフィラム・テナックスという北米原産のユリ科の大型多年草もベアグラスなので紛らわしいです。

「カレックス・オシメンシス・エバーゴールド(Carex oshimensis 'Evergold')、カヤツリグサ科スゲ属、常緑耐寒性多年草、草丈は30cmほど、花期は4〜5月、別名は斑入りカンスゲ」冬でも常緑なので寒菅と名付けられたのだとか。耐寒性は−12℃と強く、寒冷地を除いて地植え可能です。カンスゲ(Carex morrowii)は根元から匍匐茎を出すそうですが、斑入りカンスゲはどうなのでしょう。地植えにして数年経ちますが、横に広がらずにこじんまりとまとまっています。繁殖は春か秋に株分け。小型で暴れないので扱いやすいと思います。

画像は2013/10/09の斑入りカンスゲで、「密に根生する線形の葉は光沢のある緑、中央に白〜薄い黄色の斑がくっきりと入りる」乾燥によく耐え、多湿は嫌うそうです。でも、地植えにすれば梅雨で多少葉が傷んでも成長は衰えません。地味ですが、手間がかからず管理しやすいカラーリーフなのです。

花期にはブラシ状の花穂を伸ばします。「葉の間から多くの花茎をたて、先端に1個の雄小穂、その下に雌小穂を数個つける」カヤツリグサ科ですから花弁のない薄茶色のお花の集まり、あまり観賞価値はありませんがケロは見てみたい。株が充実してきたので、そろそろ花穂をつけるかと期待しています。しべが伸びだしている画像をアップできるとよいな。

関連記事「カレックス・ブロンズカールは渋い脇役

ネリネは気難しい…

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-14.jpg

ネリネのお花はきれいなのですが、やや気難しくて思うように開花してくれません。ネリネ・ウンズラータ(Nerine undulata)は常緑性で耐寒性もあり、ネリネの仲間では丈夫だと言われています。大正時代に日本に導入され、ヒメヒガンバナとも呼ばれるのかな。上の画像は2013/11/14のネリネ・ウンズラータ・ロゼア((N.undulata 'Rosea')で、花色が前年よりも薄いけれど咲いてくれました。

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-06.jpg

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-08.jpg

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-12.jpg

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-12-2.jpg

このページの画像はすべて2013/11のネリネ・ウンズラータ・ロゼアです。「ネリネ・ウンズラータ・ロゼア((N.undulata 'Rosea')、ヒガンバナ科ネリネ属、耐寒性多年草、南アフリカの東ケープ地方原産、草丈は25〜70cm、花期は11月、花色は赤に近い濃いピンク」春から秋にかけては、軒下で管理しているのですが葉が3枚くらいと少ないの。鉢植えで乾燥気味に管理しているのに、新葉が伸びる頃に古い葉は萎れて枯れていく…。それで、光合成が十分にできなくて球根が太らず開花しないorz 結局、2013年に咲いたネリネはこのウンズラータ・ロゼアだけでした。

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-14-2.jpg

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-14-3.jpg

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-18.jpg

ネリネ・ウンズラータ・ロゼア2013-11-18-2.jpg

花茎の先に十数個のお花を散形花序につけるはずですが、花数は5〜6程度。「6枚の花被片は濃いピンクで軽く反り、縁ははっきりと波打つ。おしべは6本で花糸も濃いピンク、葯は濃い小豆色で花粉がこぼれだすと白っぽくなる。棒状のめしべは1本で濃いピンク」めしべの柱頭が白く見えるのは、花粉が付着したからかな?地植えにすると大きく育つようですが、ケロの鉢植えは花茎の先まで30cmと小型。こじんまりとした花序で、花数も少ない…。球根が腐りやすいというので、肥料はあげていません。

細かい管理までは手が回りません。お花を確認してから地植えにするつもりでしたが、春にすべて軒下に植えちゃおうかな。栽培環境が合っていないことはわかるのだけれど、改善策が思いつきません。自然に任せることにしよう。でもな〜、今年みたいに雪の下になっても耐えられるほど強健とは思えない。プランターにまとめ植えにしたら、さらに開花しにくくなるのだろうし…。う〜ん、鉢植えの置き場所に注意して、もう1年様子を見ることにするかな〜。

関連記事「ネリネ・ウンズラータとネリネ・ウンズラータ・ロゼア
ネリネは気難しい…

秋咲きクロッカス・スペキオススとメディウスの花色

クロッカス・スペキオスス2013-11-20.jpg

クロッカス・スペキオス2013-11-18ス.jpg

クロッカス・スペキオスス 'スペキオスス'(Crocus speciosus 'speciosus')は、わりとメジャーな秋咲きクロッカスです。過去記事を見ると、「プランターで育てた2011年の秋には開花、地植えにした2012年の秋には開花せず」とあります。上の画像は地植え2年目のクロッカス・スペキオススで、11月下旬になんとか開花。お花は小さめで、開ききらないで萎んだはず。基部で3分岐するオレンジ色のめしべは、先端でさらに3分岐しています。3本あるおしべの葯は鮮やかな黄色。花被片は薄い青紫色で、濃い青紫色の花脈が走るのですが…。この網目模様の花脈がボケてほとんどわかりませんorz

過去記事からコピペすると、「「クロッカス・スペキオスス(Crocus speciosus)、アヤメ科クロッカス属、耐寒性多年草、夏〜秋植え球根、原産地は中央アジア〜東欧、草丈は10〜20cm、花期は10月」2013年は11月下旬の開花で、線形の葉は同時に伸び始めていました。お花の色や形は残念でしたが、地植えの放任で梅雨〜真夏の高温多湿を乗り切れるようです。現状は雪の下ですが、葉がたくさん生えていたので今年は期待できそうに思うの。環境に順応して、まともなお花を付けてほしいな〜。

クロッカス・メディウス2013-11-14.jpg

クロッカス・メディウス2013-11-14-2.jpg

クロッカス・メディウス(Crocus medius)も夏植え秋咲きクロッカス。こちらも過去記事のコピペで、「クロッカス・メディウス(Crocus medius)、アヤメ科クロッカス属、耐寒性多年草、夏植え球根、イタリア北西部〜フランス南東部に分布、草丈は10〜20cm、花期は11月」3分岐するオレンジ色のめしべやクリーム色の葯はクロッカス・スペキオススと共通です。花被片は薄い藤色で、濃い紫色の条(縦縞のような斑)が不規則に入ります。メディウスも開花と同時に葉が伸びだしていました。

う〜ん、過去記事のメディウスの画像は、赤系統の藤色。それに対してこの記事の画像は青系統の青紫色に見えます。しかも、紫色の条はボケボケ。ただ、花被片の形は先のほうが尖り気味のスペキオススに比べると、丸っこい印象。お花の色や形は栽培環境で変化しますからなんともいえません。メディウスのラベルの場所で咲いていますが、球根は移動しているかもしれません。今年こそ、じっくり見比べてみよう。

関連記事「秋咲きクロッカスのメディウスとスペキオスス

スベリヒユ=パースレイン=プルピエ

スベリヒユ2013-09-01-2.jpg

スベリヒユ2013-09-01.jpg

スベリヒユ(Portulacea oleracea)は畑や道端の雑草ですが、利尿作用などの薬効があり民間薬として利用されてきました。軽く茹でてお浸しで頂きましたが、ぬめりがあってけっこうおいしかった♪「茎が赤、葉が緑、花が黄、根が白、実が黒なので中国では五行草と呼ばれる」漢方薬にも使われる有用植物で、ハーブと言ってよいでしょう(笑)。1・2枚目の画像は2013/09/01のスベリヒユで、「枝先の葉の脇に花柄のない花径6〜8mmの5弁花を数個集まってつける。花弁は黄色で先が切れ込むように窪む。めしべは1本で黄色、柱頭は5裂する。おしべは7〜12本で黄色、触れると曲がる。楕円形で緑色の萼は2枚」柱頭の様子が画像ではわかりませんね(汗)。

「スベリヒユ(Portulacea oleracea)、スベリヒユ科スベリヒユ属、非耐寒性多年草(日本では1年草扱い)、南米原産、草丈は10〜20cm、花期は7〜9月」ハーブの通販では英名のパースレイン(purslane)や仏名のプルピエ(pourpier)となっており、これは欧州で西洋野菜として栽培されているタチスベリヒユ(Portulacea oleracea var.sativa)を指しているのでしょう。「草丈は50cmに達し、クレソンに似た味で独特の辛味がある」のだとか。

道端で見かけるスベリヒユはあまり立ち上がらず、よく分岐する赤褐色の茎は匍匐気味に横に広がります。多肉質で光沢のあるへら状の葉は卵形で互生しますが、枝先では間隔が詰まって輪生状になっているみたい。「多肉質な葉はツルツルで足で踏むとよく滑ることがスベリヒユの語源」う〜ん、これはどうだろう。バナナの皮とは違うように思う(笑)。「果実は蓋果(がいか)で熟すと横に裂け上部が脱落→中の小さな黒い種子が零れ落ちる」耐寒性はありませんが、発芽率がよく日本全土に分布しているようです。

スベリヒユ2013-08-30.jpg

スベリヒユ2013-08-30-2.jpg

3・4枚目は2013/08/30のスベリヒユで、萼に包まれているのは蕾かな?お昼頃に見るとすでに萎みかけている一日花。果実の蓋が取れて中の種子がのぞいているものもありますね〜。過去記事からコピペすると、「スベリヒユは「水分の損失が少ない夜間に気孔を開いてCO2を取り込み、日中は気孔を開かずにこの蓄えたCO2で光合成をするCAM型光合成」を行う。CAM植物は熱い日中に気孔を開かずに光合成ができるので、水分の損失が少なく高温乾燥に耐えられる。しかし、日中はCO2を取り込めないので光合成は制限され通常のC3型光合成を行うC3植物よりも成長は緩やかになる」自然はうまくできています。選択的除草の効果で、駐車場のスベリヒユは増加中。今年は閉鎖花の画像もアップしたいな〜。

関連記事「ハーブのパースレインの光合成

トウネズミモチの黒紫色の果実

ネズミモチ2013-12-29.jpg

ネズミモチ2013-12-29-2.jpg

トウネズミモチ( Ligustrum lucidum)は、トウネズミモチは中国原産の高木で公園や路側帯などに植えられています。在来種のネズミモチ(Ligustrum japonicum)の和名は「果実がネズミの糞に、葉の質感がモチノキ(Ilex integra)に似ていることから付いたそうで、別名はタマツバキ。このネズミモチによく似た同属の外来種なのでトウネズミモチと名付けられました。「トウネズミモチ( Ligustrum lucidum)、モクセイ科イボタノキ属、常緑高木、樹高は10〜15m、花期は6月下旬〜7月、中国南部原産の帰化植物、要注意外来植物」

大気汚染に強いので公園や街路の緑化に使われますが、野生化して要注意外来植物に指定されています。「ネズミモチに比べて花や果実が非常に多く、果実は鳥によって散布される」上の画像は2013/12/29のトウネズミモチの果実。楕円形のくすんだ黒紫色のネズミモチの果実に比べ、球形の濃い黒紫色のトウネズミモチの果実は量が多いの。しかも、発芽率もそこそこあります。ケロの駐車場でもこぼれ種から育った幼木がチラホラ目に付きます。最初の頃は目隠し用に挿し木で苗を作って植えましたが、今ではこぼれ種から育った幼木を移植すればOK。

「樹皮は灰色、対生する葉は卵形で光沢がある。葉脈は、ネズミモチ→表からは主脈が透けて見えるが、裏面から透かすと側脈は見えない。トウネズミモチ→表からでも裏面からでも主脈、側脈ともに透けて見える」ケロも確認してみました。裏から透かすと主脈も側脈もくっきりと見えます。「枝先に大きな円錐花序に、白〜淡い黄色の花径3mmほどの小さな花を多数付ける。花冠の先は4裂し反り返る、おしべは2本で長く、花糸は白、葯は黄色。めしべは1本で短く、花柱は白、柱頭も白で方錐形に膨らむ」

「果実は女貞子(じょていし)という生薬で強壮作用がある」ネズミモチ酒という黒い果実酒にできます。トウネズミモチも利用価値のあるハーブなのでした(笑)。どっさり果実が収穫できますから材料には困りません。「花は多数つき樹木全体を覆い隠すほどになる」ええと、樹高が3mを超えるとケロの手には負えませんので、1〜2mで切り戻しています。だから花つきが悪いのだけど、果実が実っているのだからソコソコは開花しているはず。でも、まったくお花の記憶がないのはなぜだろう?今年は1本切り戻さずに放任して、お花の画像を撮りたいな〜。

関連記事「トウネズミモチの円錐花序♪
トウネズミモチとネズミモチ

ヒルザキツキミソウはエノテラ・スペキオサ

ヒルザキツキミソウ2011-06-12.jpg

ヒルザキツキミソウ2009-08-29.jpg

ヒルザキツキミソウ2008-05-23.jpg

ヒルザキツキミソウ(Oenothera speciosa)は、夕方から夜にかけて咲くものが多いマツヨイグサ属の仲間ですが昼に咲くタイプ。花色からヒルザキモモイロツキミソウ(昼咲桃色月見草)とも呼ばれます。学名のカタカナ読みのエノテラ(オエノセラ)・スペキオサはあんまり使われないかな。上の画像は2008〜2011にかけてのヒルザキツキミソウです。「花径4〜5cmの4弁花を総状花序につける。花弁は白で付け根は黄緑色〜黄色、浅く切れ込みが入る先の方はピンク、ピンクの花脈(主脈と羽状脈)が走るので全体的に淡いピンクに見える。花色は白っぽいものからピンクの濃いものまで個体差がある。おしべは8本で、花糸も葯も白、葯は時間が経つと薄い褐色になる。めしべは1本で、花柱も柱頭も白、先端の柱頭は4裂して平開する。緑色のがくに包まれたつぼみは赤いラインが縦に走りうつむいているが、開花時には上を向く」

「草丈は30-60cmくらい。葉は披針形で互生する。5-7月頃に、4-5cmくらいの大きさの、白または薄いピンク色の花を付ける。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる〜Wikipediaのヒルザキツキミソウ

「ヒルザキツキミソウ(Oenothera speciosa)、アカバナ科マツイグサ属、耐寒性多年草、北米原産の帰化植物、草丈30cmほど、花期は5〜7月」草丈は低いように思うのですが、これはケロが雑草扱いして刈り取っているせいかもしれません(汗)。日照と水はけのよい場所に植えさえすれば、あとは手間要らず。こぼれ種で勝手に殖えていきます。多肥は不要で、病害虫は特になし。実生で殖やします。花弁は幅が広く隣とくっつき合ってパラボラアンテナのように見えるお花もあります。葉は小さく、開花していないときは目立たないので、引っこ抜きに要注意かも。

ヒルザキツキミソウ2013-05-23.jpg

ヒルザキツキミソウ2013-05-23-2.jpg

ヒルザキツキミソウ2013-06-23.jpg

ヒルザキツキミソウ2013-08-13.jpg

ヒルザキツキミソウは今年もたくさん咲きました。花弁の裏に裂けたがくが写っている画像もありますね〜。昼に咲くマツヨイグサ属の仲間には、エノテラ・ペレンニス=ヒナマツヨイグサ(Oenothera perennis)をはじめ、エノテラ・テトラゴナ(O.tetragona)=エノテラ・フルティコーサ(O.fruticosa)、エノテラ・ミズーリエンシス(O.missouriensis)など多数があります。けれども、繁殖力はヒルザキツキミソウがNo1かもしれません。あんまり丈夫で雑草扱いされていますが、近所の空き地でも雑草化してしぶとく生き残っています(笑)。丈夫で花付きがよく、そして美しいお花なのです♪

関連記事「野草のヒルザキツキミソウって知ってますか?
エノテラ‘レモンドロップ’はエノテラ・ペレンニスの園芸品種かな

ムクゲの移植

ムクゲ2013-08-30.jpg

ムクゲは寒さにも強く、初夏〜秋まで長くお花を楽しめるので近所のお庭にもよく植えられています。「ムクゲ(Hibiscus syriacus)、アオイ科フヨウ属、耐寒性落葉低木、原産地は中国、樹高は3〜4m、花径は約10cm、花期は6〜10月、韓国の国花」樹高は剪定せずに自由に育てれると10mに達するそうです。朝に開いて夕方に閉じるので1日花とされることが多いのですが、数日は咲いているのだとか。樹皮やお花を乾燥させたものは生薬になります。ムクゲもハーブと言ってよいかも(笑)。

「根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。そのため、庭の垣根に利用されることもある。自然樹形は箒を逆さにしたようになる。栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる〜Wikipediaのムクゲ

1枚目は2013/08/30のムクゲ‘日の丸’(Hibiscus syriacus cv.Hinomaru)で、白の一重花に中心が赤い底紅種の代表的品種だそうです。ムクゲの花色は淡い紫や白、咲き方は一重咲き・半八重咲き・八重咲きなどいろいろです。おしべが花弁化した半八重咲きや八重咲きもきれいですが、ケロ的にはすっきりした配色のムクゲ‘日の丸’が気に入っているの。「5弁花。多数のおしべの花糸がくっついて筒状になり、その中をめしべの花柱が貫いて突き出す。おしべの花糸と葯は白。めしべの花柱と柱頭も白」めしべはまっすぐに突き出し、柱頭は5つの円盤状で一つにまとまっているはず。画像からはわかりませんね(汗)。

ムクゲ2009-08-22.jpg

ムクゲ2011-07-10.jpg

2・3枚目は2009と2011のムクゲ‘日の丸’で、購入した苗は地植えで順調に成長しました。4〜10cmの互生する卵形の葉は鋸歯があり、はっきりと3裂するものもあればしないものもあります。こぼれ種からの発芽もありますが、繁殖はさし木が容易。春に伸びた枝に花芽がつくので、剪定は落葉中に行ないます。日当たりと水はけがよければ、土質を選びません。乾燥に強く、地植えで根付けば放任でOK。アオイ科の植物なのでハマキムシの被害があるはずですが、今のところ大丈夫♪駐車場の中央に植えたのですが、4年ほどで2mあまりに急成長しました。やむなく株元でカットして、日照・通風の悪いコンクリート塀際に移植。心配しましたが、樹高50cmほどに復活して開花してくれました。むくげは強健で移植にも強いのです。

関連記事「ムクゲはハマキムシが心配です〜

シラー・カンパニュラタはスパニッシュ・ブルーベルのはずだけど

シラー・カンパニュラタ・白2013-05-01-2.jpg

シラー・カンパニュラタ・白2013-04-25-2.jpg

シラー・カンパニュラタ・白2013-04-27.jpg

シラー・カンパニュラタ(Scilla campanulata)はシラー・ヒスパニカ(Scilla hispanica)とも呼ばれます。属名のシラー(スキラ)は「ギリシャ語で毒になるという意味」で、鱗茎部に有毒物質を含みます。その後、ヒアシンソイデス(ヒアキントイデス)属に変更になり、この属名は「ヒアシンスに似た」という意味だそうです。現在ではヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)というのが正しいのでしょうが、シラー・カンパニュラタ(Scilla campanulata)の名前で流通することが多いみたい。英名では、ヒアシントイデス・ノンスクリプタ種(Hyacinthoides non-scripta)はイングリッシュ・ブルーベル、ヒアシントイデス・ヒスパニカ種(Hyacinthoides hispanica)はスパニッシュ・ブルーベルです。

1〜3枚目の画像は2013/04〜05のシラー・カンパニュラタの白花です。「シラー・カンパニュラタ(Scilla campanulata)=ヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)、ユリ科ヒアキントイデス属、耐寒性多年草、秋植え球根(植え付け時期は9〜11月)、原産地は欧州、花期は4〜6月、草丈は20〜50cm」花径2cm弱の釣鐘状の6弁花を総状花序にまばらにつけ、おしべは6本。花色が純白な点以外、お花の作りはピンクのシラー・カンパニュラタとほぼ同様です。ただ、つぼみの頃は上を向いていますが、開花する頃には花茎が枝垂れて下向きに咲きます。花数は少なめで、花茎の片側だけに咲いているように思う。ピンクのシラー・カンパニュラタのお花がベル型にふっくらと開いてボリュームがあるのに対して、白のシラー・カンパニュラタは花筒が細長く華奢な印象なの。

「イングリッシュ・ブルーベルは4月から5月頃に開花する。花茎は10-30cmの高さで先端が湾曲して下垂する。ラヴェンダーブルーの花は筒状で、花弁の先端だけが外側に丸くカールし、個々の花は花茎の片方の側からのみ釣り下がる。葯は薄黄色を帯びた白またはクリーム色で、花筒の内部に半分よりも奥の部分で付着する。花は心地よい芳香を放ち、通常強く香る。葉は全て根出葉で細い線状の皮針形葉。花色の変異は、多くは桃色系だが白系の変異株もある (H.non-scripta'Alba')〜Wikipediaのイングリッシュ・ブルーベル

シラー・カンパニュラタ=ヒアシンソイデス・ヒスパニカの白花として購入したのですが、見た目はイングリッシュ・ブルーベルの白花=ヒアシントイデス・ノンスクリプタ・アルバ(Hyacinthoides non-scripta'Alba')に見えるのです。う〜ん、どうだろう?お花は完全に花茎の片側にあるとは言えません。枝垂れ方もイングリッシュ・ブルーベルに比べると不十分な気もする。交雑種の可能性が高いかも〜。

「英国では、外来種であるスパニッシュ・ブルーベル(Hyacinthoides hispanica)との大規模な交雑が広範囲に広がっている。二つの種は遺伝的に近接しているため繁殖可能な雑種を作る。このためスパニッシュ・ブルーベルが持ち込まれた場所の周辺には交雑種の群落が形成され、より広い環境適応性を持つ交雑種はしばしば在来種を自生地から駆逐してしまう。交雑種の特徴は多様である」

シラー・カンパニュラタ・白2010-05-02.jpg

シラー・カンパニュラタ・白2012-05-03.jpg

シラー・カンパニュラタ・白2012-05-03-2.jpg

シラー・カンパニュラタ=ヒアシンソイデス・ヒスパニカ=スパニッシュ・ブルーベルの白花なのか、イングリッシュ・ブルーベルの白花=ヒアシントイデス・ノンスクリプタ・アルバなのか、両者の交雑種なのか?ケロの知識では判別不能(笑)。4〜6枚目の2010〜2012の画像を見ると、夏の高温多湿にも耐えて植えっぱなしで地味に増殖中です。ピンクのシラー・カンパニュラタよりは繁殖力が劣りますが、消えずに咲き続けています。不思議なのは、比較的丈夫といわれる青のシラー・カンパニュラタが見当たらないことです。過去記事を探してもないので消滅したらしいの。水はけも日当たりもソコソコの場所に白やピンクと一緒に植えたのになぜなのだろう?

関連記事「シラー・カンパニュラタ(カンパニュラータ)はヒアシンソイデス・ヒスパニカ
シラー・カンパニュラタの白とピンク♪
ツルボはシラー属

シラー・カンパニュラタ(カンパニュラータ)はヒアシンソイデス・ヒスパニカ

シラー・カンパニュラタ・ピンク2013-05-01.jpg

シラー・カンパニュラタ・ピンク2013-04-25.jpg

シラー・カンパニュラタ・ピンク2013-05-01-3.jpg

シラー・カンパニュラタ(Scilla campanulata)はシラー・ヒスパニカ(Scilla hispanica)とも呼ばれます。属名がシラー(スキラ)属からヒアシンソイデス(ヒアキントイデス)属に変更になっているので、ヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)というのが正しいのかも。花色は青、白、ピンクとあって、基本種の青花(スパニッシュ・ブルーベル)がよく知られています。「シラー・カンパニュラタ(Scilla campanulata)=ヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)、ユリ科ヒアキントイデス属、耐寒性多年草、秋植え球根(植え付け時期は9〜11月)、原産地は欧州、花期は4〜6月、草丈は20〜50cm」

1〜3枚目の画像は2013/04/25と05/01のシラー・カンパニュラタで、「扁平で細長い根生葉の間から直立する花茎にベル型の花を総状花序につける。釣鐘に似た6弁花は花径2cmほどで淡いピンク、下向きに咲く。おしべは6本で花糸は白、葯は薄いピンクでやがて褐色になる。棒状のめしべは1本で白」画像ではめしべが確認できませんが、柱頭が少し膨らんでいるみたい。釣鐘水仙(ツリガネズイセン)という別名がぴったりくる花姿です。ケロ的には細長い苞?に支えられてつぼみが集まっている時期が好みなの。

シラー・カンパニュラタ・ピンク2012-05-03.jpg

シラー・カンパニュラタ・ピンク2011-05-05.jpg

シラー・カンパニュラタ・ピンク2011-04-24.jpg

シラー・カンパニュラタ・ピンク2010-05-02.jpg

2010〜2012の画像を並べてみると、シラー・カンパニュラタのピンクは毎年元気に咲いてくれています。水はけのよい日向を好みますが、半日陰でも大丈夫。夏の高温多湿でも球根が腐ることはないようです。病害虫も特になく、地植えにすれば植えっぱなしの放任でOK。花つきもよくて、花期には明るく暖かな雰囲気を演出してくれます。今のところ草丈は30cm前後ですが、球根が充実してくるともう少し大きくなるのかも。繁殖力もそこそこあって、自然分球で地味に増殖中です♪

関連記事「ツルボはシラー属
シラー・カンパニュラタはスパニッシュ・ブルーベルのはずだけど
シラー・カンパニュラタの白とピンク♪

アリウム・ロゼウム(ロゼア)にはピンクと白がある

アリウム・ロゼウム2013-05-12.jpg

アリウム・ロゼウム2013-05-14.jpg

アリウム・ロゼウム2013-05-14-2.jpg

アリウム・ロゼウム(Allium roseum)は小球性の秋植え球根で、比較的丈夫なはずです。「アリウム・ロゼウム(Allium roseum)、ネギ(ユリ)科アリウム属の耐寒性多年草、草丈は30〜60cm、花期は5〜6月、地中海沿岸原産の球根植物」細長いニラのような葉の間から長めの花茎を伸ばし、6弁花を十数輪ほど散形花序(花軸が非常に短く、一点から放射状に花柄が伸びているように見える花序)につけます。薄い皮膜を破って現れるつぼみは淡いピンクですが、開花すると白花にしか見えません。

お花の作りは他の小球性のアリウムの仲間とほぼ同じです。1〜3枚目は2013/05/12と05/14のアリウム・ロゼウムで、「花径1cmほどの白花。おしべは6本で花糸は白、葯は黄色。中央の黄緑色の子房から突き出す棒状のめしべは1本で白」花柄の付け根にはピンクのムカゴ(珠芽)ができ、やがて赤茶色に色づきます。ムカゴからの発芽率は悪くないようです。花被片は外側から見るとうっすらとピンクなので、アリウム・ロゼアとも呼ばれるのはわかるけれど…。これはやっぱり白花ですよね〜。

アリウム・ロゼウム2011-05-13.jpg

アリウム・ロゼウム2010-05-21.jpg

アリウム・ロゼウム(ロゼア)の花色には濃淡があって、ピンクが強く出るタイプと白に近いタイプがあるのでした。購入品なのですが、ケロのは白花タイプだったのね。4・5枚目は2010/05/21と2011/05/13のアリウム・ロゼウムで、数年は元気に咲いていたのですが…。腰痛で放置している間に行方不明になっちゃった。2013の春にはかろうじて数株が残るだけ。植えっぱなしだと夏の高温多湿に負けて弱るのかもしれません。すべての球根を掘り上げて乾燥保存する体力はなくなったので、何とか地植えで生き残って欲しいなあ。

関連記事「アリウム・ネアポリタナムかな?
アリウム・丹頂はアリウム・スファエロセファルム
アリウム・ネアポリタナム(コワニー)の発芽♪

札幌百合が原公園2013/10

帰省中に「札幌百合が原公園」へ行って来ました。お目当ては「コテージガーデン 百合が原公園店」、ブログを見るとチューリップの球根の入荷は9月中旬頃のようです。「チューリップ球根、原種系も色々揃いました」の記事によりますと「バラ球55種類 袋物35種類 原種系25種類」となっています。ひとつのお店で原種チューリップが25種類もそろっちゃうのです。月形にもコテージガーデン本店があるらしい。来年の春に帰省したら、そちらも寄ってみたいな〜。

アリウム・シューベルティー.jpg

2年前に寄った時はカマシアが数種類売られていました。今年はアリウムが何種類もあったの。年毎に商品を入れ替えているのかな。アリウムも好きなのですが、ギガンチウムなどの大球根タイプは腐りやすいので今回はパス。小球根タイプも販売して欲しいな。1年草扱いでもいいやと、アリウム・シューベルティーは買ってみました。どんなお花が咲くかとっても楽しみ♪

スカシユリ・紅姿.jpg

「コテージガーデン 百合が原公園店」はユリの球根も充実していました。でも、お値段が高め…。ユリは栽培方法がよくわからなくて、消えてしまったものも多い。ただ、今年はけっこうユリのお花が楽しめたので、少しずつ増やしてみようかとたくらんでいます。スカシユリ・紅姿は1球150円とお手ごろ価格でしたので、ここらへんから試してみようと思うの。

チューリップ・オレンジプリンセス.jpg

チューリップ・ネグリタダブル.jpg

チューリップ・ブラックヒーロー.jpg

せっかく購入したら宿根化して欲しいと、原種チューリップを選んでいました。けれど、原種チューリップも夏に消えるものあり、生き残っても2年目は花色がボケるものあり。だったらチューリップを1年草と割り切って楽しもうかなと方針転換。オレンジプリンセス、ネグリタダブル、ブラックヒーローはいずれも八重咲きで、豪華なお花を期待しているの♪

原種チューリップ・カウフマニアナ・ヨハンシュトラウス.jpg

原種チューリップ・サキサテレス.jpg

原種チューリップ・ハーゲリー.jpg

原種チューリップ・ピノキオ.jpg

原種チューリップ・プライスタンス・ブローメンルスト.jpg

原種チューリップ・プルケラ・テタテト.jpg

原種チューリップ・プルケラ・ビオラセア・ブラックベース.jpg

原種チューリップ・ペルシャンパール.jpg

原種チューリップ・ポリクロマ.jpg

原種チューリップ・レッドライディングフット.jpg

原種チューリップ・フミリス・ロゼア カエルレア オクラタ.jpg

原種チューリップは過去に植えたものと重複しないように選んだつもりでしたが、ダブっておりますね〜(笑)。1球60円とばら売りなのに単価は高くないものが多かったです。このお値段なら1年草でも不満はありません。帰省中のお買い物は母が払ってくれるので、何百球買ってもよいのだけれど…(笑)。植え場所がないからこのくらいにしておこう。買い残しは来年のお楽しみです。

関連記事「原種チューリップのトルケスタニカとタルダ
スカシユリ・紅姿はシックで艶やか♪

クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップの黄花

モントブレチア・バターカップ2013-07-23-3.jpg

モントブレチアの黄花もいろいろな園芸品種がありますが、上の画像はクロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップ(Crocosmia×crocosmiiflora 'Buttercup')です。こちらは購入品。「花径3〜5cm。基部でつながる漏斗状の花は黄色で、3枚の外花被片はやや小さめ、3枚の内花被片はやや大きめ。めしべの花柱は白〜薄い黄色で先は3つに分かれ、先端の柱頭は黄色でふくらみ軽く3裂しているように見える。おしべは3本で花糸は白〜薄い黄色、葯は黄色」花被片は幅があってポッチャリした感じ。地植えにして2年目で満開になりました♪

モントブレチア・バターカップ2013-08-03.jpg

モントブレチア・バターカップ2013-07-23-2.jpg

モントブレチア・バターカップ2013-07-23.jpg

クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップも花色以外は、朱色のクロコスミア・クロコスミーフロラとほぼ同様。「モントブレチア=クロコスミア(Crocosmia)、アヤメ科クロコスミア(モントブレチア)属、耐寒性多年草、春植え球根、南アフリカ原産、草丈は50〜80cm、花期は6〜8月」株元から剣型の葉が左右交互に直立し、葉の間から伸ばす花茎は何本かに分岐してその先にを20輪ほどの花をつけます。画像を見ると黄色いつぼみはまだ10個ほどかな〜。耐寒性も耐暑性もあって繁殖力も強いの。今のところそれほど暴れていませんが、いずれ地中を横に伸ばした茎の先に新しい球根を作って爆殖すると思うな〜。モントブレチアの黄花は別の品種も植えてあるのだけれど、写真を撮り忘れました…。来年はアップしたいです。

関連記事「クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップの花つき
クロコスミア・コロンブスはどこへ行ったの?
モントブレチアはクロコスミア・クロコスミーフロラかな

モミジアオイのピンクはタイタンビカスかな

モミジアオイ・ピンク2013-08-17.jpg

モミジアオイは深紅の大輪ですが、花色には白もあります。名前の由来は、葉が掌状に3〜5裂する様子がモミジの葉に似ているから。一日花ですが花付きがよく、花期には次々に咲き続けます。「モミジアオイ(Hibiscus coccineus)、アオイ科フヨウ属、耐寒性多年草、北米原産、別名はコウショッキ(紅蜀葵)、草丈は150〜200cm、花期は7〜9月」耐寒性も耐暑性もあり、病害虫の被害も特になし。土質を選ばず、日当たり・排水・風通しのよい場所に地植えにすれば放任でOK。大型植物なので、鉢植えは難しいかも。冬に地上部分は枯れるので、花後に茎が枯れだしたら地際で茎からカット。翌春に新しい茎や葉が伸び出します。お花はハイビスカスに似ると言われます。う〜ん、確かにしべが飛び出すところは共通だけど、花弁の形は違うな〜。上の画像は2013/08/17のピンクのモミジアオイです。

モミジアオイの花色は深い赤、まれに白花もあります。花弁は細く花弁間に隙間が開きます。これに対して赤塚植物園が作出したタイタンビカスはアメリカフヨウとモミジアオイの交配種で、花色は様々。「数々の試験栽培を経て、最初の3品種(ブライトレッド、ピーチホワイト、ピンク)が誕生し、2009年のジャパンフラワーセレクションで、ブライトレッドが『カラークリエイト特別賞』、ピーチホワイトが『ブリーディング特別賞』を頂戴しました」とあります。タイタンビカスにはアドニス、アフロディーテ、ジャイアントローズなど他にもたくさんの品種があるみたい。花弁は幅があり、花弁間の隙間はなく重なり合います。アメリカフヨウのおわんのようなお花の形で、中央が濃い色になるタイプが多いようです。過去記事でモミジアオイに園芸品種はないと書きましたが、タイタンビカスがありました〜。

「アメリカフヨウは(Hibiscus moscheutos)米国アラバマ州の原産で、7-9月頃に直径20cmにもなる大きな花をつける。草丈は1mくらいになる。葉は裂け目の少ない卵形で花弁は浅い皿状に広がって互いに重なるため円形に見える。この種は多数の種の交配種からなる園芸品種で、いろいろな形態が栽培される。なかには花弁の重なりが少なくフヨウやタチアオイと似た形状の花をつけるものもある〜Wikipediaのフヨウ

アメリカフヨウは交配で作出された園芸品種だし、モミジアオイも実生で殖やせますからか合わせ易いのかな。モミジアオイのピンクで画像検索すると、形も色もバリエーションがいっぱいあります。アメリカフヨウとモミジアオイ、さらにタイタンビカスも加わって交雑を繰り返しているっぽい。モミジアオイとアメリカフヨウのどちらの性質が強く出るかで、花姿が分かれるのでしょう。タイタンビカスはアメリカフヨウの特徴を受け継いでいます。過去記事のケロのモミジアオイはタイタンビカスの一種かなと思います。「葉は深く切れ込んで3〜5の掌状に裂けます」とか書きましたが、画像を見直すと掌状だけど切れ込みは浅くモミジの葉とは似ていない(汗)。好みの問題ですが、ケロ的には原種のモミジアオイが好きだな〜。

モミジアオイ・ピンク2013-08-12.jpg

モミジアオイ・ピンク2013-08-12-2.jpg

モミジアオイ・ピンク2013-08-14.jpg

2〜4枚目は2013/08/12と14のピンクのモミジアオイで、こちらは植物交換サイトでの頂き物。アメリカフヨウとモミジアオイの交配種ではなくって、モミジアオイのお花を確認したくて分けて頂いたの。けど、ピンクってことはこれも交配品種なわけで、葉の切れ込みは浅いです。あんまり期待していなかったのですが、小苗が3年目で開花すると…。「5枚の花弁は細長く花弁間に隙間あり、先に向かって白から淡いピンクのグラデーション、付け根には濃いピンクの斑が入る。めしべとおしべが合着した柱状のずい柱(長いずい柱はアオイ科植物の特徴)は白で長く突き出す。柱頭は5裂して長め、その下にブラシ状におしべが多数」おお!やさしいパステルカラーが夏に爽やか♪フォルムも花色もケロの好みなのでした。モミジアオイとその交配種や自然交雑種は強健で、植えっ放しでも株は大きくなり花数も増します。もし、勢いが落ちてきたら、実生や挿し木で更新しなくっちゃ。

関連記事「モミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種
タイタンビスカスの寿命は?
モミジアオイのピンクは涼しげなパステルカラー♪

ゼフィランサス・エージャックスはレモンイエロー♪

ゼフィランサス・エージャックス2013-08-03-4.jpg

ゼフィランサス・エージャックス(Zephyranthes'Ajax')は、白花のカンディダ(Z.candida)と黄花のシトリナ(Z.citrina)の交配品種です。両者の花色が混じった淡いレモンイエローのお花。「ゼフィランサス・エージャックス(Zephyranthes'Ajax')、ヒガンバナ科ゼフィランサス属、耐寒性多年草、草丈は20cm前後、花期は6〜10月、19世紀の英国で作出された園芸品種」上の画像は2013/08/03のエージャックスで、「花弁は6枚で白に近い薄い黄色、内花被片と外花被片にほとんど差はない、おしべは6本で花糸は黄緑、葯は鮮やかな黄色。めしべは1本で花柱と3裂する柱頭は白」タマスダレのような繁殖力はないそうですが、エージャックスも病害虫の被害が少ない丈夫な春植え球根です。日当たり、水はけ、通風の良い場所を好むみたい。

ゼフィランサス・エージャックス2013-08-03.jpg

ゼフィランサス・エージャックス2013-08-03-2.jpg

ゼフィランサス・エージャックス2013-08-03-3.jpg

画像はすべて2013/08/03のゼフィランサス・エージャックスで、咲き始めはレモンイエローですがやがて褪色して白に近づきます。このエージャックスが交配による園芸品種のはしりで、「20世紀中頃に米国のハワードらによって赤やオレンジ色など本来なかった花色の品種が多く作られた」そうです。タマスダレほどの耐寒性はないということで、園芸品種は半耐寒性とされていますが…。群馬では防寒なしの地植えで冬越しできますから、耐寒性はけっこう強いです。頂き物の球根のはずで、タマスダレと同様の線形の細長い葉は目にしていましたが忘れられた存在でした(笑)。真夏に咲くと涼しげでさわやか♪画像の花弁は細長く花弁間に隙間が開きますが、花弁に幅があって重なり合うタイプもあるみたい。エージャックスの中にもいくつかのお花のタイプがあるのかな?それとも栽培環境によって変化するの?来年も要チェックです〜。

関連記事「ハブランサス・ロブスタスかな
ゼフィランサス・カリナタとゼフィランサス・ロゼアかな
ステンベルギア・ルテア(キバナタマスダレ)の繁殖力は?
ゼフィランサス・シトリナかな?
ゼフィランサス・カンディダ(タマスダレ)の繁殖力は?

リコリス・スプレンゲリーの花色

リコリス・スプレンゲリー2013-08-11.jpg

リコリス・スプレンゲリー( Lycoris sprengeri)がちょうど開花中です。スプレンゲリーの別名はムラサキキツネノカミソリで、紫桃色の中輪花は青みを帯びた花色が魅力的♪ヒガンバナ(リコリス・ラジアータ)よりも花期は早く、夏の終わりから咲きだします。上の画像は2013/08/11のリコリス・スプレンゲリーで、「花弁6枚はやや幅広であまり反らない、内花被片3枚と外花被片3枚の差はほとんどなし、中央部分はピンクで先へ行くほど青が出る。おしべは6本で花糸は白で薄い青が混じる、葯は黄色。めしべは1本で花柱は薄い青紫、柱頭は薄い褐色」漏斗状のお花は、ヒガンバナのように花弁が反り返ったり、おしべが長く突き出すことはありません。だけど、ピンクから青紫への花弁のグラデーションが美しいの。美花といってよいと思う。

リコリス・スプレンゲリー2013-08-10.jpg

リコリス・スプレンゲリー2013-08-10-3.jpg

リコリス・スプレンゲリー2013-08-11-2.jpg

リコリス・スプレンゲリー2013-08-10-2.jpg

画像は2013/08/10と08/11のリコリス・スプレンゲリーで、つぼみもピンクと青紫なのですね。たぶん、2年ほど前にホームセンターの処分セールで買ったのではないかな〜。春出葉型で、細長い葉が生えていましたが開花するまでは忘れられた存在。苞からつぼみの色がのぞいた段階で、なんだか色が違うなと気がついたのでした。「リコリス・スプレンゲリー( Lycoris sprengeri)、ヒガンバナ科ヒガンバナ属、耐寒性多年草、球根(鱗茎)植物、花期は8〜9月、草丈は40〜60cm」通販サイトには耐寒温度−5℃とありますが、春出葉型なのでもっと寒さに強いかも。群馬の冬は−7℃の日が数日ありますが、防寒なしの屋外地植えで問題なく越冬できます。

「夏植え球根で植え付け適期は7〜8月。球根が混み合うまでは植えっ放しのほうが花付きはよい。日照を好むが、夏は西日が当たらず風通しが良い場所が適当。花後に花茎をカット、葉は枯れるまで残して球根を太らせる。有毒植物」いろいろ注文がありますが…。地植えにして根付いてしまえば放任でOK。ヒガンバナ科の球根植物には丈夫なものが多く、多少栽培環境が悪くても耐えてくれます。土質を選ばず、病害虫も特にありません。日照不足だと花付きが悪くなるかもしれませんが、消えたりはしないの。浅植えにしちゃっても、土を耕してあれば自力(牽引根)で適当な深さまで潜ります。地植えなら水遣りも不要です。スプレンゲリーは青みを帯びた花色が評価されて、いろいろなリコリスの園芸品種の親に使われているようです。青が混じった花色のリコリスはケロの好み♪通販でまとめ買いしようかとたくらんでいます(笑)。

関連記事「リコリス・オーレアかな?リコリス・ホウディシェリの黄色系かな?
リコリス・アルビフローラかなリコリス・ホウディシェリのピンク系かな
リコリス・サングイネア(キツネノカミソリ)は半日陰向き
ナツズイセン(リコリス・スクアミゲラ)が満開〜
ヒガンバナ(リコリス・ラジアータ)は放射状に咲きます〜

カサブランカはオリエンタルハイブリッド♪

オリエンタルハイブリッド・カサブランカ2013-07-23-2.jpg

カサブランカは、ヤマユリ、カノコユリ、サクユリなどを交配親としたオリエンタルハイブリッドの1種です。純白の大輪のお花はユリの女王と言われ、結婚式なんかでよく使われます。ちなみに過去記事のトライアンファーターはLOハイブリッドですから、テッポウユリとオリエンタルハイブリッドの種間交配種なのでした。上の画像は2013/07/23のカサブランカで、「内花被片の3枚はやや幅広、外花被片の3枚はやや細めで縁がより波打つ、色は白で中央部分が薄っすらと黄緑色。おしべは6本で、花糸は白、葯は濃い赤褐色。めしべは1本で花柱は白、柱頭は薄い灰色」花弁には突起状の凹凸があるように見えます(カノコユリの性質を受け継いでいるのだとか)。中央部分には細かい毛も見える気がする。パッと見には純白の花弁と赤褐色の葯のコントラストが印象的♪花弁は軽く反って横向きに咲きます。強い香りがするそうですが、ケロは蓄膿気味なのでわからない(笑)。

オリエンタルハイブリッド・カサブランカ2013-07-18.jpg

2枚目は2013/07/18で、披針形の葉が重なり合わないようにうまく互生しています。たぶん、頂き物の球根を2年前に植えたはずですが、記憶はあいまい。去年は開花せず、キョウチクトウの陰の忘れられた存在になっておりました。つぼみを見ながらどんなお花が咲くのかドキドキでした(笑)。「カサブランカ(Lilium 'Casa Blanca')、ユリ科ユリ属、耐寒性多年草、球根(鱗茎)植物、花期は6〜8月、草丈は80〜120cm、花径は20〜25cm、秋植え球根」2m近い大株に育つこともあるそうです。植え付け適期は10〜11月ですが、年明けの1月でも大丈夫みたい。「カサブランカは半日陰で排水・通風の良い場所を好む。夏の西日が当たる場所では育ちにくい」木陰に植えたのが勝因だったようです。「連作障害を避けるために、地植えなら3年1度は秋の植え付け時期に掘り上げて別の場所に植えつける。養分や水分を吸収する上根が十分に張れるように深植えする」球根は乾燥に弱いので掘り上げたらすぐに植えつけます。保管する時は、おがくずなどに埋めておくのかな。

オリエンタルハイブリッド・カサブランカ2013-07-23-3.jpg

オリエンタルハイブリッド・カサブランカ2013-07-23.jpg

オリエンタルハイブリッド・カサブランカ2013-07-28.jpg

最後は2013/07/23と07/28で、28日のお花はそろそろ花弁が傷んでいます。「花後に花がらを摘む。葉は枯れ落ちるまで残して球根を太らせる」う〜ん、ケロはほとんど花がら摘みはしてません(汗)。園芸品種はきれいだけど、放任で育つというわけにはいかないのかな〜。「葉枯れ病、根腐れ病、立ち枯れ病、さび病などの発生を防ぐために水はけ・通風に注意する。ウイルス病を媒介するアブラムシは駆除する」カサブランカのお花が来年も楽しめるかは微妙。「繁殖は植え替えの時期に分球、木子、鱗片ざしで行う。木子を植え付けると数年で開花する」オニユリのように木子からポコポコ発芽してくれれば手間なしです。カサブランカの繁殖力はどの程度かな〜。あ、株が増えてもウィルス病にかかると全滅しそうですね…。栽培に適した場所に植えて、地道に健康な株に育てるしかないのかも。夏の直射日光は当たりませんが、通風と水はけはよくないのでとっても不安。

関連記事「オリエンタルハイブリッドのカサブランカは丈夫かな?
テッポウユリ・トライアンファーターはLOハイブリッド

ヒロハヤマユリの開花♪

ヒロハヤマユリ2013-07-16.jpg

ヒロハヤマユリは東北、関東、東海地方に自生するヤマユリの一種です。道南や道央でも栽培できるみたい。たぶん、3年ほど前に植物交換サイトで頂いた球根を植えたのだと思う。去年は50cmくらいの茎に葉がショボショボだった気がする。開花は期待しておらず、いきなり大きなお花が咲いたのでびっくりでした。ユリのライフサイクルはどうもよくわからない(笑)。上の画像は2013/07/16のヒロハヤマユリで、「花径25cmほどもある漏斗型の花が茎の上部に5〜6個横向きに咲く。やや幅広の内花被片3とやや細長い外花被片3は白で黄色の筋と赤褐色の斑点が入り外側に反り返る。おしべは6本、花糸は白に近い黄緑色、葯は花被片の斑点と同じく濃い赤褐色。めしべは1本、花柱は黄緑色、柱頭は褐色。強い芳香がある」

「ヒロハヤマユリ(Lilium auratum ssp.latifolium)、ユリ科ユリ属、耐寒性多年草、球根(鱗茎)植物、草丈1〜2m、花期は7月、花径20〜25cm、日本原産」ヤマユリは東日本を中心に、北海道・九州・四国などでも野生化しているそうです。葉の幅が広いヒロハヤマユリは東北地方に分布するらしい。比較的日当たりの良い山野の斜面などでよく育つとありますが、ウイルス病に弱くて栽培は難しいため供給量は少ないのだとか。よくケロの駐車場で生き残れたものです(笑)。「春は風通しの良い日なた、日射しの強い時期は風通しの良い明るい日陰で管理。過湿に注意。植え替えは休眠期に行う。増殖は分球、実生、鱗片挿しによる」半日陰に地植えにしたのがよかったのかも。でも、通風や水はけが悪いので、来年もお花を見られるかは微妙です〜。

ヒロハヤマユリ2013-07-12.jpg

ヒロハヤマユリ2013-07-15.jpg

ヒロハヤマユリ2013-07-15-2.jpg

ヒロハヤマユリ2013-07-18.jpg

2枚目は013/07/12で、細長くてでっかいつぼみはバナナを思わせます。「茎が太くてしっかり直立するタイプと、やや細くて湾曲したり横方向に斜上するタイプがある」茎は斜上しており、後者のようです。葉は長卵形で、長さに比べて幅があります。3〜5枚目は2013/07/15と18で、ヤマユリの特徴である花被片の黄色の筋と赤褐色の斑点はもうひとつはっきりしませんが…。「学名の「オーラツム」は「黄金色の」の意味で、花びらに入る黄色い筋に由来する。生育地域や個体によって変異が大きく、黄色ではなく赤い筋の入るものもある、筋の濃淡や斑点の強弱にも差がある」変異種を選抜した園芸品種がいくつかあります。「球根は淡いクリーム色で苦みが少ないので食用になる」やっぱりユリは有用植物で、ハーブと言ってもよいかもw 大株に育つと2mを超える大型のユリで存在感があります。お花を20個ほども付ける株もあるみたい。ケロのヒロハヤマユリの草丈は1mちょっとかな。そんなに巨大化しなくてもよいから、来年以降も咲き続けて欲しいです〜。

関連記事「ヒロハヤマユリの繫殖力は?
テッポウユリ・トライアンファーターはLOハイブリッド
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。