2011 herb&flower-5カテゴリの記事一覧

ポテンティラ・アルゲンテアの発芽率

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ポテンティラ・アルゲンテア(Potentilla argentea)は、優しいクリーム色のお花が咲きます。上の画像は2013/06/03のポテンティラ・アルゲンテアで、「枝先に花径3cmほどの5弁花を集散花序につける。花弁は淡いクリーム色、付け根は黄色がやや濃い。花の中心の花床は鮮やかな黄色でめしべが多数密生する。花床周辺を取り巻くおしべは花糸も葯も黄色」ポテンティラ・ネパレンシスに比べると花弁の重なり合いは少なく、画像のお花は花弁の間に隙間があります。葯は時間が経つと黄色から褐色に変化します。

「ポテンティラ・アルゲンテア(Potentilla argentea)、バラ科キジムシロ属、耐寒性多年草、ヨーロッパ〜西アジア原産、草丈は60cmほど、花期は5〜7月」分岐する茎はしっかり立ち上がり、けっこう草丈はあります。萼、茎、葉の裏に白い細かな毛がたくさん生えていて白っぽい印象。群馬では冬に地上部分は枯れるので、刈り取っています。高温多湿に弱いといわれることもあるけれど、地植えで問題なく梅雨〜真夏を乗り切れます。手のかからない宿根層なの♪

ここからは「2011-06-20 ポテンティラの黄花 ポテンティラ・アルゲンテアの開花」の転載です〜。→→→グラウンドカバーとしては黄花のポテンティラ・ベルナ(Potentilla verna)が知られています。耐暑性もあり、匍匐してよく殖え広がるそうです。ポテンティラの仲間はいろいろあって、花色はオレンジ、赤、黄、紫と豊富。寒さには強くて防寒なしで地植えにできます。高温多湿を嫌う品種もあるようで、確かに梅雨〜夏に葉が傷むこともありますが枯れる心配はなし。暑さや多湿にもけっこう耐えられるものが流通しているのでしょうね。

「常緑性で冬に葉は銅色に紅葉する」う〜ん、群馬では半枯れ状態で越冬してきれいな紅葉にはなりませんw 日当たりと水はけのよい痩せ地を好みます。病害虫は特になく、多肥も不要。ある程度の耐陰性もあって、地植えにして根付けば放任でOK。うどん粉病にかかることがあるらしいけれど、経験したことはありません。

「学名のPotentillaは、Potent(薬がよく効く、強い)を意味し、薬効があることに由来する。昔は根を緊急用の食物として利用した種類もある」ハーブと言ってもよさそうですね。繁殖は実生、株分け、ランナーを使った挿し木などが可能ですが、ほうっておいてもランナーで殖え広がります。

過去記事を見ると、ヤフオクで落札した種子から育てたのがポテンティラ・メルトンファイヤー。「ポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’(Potentilla nepalensis ‘Melton Fire’)、バラ科キジムシロ属、耐寒性多年草、草丈は40〜60cm、花期は5〜7月」イチゴに似た5出複葉で、小葉は粗い鋸歯のある長楕円形。この大きめの葉が斜めに立ち上がって場所をとります。花径3cm程度の5弁花は花弁の先が凹んでいるので10弁花に見える(笑)。花つきはよいのだけれど、茎が伸びるのでややまばらな印象あり。

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1枚目は2011/06/19で、曇りの日には花色が濃く見えます。中心から黒、赤、ピンクに見えておしべの葯や花脈も目立つの。花糸が黒褐色なのかな。葯は黄色&黒褐色ですが、時期によっては赤です。「鮮やかなクリムソンレッドの花びらに黒に近いダークレッドの目が入る」というポテンティラ・モナークスベルベット(Potentilla thurberi 'Monarch's Velvet' )と見比べてみたい。

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頂き物の種から育てたのはポテンティラ・アルゲンテア(Potentilla argentea)で、性質や育て方はメルトンファイヤーとほぼ同様です。2枚目は2009/11/04で、こちらも発芽率はよく小苗の立ち枯れもなかった。ポテンティラは種から用に育てられます。3枚目は2010/04/09で、春に地植えにしました。このサイズに育つと、葉が5出複葉であることが分かります。粗い鋸歯のあるアルゲンテアの小葉は細めで繊細な感じがします。

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最後はいずれも2011/06/03で、葉の裏・茎・萼などは白い繊毛に覆われて白っぽく見えるので和名ウラジロロウゲ。花径3cmほどの5弁花は花弁の先が凹んでいる。葯は黄褐色に見える。多花性で柔らかなレモンイエローのお花は群生させると素敵です。花茎は80cmを超えて伸びますが、小葉の幅が細いのであまり邪魔になりません。そして、強健で手間なしなのでした。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ポテンティラ・アルゲンテアはランナーを伸ばして暴れることもなく扱いやすいです。過去記事では「ランナーで勝手に繁殖」と書きましたが、這い性で横に広がるポテンティラ・ベルナなどとは性質が違うのかも。株分けや実生で殖やすようです。大株に育ったポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’のこぼれ種からの発芽は確認できていません。でも、ポテンティラ・アルゲンテアはこぼれ種から育った株がポツポツと拡散中〜。発芽率はけっこうよいのでした♪

関連記事「ポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’の花色♪
ポテンティラ・ネパレンシスとアルゲンテア

ヒメフウロ=シオヤキソウの白花♪

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ヒメフウロ(Geranium robertianum)は、ヒメフウロエキスで知られるハーブです。「肌の炎症や光老化によるしわに関わるのがトリプターゼ。その作用を阻害するヒメフウロエキスは化粧品に使われている」のだとか。上の画像はヒメフウロの白花種で、「葉脇から伸びる花柄の先に、花径2cm弱の5弁花を2輪ずつつける。萼片には白い細かな毛が目立ち、先端は芒(棘状の突起)になる。おしべは5〜10本、花糸は白で葯は花粉がこぼれだすと黄色。めしべは1本、白く柱頭は5裂する」

咲き始めはめしべの柱頭は閉じていて、おしべは花弁に沿って開いて伸びる→おしべが中央に集まり葯から花粉が出る→柱頭が開いて受粉→葯が脱落→花弁も脱落→子房が成熟し萼から果体が伸び出す。そんな経過をたどりますが、おしべは5本か10本の2タイプあるみたい。めしべの柱頭も咲き初めから5裂している場合もあるの。個体差があって咲き方はかなりアバウトなようです。今年は、咲き方の違いにフォーカスした画像を撮りたいな〜。

ここからは「2011-08-14 ヒメフウロは希少種なの? ヒメフウロ(シオヤキソウ)の発芽率」の転載です〜。→→→ヒメフウロは全草に塩を焼いたような匂いがあるのでシオヤキソウとも呼ばれます。ケロは蓄膿気味なのでどんな匂いなのかよく分からない。「日本の自生地は伊吹山(滋賀県・岐阜県)や剣山(徳島県)などの石灰岩地に限られるが、日本各地で見られる」発芽率がよいので園芸品種が殖え広がっているのかな?

「ヒメフウロ(Geranium robertianum)、フウロソウ科フウロソウ属、1〜2年草、別名はシオヤキソウ、草丈は20〜60cm、花期は4〜8月」北半球の冷温域に広く分布するそうなので、海外から流入したのが殖えているのかもです。ヒメフウロは「傷の消毒、止血、歯痛、鼻血、下痢止めに効用あり」だそうで、ジャパニーズハーブと言ってもよさそう。

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1枚目は2010/12/28で、頂き物の種から育てたポット苗。対生する葉は深く3〜5裂してさらに細かく切れ込んでいます。2枚目は2011/02/12で、紅葉しつつ問題なく冬を越せました。発芽率がよく立ち枯れもないので、種から育てるのは簡単です。

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3〜5枚目は2011/05/08と05/21で、花径2cm弱の純白のお花が咲きました。雄しべの葯は黄色に見えますね。画像では分かりにくいけれど、茎・葉・萼は細かい毛で覆われている。最後も2011/05/21で、淡いピンクのお花も咲いていました。萎れかけでボケボケ(笑)。花色は花弁に濃い目のピンクの筋が走る淡紅色が基本みたい。

ヒメフウロ(シオヤキソウ)はヒメフウロの名前で流通しているエロディウム・ウァリアビレ(Erodium xvariabile)とは属が異なる別物です。ちなみにオランダフウロ属のオランダフウロ(Erodium cicutarium)というのもあって紛らわしいw ←←←ここまでが過去記事でした〜。

ヒメフウロ=シオヤキソウ(Geranium robertianum)はフウロソウ科フウロソウ属の越年草。花色は、淡紅色で花弁に濃い2個の筋が目立つものが基本です。桃花のおしべの葯は小豆色、めしべの柱頭は薄いピンク。色彩的には白花よりも桃花のほうがおもしろみがあるかも。帰化した外来種との交雑が進んでいるそうです。ケロの白花シオヤキソウはどうなのだろう?

ちなみに、エロディウム・ウァリアビレ(Erodium xvariabile)はフウロソウ科オランダフウロ属の多年草。「欧州南西部が原産のレイカルディ種(E. reichardii)とコルシクム種(E. corsicum)との種間交雑種。葉は心円形で浅裂し繁殖力旺盛。ピンクや白の花弁に紅色の条斑が入る」こちらもかわいらしいお花なのですが、高温多湿に弱くいつの間にか消えてしまったorz 植え場所を変えて2度失敗しているので、多年草だけど夏越しは難しいように思うな〜。

関連記事「野草のエロディウムって知ってますか?

シロバナシランのフクリンシランかな

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シロバナシラン(Bletilla striata f. gebina)は、シランの白花品種。上の画像は2012/05/20のシロバナシランで、下側の2枚の外花被片が前に突き出す唇弁にくっついて見えますが花被片は6枚。茎の先に総状花序に花径3cmほどの白花を数輪つけます。唇弁の凹凸部も白なので色彩的なコントラストはもうひとつ。赤紫の花を付ける基本種よりもやや性質が弱いかもです。でも、初夏に純白の白花は涼しげ♪ただ、白花全般に言えることですが、花弁の傷みは早いかな〜。

硬そうな質感の葉は「披針形で幅4cm、長さ30cmほど、葉先は尖る。葉の基部は鞘状に茎を包む」葉に白い縁取りがありますから、フクリンシラン(Bletilla striata f. albomarginata)です。ええと、フクリンシラン(Bletilla striat avar. albomarginata)と表記されていたりもします。品種名なのか変種名なのか、ケロにはわかりませんw で、シロバナシランのフクリンシランの学名ってどうなるのかな?

ここからは「2011-08-22 シランの花色はいろいろだけど 白花シランと口紅シラン」の転載です〜。→→→シランの花色の基本は赤紫で、別名はベニランです。お店では園芸品種の白花シランや口紅シランが春植え球根として売られています。園芸品種も学名はブレティラ・ストリアタとなっているだけでよく分からない。1枚目は2009/03/20で、乾燥しないようにオガクズに埋めた丸くて平らな白い偽球茎を買ってきました。口紅シランが2球で348円だったかな。白花の唇弁の先の方が薄いピンクに染まるはずなのですが、2枚目は2009/07/11で発芽はしたのですが元気がなくて開花しなかったorz

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乾燥気味なのがよくないのでしょうか?3年目の今年もお花を見た記憶はないの。ま、来年に期待しよう。「シラン(Bletilla striata)、ラン科シラン属、耐寒性多年草、草丈は30〜40cm、花期は4〜7月」花色にかかわらず根には止血作用などの薬効があり、天日乾燥したものは生薬になります。ジャパニーズハーブとも言えそう。

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園芸品種も基本種と性質などは大差ないはずだけど、小型でやや弱いみたい。強健種しか生き残れないケロの駐車場にはどうかなと思いつつ、白花シラン(Bletilla striata f.gebina)の苗を頂いてきました。3枚目は2011/04/21で、冬は室内管理したポット苗を地植えにしました。葉の縁に白い斑が入っていますね。

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4枚目は2011/05/15で、気がついたら茎の先に数輪のお花が付いていた。「外花被片と内花被片が3枚ずつ互い違いにつく。外花被片と側花弁(内花被片の上の2枚)が長楕円形、唇弁(内花被片の下の1枚)は倒卵形。唇弁の先は浅く3裂し、その中央の裂片にはひだのような凹凸がある」う〜ん、半日陰だし、雨で花弁が傷んでいるし…。側花弁も垂れ気味で横に突き出してはいません。来年株が充実すれば、まともな咲き方を確認できることでしょう。最後は2011/06/20で、披針形の葉は茎の下の方に4〜6枚互生します。斑入りの葉も涼しげでよい。←←←ここまでが過去記事でした〜。

シラン(Bletilla striata)の中国名は白及、「属名のBletillaは「ブレティア属に似ている」という意味、種小名のstriataは「縦縞のある」の意味」だそうです。唇弁の凹凸じゃなくって、葉の姿に由来するのですね。「中国産、台湾産、日本産のシランは容易に交雑しどの組み合わせでも種子の稔性は良好、園芸流通品にはさまざまな変異個体とそれらの交雑種も混在するため写真のみで正確に種名同定をすることは難しい〜Wkipediaのシラン

口紅シラン(Bletilla striata 'Kutibeni')は、白花で唇弁の先がピンクに色づく編芸品種です。日照・通風・水はけの悪い場所に植えてしまい心配しました。けれど、2013年から開花しています。日陰なので撮影が難しいの。今年は必ず画像をアップしたいな。画像検索していると、花弁の色が青や黄色のシランもヒットします。地植えで放任できるのなら、駐車場に連れてきたい♪

関連記事「シランの唇弁に注目〜
シランと口紅シラン

シランの唇弁に注目〜

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シラン(Bletilla striata)は野生化するほど丈夫で、空き地などでも見かけます。上の画像は2012/05/18のシランで、「3枚の外花被片と3枚の内花被片が互い違いにつく。下側の内花被片=唇弁は凸凹があり左右はまくれ上がる、白地に赤紫色の斑が目立ち昆虫のプラットホームになる。唇弁の内側におしべとめしべが合わさったずい柱があり白〜ピンク、先端に柱頭と黄色の葯がある」ケロの安いデジカメは接写ができません。言葉で説明するとくどいけれど、「シラン(ラン科)の花」を見ると一目瞭然〜(笑)。

ここからは「2011-08-21 ラン科なのに発芽率がよい シランの繁殖力」の転載です〜。→→→野生のシランの自生地は湿り気のある場所だそうですが、近所のかなり乾燥した空き地でも雑草化しています(笑)。準絶滅危惧種らしいけれど、園芸品種が出回っていてこれが逃げ出しているのでしょう。ラン科の植物なのに発芽率がよいみたい。お店では春植え球根として売られています。「シラン(Bletilla striata)、ラン科シラン属、耐寒性多年草、原産地は日本・台湾・中国、草丈は30〜40cm、花期は4〜7月」

耐寒性も耐暑性もあり、日向を好みますが半日陰でも問題なし。病害虫は特になく多肥は不要で、乾燥にも過湿にも耐えて植えっ放しOK。株が混み合ってきたら秋か春に株分けして植え替えます。別名はベニランで花色は赤紫が基本ですが、白花シラン、口紅シランなどもある。「園芸流通品にはさまざまな変異個体とそれらの交雑種も混在している」そうで、赤紫の基本種でも花色に濃淡のバリエーションがあります。

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1枚目は2007/09/08で、前年かこの年の春に植えた株だと思う。株元から3〜5枚伸びる葉はやや幅広の長楕円形で、薄いが堅く縦に走る葉脈が目立ちます。2枚目は2008/05/23で、あっさり開花♪防寒なしの地植えで全く手がかからない。半日陰なので西日で葉焼けする心配もありません。3・4枚目は2010/05/21で、画像からは分かりませんが「花序の下から上へと咲き上がり、蕾は膜のような苞で保護されている」花茎に数個付くお花は、咲き始めは開ききらない感じでうつむいています。

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5枚目は2011/05/25で、6弁花が次々に咲き続けているの。3枚の外花被片は垂れ気味、内花被片の上の2枚は横に突き出す。唇弁(内花被片の下の1枚)は縦にシワがよったような凸凹となり両端はまくれ気味。唇弁の真上の雄しべと雌しべが合わさった蕊柱は見えませんねw 最後は2011/06/03で、横から見ても複雑な造形が素敵♪「シランの花茎の元には球状にふくらんだバルブがあり、翌春の若芽はこの脇から出るので扁平なバルブが毎年1個ずつ横に連なっていく」横にドンドン殖え広がるので地植え向きなのでした。←←←ここまでが過去記事でした〜。

シランはラン科とは思えない耐寒性と繁殖力が魅力、そして、お花は花色も造形も美しい。群馬では冬に葉が半枯れになるので、地上部分は刈り取った方がよいみたい。白花シランや口紅シランもよいのだけれど、ケロ的には基本種の赤紫色のお花がしっくりきます。来週は最低気温が8℃、最高気温が19℃の予報です。そろそろ新葉が伸びだす季節になりました♪

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シランとキツネアザミの画像
シランと口紅シラン

ラミウム・マクラータの白花♪

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ラミウム・マクラータ(Lamium maculatum)には、花色がピンクのラミウム・マクラツム'ピンク・パール'(Lamium maculatum 'Pink Pearls')や白のラミウム・マクラツム'ホワイト・ナンシー'(Lamium maculatum 'White Nancy')などの園芸品種があります。上の画像は品種不明のラミウムの白花で、「茎の先に唇形花を散形花序に輪生させる。筒状の合弁花の先は上下に割れ、大きめの上唇は兜状に膨らむ。覆いかぶさる上唇の下に長短2本ずつ、4本のおしべがあり、花糸は白で葯は黄褐色。おしべに挟まれる位置のめしべは1本で、花柱も2裂する柱頭も白」カップ状で先が5裂する萼にも上唇にも細かい毛が目立ちます。

ここからは「2011-08-20 常緑性グラウンドカバーの優等生 ラミウム・マクラータの白花」の転載です〜。→→→久しぶりに終日雨の週末です。少雨に打たれて一息ついている植物も多いことでしょう。ラミウムは耐寒性、耐暑性、耐陰性があって繁殖力も旺盛で、優秀なグラウンドカバーと言えます。挿し穂で頂いた黄花のラミウム・ガリオブドロン(Lamiastrum.galeobdolon)は1年でずいぶんと殖えましたが、お花は咲かず来年のお楽しみ。

小苗で頂いた白花のたぶんラミウム・マクラータ(マクラツム)は、あまり殖えませんが開花しました。植え場所の環境に左右されているのかな?「ラミウム・マクラータ(Lamium maculatum)、シソ科オドリコソウ(ラミウム)属、耐寒性多年草、地中海沿岸〜西アジア原産、英名はデッドネットル、草丈は10〜30cm、花期は4〜6月」斑入りの葉を楽しむ観葉植物ですが、ハーブとしても知られています。

強い乾燥は嫌うので湿り気のある半日陰に地植えにしました。高温多湿による蒸れでも傷むので水はけはよい場所が適地。ま、葉が傷んだり株が弱ったりはしますが、根付けばめったに枯れません。梅雨も猛暑の夏も放任で乗り切れます。アブラムシが付く程度で病害虫は特になく、多肥は不要。繁殖は挿し木や株分けができるけれど、地植えならランナーでドンドン殖え広がります。

匍匐性で草丈はありませんが、茎は横に長く伸びます。茎の節が地面に接するところで発根して、さらに伸びていくパターン。対生する葉は卵形で鈍い鋸歯があり、中心の葉脈に沿って斑が入るの。常緑性ですが、防寒なしの地植えで地上部分は半枯れ状態だったかな。寒さに当たると葉の白と緑のコントラストが鮮やかになるので、環境に順応して冬も葉が残るようになるとよいな。

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画像は2011/05/31で、花茎の先に輪状に集散花序の唇形花を多数付けます。雄しべの先の黄褐色の葯がのぞいている。この時期の葉は銀白色で周辺部分が緑になっている。ラミウムの白花で検索するとラミウム・マクラツム'ホワイト・ナンシー'(Lamium maculatum 'White Nancy')がヒットしました。う〜ん、園芸品種はたくさんあってよく分からないw ←←←ここまでが過去記事でした〜。

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ラミウムはハーブティーにも使われ、ハーブとしては英名のデッドネットル(Dead nettle)で呼ばれます。「属名のLamiumはギリシャ語の喉を意味し、花筒が長くて喉状に見えることに由来する」そうです。黄花のラミウム・ガリオブドロン(Lamiastrum.galeobdolon)の下唇は3裂しますが、白花のラミウム・マクラータ(Lamium maculatum)の下唇は2裂しているように見えますね〜。最期の画像は2012/05/23のラミウム・マクラータで、花付はよくてにぎやかに開花中♪今年辺りから、匍匐性の茎を伸ばして繁殖力を発揮するのかも。

関連記事「ラミウム・ガリオブドロンの開花♪
ラミウム・ガリオブドロンはシェードガーデン向きかも

クラウンベッチ=タマザキクサフジは爆殖系

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タマザキクサフジ(Caronilla varia)は、学名をカタカナ読みするとコロニラ・バリア、別名はツルレンゲ。クラウンベッチ(Crown Vetch)というのは英名、和訳すると王冠の花が咲くカラスノエンドウとなるのかな。上の画像は2012/06/15のクラウンベッチで、球形の花序は柔らかなピンクと白の色合いが優しい感じ。ひとつひとつの蝶形花は旗弁のピンクと翼弁の白の対比がすっきりしているの。翼弁が横に開かず、はさまれている舟弁は見えませんね〜。

ここからは「2010-06-19 はびこる系の緑肥作物? クラウンベッチの開花♪」の転載です〜。→→→英名のヘアリーベッチ(マメ科ソラマメ属の一年草)で呼ばれる緑肥作物がありまして、いただいた種を秋蒔き→小苗を地植えにして放置してたのですが…。春になって大暴れ。3株しか植えていないはずなのですが、畳2枚くらいの空間を覆い尽くしました。

「牧草や緑肥作物として利用される。被覆力が強くアレロパシー作用(他感作用)もあるので雑草防止にも使われる。土壌を選ばず耐寒性も強いため世界各地で野生化している」納得です。雑草に負けません。が、ケロの狭い駐車場では手に負えないので退場したいただきました。周りの植物が日照と通風を遮られて徒長どころか枯れかけるので、来年は隅っこに1株だけ植えます(笑)。

同じく緑肥にも使えて繁殖力が強いクラウンベッチは、苗でお譲りいただきました。「クラウンベッチ(Caronilla varia)、マメ科タマザキクサフジ属、耐寒性多年草、欧州原産、和名はタマザキクサフジ、草丈(ツルの長さ)は約1m、花期は5〜8月」マメ科なので根粒菌の働きで土壌に窒素を固定できるから緑肥に利用できます。アレロパシー作用があって雑草防止効果もあり。

耐寒性、耐雪性、耐暑性、耐乾性がある強健種です。日当たりを好みますが、ある程度の耐陰性もあります。多肥は不要で、病害虫は特になし。耐寒温度は−10℃とありますが、もっと寒さには強いです。冬に地上部分は枯れますが、防寒なしで越冬して翌春に芽を出します。日本には牧草として導入され、繁殖力の強さから帰化植物として定着しているみたい。お花の見た目は違いますが、ヘアリーベッチ(和名はビロードクサフジ、ナヨクサフジ)とよく似たプロフィールですね。

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1枚目は2009/07/25で、ヒョロリとした小苗です。葉は7対ほどの無柄の小葉からなる奇数羽状複葉で、カラスノエンドウやスズメノエンドウとよく似ている。2枚目は2009/08/29で、真夏の植え付けでしたが根付いてくれました。植え付け適期は春ですが、丈夫なのであまり時期を選びません。大株になると夏に株元が蒸れることもあるそうですが、高温多湿にも強いといってよさそう。

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3枚目は2010/05/09で、草丈30cmほどに育ち茎は斜上しよく分岐している。この後、匍匐してツルは1mくらいに伸びています。そして、長い花茎の先に花径1cmほどの蝶形花を20個ほど球形につけました。上弁がピンクで下弁が白の2色咲きです。純白+淡いパステルカラーのピンクのコントラストが決まっている優しい雰囲気のお花です。これは殖やしてあげたいな♪

ここからは「2011-03-18 タマザキクサフジの可憐なお花♪ クラウンベッチの耐暑性」の転載です〜。→→→今日は計画停電でお仕事はお休みです。4連休になるのかな。週末は気温が上がる予報でホッとしています。節電のためにサクサク書いてスイッチオフにしよう。「クラウンベッチ(Coronilla varia)、マメ科タマザキクサフジ属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は50〜100cm、花期は5〜8月」全体の見た目がクサフジに似ていて玉咲きなので、別名はタマザキクサフジ。

清里高原で栽培されているレンゲに似たお花のツル性植物なので、清里つるれんげという商品名で流通しています。このメルヘンチックなネーミングはどうなのでしょうねw 検索すると苗が1,596円で売られていてびっくり(笑)。牧草として栽培され、北米や中近東をはじめ日本にも帰化しています。繁殖力が強くて匍匐しながら地面を覆いますから、緑肥にもなるグラウンドカバー向けの植物です。

北海道の花友さんからの頂き物で、耐寒性はたぶん−20℃以下でも防寒なしの地植えが可能。「耐寒、耐雪性あり。冬に地上部分は枯れるが、防寒なしで翌春に株元から新芽が出る」ちなみに、−7℃程度の群馬の冬は一部常緑で越せました。「涼しい気候を好み、暖地では8〜9月頃に株元が蒸れることがある」とありますが…。連日35℃を超えた猛暑日続きの夏も乗り越えて、耐暑性も強い。高温乾燥の真夏&ひと月以上降水量ゼロの真冬も地植えで放任していますから、耐乾性も強です。

真夏の植え付けでしたから、暑さで枯れるかもと半日陰に植えたのでした。本来は日照を好みますが、その場所でも開花しており耐陰性もあります。マメ科ですから根粒菌の働きで空中窒素を固定でき、やせ地でもOKで多肥は不要。土質を選ばず、病害虫も特になし。アレロパシー作用で雑草防除効果もあり。爆殖したら適当に切り戻して草丈を抑えます。小型化してもそれなりに咲いてくれます。

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2009/07に頂き物の苗をこの直後に地植えにしましたが、半日陰なので成長は遅くこの年は開花しなかったorz 「茎は斜上しよく分岐する。葉は7対ほどの無柄の小葉からなる奇数羽状複葉」2年目から本領発揮して雑草を駆逐する勢い。成長が遅いように感じたのですが、地下茎を伸ばしていたのね。画像は2010/06/19で、レンゲに似たかわいいお花が開花♪花期は長く、切り戻せば秋にも咲きます。

「上に大きく目立つ1枚のピンクの旗弁があり中央に紅色のラインが走る。その下の組み合わさった2枚の竜骨弁を残りの2枚の白い翼弁がはさむ」長い花茎の先に長さ約1cmの2色咲きの蝶形花を20個ほど球形に付けます。ホンワカしたパステルカラーに癒されますね。ピンクと白のコントラストが素敵なクラウン(王冠)に見えるのでした。←←←ここまでが過去記事でした〜。

クラウンベッチ=タマザキクサフジはとにかく強健!繁殖力が強くて周囲の植物を圧倒します。広い土地で放任できればよいのですが、ケロの狭い駐車場だとあっという間に占領されちゃう(笑)。やむなく雑草として適度に引っこ抜いていますが、小型化しながらも毎年開花してくれます。ただ、蔓を長く伸ばす→土に接するところで発根→新しい株を作ってさらに蔓を伸ばす。そんなパターンで日当たりのよい一等地に進出するのは困りもの。根張りが強くて除草に手間がかかるのです(汗)。

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タマザキクサフジ=クラウンベッチ=ツルレンゲ=コロニラ・バリアは暴れる

カレンジュラ・コーヒークリームとピンクサプライズの花色♪

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カレンデュラ・オフィシナリス(Calendula officinalis)=トウキンセンカは、お花が大きめで八重咲きのものが多いの。英名のポット・マリーゴールドと呼ばれることもあるハーブで、エディブル・フラワー&軟膏にすると皮膚のトラブルの治療薬になるのだとか。上の画像は2011/05/04のカレンジュラ・コーヒークリームで、「頭花の周辺部の舌状花は雌性、外側はオレンジ色〜黄色っぽい褐色、特に花弁の縁がコーヒー色。開花すると内側は淡いクリームイエロー。中心部の筒状花は両性、濃いこげ茶色」

舌状花の色がリバーシブルなのがおもしろいな。舌状花は合弁花で、花弁の先が3裂しているから3枚?いえ、よく見ると5枚かも〜。種からの栽培は容易ですが、基本種ほどの耐寒性があるかはよくわかりません。ケロは用心して冬はポット苗を室内管理にしていました。カレンデュラ‘コーヒークリームはカレンデュラ・オフィシナリスの園芸品種なので、カレンデュラ・アルウェンシス(Calendula arvensis)=ホンキンセンカ=ヒメキンセンカほどの繁殖力はありません。こぼれ種からの発芽を期待したけれど、それはなかった(涙)。

ここからは「2011-05-02 中輪の園芸品種の花色 カレンジュラ・コーヒークリームとピンクサプライズ」の転載です〜。→→→カレンジュラ=キンセンカには「花径2cmほどの小輪で横に広がるタイプと、花径5〜7cmの中輪で立ち性タイプ」とがあります。小輪の寒咲きカレンジュラも、1年草の「冬知らず」の花色は黄〜オレンジ色ですが、多年草の「まどか」の花色は黄、オレンジ色のほかに薄いクリーム色もあります。お花の中心の筒状花がこげ茶色のダークアイになっているものある。

頂き物の種にカレンジュラ・コーヒークリームとピンクサプライズなるものがありまして、ずいぶん花色が増えているのねと驚いたのですが…。これはカレンジュラ=寒咲きカレンジュラというケロの思い込みで、カレンジュラ・コーヒークリームとピンクサプライズは中輪で立ち性タイプなのでした(笑)。

「カレンデュラ‘コーヒークリーム’(Calendula officinalis 'Coffee Cream')、キク科カレンデュラ(キンセンカ)属、(半)耐寒性多年草、地中海沿岸原産、草丈は40cm前後、花期は3〜6月」日照と水はけのよい場所で育てます。花期は長く、花付きもよい。病害虫は少なめで、多肥は不要。

基本的に丈夫で育てやすいのだけれど、耐寒性は微妙。関東以西は地植えが可能とある一方で、霜や寒風は避けたほうがよいらしい。「耐寒性はあるが、0℃以下の低温にあうと花弁や葉が凍害を受けるので霜除けが必要」群馬の冬は−5〜7℃に冷え込みますから、屋外で放任栽培とはいかないみたい。昔ながらのキンセンカに比べると、美しい分弱いようです。

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1枚目は2011/04/17で、葉や萼には細かな短毛が密生しています。2・3枚目は2011/04/21と24で、開きかけを見ると舌状花の裏はコーヒーブラウン色(花弁の縁がこげ茶色の赤みが強いオレンジ色)。4枚目は2011/04/29で、開ききると舌状花の表はアプリコットクリーム色(花弁の先端にオレンジ色が残った薄いクリーム色)。お花の真ん中の筒状花は濃いこげ茶色です。シックな色合いが魅力的♪「寒さに当たると花色が濃くなる。花弁は一重、二重から八重咲きまで多少の個体差がある」画像検索すると、もっと舌状花のボリュームタップリのお花もアップされていますね。

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カレンデュラ‘ピンクサプライズ’(Calendula officinalis 'Pink Surprize')も性質や育て方はほぼ共通のはず。5枚目は2011/04/17で、蕾を見てもどんなお花か予想できません。6・7枚目は2011/04/21と24で、周辺部の舌状花から咲き始めます。開花すると中央の筒状花は茶色に見え、その周りの舌状花は幾重にも重なり合ったゴージャスな八重咲きです。ただ、サーモンピンク色(焼いたサケの身のようなやや橙色がかったピンク)に見えるかな?最後は2011/04/29で、咲き進むと花色が変化するのかと思ったのですが…。う〜ん、やはりオレンジ色+黄色にしか見えないんですけど(笑)。冬の夜は無暖房の室内にプランターを取り込んでいました。防寒なしで地植えにできるようだとラクチンなのにな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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カレンデュラ‘ピンクサプライズ’もカレンデュラ・オフィシナリスの園芸品種ですが、こちらは花色に難あり〜。開花して時間が経てば褪色して変化が出るかと見守りましたが…。最後まで先祖返りしたようなオレンジ色でした。画像検索すると、ピンクの舌状花のお花がヒットします。園芸品種なので、採集した種だと花色が安定しないのかもしれません。ま、これはこれで豪華な八重咲きが楽しめたので満足♪久しぶりに国華園の「50円花たね」をのぞいてみようかな〜。

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ジニア・エレガンスかな

アカツメクサ=ムラサキツメクサ

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アカツメクサ(Trifolium pratense)は、シロツメクサ(Trifolium repens)よりも大型で草丈があります。上の画像は2008/11/29のアカツメクサで、「蝶形花が球形に密生した花序。蝶形花は旗弁も翼弁も舟弁もごく薄いピンク。細かい毛が生える筒状の萼の先は5裂し、その中の1つの萼裂片が長い」花色は濃淡の差があって、このお花は白に近い淡いピンクで写真写りが悪い(笑)。旗弁にはピンクの花脈が走ってるはずですが、画像ではわかりません〜。花柄(花序を支える茎)がないので、お花のすぐ下に一対の葉が生えているように見えます。

ここからは「2011-05-28 クローバーの花色もいろいろ アカツメクサの微妙な花色」の転載です〜。→→→シロツメクサは近所の道端や空き地のどこにでも生えていますが、アカツメクサは暑さがやや苦手で気温が低めの高地に生えやすいみたい。と思ってハーブ売り場でポット苗を買って来たのですが、よく見るとやはりご近所でも雑草化していました(笑)。牧草として種子ごと草食動物に食べられ排泄された場所で殖え広がる、そんなパターンで全国に広がったのでしょうか。

シロツメクサと同様に葉も花も食用となるハーブで、花をドライにしたアカツメクサ茶や濃縮エキスなどが通販で売られています。マメ科なので根粒菌の空中窒素固定作用があり緑肥にも使われる。「アカツメクサ(Trifolium pratense)、マメ科シャクジソウ属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は30〜60cm、開期は5〜10月」レッドクローバー、ムラサキツメクサなどとも呼ばれます。

一口にアカツメクサと言ってもTrifolium pratense var.○○といういくつもの種があり個体変異も大きいので、草丈や花色はいろいろです。「互生する葉はやや大きめの3小葉、小葉の中ほどにV字形の白斑が入る。葉や茎には薄い毛が生える。花径3cmほどの球状の集合花序が茎上部の葉脇に付き、花色はピンクで基部ほど色は薄い」

シロツメクサは這い性で踏みつけに強く耐暑性もありますが、アカツメクサは立ち性で踏みつけや暑さには強くない。春に元気に葉を伸ばす→夏に半休眠→秋に復活→冬に地上部分は枯れる、こんなライフサイクルかな。当初は夏にクッタリすると多湿にしてウドン粉病になったり、通風のよい場所に植え替えたりと手間がかかった。

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でも、植え替えてからは完全放置(笑)。耐暑性がやや弱いと言っても基本的に強健で、殖えすぎたら引っこ抜くくらいでOK。放任にすれば病害虫も特になし。日照、通風、水はけのよい場所を好みますが、土質を選ばず環境順応力は高いです。1枚目は2008/06/07で、植え替えて2年目くらいでしょうか。横に広がるスピードはゆっくりですが、背丈があるので切り戻さないと周囲の植物を覆い隠してしまうorz

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2枚目は2008/11/29で、蝶形花は付け根は白で先の方は薄いピンクの筋が走っている。球状の集合花序の印象は赤紫ではなくて、ごく淡いピンクに見えます。寒さには強くて12月までは葉は緑で、お花も咲きます。3枚目は2009/06/21で、小葉のV字白斑がクッキリと出ています。時期によっては斑はボケてよくわからないこともあるの。シロツメクサは花柄から葉は出ないので花序と葉に距離があるけれど、アカツメクサは花柄がなく花序のすぐ下に葉があるのでした。

同属の仲間を花色で分けると、シロツメクサ→白、アカツメクサ→赤紫、コメツブツメクサ→黄色、ベニバナツメクサ(クリムソンクローバー)→赤となりそうですが…。アカツメクサでは赤紫〜薄いピンクまで濃淡の差が大きいし、白花の変異を固定した園芸種であるセッカツメクサ=シロバナアカツメクサ(Trifolium pratense f. albiflorum) もあります。アカツメクサの仲間なのに白花なのねw

逆にシロツメクサにもピンクがかったお花があり、この変異を固定した園芸種であるモモイロシロツメクサ(Trifolium repens f. roseum)もあります。シロツメクサの仲間なのに桃花なのねw ただ「モモイロツメクサの花色は遺伝的に不安定で、栽培環境によって花色が変化する可能性がある」そうです。←←←ここまでが過去記事でした〜。

アカツメクサはシロツメクサのようにランナーで横にドンドン移動しません。でも、背が高いのでちょっとじゃまw 枯れたりはしませんが、風通しの悪い場所に植えるとうどん粉病が発生します。互生する三出複葉の小葉は、長楕円形で白のV字斑が入ってすっきりした見た目。ケロ的には、お花は蕾で突き出す萼裂片が目立つ開花直前が好きです。こぼれ種からの発芽はありませんでした。強引な切り戻しを重ねている内に消えてしまったみたいorz 初夏になったら、道端の花色の濃いアカツメクサの画像をアップしたいな。

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アカツメクサの耐寒性は?
レッドクローバーはハーブかな〜

クリムゾンクローバー=ベニバナツメクサ

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クリムゾンクローバー(Crimson Clover)というのは英名で、ストロベリーキャンドルというのは商品名のようです。和名のベニバナツメクサもしっくりきます。上の画像は2011/04と05のクリムゾンクローバーで、小さな蝶形花が密生した花序は縦長の円錐形。「立ち上がる旗弁と横に開く翼弁は真紅で付け根ほど色が濃い。真中で合わさっている舟弁はピンク。萼は黄緑色で細かい毛に覆われている」う〜ん、下の方から咲き上がる蝶形花は小さくて、画像ではお花の構造はわかりませんね〜(汗)。

ここからは「2011-05-09 ストロベリーキャンドルは地植え向き クリムゾンクローバーが徒長…」の転載です〜。→→→クローバーは、マメ科シャジクソウ(トリフォリウム)属の多年草の総称で一般的にはシロツメクサを指すのだとか。ケロの駐車場にもシロツメクサ、アカツメクサをはじめ、斑入りの園芸品種が何種類か生えています。非常に強健で繁殖力旺盛、どこの道端でも目にします。「世界に約300種あり、花色は白、黄色、ピンク、紅色など。一年草、二年草、または多年草である」

たくさんの種類があるようですが、クリムゾンクローバーの種は百均でも50円で売られていますw 「クリムゾンクローバー(Trifolium incarnatum)、マメ科トリフォリウム属、耐寒性多年草、ヨーロッパ南部原産、草丈は20〜40cm、花期は4〜6月」英名がクリムゾンクローバー、和名がベニバナツメクサ、真っ赤な花穂の見た目からストロベリーキャンドルとも呼ばれます。

葉は属名の由来どおりの三小葉。シロツメクサのように地を這う感じではなくやや立ち上がり気味で、アカツメクサに似てるかな。寒冷地以外では秋蒔きで、耐寒性が強いので直播きでOK。日当たりと水はけのよい屋外での放任栽培が向いているようです。地植えで根付いてしまえば乾燥にも耐えられ、締まった株で花付きもよくなるはず。

頂き物の種でしたので、過保護なポット苗にして室内で管理していて失敗しました(汗)。発芽率はよく、栽培はごく簡単です。病害虫も特になく、土質を選ばず多肥は不要。根粒菌の窒素同化作用があり緑肥作物として利用されます。お花がきれいなので、群生させて景観植物にもできる。

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画像は2011/04/19で、小さな蝶形花が円錐形に密集して咲いています。まさにクリムゾン(濃く明るい赤色)といった花色です。春の初めにあわててプランターに移植して屋外に出したのですがとき既に遅し。水切れに弱い徒長したヒョロヒョロの株になってしまいましたorz それでも次々に開花中。

今年は秋に直播きの予定。ただ、けっこう背丈があるので植え場所が難しいのです。こぼれ種で増えてくれるようになるとよいな。クローバーの仲間で葉やお花が食用になるみたい。エディブルフラワーなのですね。ハーブと言ってもよいかも。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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クリムゾンクローバーは「牧草として導入された帰化植物、互生する三出複葉の小葉に白のV字斑はない」多年草だけど、暑さに弱くて夏越しできないので1年草(越年草)扱いなのだとか。「冬の寒さに当てないと開花しない。植え替えを嫌うので、根付いた後は移植しない。日照・通風・水はけのよい乾燥気味の場所を好む」最期の画像は2011/05と2012/05のクリムゾンクローバーで、2年に分けて種から育てましたがこぼれ種からの発芽はなかった(涙)。栽培は簡単ですが、毎年種をまく必要があるみたい。花序の形にはけっこう差があります。

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ハーブのティントヴェール

ジシバリ=イワニガナは爆殖系

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ジシバリ(Ixeris stolonifera)はどこにでも生えている雑草ですが、かつては全草を胃腸薬として利用したそうです。土の少ない岩場にも生え、葉や茎の切り口から出る白い汁は苦いので別名はイワニガナ。上の画像は2011-04-24のジシバリで、細長い花茎の先に花径2cmほどの頭花をつけます。頭花は舌状花の集まりで、葯がくっついた濃い褐色の葯筒から、くすんだ薄い褐色の花柱が突き出します。そして、先端の柱頭が2裂して反り返るの。柱頭も花柱と同じ色です。黄色の花弁の舌状花の数は少なめで、そこが涼しげでよいのです♪

ここからは「2011-02-08 ジシバリとオオジシバリは葉が違う ジシバリの繁殖力」の転載です〜。→→→ジシバリはサプリメントの材料にも使われるのでハーブと言ってもよさそうですが、一般には雑草扱い(笑)。地面を這う細い茎が節から発根して殖え広がる様子が地面を縛るように見える、というのが和名の語源です。少ない土でも生育できる強健な野草なので、岩の上にも生えるニガナ=イワニガナとも呼ばれます。「ジシバリ(Ixeris stolonifera)、キク科ニガナ属、耐寒性多年草、草丈は10cm前後、花期は4〜7月」

「日本全国、朝鮮半島、中国に分布し、日当たりのよい山野から田畑、市街地にまで自生している。花茎の高さは5〜15cmくらい。葉は根生し長い葉柄がつく。葉の形は卵形で縁は全縁。花期は4〜7月で、直径25mmほどの淡黄色の花を1株に3個ほどつける。よく似るオオジシバリ(Ixeris debilis)は、イワニガナより花茎が高く、花、葉ともに大型で、葉の形が披針形で縁に鋸歯がある〜Wikipediaのイワニガナ

這い性で葉柄がはっきりした1〜3cmの鋸歯がなく円形〜楕円形の葉を互生させます。根生葉の間から花茎を立ち上げて、先端に花径2cmくらいの舌状花のみの頭花をつける。茎を切ると白くて苦い汁が出る点は同属のニガナと同様です。ただ、ニガナに比べて頭花の舌状花の数が多く、離れて見るとタンポポと間違えそう。ま、葉の形が全く違いますけれども。「若葉は苦いが茹でて食べられる全草を採取し乾燥、鼻づまり・健胃などに用いる」とあるので、意外とお役立ちのハーブなのです。

同属に全体に大型のオオジシバリがあり、葉はヘラ状で茎に近いほうに切れ込みがあったりします。ジシバリは赤みが強くよく分岐するランナーを四方に伸ばし、節から発根してさらに殖え広がる。アッという間に爆殖してグラウンドカバーになります。草丈が低いので余り邪魔になりませんが、放置するとあたり一面を覆いつくします(汗)。

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日当たりのよい道端など、日本のどこでも生えているので稀少価値はなし。寸断された根茎が新苗となって再生するほど強健で、どちらかと言えば嫌われ者の雑草です。ケロはわざわざスーパーの駐車場から採集してきましたw 1枚目は2008/04/26で、春に復活してお花を咲かせていました。たぶん、2007の春に植えて、夏以降は他の草花に覆い隠されて行方不明だったはず。2枚目は2008/08/09で、たちまち勢力範囲を拡大。葉から判断してジシバリのようですね。

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3枚目は2008/09/22で、秋にもポツポツと開花していたの。最後は2010/05/05で、近づいて見ると舌状花の数は少なく一重でタンポポの頭花とは違います。「小花の筒状の葯もその中を突き抜けている雌しべの花柱や柱頭も黒褐色」先が2裂した黒っぽい柱頭がアクセントになっています。寒さにも暑さにも乾燥にも多湿にもよく耐えて、繁殖力も抜群。半日陰に植えても、自力で日向へと移動していく…。消えてしまう心配がないので、ケロの駐車場向きといえます♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

ジシバリはロゼットで冬越し、春に葉腋から茎を地表に伸ばして爆殖します。茎が横に這う→茎から発根→子株ができる→さらに横に茎を伸ばす。そんな感じです。オオジシバリ=ツルニガナは個体差もあって、サイズの違いでジシバリと区別するのは難しいみたい。互生する葉の形が、「ジシバリは円形〜楕円形で鋸歯がない。オオジシバリは細長いへら状で粗い鋸歯がある」過去記事の画像からすると、ケロが採集してきたのはジシバリのようです。あとひと月もすれば駐車場で満開になります♪

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寒咲きカレンジュラ=カレンデュラ・アルウェンシス

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カレンジュラ(カレンデュラ)はキンセンカ属の総称で、お花が大きめで八重咲きが多いカレンデュラ・オフィシナリス(Calendula officinalis)とお花が小さめで一重咲きのカレンデュラ・アルウェンシス(Calendula arvensis)などを含みます。上の画像は寒咲きカレンジュラとか冬咲きキンセンカとか呼ばれるカレンデュラ・アルウェンシスで、花径2cm弱の小輪系。一重咲きで舌状花はオレンジ色、筒状花は黄色。筒状花のめしべも黄色で2裂する柱頭が突き出しているはずですが、画像ではわかりません(汗)。

発芽率がよく、原産地の欧州では雑草扱いだそうです。高温多湿に弱く夏には枯れますが、日本でも空き地などで野生化しています。カレンジュラ・フユシラズ(Calendula‘Fuyushirazu')というカレンデュラ・アルウェンシスの園芸品種は、耐暑性・耐病性に優れるみたいだけど…。やはり、夏越しは難しく1年草扱いです。さらに、品種改良を重ねたカレンジュラ・まどかは宿根キンセンカ=耐寒性多年草として売り出されましたが…。

ここからは「2010-04-09 ポットマリーゴールドは1年草?多年草? カレンジュラの開花♪」の転載です〜。→→→ポットマリーゴールドは耐寒性のある冬咲きキンセンカ、フレンチマリーゴールドやアフリカンマリーゴールドは日耐寒性の夏咲きです。どちらもキク科ですが、属が違います。マンジュギク属のアフリカンマリーゴールドは有害センチュウの防除に効果があるコンパニオンプランツとして知られていますが…。ポットマリーゴールドは食用になるハーブなのですね。「ハーブティーにすると眼精疲労に効果があり、エディブルフラワーでライスの色づけにも使える」のだそうです。雑草のように生えていますから、試してみようかな(笑)。

「カレンジュラ(Calendula)、キク科カレンデュラ属、耐寒性1年草、地中海沿岸原産、英名はポットマリーゴールド(Pot Marigold)、草丈は20〜60cm、花期は11〜5月」耐寒性冬咲きキンセンカにはいくつかの園芸品種があって、近所のお店では「冬知らず」の名前で売られていたと思う。−15℃と耐寒性が強く、霜に負けずに冬から咲き続けます。花径1〜2cmの鮮やかなオレンジ〜黄色の小花です。お花の中心はオレンジ〜黄色が普通ですが、黒っぽくなっているダークアイタイプもあるみたい。日当たりと水はけのよい場所を好みます。夏には暑さに負けて枯れますが、発芽率がよくてこぼれ種で野生化するほどです。

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1枚目の画像は2009/07/04です。数年前からこぼれ種で雑草化しています。これは黄花ですね。2枚目は2010/04/03で現在開花中。栽培環境のせいか、冬ではなく春になってから咲きだします。半日陰の場所では夏〜秋にかけてもポツポツと咲いていたように思います。耐暑性はなく、気温が上がると草丈が伸びて、梅雨時には枯れるはずです。こぼれ種から発芽したチビ苗が咲いているのかな?2枚目の花色はオレンジ。ヘラ状の葉には細かい毛が密生していて、ゴワゴワした感触に思える。

ええと、検索しているとポットマリーゴールドの園芸品種の「まどか」がヒットします。「耐寒性も耐暑性もあり、ウドンコ病にも耐性を持つキク科カレンデュラ属の耐寒性多年草、花期は9〜7月、花径は5〜7cm、耐寒性は−10℃、耐暑性は30℃」なんと、耐暑性がある多年草です。お花も大きい。風通しのよい場所で西日を避ければ、夏越しできるんですって。管理は、植え付け前に苦土石灰で酸性を中和、成長期にはお水と肥料を切らさない、枯れてきたら切り戻す、といったところかな。こちらも強健そうですね。

ここからは「2011-05-01 キンセンカだったの… カレンジュラ・冬知らず」の転載です〜。→→→カレンジュラはキンセンカ属の総称です。ケロ的にキンセンカは仏壇のお花というイメージで、あまり食指は動かないw 品種によっては皮膚の炎症を抑制する効果があったり、エディブルフラワーだったりとハーブ扱いされるみたい。花径2cmほどの小輪で横に広がるタイプと、花径5〜7cmの中輪で立ち性タイプとがあります。キンセンカと聞いて思い浮かべるオレンジ色の八重咲きは後者、寒咲きカレンジュラの「冬知らず」が前者の代表です。「カレンジュラ・冬知らず(Calendula arvensis=Calendula‘Fuyushirazu')、キク科カレンデュラ(キンセンカ)属、耐寒性1年草、地中海沿岸原産、英名はポットマリーゴールド、草丈は20〜30cm、花期は11〜5月」

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9月頃に種蒔き→寒さに強く冬から咲き出す→春になると花数が増えるが、草丈も40cmを超える→暑さには弱く夏に枯れる、こんなライフサイクルでしょうか。「花径1〜2cmの鮮やかなオレンジ〜黄色の一重咲き。日当たりと水はけのよい場所を好む。夏に暑さで枯れるが、発芽率がよくてこぼれ種で野生化する」茎、萼、ヘラ状の葉には細かい毛が密生しています。耐寒温度は−15℃とあって、群馬なら防寒なしの地植えでOK。というか、こぼれ種で勝手に生えています(笑)。1枚目は2010/12/31で、大晦日に咲いていました。2枚目は2011/03/27で、あまり大きくならないこの頃がかわいらしい。花期はアバウトで7月にお花を見た記憶もあります。黄花は消えてしまって、オレンジ色だけが残っているようです。

寒咲きカレンジュラの園芸品種と言えば1年草の「冬知らず」がよく知られていますが、多年草の「まどか」もスグレモノ。「カレンジュラ・まどか(Calendula hyb)、キク科カレンデュラ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、草丈は20〜30cm、花期は9〜7月」花径は5〜7cmの中輪で、花色も何種類か選べます。耐寒性も、耐暑性も、ウドンコ病に対する耐性もあるのだとか。風通しのよい場所で西日を避ければ夏越しできるのですね。カレンジュラは1年草と思い込んでいたけれど、暑さを乗り切れると宿根化するということかな?←←←ここまでが過去記事でした〜。

「カレンデュラ・オフィシナリス(Calendula officinalis)=トウキンセンカのオフィシナリスは「薬用の」という意味。ハーブとしては英名のポット・マリーゴールドと呼ばれる」「カレンデュラ・アルウェンシス(Calendula arvensis)=ホンキンセンカ=ヒメキンセンカのアルウェンシスは「田畑に生える」という意味」だそうです。カレンジュラはポットマリーゴールドとも呼ばれるけれどキンセンカ属、アフリカン・マリーゴールド(Tagetes erecta)=センジュギクやフレンチ・マリーゴールド(Tagetes patula)=マンジュギクはマンジュギク属。属が違うのでした。紛らわしいな〜。

で、発売時の2007年に「暑さ35℃に耐えて、一年中咲く!」と宣伝されたカレンジュラ・まどかですが、あまりブレークしなかった模様。栽培記録を検索すると、「何とか夏越しできるが花は止まる。種を採集して1年草扱いした方が楽」といった感じみたい。やや誇大広告気味で敬遠されたのか、ショップで見かけることもないように思います。画像検索すると、舌状花が黄色〜オレンジ色、筒状花が黄色〜こげ茶色といくつかのパターンがあります。かわいらしいお花なので、育ててみたいのですが入手困難だろうな〜。

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ハーブのポットマリーゴールド・満開

ノアザミとシロバナノアザミ♪

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シロバナノアザミ(Cirsium japonicum f. albiflorum)はノアザミの白花品種です。上の画像は2013/05/14のシロバナノアザミで、「頭花は多数の筒状花のみからなる。小花は花筒の先が深く5枚に裂ける。5本のおしべは葯がくっついて筒状になり、刺激があると花糸が縮む。その時に、葯筒に包まれていためしべが、花粉を押し出しながら剥き出しになる。自家受粉を避けるために、めしべの柱頭はおしべが枯れてから2裂して開く」言葉で書くとめんどくさいけれど、NHKのミクロワールド「たくみな受粉 アザミの秘密」を見ると、一目瞭然〜♪

ここからは「2011-06-02 日本を代表する野草? ノアザミの赤と白」の転載です〜。→→→アザミの仲間もたくさんありますが、日本固有の種類が100種類近くあるのだとか。ただ、その多くは山地に自生し、平地で目に付くのはノアザミとノハラアザミらしい。見た目はよく似ていますが、花期は前者は春〜夏、後者は夏〜秋と分かれます。

アザミ類は山菜として若芽や根が食用になります。ヤマゴボウ(モリアザミの根)の味噌漬が知られていますね。根を乾燥させたものはタイケイ(大薊)という生薬になり、利尿・健胃など薬効があるそうです。ハーブと言ってよさそう。「ノアザミ(Cirsium japonicum)、キク科アザミ属、耐寒性多年草、日本固有種、本州〜九州に分布、草丈は50〜100cm、花期は5〜8月」日当たりのよい山野に自生し、湿り気があっても乾燥気味でも順応できます。

ロゼッタを作り常緑で越冬→春に根出葉が大きくなり、背が高くなると茎葉もつける→初夏に筒状花が多数集まった頭花を上向きにつける、そんな生育サイクルかな。「葉は羽状に裂け葉縁に刺がある。葉や総苞片には表皮が変形した鋭い棘があり触ると痛い。総苞片は球形で粘着物質が分泌されていて粘つく」棘から連想されるアザム(傷つける、驚きあきれるの意)という言葉が語源みたい。キク科の頭花には筒状花+舌状花、舌状花のみ、筒状花のみといったパターンがありますが、アザミの仲間は筒状花のみです。「ノアザミの頭花は直径4〜5cmで、花弁が5枚の細長い筒状花(両性花)が密集する。花柱とこれを筒状にとりまく合着した雄蕊の葯が飛び出す」

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1・2枚目は2010/11/04で、頂き物の種を秋蒔きした小苗です。半分は地植え、残りはポット苗にしました。発芽率抜群、立ち枯れなし。さすがに強健な野草で、ケロでも種から育てられました♪ポット苗も早春に駐車場に植えつけて、後は完全放置。

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3枚目は2011/05/08で、トゲトゲの総苞片に包まれたズングリした蕾がアザミらしくてよい。4・5枚目は2011/05/25で、外側の方から小花が開花して葯に包まれた花柱がツンツン飛び出してくる。中央の小花はまだ蕾でそのコントラストもよいな。柱頭に花粉が押し出されているのも見られます。もう少し経つと柱頭が伸びだして、やがて2裂するのでしょう。花色は赤紫〜ピンクと濃淡の差があります。

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最後も2011/05/25で、こちらは白花のシロバナノアザミ。完全に開ききって球形の総苞片は隠れて見えません。先端が2裂した柱頭はまだ見当たらないみたい。種から育てて半年で、茎の先のお花まで1mを超えました。土質を選ばず、病害虫は特になし。全く手がかからず、花付きもよかった。ただ、ボリュームのある多年草なので、来年は整理が必要かもです(汗)。品種は不明ですが、花期や見た目からノアザミとしてよいと思う。たぶんですけれどもw ←←←ここまでが過去記事でした〜。

赤紫色のノアザミよりも、白花のシロバナノアザミがレアで珍重されます。でも、白花は花弁もおしべもめしべもすべてが白くて、色彩的なおもしろさはもうひとつなの。赤花の咲き始めは、小花が開花した周辺部はピンク、まだ花開かない中心部は赤に近い濃いピンク。開花した小花も5枚に裂けた細長い花弁はピンク、集葯雄ずいは濃い紫色、筒先からこぼれだす花粉は白、おしべが枯れた後でピンクの花柱の先に白の柱頭が開く。こんな感じでコントラストがとても美しい。ケロ的には赤花が好みなのです。

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テラオカアザミはノアザミの園芸品種
ドイツアザミの花つき

ダブルフラワーカモミールも高温多湿は苦手…

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ダブルフラワーカモミール(Chmomilla nobile'Flore Pleno')は、学名からするとローマンカモミールの園芸品種なのかな。上の画像は2011/07/09のダブルフラワーカモミールで、草丈は低めで成長はゆっくり。「直立する茎は分岐する。茎が地面を這い発根することもある。羽状に細く裂ける葉は柔らか。茎頂につく花は強い芳香がある」このあたりはローマンカモミールと共通です。頭花は白〜クリーム色の花弁の舌状花がたくさんある八重咲き。お花の中央に黄色っぽいめしべの柱頭が伸びだすはずですが…。この画像では筒状花の様子はわかりませんね(汗)。
    
ここからは「2011-08-03 青リンゴの香りのグラウンドカバー? ダブルフラワーカモミールの開花」の転載です〜。→→→ハーブの中でも最も好きなのがカモミールの青リンゴの香りです。1年草のジャーマン・カモミール(German chamomile)と多年草のローマンカモミール (Roman chamomile) があり、ハーブティーにするには苦味のないジャーマン・カモミールの方が向いているみたい。

ジャーマンカモミール(Matricaria recutita)とローマンカモミール (Anthemis nobilis)は近縁種ですが、別属に分類されているのですね。匍匐性のローマンカモミールはグラウンドカバー=香りの絨毯にもなるし、周りの植物の立ち枯れを防ぐコンパニオンプランツ=植物のお医者さんでもある。とても魅力的なハーブなのですが暑さに弱くて、とうとう消えましたorz

で、頂き物の八重咲きの園芸品種ダブルフラワーカモマイルで再チャレンジ。「ダブルフラワーカモミール(Chmomilla nobile'Flore Pleno')、キク科ローマカミツレ(カミツレモドキ)属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は20cm前後、花期は6〜7月」英語風の発音だとカモマイル、フランス語風に発音するとカモミール、オランダ語を語源とする和名がカミツレと呼び名が多くて紛らわしい。呼び名とか属名とか統一してくれるとよいのに。

細かい切れ込みのある羽状複葉が付いた茎は立ち上がる力が弱く、匍匐気味に広がります。繁殖は実生、株分け、挿し芽、取り木が可能。日当たり・水はけ・風通しのよい場所を好み、やや乾燥気味に管理するのがよいはず。耐寒性はありますが、高温多湿には弱いです。

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画像は2011/07/09と07/12で、かわいらしい八重咲きのお花が咲きました。夏越しを考えて半日陰に植えたので、花つきはソコソコ。いま、まさに高温多湿でしてグッタリしております。枯れはしませんが状態はよろしくない。同属で草丈が低くある程度の踏み付けにも耐えるローマンカモマイル・ノンフラワー(Chamaemelum nobile 'Treneague')も「花は咲きにくいが香りを楽しむグラウンドカバー向き。但し、高温多湿には弱い」通販サイトには丈夫でよく殖えるかに書いてあるけれど、涼しい地域じゃないとよい状態に保つのは難しいと思う。1年草のジャーマン・カモミールに切り替えて、こぼれ種での繁殖に期待したほうがよいのかも。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ダブルフラワーカモミール(Chamomile Double Flower)はローマンカモミールの変種かその園芸品種で学名はよくわからない。そして、ローマンカモミール (Anthemis nobilis)はアンテミス属=ローマカミツレ属=カミツレモドキ属の多年草、ジャーマン・カモミール(Matricaria recutita)はマトリカリア属=カミツレ属=シカギク属の1年草(越年草)。属名はゴチャゴチャしていてわかりにくく、ケロ的にはこう割り切っていますw ローマンカモミールの仲間なら、フレッシュやドライのハーブティーに鎮静作用や催眠効果が期待できそう。

ただ、ダブルフラワーカモミールも高温多湿に弱かったです。夏は半日陰になる水はけと風通しのよい場所に植える。梅雨の前に刈り込んで蒸れないようにする。けっこう気を使ったつもりでしたが、やはりいつの間にか消滅orz 日本の気候に合っていないみたい。いや、北海道なら青りんごの香りのじゅうたんが可能かもしれません。実家の庭に植えてみようかな〜。

関連記事「ローマンカモマイルは青りんごの香り♪

ローマンカモマイルは青りんごの香り♪

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ローマンカモマイル(Anthemis nobilis)は、ケロの一番好きな青りんごの香りを持つハーブです♪ただ、夏の高温多湿には弱いの。上の画像は2008/07/04のローマンカモマイルで、「細長い花茎を伸ばして散房花序に頭状花をつける。中心部の筒状花は黄色で、周辺部の舌状花は白」ジャーマンカモミールに比べると花付きは劣り、お花は地味な印象です。

茎は立ち上がる力が弱く匍匐気味に横に広がります。細かく切れ込む羽状複葉は緑色で美しい。日照・通風・水はけのよい場所を好み、乾燥気味に管理すれば地植えで夏越しできるはずなのですが…。香りのじゅうたんを作ろうと、西日の当たらない植え場所を工夫しても2回連続で消えてしまいましたorz 高温多湿には弱く、放任で宿根化させるのは難しいみたい。挿し木苗を作って毎年植えつけるのも手間なので、断念しました(涙)。

ここからは「2011-03-28 青リンゴの香りのハーブ ローマンカモマイルの耐暑性」の転載です〜。→→→とてもポピュラーなハーブですが、英語風の発音だとカモマイル、フランス語風に発音するとカモミール、オランダ語を語源とする和名がカミツレと呼び名が多くて紛らわしい(笑)。カマズレンという抗炎症作用のある成分を多く含みハーブティーとして利用されるのは、キク科マトリカリア属の1年草ジャーマンカモマイル(Matricaria recutita)。

ケロの駐車場に生えているのは多年草のローマンカモマイルで、カマズレンは少ないけれど心の緊張を和らる成分を含んでいるのだとか。こちらも少し渋みのある黄色いカモミールティーにして、リンゴの香りを楽しみます。「ローマンカモマイル(Anthemis nobilis)、キク科アンテミス属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は10〜40cm、花期は6〜7月」ローマンカモマイル、ジャーマンカモマイルなどは英名なのですね。

耐寒性は強く防寒なしの地植えで冬越し可能。お花の他に茎や細かい切れ込みのある羽状複葉からも甘酸っぱい青リンゴの香りがします。ケロ的にはハーブの中で最も好きな香りのひとつです。匍匐して殖え広がり「香りのジュウタン」としてグラウンドカバーに使えるはずなのですが…。「暖地では梅雨〜夏の気温で傷みがちになる。刈り込みの繰り返しが必要で管理育成は簡単ではない」アブラムシが付く程度で、病害虫は特にありません。アブラムシを引き受けたり、周りの植物の立ち枯れを防いだりするコンパニオンプランツ=植物のお医者さんです。

繁殖は実生、株分け、挿し芽、取り木が可能で、殖やしやすいはず。ただ、高温多湿に弱いです。成長期には日当たり・水はけ・風通しのよい場所を好みますが、夏場は半日陰のほうがよいみたい。梅雨時には多湿で葉が傷み、真夏は暑さでグッタリします。放任で殖え広がるような強健さはないのでした。毎年、夏のダメージでかろうじて生き延びている状態なの。今年の春は頂き物の苗があるので、どこに植えつけようか検討中です。

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1枚目は2008/05/17で、この頃が繊細な感じの葉が涼しげできれい。2枚目は2008/06/14で、匍匐しながら日向に進出し蕾をつけたところ。3枚目は2008/06/27で、花径約3cmの黄色の筒状花&白の舌状花からなる一重咲きのかわいらしいお花。オンブバッタの食害にあっている模様。すでに暑さに弱りかけているのかも…。

同属の耐寒多年草に八重咲きの園芸品種ダブルフラワーカモマイル(Chmomilla nobile "Flore Pleno")があるのですが、やはり高温多湿に弱いorz 草丈が5〜10cmと低くある程度の踏み付けにも耐えるローマンカモマイル・ノンフラワー(Chamaemelum nobile 'Treneague')も同属の耐寒多年草。お花は咲きにくいけれど、香りを楽しむグラウンドカバー向きです。でも、こちらも高温多湿には弱いorz う〜ん、耐暑性のあるローマンカモマイルが作出されるとよいのにな〜。←←←ここまでが過去記事でした〜。

「ローマンカモマイル(Anthemis nobilis)はアンテミス属の多年草、花以外の茎や葉にも香りがある、ハーブティーにするとやや苦味があるが催眠効果あり、筒状花はあまり盛り上がらない」一方、「ジャーマンカモマイル(Matricaria chamomilla)はマトリカリア属の1年草(越年草)、花のみに香りがある、スキンケア効果あり、花つきがよく筒状花ははっきりと盛り上がる」どちらもカモマイルとかカモミールとか呼ばれますが、別属のハーブで効能も異なるのでした。1年草のジャーマンカモマイルなら、高温多湿の梅雨時を気にせずに香りを楽しめるのかな?

関連記事「ローマンカモマイルはローマカミツレ属
ダブルフラワーカモミールも高温多湿は苦手…

セントジョーンズワートの柱頭は何色かな?

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セントジョーンズワート(St. John's wort)は、うつ病に効果があるかもしれないハーブとして有名です。上の画像は2013/07/10のセントジョーンズワートだと思います。表現があいまいなのは、プランターから地植えにして根付いたのですが…。ハイオトギリ(Hypericum kamtschaticum)が地下茎で殖え広がって入り混じっているかもしれないのorz 繁殖力ではハイオトギリがセントジョーンズワートやオトギリソウを圧倒しています。

お花の特徴はオトギリソウと共通でしょうからコピペすると、「茎の先に集散花序に黄色の5弁花をいくつもつける。 花径2cm弱の一日花。萼片は細長い楕円形で5枚。多数のおしべは黄色、めしべは花柱が3分岐する」ただ、花弁の縁に黒点はあるけれどあまり目立ちません。線状に並ぶようには見えませんね。おしべの葯も白ではなく黄色、めしべの柱頭も赤褐色ではないのかも。微妙に違うようです。

ここからは「2011-07-27 セイヨウオトギリソウは鬱に効果がある? セントジョーンズワートの開花」の転載です〜。→→→長い名前だけど「ヨハネの誕生日の6月24日頃に開花するので聖ヨハネSt.Johnの草と呼ばれる」とありました。古くから知られるハーブで、かつては魔よけの力があると信じられていたみたい。セントジョーンズワート(St. John's wort)というのは英名で、一般的にはセイヨウオトギリソウのことを指します。神経の鎮痛効果が高いハーブでうつ病、不眠症、ヒステリー、不安、イライラの解消などに効く神経系の回復強壮剤と言われているのだとか。

うつ病治療薬として注目されており、関連のサプリメントや健康食品が通販で多数売られています。「副作用が少なく有用」「プラセボ以上の効果は見られない」と評価は分かれているのかな。毒性がありますが、生や乾燥させた葉をハーブティーに使うのは問題ないようです。ま、観賞用とするのが無難です。他にも「花から黄色や赤紫色の染料がとれる。花の抽出液は止血、ねんざ、切り傷、やけど、打ち身に効く」とお役立ちの有用植物なのでした。

「セントジョーンズワート(Hypericum Perforatum)、オトギリソウ科オトギリソウ属、耐寒性多年草、アジア西部〜欧州原産、和名はセイヨウオトギリソウ、草丈は30〜60cm、花期は7〜8月」冬に地上部分は枯れますが、耐寒性があって翌春には新芽が出ます。土質を選ばず病害虫の被害も特になし。多肥も不要。弱アルカリ性の土壌を好みますが、弱酸性土でも問題ありません。日向〜半日陰で水はけのよい場所に植えつけます。繁殖は株分け、挿し木、実生が可能。地植えにすれば地下茎で殖え広がるように思うのですが、ケロのセントジョーンズワートは今のところ横には広がっていませんね。風通しや水はけが悪いとさび病にかかりやすくなるそうです。

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1枚目は2011/04/21で、直立する茎に先が丸くて披針形の葉が対生して密に付いている。強健なハーブのはずなのに、以前にお譲り頂いた小苗は枯れましたorz 今回は用心してプランターに植えたの。2〜4枚目は2011/07/18で、40cmほどに伸びた茎は上部で分岐してその先に頭状花を房状につけます。「黄色の5弁花で、花の中央には長いしべがたくさん立ち上がりレモンに似た香りがする。葉と花に黒点と黒線がある」この斑点を聖ヨハネの血痕に見立てたわけですね。どうやらしっかり根付いてくれたようです。来春には地植えにしよう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

セントジョーンズワートで画像検索してみました。葉の黒点は透かして見るとはっきりしていますが、花弁の黒点はよくわからない。めしべの柱頭の色も確認できない。おしべの葯は黄色で、時間が経つと赤褐色になるみたいです。今年は接写ができるデジカメに買い換えて、セントジョーンズワートとオトギリソウのお花のアップを比較してみたいな。

追記です〜。子房の上のめしべは花柱が3分岐します。その先端の柱頭に注目すると、「セイヨウオトギリソウ(Hypericum Perforatum)=セントジョーンズワート(St. John's wort)の柱頭は赤く膨らむ。ハイオトギリ(Hypericum kamtschaticum)の柱頭は薄い黄色で膨らまない」画像は過去記事「ハイオトギリかな?」に貼りましたが、解剖して柱頭をチェックするとハイオトギリのようです。訂正〜(汗)。上の文章はそのまま残しておきますw

関連記事「オトギリソウは日本の気候に合っている
セントジョンズワートはセイヨウオトギリソウ♪

オトギリソウは日本の気候に合っている

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オトギリソウ(Hypericum erectum)は日本全土に分布するハーブで、止血効果があるので民間薬として使われたそうです。上の画像は2011/08/29のオトギリソウで、「茎の先に集散花序に黄色の5弁花をいくつもつける。 花径2cm弱の一日花。萼片は細長い楕円形で5枚。花弁や萼片には黒点が線状に並ぶ。40本近くあるおしべは付け根の方で3つの束になり、花糸は黄色、葯は白っぽい。めしべは1本で、黄色い花柱は3分岐し柱頭は赤褐色」花弁や萼片の黒点や黒線が特徴なのだとか。

ここからは「2011-07-28 弟切草の花言葉は怨みと秘密… オトギリソウの開花」の転載です〜。→→→欧州原産のセイヨウオトギリソウ=セントジョンズワート(Hypericum perforatum)はハーブとして有名ですが、日本全土に自生するオトギリソウも薬草として知られています。全草を乾燥させたものは小連翹という生薬になるのだとか。検索するとPCゲームがヒットする。和名の由来は「オトギリソウを原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説による」なるほど、ドラマ性のある語源なのね。アオクスリ、タカノキズクスリ、ヤクシソウといった別名もあって、民間療法に利用されていたことが窺われます。「オトギリソウ(Hypericum erectum)、 オトギリソウ科オトギリソウ属、耐寒性多年草、原産地は日本、朝鮮半島、中国、草丈は30〜60cm、花期は6〜8月」

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1枚目は2009/07/08で、頂き物の苗を地植えにしました。ただ、真夏の植え付けだったのでじきに行方不明orz 2枚目は2010/10/16で、たぶんこれが生き残った株だと思う。茎は直立し上部で分岐するはずですが、立ち上がる力はやや弱い。茎は赤みがかって見えます。3枚目は2011/06/22で、葉柄がなく茎を抱くように対生する葉は先の丸い披針形。葉を透かして見ると散在する黒い油点が見えます。ん?これは茎が緑色ですね…。

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4枚目は2011/07/18で、蕾があがってきて開花直前。萼や花弁にも細かな黒点が目立ちます。分岐した茎の先に花径2cmほどの5弁花をいくつかまとめて集散花序につけます。最後は2011/07/24で、黄色のお花はツンツン飛び出す多数の雄しべが目立ちます。葯も黄色かな。繁殖は株分け、挿し木、実生が可能。日当たりと水はけのよい場所に植えると、ほぼ放任で勝手に育ってくれる。日本の気候に順応した強健なジャパニーズハーブと言ってよいでしょう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

過去記事の画像ではわかりにくいけれど、近くで透かして見ると、十字対生する葉の葉脈の間や縁に黒点が多数散らばっています。「種小名のerectumは「直立した」という意味」だそうです。最初の頃はヒョロヒョロと徒長気味でしたが、しっかりした株になったように思う。爆殖して暴れることもなく、管理しやすいのですが…。ハイオトギリ(Hypericum kamtschaticum)が地下茎で進出してきて、区別がつかなくなった感あり〜。今年は画像をじっくり見比べて、識別できるようにしたいな。

関連記事「ハイオトギリは這いオトギリ
ハイオトギリかな?
セントジョーンズワートの柱頭は何色かな?

ハルユキノシタかな?

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ユキノシタ(Saxifraga stolonifera)は民間薬としてよく利用されてきたジャパニーズハーブです。食用にもなります。同属のハルユキノシタ(Saxifraga nipponica)と似ていますが…。ユキノシタは「根生する葉には長い柄があり掌状に浅く裂ける。表面は暗褐色で葉脈に沿って白斑が走り、裏面は暗紫色を帯びる。赤褐色で糸状の走出枝を出し、その先に新しい株をつくる。上の3枚の花弁には基部の黄色い斑に加えて、赤い斑も入る」ハルユキノシタは「浅い切れ込みがある円形から腎円形の葉は光沢のある緑色で、赤紫色を帯びない。送出枝を出さず、根茎が横にはう。上の3枚の花弁には基部の黄色い斑だけで、赤い斑はない」

「細長く伸びて分岐する花茎の先に、白の5弁花を集散花序につける。茎、花柄、萼に細かい毛が密生する。花弁の上部の3弁は白〜淡いピンクで広卵形、付け根に黄色の斑がある。下部の2弁は白色で長楕円形。おしべは10本で花糸は白、葯は白→ピンク→褐色と時間が経つと変化。めしべは2本で花柱の付け根は黄緑色で先のほうは白、柱頭は白で少し膨らむ。子房の上半分を黄色の花盤が半円形に取り巻く」こうした特長はユキノシタとハルユキノシタに共通です。一番上の画像は、上の3枚の花弁に赤い斑がないのでハルユキノシタのはずなんだけど…。

ここからは「2011-10-25 湿地に生えるジャパニーズハーブ ユキノシタ?ハルユキノシタ?」の転載です〜。→→→本州〜九州の湿った半日陰地に自生するユキノシタは「広く解熱、鎮咳、消炎、解毒、利尿、止血などに効果がある民間薬」として利用されてきたらしい。山菜として食用にもなり、漢方薬に利用されてもいる有用植物なのですね。語源は「耐寒性が強くて冬でも雪の下に葉が見える」or「雪のような白花の下に葉が見え隠れする」など諸説があります。葉の形が虎の耳に似ていえるので漢名は虎耳草。 「ユキノシタ(Saxifraga stolonifera)、ユキノシタ科ユキノシタ属、耐寒性多年草、草丈は20〜50cm、花期は5〜7月」

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濃い緑色で円腎形の葉は、肉厚で毛に覆われているけれど柔らかそうな質感。表面には白い葉脈が走り、裏は赤紫色。株元からの匍匐茎を伸ばし、発根してその先端に新しい個体を作ります。1枚目は2008/10/03で、赤褐色の匍匐茎で殖え広がっています。繁殖力は強そうに思う。2枚目は2010/06/06で、半日陰で写りが悪いのですが開花中。初夏には直立した花茎に円錐花序をつけます。白の5弁花で、下の2枚は細長く上の3枚は小さい。上の花弁の基部に濃黄色の斑点が2個、先の方に濃紅色の斑点が3〜4個あるのがポイント。う〜ん、濃紅色の斑点がハッキリしませんね…。

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3枚目は2008/06/01で、こちらは別の場所に生えている別の株。2006の春頃から観察しているのですが、成長はごくゆっくり。小さな株なのでショボショボの花序ですが、お花に紅色の斑点は見えません。最後は2011/06/04で、10本の雄しべが放射状に突き出す5弁花はユキノシタのお花に見えますが…。

上の3枚の小さな花弁に紅色の斑点はない。ユキノシタと同属で花期が4〜5月と早いハルユキノシタ(Saxifraga nipponica)かな?「葉は黄緑色で模様がなく光沢があり、花びらの斑点が黄色い。送出枝を出さず、根茎が横にはう」お花が咲いていたのは6月、赤褐色の送出枝を出していたように思う、黄緑色の葉は光沢はなくて薄く白い葉脈の模様あり。やはりユキノシタなのでしょうね。斑の入り方は個体差があるの?生育条件に左右されるとか?来年もよく観察してみよう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ユキノシタの葉の裏は赤紫色を帯びますが、表は暗褐色に白い葉脈が走っている時期もあれば、緑葉に白い葉脈が走っている時期もあります。もっとわからないのは、ハルユキノシタで検索すると、光沢のある緑色で葉脈が目立たないものと緑葉に白い葉脈が走っているものがヒットするの。ハルユキノシタの葉には2タイプあるのかな?

ケロの駐車場には、近所の空き地で採集した株と頂き物に混じって来た株があります。花弁に赤い斑がないから、ハルユキノシタかとも思う。でも、開花したのは6月だからユキノシタかもしれない。紐のような赤茶色の送出枝は出していたはず。う〜ん、2種類が入り混じっているのかな?今年こそ、よく観察してみよう。

関連記事「ユキノシタとハルユキノシタ

テンジクスゲが地味〜に成長中

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テンジクスゲ(Carex phyllocephala)は、カレックスと総称されるカヤツリグサ科スゲ属のグラス類のひとつです。群馬では地植えで問題なく越冬できますから、けっこう寒さには強いです。冬に葉は傷みますが、バッサリ刈り取れば春に新葉が伸びてきます。上の画像は2013/10/12のテンジクスゲで、現状もあまり変化はありません。地下茎で殖えて群落を形成しつつありますが、ゆっくり殖え広がっています。地下茎が短いのかな。草丈も40cmでこじんまりとまとまっていて扱いやすいと思うの。

ここからは「2011-07-25 寄せ植え用の観葉植物? テンジクスゲの耐寒性」の転載です〜。→→→カヤツリグサ科スゲ属の仲間は日本に200種ほどもあるそうですが、見た目が地味なので雑草扱いされることが多いみたい。ただ、丈夫で扱いやすいので寄せ植え用の山野草として売られていることもあります。テンジクスゲを頂いたのですが、耐寒性などはよくわからず迷いつつも地植えにしました。「テンジクスゲ(Carex phyllocephala)、カヤツリグサ科スゲ属、常緑性多年草、原産地は中国の長江付近、草丈は30cm以上、花期は7〜10月」インドではなく中国原産ですが天竺菅(笑)。ケロのテンジクスゲが現状30〜40cmで、成長はゆっくりだけど1年目なのでこれから変化するかも。

原産地からして耐寒性が不安だったのですが、「戸外の半日陰の場所で用土をあまり乾かさないように保つとよく育つ。東北や北海道南部くらいの冬の寒さなら問題ない」との情報がヒットしました。屋外に地植えにしたほうがよいみたい。繁殖は株分けで、適期は3〜4月か9〜10月。地植えにすると地下茎で殖え広がるらしい。「茎を伸ばし節々に先の尖ったやや幅の広い葉を螺旋状に付ける。葉は茎先端に密集して放射状に開き、茎の頂部にブラシ状の花穂を数本出す」葉が茎先端に密集する見た目からヤシガヤとも呼ばれます。

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1枚目は2011/06/04で、半日陰に地植えにしました。2・3枚目は2011/07/03で、地味に成長中。花序の基部は葉に見えますが苞なのでしょうね。茎の先端から小穂がずらりと並んでブラシ状となりなったものが何本か伸びて花序を形成します。風媒花らしい地味なお花ですね。笹のような葉は、梅雨時にも真夏にも傷みがなく観賞価値があります。

北米原産の班入テンジクスゲ(Carex phyllocephala`Sparkler´)もヒットしました。「茎は30cm以上になり常緑。成長は遅くなかなか株は殖えない。耐陰性と耐寒性が強く過湿を嫌う」こちらは乾燥気味のほうが良いのかな。名前が似ていても生育環境は異なるようです。ん?「テンジクスゲ(Carex muskingumensis)、別名はヤシガヤ、北米原産の常緑多年草」といった情報もあってよく分からないw テンジクスゲが本領を発揮するのは、植え付け2年目の来年以降になりそうです。←←←ここまでが過去記事でした〜。

テンジクスゲの正体はよくわかりません。でも、他の植物が育ちにくい湿り気のある半日陰でもOK、丈夫なので地植えにすれば放任でいいの。カヤツリグサ科の植物は風媒花なので、お花は花弁やがくがなく地味です。「棒状の小穂は、軸の回りに花と鱗片が螺旋状に配列し穂状になる。スゲ属の花は雄花と雌花が別でそれぞれがまとまって付く」華やかさはありませんが、シェードガーデンの脇役になります。

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オオバナノコギリソウ=アキレア・プタルミカかな?

アキレア・プタルミカ(Achillea ptamica)は、舌状花の数が多く重なり合って半八重咲きのように見えます。「アキレア・プタルミカ(Achillea ptamica)、キク科アキレア属、耐寒性多年草、草丈は30〜40cm、花期は7〜8月、本州以北〜シベリアにかけて分布、和名はエゾノコギリソウ、別名はオオバナノコギリソウ」分布から見て、寒さに強く高温多湿が苦手なのではないでしょうか。地植えにしてありますが、アキレア・ミレフォリウムに比べて繁殖力は弱いです。地下茎でガンガン殖え広がったりはしません。

「茎の高さは10〜85cm で、葉は長楕円形から披針状線形で細かい鋸歯がある[2]。花期は 7 - 8 月で、白色の頭花を散房状につけ、その舌状花は 2 列に並んで12〜19個つく〜Wikipediaのエゾノコギリソウ

半日陰という栽培環境のせいもあるのでしょうが、倒伏しがちです。草丈も30cm前後。長楕円形の葉の鋸歯は目立たず、羽状に深く裂けるセイヨウノコギリソウとは異なる姿なの。花径約2cmと頭花は大きめですが、それほど花付きはよくありません。ヤローは強健なハーブ!という思い込みがあったのですが、オオバナノコギリソウはちょっと性質が違うのかも。

ここからは「2011-08-09 八重咲きのオオバナノコギリソウ アキレア・プタルミカ?アキレア・ノブレッサ?」の転載です〜。→→→今週は暑さがぶり返して37℃の予報です。今日は36℃になるらしいorz セイヨウノコギリソウはアキレア、コモン・ヤローなどとも呼ばれますが、とっても強健なハーブです。暑さ、寒さ、乾燥、多湿によく耐え、日向から半日陰まで地下茎でドンドン殖え広がります。病害虫は特になく、多肥は不要。高温多湿を嫌うと言われていますが、地植えにすればたいていの環境に順応できます。ケロが購入したのはアキレア・ミレフォリウムの園芸品種らしき真紅ノコギリソウ、道端から採集してきたのは白花。で、開花時に眺めるとピンクのお花が一番多い。おそらくこぼれ種からも発芽しているのでしょう。「アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)、キク科アキレア属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は40〜60cm、花期は6〜9月」

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株元から生える深く切れ込んだ羽状複葉も涼しげですし、根からの分泌物が周囲の植物を元気にするコンパニオンプランツでもあるの。繁殖力抜群で花付きもよいのだけれど、茎の先の散房花序は大きめで雨で濡れると重さに負けて下を向いてしまう。黄花ノコギリソウ(Achillea filipendulina)はあんまり横には広がらないのですが、花序はさらに大きく草丈は150cmほどになります。そして、夏には倒伏するので支柱が必須。どちらも放任できる手間なしのハーブではあるけれど、美しいのは春から初夏の頃ですね。1枚目は2011/06/15で、交雑したらしきアキレア・ミレフォリウムのピンク花。花径1cm未満の小さなお花が密に付きます。2枚目は2009/06/14で、開花寸前の黄花ノコギリソウ。さらに多数のお花がより密に集まった花序が数十個並ぶのでボリュームがあります。ただ、梅雨時に雨に打たれると傷むのが早い…。

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性質や育て方は共通で八重咲きのアキレア・プタルミカ(Achillea ptamica)の種をヤフオクでゲットしてきました。アキレア・パールホワイトという名前だったと思う。ペリーズホワイト、ザ・パールなどいろいろな園芸品種名があるみたい。八重咲きアキレアで検索するとアキレア・ノブレッサ(Achillea 'Noblessa')がヒットしますが、これもオオバナノコギリソウの改良品種で同じものなのかな?「草丈は30cm前後とコンパクト、花径2cm弱とやや大きめの花は八重咲き、スプレー状に多数咲く」春に種蒔きして、初夏に開花ですから育てやすい。1年目だし、半日陰に植えたので断言はできませんが…。立ち上がる力が弱く華奢な印象です。3・4枚目は2011/07/17と07/23で、う〜ん、半八重咲きにしか見えないorz 見る角度によってはかろうじて八重咲きに見えるものもあるけれど…。来年以降に株が充実すればもっときれいに咲くはず、そう期待しようw ←←←ここまでが過去記事でした〜。

オオバナノコギリソウの舌状花は12〜19個で2列に配置、アキレア・ミレフォリウムの舌状花は5個で一重。確かに、お花の印象は違いますが、オオバナノコギリソウを八重咲きというのは無理があるかな〜。通販では、オオバナノコギリソウの改良品種であるアキレア・ノブレッサ(Achillea 'Noblessa')が売られています。こちらはボール状のきれいな八重咲き♪でも、先祖返りしてオオバナノコギリソウのお花に戻る株もあるのだとか。う〜ん、八重咲きのお花をきれいに咲かせるのは難しいみたい。今年はまともに咲いてくれるかな〜。

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アキレア・ミレフォリウムの赤花?セイヨウノコギリソウモドキ?

真紅ノコギリソウの名前で売られていた過去記事の株を、ケロはセイヨウノコギリソウ=アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)の赤花だと思うのですが、どうでしょうか?関連記事をコピペすると、「茎の先に小花が集まった頭花を、傘状の散房花序に多数つける。花径5mmほどの頭花は5個の舌状花と10個弱の筒状花からなる。舌状花の花弁は丸みがあって、先は浅く3裂する」この舌状花の花弁が赤。

下の画像ではまったくわかりませんが、「筒状花の花冠は先が5裂し、葯がくっついた筒から突き出ためしべの柱頭が2裂する」アキレア・ミレフォリウムの白花は筒状花がやや大きめで、柱頭は黄色。赤花は筒状花が小さめで、柱頭は白。赤花のお花の中央の筒状花は見えにくく、伸び出しためしべの柱頭が目立つのだと思うの。花色は赤、ピンク、紫などのバリエーションがあります。ケロの赤花セイヨウノコギリソウは真紅というにはちょっと色が薄いかも(汗)。

ここからは「2011-01-30 セイヨウノコギリソウの種類はいろいろ 真紅ノコギリソウもアキレア・ミレフォリウム」の転載です〜。→→→明日は−7℃〜5℃の予報なので、水やりは一日延期しよう。アキレア(ノコギリソウ)属の仲間を総称してアキレアと言うようですが、セイヨウノコギリソウを代表するのはアキレア・ミレフォリウム。白花が基本なのでヤロー・ホワイトとかコモン・ヤローと呼ばれています。

「アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)、キク科アキレア属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は40〜60cm、花期は6〜9月」ケロがポット苗で買って来た真紅ノコギリソウはアキレア・ミレフォリウムの赤花系の園芸品種だと思う。耐寒性も耐暑性もあり、強健で繁殖力旺盛です。ある程度の耐陰性もあり、乾燥にも多湿にもけっこう耐えます。高温多湿は苦手とされていますが、梅雨時も猛暑日続きの夏も問題なく乗り切れるよ。病害虫は特になく、多肥は不要。

植えつけた1年目は成長が遅く、冬越しできるかと心配したのでした。が、もちろん、寒さにはとても強くて問題なく越冬→周囲に地下茎を延ばしたらしく春には新芽がいっせいに伸びだす→今では殖えすぎて雑草扱い(笑)。根からの分泌物が周囲の植物を元気にするコンパニオンプランツと言われるので放置してきましたが…。駐車場の東半分を占領しかけたので徐々に整理中。

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1枚目は2008/06/14で、咲き始めのこの頃が美しいかな。伸ばした茎の先に花径8mmほどの小花が集まった頭花をつけるのですが、頭が重たすぎるのか雨で濡れると下を向いてしまうこともあります。2枚目は2009/06/06で、完全放任で元気に育ってくれます。舌状花と管状花のバランスはアキレア・ミレフォリウムの白花とは少し違うみたい。白花はもっと管状花の部分が盛り上がっていたように思うな。株元から生える葉は深く切れ込む羽状複葉ですが、茎の上のほうに付く葉は切れ込みが浅く見えますね。最後は2010/06/18で、淡いピンクのセイヨウアキレアです。植えたのは赤と白だけですから、交雑したのではないでしょうか。地下茎でも殖えているので、赤と白も残っていて3色になりました♪

セイヨウノコギリソウで最もポピュラーなのはアキレア・ミレフォリウムで花色は白、赤、ピンク。アキレア・トメントサ=ウーリーヤロウ(Achillea tomentosa)や黄花ノコギリソウ(Achillea filipendulina)の花色は黄色。アキレア・プタルミカ=スニーズワート(Achillea ptamica)は八重咲きの白花です。スニーズワートは一つ一つのお花が大きめなのでオオバナノコギリソウとも言われます。八重咲きはきれいに咲かないこともあるけれど、ヤローならば丈夫だから大丈夫でしょう。種からも簡単に育てられるみたいなので、春蒔きに挑戦する予定です。←←←ここまでが過去記事でした〜。

セイヨウノコギリソウ=アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)の赤花と紛らわしいのがセイヨウノコギリソウモドキ=アキレア・ストリクタ(Achillea stricta)です。同属で、草丈や互生する葉が羽状に深く裂ける姿はそっくりで区別がつきません。画像検索で見る限りでは、セイヨウノコギリソウモドキの筒状花は小さめだけど数が多く、頭花の中心が盛り上がった感じになるの。それで、「頭花の中心部の筒状花の花弁の白と、周辺部の舌状花の花弁の赤のコントラストがくっきりしている」と言われるのかも。

上の画像だと筒状花の数が多くないから、アキレア・ミレフォリウムの赤花と判断しました。でもな〜、アキレア・ミレフォリウムの赤花とセイヨウノコギリソウモドキが交雑している可能性もあると思うんだ。お花が咲いたら拡大写真をアップしたいです。接写できるデジカメがほしいな〜。

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セイヨウノコギリソウとアカバナセイヨウノコギリソウ

黄花ノコギリソウの筒状花と舌状花

黄花ノコギリソウ(Achillea filipendulina)は草丈が1mを超える大型ハーブで、花色からヤロウイエロー(yarrow yellow)とも呼ばれます。大きな傘状の散房花序に、多数の黄色の頭花を密につけます。過去記事には「頭花は筒状花のみからなる」と書きましたが、「頭花は直径約3mm、0〜2個の舌状花と15〜20個程度の筒状花からなる。舌状花の花弁は黄色で幅が広くて短い、めしべの先は褐色で分岐しない。筒状花の花弁は黄色で先が5裂する、めしべも黄色で柱頭は2分岐して反り返る」筒状花は周辺から中心に向かって咲くそうです。

ここからは「2011-02-01 イエローーヤローは背が高い! 黄花ノコギリソウは大型ハーブ」の転載です〜。→→→黄花のアキレアと言えばやや繊細な感じのアキレア・トメントサ=ウーリーヤロウ(Achillea tomentosa)もありますが、よく見かけるのは黄花ノコギリソウです。セイヨウノコギリソウを代表するアキレア・ミレフォリウムや花径が大きい八重咲き白花のアキレア・プタルミカ(Achillea ptamica)=スニーズワート=オオバナノコギリソウの草丈は60cmほどです。が、黄花ノコギリソウは1mを超える大型ハーブ。近所の畑の隅に植えられていたりします。「黄花ノコギリソウ(Achillea filipendulina)、キク科アキレア(ノコギリソウ)属、耐寒性多年草、ロシアのコーカサス地方原産、草丈は100〜120cm、花期は6〜8月」

花色と葉の形が名前の由来ですが、株元から生える葉は深く切れ込んだ羽状複葉でシダを連想します。鋸に見えますか?茎や葉に白い毛が密生していてシルバーリーフっぽく見える時期もあるの。灰緑色と言うのかな。直立する茎の先に黄色い小花を傘状に密生させます。花径約3mmの管状花のみで舌状花は無く、これが密集して10cmほどの頭花となります。散房花序かな。耐寒性は強く、耐暑性もあります。病害虫は特になく、多肥は不要。日照、通風、水はけのよい乾燥気味の痩せ地を好む強健なハーブで、日本でも野生化しているそうです。

花期が長くて花付きもよい。背が高くて頭花が大きいので目立ちます。ただ、頭が重たすぎて倒伏気味になってしまうorz 初夏の頃がきれいで、真夏にダレテきたら地際でバッサリ切り戻します。成長が早くて、秋までに復活します(笑)。他のヤローと同様に、ハーブとして全草を利用できる。止血作用が知られていますが、ハーブティーにして飲むと食欲不振にも効果があるのだとか。周りの植物を活性化するコンパニオンプランツですし、大量に出る枯れ葉は堆肥のよい材料となります。

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1枚目は2007/09/02で、春に植えて車にひかれたりといろいろありましたが…。草丈40cmに育って1年目はお花ナシで終了。2枚目は2008/05/31で、5月の初め頃から膨らみ始めた蕾が開花寸前です。3枚目は2008/06/07で、20cmくらいのポット苗が1年で1mを超える大株になりました。アキレア・ミレフォリウムとは一回り以上サイズが違いますね。

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4枚目は2008/06/27で、濃い目の黄色の小花が多数集まった頭花は見栄えがするのですが…。日当たりはよくて徒長していないのに、梅雨時に雨で濡れると倒伏します。5枚目は2008/07/19で、150cm近い茎が四方に倒れて手に負えずバッサリ切り戻しました。が、2週間ほどで20cm以上に復活していました。生育期の成長はとても早いの。

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最後は2009/05/01で、この時期のシダ状の葉はなかなかきれい。3月から芽吹く→6月に満開→梅雨で倒伏したら切り戻し→秋には1mほどに復活→12月に半枯れになったら2度目のきり戻し→春に元株を中心にその周辺に一斉に芽を出す。そんなライフサイクルです。他のセイヨウノコギリソウのように地下茎で爆殖しません。これはそういう性質なのか、周囲が転圧された砕石の駐車場だからかは不明(汗)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

黄花ノコギリソウは非常に丈夫で、高温多湿で葉が傷んだら切り戻す程度でOK。アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)のように地下茎で爆殖しないので、草丈がある割りに扱いやすいの。ハーブらしいワイルドな感じもよいかな。ポット苗を地植えにして、今年で7年目になります。寿命が長く手のかからない多年草です。今年は舌状花と筒状花の画像をアップしたいな。

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キバナノコギリソウのつぼみ♪
アキレア・ミレフォリウム=セイヨウノコギリソウ

アキレア・ミレフォリウム=セイヨウノコギリソウ

アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)は、属名のアキレア(Achillea)や英名のコモンヤロー(common yarrow)で呼ばれることが多いようです。茎の先に小花が集まった頭花を、傘状の散房花序に多数つけます。でも、頭が重くて倒伏しがち…。「花径5mmほどの頭花は5個の舌状花と10個弱の筒状花からなる。舌状花の花弁は丸みがあって、先は浅く3裂する」キク科の植物ですから、たぶん「5本のおしべの葯がくっついて筒状になり、その中を伸び出しためしべの柱頭が2裂する」パターンだと思います。過去記事の画像では、そこまではわかりませんね〜。

ここからは「2011-01-29 丈夫なハーブと言えば… セイヨウノコギリソウはアキレア・ミレフォリウム」の転載です〜。→→→先日、水道管が地中漏水しました。幸い?漏水箇所が止水栓よりも道路側だったので、修理工事代金は市の負担で助かったのですが…。その時に、50cmほど掘り返した地中の様子を観察できました。ずばり、粘土です(笑)。水はけが悪いわけですね。多湿に耐えられる強健な多年草しか生き残れないかもですorz ま、そんな劣悪な環境をものともしないハーブもあります。

「アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)、キク科アキレア属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は40〜60cm、花期は6〜9月」同属在来種のノコギリソウ(Achillea alpina)の葉は浅くギザギザに切れ込んで確かにノコギリを連想します。しかし、アキレアと言えばセイヨウノコギリソウ=アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)を指すのが普通で、こちらの葉は複数回羽状複葉に細裂しノコギリには見えないなw

花色はノコギリソウが白に対し、セイヨウノコギリソウは白、赤、ピンクなどがあります。日照、通風、水はけのよい場所を好みますが、半日陰でも多湿でも問題なく育ちます。耐寒温度は−40℃とあって非常に寒さには強い。高温多湿や強い乾燥を嫌うそうですが、猛暑日続きの夏も、ひと月以上降水量ゼロの冬も乗り切れます。非常に強健で、病害虫は特になく多肥は不要。春か秋の種蒔き、挿し木、株分けで殖やせますが、地植えにすると地下茎で爆殖します。増やさない工夫の方が必要かもです。英名はヤローで、ハーブのヤローと言ったほうが分かりやすいかもしれません。「ハーブティーには花、茎、葉、根の全てが利用でき、胃健と滋養強壮の効果あり。風邪気味のときに飲むと体の抵抗力をアップする。薄い黄色で、ほとんど匂いはなく少し苦味がある。全草を乾燥させて煎じた液は止血効果あり。この煎じた液はハーバルバスにも使える。若葉はサラダや茹でて食べられる」

ヨーロッパ原産であるが鑑賞用によく栽培されている。また、野生化し空地や道端などでも見かけることがある。花期は6-7月頃。葉は細かい羽状複葉で、ノコギリのように見える。(中略)花、葉は発汗、解熱作用があるとされハーブティーとして利用されることがある。ハーブ名はヤロウ〜Wikipediaのセイヨウノコギリソウ

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丈夫で繁殖力が強いため、日本でも野生化しているみたい。アキレア・ミレフォリウムは白花が基本で、ケロは道端で採集してきました。場所によっては空き地の雑草なのです(汗)。花期には小花が頭頂に多数集まって房状に咲きます。1枚目は2006/12/03で、たぶん2年目の冬だと思う。挿し木→地植え→1年目は恐る恐る冬越し→2年目は爆殖のパターンです。「根生葉は2回羽状深裂し、線形の裂片は2〜3回中裂する」長さは40cmほどで柔らかく枝垂れます。やっぱり、のこぎりには見えないよ。1〜2月には半枯れ状態になりますが、地上部分も完全には枯れきりません。

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2枚目は2008/06/27で、ノコギリソウに比べると小花の数が多くて頭花はにぎやか。3枚目は2008/07/25で、よく見ると一つ一つのお花もかわいらしい。「頭状花が複散形花序で付く。舌状花は雌性で管状花は中性」舌状花と管状花のバランスがよい♪最後は2009/05/30で、茎の上の方に付く葉はノコギリ状に見えますね。上の葉にも深く切れ込んでいるものもあったはず。付く場所や時期によって葉の形状は変化するのかな?←←←ここまでが過去記事でした〜。

セイヨウノコギリソウはとにかく丈夫で、各地で雑草化しているのも肯けます。地下茎でドンドン殖えるので適当に引っこ抜きますが、勢いが衰えることはありません。梅雨時に蕾が開かないまま立ち枯れることもありますが、放任で問題ありません。地植えにすればほとんどの環境に順応できると思うな。回りの植物を元気にするコンパニオンプランツとも言われています。邪魔になったら整理しながら、駐車場のあちこちに残してあります。引っ越してきて、ごく初期の頃に植えたので愛着があるのです。

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ハーブのヤローは英名…

アマランサス・クルエンタス=スギモリケイトウかな

アマランサス (Amaranthus) はハーブというか雑穀で、健康食品として通販でもよく目にします。「トウモロコシ、ジャガイモなどと共にインカ古代文明を支えた食物のひとつ。60の属の中に800の種があり、食用になるのはその中の10種ほど。原産地はメキシコ〜アンデス南部、インド〜東南アジア、ヨーロッパとさまざまで、耐暑性と耐寒性を備えている」過去記事の赤系統の直立穂型品種は、実を利用するアマランサスとしては最もポピュラーなスギモリケイトウ=アマランサス・クルエンタス(Amaranthus cruentus)だと思います。12月上旬までお花は傷まなかったので、けっこう寒さには強かったの。

ここからは「2011-02-12 アマランサスは栄養価が豊富 アマランサス・クルエンタスはスギモリケイトウ」の転載です〜。→→→昨日は最高気温が3℃、一日中雪がちらついて日照ゼロ。ベランダの鉢植えはすべて室内に避難して2階は満員状態です。雪が薄っすらと積もった駐車場にアマランサスの枯れた株が残っているw 「アマランサスは南米原産のヒユ科の一年草で、ヒエ、アワ、キビといったイネ科の雑穀とは別の擬似雑穀」なのだとか。「精白米に比べてタンパク質は約2倍、カルシウムは25倍、脂質は5,6倍、鉄分は50倍、他に繊維、リン、カリウムなども多く含む健康食品」いちばん簡単な食べ方は、お米に適量を混ぜて普通に炊くとOK。栄養価が高い&プチプチした独特の食感で人気があります。ヒユ科ヒユ属の植物をアマランサスと総称しているのですが、穀物用や観賞用など品種がたくさんあります。

「アマランサス (Amaranthus) はヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の総称。ヒユ(Amaranthus tricolor)の仲間であるが、形態は多様である。和名に「ケイトウ(鶏頭)」を含む種も多いが、ケイトウ (Celosia argentea) は同科別属である。(中略)花からは赤系の染料が採れ、その色はアマランス色と呼ばれる〜Wikipediaのアマランサス

ケイトウはヒユ科ケイトウ属の1年草ですね。アマランサスは江戸時代に下垂穂型品種が伝来し、東北地方でヒモゲイトウ、センニンコク、アカアワなどの名前で観賞用&食用に栽培されていたみたい。メジャーにならなかったのは、種子が細かくて収穫に手間がかかるから?ええと、ケロの駐車場のは赤系統のお花を観賞する直立穂型品種です。下垂穂型品種のヒモゲイトウ=アマランサス・カウダツス(Amaranthus caudatus)とは違います。秋にクリーム色や赤に色付く葉を鑑賞するアマランサス・トリカラー(Amaranthus tricolor)とも違う。「アマランサス・クルエンタス(Amaranthus cruentus)、ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)、非耐寒性1年草、熱帯アメリカ原産、和名はスギモリケイトウ、草丈は1〜2m、花期は8〜10月」花穂が濃い目の臙脂色になるのでレッド・アマランサス(Red amaranth)とも呼ばれます。

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「花序は房状で直立。細長い棒状の花穂に多数の紅色の小花が密集する。種子は雑穀、葉は野菜として食用となる。花は染料に使われる」使い道がいろいろの有用植物ですね。繁殖は種まきで、5月が適期。日照と水はけのよい場所を好み、乾燥気味に管理します。1枚目は2010/06/11で、ポット苗を定植しました。直立する茎に、先の尖った長楕円形のはが互生するのですが…。緑と紫の2種類の葉があるような気がする。直径1〜2mmの球形の種子はとても小さいのですが、5月に蒔いて発芽率はよかったの。頂き物です。2枚目は2010/07/04で、緑葉タイプは成長が早くて1mほどになっていました。

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3枚目は2010/07/18で、草丈は150cmに達していたと思う。茎の先の方はよく分岐して花穂が多数立ち上がっていました。が、予想通り強風で倒伏orz 開花前に処分して、正体不明のまんまジ・エンド(涙)。最後は2010/12/03で、倒伏したものを一本残しておいたら途中から茎を持ち上げて開花♪冬のはじめまでしぶとく咲き続けておりました。たぶん、これがアマランサス・クルエンタスでしょう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

アマランサスは密生するひとつひとつの小花が小さすぎて、構造がわからないのが残念。発芽率がよいので種を直播にして、容易に栽培できます。ただ、草丈が高くて倒伏しやすいので、ケロの駐車場向きではありませんでした。過去記事の緑系統の直立穂型品種は、見た目からホナガアオゲイトウ(Amaranthus powellii)のように思うのですが…。成長途中で倒れて処分したので、この後で色や形に変化があったかもしれません。品種がたくさんありすぎて、素人には判別し切れませんね(笑)。

アカンサス・モリスの移植は簡単ですか?

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アカンサス・モリス(Acanthus mollis)はよく知られたハーブですが、大型の多年草なので個人で栽培している例は少ないかもしれません。羽状に深く切れ込む深緑色の葉もスタイリッシュだし、大きな花穂には赤紫色の萼と棘の生えた苞に挟まれたお花を多数付けエキゾチック。ケロの狭い駐車場向きではないのを承知で、苗から育てているのですが…。上の画像は2013/04/14と12/23のアカンサス・モリスで、アカンサス・スピノサスに比べると葉の切れ込みは浅いです。春に発芽して葉を伸ばし、今度こそ開花するかと期待しました。でも、そのまま梅雨〜真夏に地上部分は枯れちゃった。秋に復活して、地面にへばりつくように常緑で越冬中です。このサイクルを5年以上繰り返しているの。何がいけないのかな〜。

ここからは「2011-02-16 成長の遅い大型ハーブ アカンサス・モリスの耐暑性」の転載です〜。→→→アカンサス・モリスはイングリッシュガーデンで昔から使われてきた大型ハーブで、葉の形が建築用装飾のモチーフとなってきたのだとか。かつては葉や根が利尿、止血、下痢止めに効果ありとして利用されたみたいですが、現在では観賞用ですね。「アカンサス・モリス(Acanthus mollis)、キツネノマゴ科アカンサス(ハアザミ)属、耐寒性多年草、地中海沿岸〜西南アジア原産、草丈は80〜150cm、花期は5〜7月」耐寒温度は−5〜−10℃で寒さに強く、冬も常緑で葉が楽しめます。同属に30種類ほどがあるそうですが、流通しているのはアカンサス・モリスとアカンサス・スピノサス(Acanthus spinosus)くらいでしょうか。後者は「羽状に裂ける葉の切れ込みが深く、やや小型で鉢植えにできる」とあったけれど…。花茎を伸ばすと草丈は1mほどになるのですから、やはり地植え向きに思える。

「葉には深い切れ込みがあり、光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになる。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつける。花弁は筒状で、色は白、赤などがある。乾燥にも日陰にもまた、寒気にも強い。(中略)アカンサスは多年草であるが、子株が出ないため、実生で増やす。タネは1cm以上ある大きなもので、よく発芽する。ソメイヨシノが咲く頃、直まきにし、2cmほど覆土をする。耐寒性は比較的強く、東京あたりなら霜よけはいらない。大きな苗は移植が難しい〜Wikipediaのアカンサス

日当たりのほうが花つきがよいけれど、ある程度の耐陰性もあって半日陰のシェードガーデンでもOK。湿り気のある場所を好むが乾燥にも耐えるらしい。確かに、霜に当たっても、雪が積もっても、1ヶ月以上降水量ゼロの異常乾燥でも枯れませんでした。耐寒性、耐暑性がある強健なハーブです。「土壌センチュウがつきやすい」とありますが、今のところ経験なし。病害虫も特にないと言えそう。繁殖は春or秋の株分け、実生、根伏せなどが可能。「切れた根から発芽するほど繁殖力が強い」そうなので、根伏せを試してみたいと思っているの。植え付け適期は春か夏で、水はけをよくして根腐れさせないことがポイント。直根性で1mくらいの太い根が伸びますが、多湿でこの根が傷んで枯らすケースがあるのです…。

株元から生える60cm以上になる大きな葉は肉厚で光沢があり、羽状に深く切れ込んで細かい棘があります。「草丈は花茎をのぞけば40〜80cmくらいだが、横に1m以上も広がってボリュームがある。葉アザミに似ているので和名はハアザミ」花期には2m近くに達する長い花茎を立ち上げて穂状花序をつけます。「花序に沿って多数の唇形の白花が付き、それを赤紫色の萼が覆っている。花後に萼と苞に挟まれた大きな種子ができる」種子の発芽率は悪くないということで、ヤフオクで入札したのですが落札できずorz 結局、小苗を落札してきました

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1枚目は2008/12/12で、素焼きの鉢に植えてあります。大事をとって室内管理。2枚目は2009/05/01で、地植えにしました。直根性で植え替えを嫌いますから半日陰の水はけのよさそうな所を選んだつもりだったのですが…。3枚目は2009/08/22で、夏の高温で枯れて葉は1枚のみにorz 耐暑性は言われているほど強くありません。

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4枚目は2010/03/27で、だいたいこんな状態で冬越しします。やや痛みながらも防寒なしで常緑のまま越冬→古い葉は枯れて新葉が展開→夏に枯れる→秋に復活して越冬、こんなサイクルです。最後は2010/10/16で、葉長は30〜40cmになりましたが3〜5枚と少ないの。もっと葉数が増えないと開花は無理な気がする。夏に枯れるのがダメージになっているのでしょうね。う〜ん、暑さに弱くて強健とは言えませんね。環境に順応して大株になってほしいな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

アカンサス・モリスの葉は長さ1mとでかいはずなのに、ケロのはせいぜい40cmと株に勢いがありません。寒さは問題なし。乾燥や湿り気も順応できないほどではないはず。風通しのよい半日陰を選んだつもりですが、夏に枯れるところを見ると西日で地温が上がるのがよくないのかも。過去記事では「子株を作らない」と引用しましたが、「栽培環境がよければ地下茎を伸ばして、その先で芽を出す」という情報もあります。苗から育てると1〜2年でお花が咲くそうです。環境があっていないのか、多湿で根が傷んでしまっているのか、どちらかかもしれないな〜。

堀り上げて移植とか、株分けは自信がないの。根の一部から新しい株を作って、もっと涼しい場所に植えてみようと計画中。ほんとは開花して種子が採集できると手間なしなのにな〜。ええと、「アカンサス・モリスの株分け」で検索すると、You Tubuの動画がヒットします。こんなアバウトでいいんですね。長く伸びた主根もカットしちゃうんだ。びっくり…。今年もお花が咲かなければ、思い切って移植したほうがよいのかもしれません。

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アカンサス・モリスの開花♪

トラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'=胡蝶の舞

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トラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'(Tradescantia fluminensis 'Maiden's Blush')は、トラデスカンティア・フルミネンシス=トキワツユクサ(Tradescantia fluminensis)の園芸品種です。葉に白の斑が入る以外は、両者の見た目も育て方も共通。ですので、過去記事をコピペすると、「茎は赤紫色で匍匐して殖え広がる。茎頂に集散花序に花径1cmほどの3弁花を数個つける。花弁は白で先端だけが薄いピンク。めしべは1本で白。おしべは6本で花糸は白く、三角形の葯は黄色。花糸の付け根から白い糸状の毛が生える」上の画像は2011/05/25のトラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'で、蕾の時には萼に生える白く細かい毛が目立っています。

「茎や花柄は赤紫色。対生する葉は先の尖った卵形で光沢のある深緑色、付け根の辺りに白斑が入ることが多い。新葉は白で裏が薄いピンク。寒暖の差がある時期に斑がくっきりと出て、日照不足や夏の高温期には緑葉」トキワツユクサは湿り気のある場所を好むそうなので、胡蝶の舞も同様のはずです。でも、乾燥にもけっこう耐えて記憶があります。南関東では地植えで越冬するくらいの耐寒性があるとされていますが、群馬では屋外の冬越しは無理でした。栽培環境にもよりますが、−5℃はクリアできないみたい。

ここからは「2011-09-05 トラデスカンティア・胡蝶の舞はトラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'」の転載です〜。→→→トラデスカンティア・フルミネンシスはトキワツユクサのことでとても丈夫。発芽率抜群でこぼれ種であちらこちらに殖え広がるの。このトラデスカンティア・フルミネンシスには葉に斑が入る園芸品種が多いらしい。その中で緑色の葉に白やピンクの横縞が不規則に入るトラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'がよく出回っています。胡蝶の舞、初冠雪、初雪露草とたくさんの流通名が付けられていて、どれかに統一してほしいものですw 「トラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'(Tradescantia fluminensis 'Maiden's Blush')、ツユクサ科トラデスカンティア属、半耐寒性多年草、南米原産、草丈は30〜50cm、花期は5〜6月」

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互生する先の尖った楕円形の葉は緩やかに波打っている。茎の先の葉腋から花柄を出し、花径2cm弱の白の3弁花をいくつもつけます。繁殖は株分けか挿し木で、水挿しで容易に発根するので挿し木が手軽です。ケロも頂き物の挿し穂を植えたのでした。1枚目は2009/05/20で、挿し穂は土に直接挿しても問題なく根付きます。最初はゼブリナと勘違いしていて、過去記事にも葉が縞模様になりませんね〜とか書いてある(汗)。2枚目は2010/06/11で、ボンヤリと白斑が入ったのですがどう見てもゼブリナではない…。耐寒温度は5℃とありましたが、0℃でも常緑で冬越しできているのでけっこう寒さにも強いはず。用心して鉢植えを冬は室内管理しているのですが、成長が早くて毎年春に植え替えが必要になっちゃう。関東以西では露地植えで越冬可との記述がありました。トキワツユクサやムラサキゴテンが屋外越冬可能なのだから、胡蝶の舞も大丈夫と思うの。来春の植え替え時には半分を地植えにしよう。

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3〜5枚目は2011/05/13で、新葉は葉先が緑で付け根は白〜薄いピンク(裏はピンク)のトリカラー♪このとき初めて、トラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'=胡蝶の舞をゼブリナと取り違えていることに気がついたのでした。春の新芽と秋の気温低下の頃にピンクの斑がでるらしい。日照不足や高温の夏場には緑一色になっています。

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6〜8枚目は2011/05/25と31で、赤褐色の花柄の先に付く蕾は毛が密生した萼に包まれている。お花はトキワツユクサとほぼ同じ。6本の雄しべの葯は黄色、花糸を取り囲む白い繊毛が目立ちます。花弁の先端はちょこっとピンクに色付いている。日当たり・水はけ・通風のよい環境を好みます。病害虫は特になく強健で成長は速い。ラブリーなお花なので、屋外越冬できるとよいな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

トラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'は、腰を痛めた時期に屋外放置で消えてしまいました(汗)。それなりの耐寒性はあるはずなので、植え場所を変えてリベンジしてみたいな。さて、「葉に白い縦斑が入る園芸品種のトラデスカンティア・アルビフロラ'アルボビッタータ'=シラフオオトキワツユクサ(Tradescantia albiflora 'Albovittata')の斑が消えたものがオオトキワツユクサ(Tradescantia albiflora Kunth)。オオトキワツユクサは全体に大きく茎も葉の表裏ともに緑色、結実しない」とありました。でも、「Tradescantia albiflora Kunthは、茎や葉の裏が赤紫いろで結実するトキワツユクサ(Tradescantia fluminensis Vell.)の同義語」ともなっています。

トラデスカンティア・フルミネンシス=トキワツユクサ=ノハカタカラクサ(Tradescantia fluminensis Vell.)は茎や葉裏が赤紫色&結実する。トラデスカンティア・アルビフロラ=オオトキワツユクサ(Tradescantia albiflora Kunth)は大型で茎や葉裏は緑色&結実しない。でも両者はなぜかシノニム…。トラデスカンティア・フルミネンシス'ビリディス'=ミドリハカタカラクサ(Tradescantia fluminensis 'Viridis')はトキワツユクサよりは大型でオオトキワツユクサよりは小型、葉裏は緑色&結実しない。ミドリハカタカラクサは、トキワツユクサのいろいろある斑入り園芸品種のひとつなのね。複雑だ〜。

関連記事「トキワツユクサ=トラデスカンチア・フルミネンシス
ムラサキゴテンは何回咲くの?

トキワツユクサ=トラデスカンチア・フルミネンシス

トラデスカンティア・フルミネンシス(Tradescantia fluminensis)は和名のトキワツユクサで知られている南米原産の帰化植物。葉が常緑でツユクサに似ていることことから名付けられたようです。耐陰性もあり、水辺に群落を形成するので要注意外来生物に指定されているのだとか。草丈が50cmとか、茎が1mも伸びるとか記載されているけれど、環境によってはそんなに成長するのかな?ケロのトキワツユクサは小型で、立ち上がる力は弱かった。地面に接するところで発根して茎は伸びましたが、繁殖力はたいしたことはなかったはず。乾燥気味だったせいでしょうか?

「茎は赤紫色で匍匐して殖え広がる。茎頂に集散花序に花径1cmほどの3弁花を数個つける。めしべは1本で白。おしべは6本で花糸は白く、三角形の葯は黄色。花糸の付け根から白い糸状の毛が生える。対生する葉は先の尖った卵形で裏は紫色。茎や花柄も紫色。茎や葉の裏や萼に白く細かい毛が生える」お花の印象は他のムラサキツユクサ属の仲間と共通です。

ここからは「2011-09-13 トキワツユクサも爆殖系 トラデスカンチア・フルミネンシスの耐寒性」の転載です〜。→→→葉がツユクサに似ていて常緑なのでトキワツユクサ、分かりやすい和名です。湿り気のある半日陰が好みらしいけれど、乾燥にもけっこう耐えます。同属の斑入り園芸品種がいろいろあって、白やピンクの横縞が不規則に入るトラデスカンティア・フルミネンシス'メイドンズブラッシュ'=胡蝶の舞(Tradescantia fluminensis 'Maiden's Blush')などが知られているかな。トキワツユクサは葉に斑はなく地味ですが、繁殖力抜群で各地で雑草化している帰化植物。「トラデスカンティア・フルミネンシス(Tradescantia fluminensis)、ツユクサ科トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)属、半耐寒性常緑多年草、南米原産、和名はトキワツユクサ、別名はノハカタカラクサ、草丈は30cmほど、花期は4〜8月」

赤みがかった茎が匍匐し、地面に接した節から発根しながら1mくらい伸びます。立ち上がる力は弱く這って横に広がるの。互生する緑色の葉は先の尖った楕円形で、裏は赤紫色。耐暑性は強く、病害虫は特になくて多肥は不要。雑草に負けずに殖えていきますw 寒さにもある程度まで耐えることができ、関東以西では地植えで越冬可能らしい。鉢植えにして冬は室内に取り込んでいたので常緑でした。群馬でも地植えが可能で、冬に地上部は枯れても根が残って春に復活すると思う。もし冬越しに失敗しても、こぼれ種からも発芽するので消えることはないはず。日陰でも育つので、邪魔にならない隅っこに植えつけました。間違って引っこ抜かないように注意しなくては(笑)。

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茎の先の方が立ち上がり、その葉腋から花柄を出して花径2cm弱の白い3弁花を1〜3個つけます。1枚目は2008/10/07で、ヤフオクで100円でゲットしてきた挿し穂。2枚目は2009/02/07で、あっさり発根して根付いてくれました。でも、斑が入らないとあまり観賞価値がないかも(汗)。

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3枚目は2009/03/20で、花期は長くポツポツと咲き続けます。雌しべは1、雄しべは6で葯は黄色。雄しべ周辺に密生する白い繊毛が目立っているのは、ムラサキツユクサ属のお花に共通みたい。4枚目は2009/04/17で、このように匍匐して殖えて群落を形成するのでした。最後は2010/05/21で、挿し木も容易ですが発芽率も抜群♪植えた覚えのない鉢で小苗が見つかり、小さな株も開花して種をばらまいています。ちなみに同属には見た目がそっくりで大型のオオトキワツユクサがあり「トキワツユクサは茎や葉裏が赤紫色で種は結実するが、オオトキワツユクサは茎の色は緑で結実しない」のだとか。←←←ここまでが過去記事でした〜。

トラデスカンチア・フルミネンシス(トキワツユクサ)の「属名のTradescantiaは英国の庭師トラデスカントの名にちなみ、種小名のfluminensisは「リオ・デ・ジャネイロの」という意味」だそうです。種小名は原産地を表しているのかな?繁殖力が強く、耐寒性もソコソコあって、関東でも野生化しているそうなのですが…。なぜかケロの駐車場には定着しませんでした(涙)。数年は細々と越冬し、環境に順応するかに見えたのにいつの間にか消滅…。さし穂を手に入れる機会があれば、今度はトロフネ周辺に植えてみようと思います。

関連記事「トキワツユクサの挿し木
ムラサキゴテンは何回咲くの?

ゼブリナ・ペンデュラはシマムラサキツユクサ

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トラデスカンティア・ペンデュラ(Trandescantia pendula)は、旧属名のゼブリナや和名のシマムラサキツユクサで知られている観葉植物。上の画像は2011/09/06のゼブリナで、葉色がイマイチですが銀白色と赤紫色のストライプ模様が素敵です。屋外の直射日光下で育てると赤紫の赤みが強まり、斑の色彩の対比が鮮やかになるの。ケロは見たことがないのですが、お花も咲きます。「トラデスカンティア(ゼブリナ)ペンデュラと園芸品種プルプシイ・ハカタカラクサ シマフムラサキツユクサ」を参照させていただきますと、「2枚の苞葉の中にピンクか薄い紫色の3弁花が1度に1〜2個咲く。めしべは1本で白。おしべは6本で花糸は白、葯は白〜薄い黄色。花糸の付け根には白い糸状の毛がある」ムラサキゴテンのお花をイメージしていただければよいと思います〜。

ここからは「2011-09-06 ゼブリナの葉色はバラエティあり ゼブリナ・ペンデュラの耐寒性」の転載です〜。→→→トラデスカンティア・ペンデュラ(ペンドゥラ)と言うべきなのでしょうが、旧属名のゼブリナ・ペンデュラ(Zebrina pendula)と呼ばれることが多いようです。葉の縞模様がゼブラ(シマウマ)のようだからゼブリナ、紫色の葉に白の縦縞の斑入りなので和名はシマムラサキツユクサ。どちらも分かりやすい命名ですね。ペンデュラとは垂れ下がるという意味だそうで、茎は匍匐気味に30〜50cmも伸びます。ハンギング向きなのかな。成長がとても速いので、暖地ならグラウンドカバーに使えそう。「トラデスカンティア・ペンデュラ(Trandescantia pendula)、半耐寒性多年草、ツユクサ科トラデスカンティア属、メキシコ〜グァテマラ原産、草丈は10〜30cm、花期は5〜9月」環境に左右されて不定期にピンクの3弁花をつけるはずですが、ケロは見たことがないorz 画像を確認するとムラサキゴテンのお花に似ていました。

光沢のある銀白色と紫〜ピンクの縞模様(裏面は暗紫色)の葉を楽しむ観葉植物です。いろいろなバリエーションの斑が入った園芸品種がいくつかありますが、斑がクッキリと出るゼブリナ・ペンデュラが最も流通している。ケロは長いことゼブリナをトラデスカンティア・胡蝶の舞と取り違えていて、過去記事にも逆に表記しております(爆)。高温多湿の半日陰に自生しているみたい。でも、日当たり・水はけ・通風のよい場所で乾燥気味に育てるのがベターかな。耐陰性はありますが、半日陰では葉色もボケるし徒長します。互生する葉は先の尖った卵形、茎の節から発根して横に殖え広がるの。梅雨〜真夏の高温多湿期にドンドン茎を伸ばして群落を形成するのでした。病害虫は特になく多肥は不要。春か秋に挿し木で容易に殖やせます。ケロも頂き物の挿し穂から育てました。茎を切った時に出る汁は被れの原因にもなるので注意したほうがよいらしい。徒長して姿が乱れたら、切り戻せば脇芽が出て仕立て直せます。

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1枚目は2009/05/31で、大株は冬の管理がめんどうなので小さな挿し木苗にして越冬。耐寒温度は5〜3℃とありますが、小苗でも無暖房の室内で傷みもなく冬越しできている。たぶん、0℃までは耐えられます。2枚目は2009/06/23で、気温が上がるこの時期から急成長します。新葉は銀白色と紫のストライプが鮮やか♪3枚目は2009/12/11で、そろそろ枯れかけています。他の植物に覆い隠された日当たりが悪かったので葉色はボケボケ(笑)。緑葉に白と紫が薄っすらと入っている程度。最後は2010/06/21で、日当たりに置くと赤みが強く出ます。夏の直射日光でも葉焼けはしませんでした。成長期にはお水を欲しがりますが、冬は多湿にすると根腐れの心配あり。去年は鉢植えからあふれた茎から発根して、周辺に群落ができちゃった。鉢は取り込みましたが、地植え状態になった株で越冬実験ができたのですが…。これは失敗で全滅(涙)。−7℃になる群馬の冬を無防寒の地植えで乗り切ることはできません(汗)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ゼブリナは挿し木での繁殖が容易で、気温が上がれば匍匐気味にどんどん成長します。春〜秋は雨の当たる屋外に放置で問題なく育ちました。縦縞斑の色にバラエティがあり(斑のないものもあり)、園芸品種をコレクションしてみるのも面白そうです。耐寒温度が5℃程度と寒さに弱いので、冬は室内管理になります。腰を痛めた時期に室内に取り込まずジ・エンド…。耐寒性があって地植えにできれば、すばらしいグラウンドカバーになるのに残念。ええと、下の関連記事で「トラデスカンティアの胡蝶の舞」とあるのは「トラデスカンティア(ゼブリナ)・ペンデュラ」の間違いです〜。記事はそのまま残しますが、訂正!

関連記事「トラデスカンティアの胡蝶の舞
ムラサキゴテンは何回咲くの?

ヤエドクダミとゴシキドクダミ

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ヤエドクダミ(Houttuynia cordata form plena)は、茎頂に1〜3cmの花穂をのばし白い八重咲きのお花を咲かせます。過去記事では八重咲きドクダミ(Houttuynia cordata 'Flore Pleno')と園芸品種のように書きましたが、ドクダミの品種のひとつのようです。上の画像は2012/06/27と2013/06/05のヤエドクダミで、「花序の基部に大きな4枚の総苞片があり、その上部の多数の小花の基部にある小苞も花弁化して大きくなる。1個の小花におしべは3本で、葯の黄色が目立つ。めしべは白く1本で、柱頭は3裂し反り返る」

白い花弁に見えるのは苞葉で、一重咲きのドクダミは花序の最下部にだけ大きな4枚の総苞片をつけますが、ヤエドクダミは花の塊の間にも花弁化した小苞をつけるのでした。過去記事の画像でも、小苞の間に小花の黄色い葯が見えています。地植えにして2年もすると花序は大型化し、たくさんの苞葉がスカート状に広がるようになりました。でも、ケロ的には、小型の花序の開きかけの頃がビューティフルなのではないかと感じます〜。「属名Houttuyniaはオランダの植物学者ハウトインにちなみ、種小名cordataは葉の形である「心臓形の」という意味、品種名plenaは花の咲き方の「八重の」という意味」だそうです。

ここからは「2011-07-14 はびこるハーブのドクダミ(笑) 五色ドクダミと八重咲きドクダミ」の転載です〜。→→→苦味のある独特の臭気は嫌われがちですが、ドクダミは十薬という名前の生薬で抗菌作用があるみたい。「毒や傷みに効能がある」という意味の「毒痛み」が語源なのだとか。この時期、ドクダミ湯にすると汗疹によいのでしょうね。半日陰の湿地に生える湿生植物ですが、環境への順応力が強くて乾燥にもかなり耐えます。「地下茎で殖え広がって群生し、互生するくすんだ緑〜紫色でハート型の葉が地面を覆い尽くす。地下の白くて細長い円柱状の根茎は横に伸び、完全に取り除くことが難しい強雑草」お花がきれいだなと道端から一株掘り取ってきたのですが、今では見つけ次第引っこ抜いている(汗)。「ドクダミ(Houttuynia cordata)ドクダミ科ドクダミ属、耐寒性多年草、東アジア〜東南アジアに分布、草丈は15〜30cm、花期は6〜7月」

基本的に雑草ですw 耐寒性、耐暑性があって病害虫は特になし。肥料は不要で、土質を選ばず多湿にも乾燥にも耐えます。耐陰性があって日陰でもOK、日向でもOK。冬に地上部分は枯れますが、繁殖力は強くて翌春にあちこちで新芽が顔を出して爆殖するの。基本タイプのドクダミは「伸ばした花茎の先に淡い黄色の穂状花序をつける。その下の十字形に4枚開いた苞は白、棒状の花序に密集する小花は花弁も萼もなく雄しべの先の葯は黄色」純白の総苞と黄色みがかった花序は涼しげで美しい。

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1枚目は2011/06/22で、ピンボケですが頂き物の五色ドクダミ。斑入りドクダミ・カメレオン(Houttuynia cordata cv. Variegata)とも呼ばれるそうです。日陰に植えたので葉色は緑〜黄緑ですが、日に当てて乾燥気味に育てると赤が強く出てインパクトがあります。ま、来年は自力で日当たりのよい場所へも進出してくると思うな。

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2・3枚目は2011/06/10で、こちらも頂き物の八重咲きドクダミ(Houttuynia cordata 'Flore Pleno') です。総苞片を多数つけるので八重咲きのように見えるのね。野生のドクダミにも総苞が半八重のものもあります。八重咲きドクダミというにはちょっと貧弱化と思わなくもないw 株が充実するともっと総苞片の数が増えるのかな?と首をかしげておりますと…。最後は2011/06/22で、立派な八重咲きのお花が次々に開花♪花序は貧弱になるけれど、重なり合う白い総苞が夏向きのお花なのでした。来年以降、ガンガン殖え広がってくれることでしょう。全く手間要らずで枯れる心配はなし。ケロ向きのハーブなの。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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斑入りドクダミ(Houttuynia cordata 'Variegata')は江戸時代に作出され、欧州に渡ってカメレオン(Houttuynia cordata 'Chameleon')という名前で普及し、日本に逆輸入されてのだとか。ゴシキドクダミ(Houttuynia cordata ' Goshiki')とも呼ばれます。花序は一重咲きのドクダミと同じ。濃い緑の葉に黄緑・クリーム色・赤などの斑が入ります。ラストの画像は2013/06/03のゴシキドクダミで、葉に赤は見当たらず五色とは言えないかも(笑)。こちらも繁殖力旺盛で爆殖中〜。

関連記事「ドクダミのクリーム色の花序♪
斑入りドクダミ=ゴシキドクダミ

ドクダミのクリーム色の花序♪

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ドクダミ(Houttuynia cordata)は日本を代表するハーブのひとつで、万能の民間治療薬として知られています。上の画像は2011/06/10のドクダミで、お花は咲き始め。穂状花序の上部はつぼみが集まって黄緑色に見え、開花し始めた下部は葯の黄色が目立ちます。「ドクダミ科」の画像を参照させていただきますと、「白い4枚の総苞片の上に穂状花序があり、花序には多数の小さな花が密につき下から咲き上がる。それぞれの花には花柄、花弁、がくはなく、基部に小さなへら状の苞がある。めしべは白で花柱は3分岐する。おしべは3本で花糸は白、葯は黄色。単為生殖で受精せずに種子をつくる」

めしべ先端の柱頭は軽く反って細かい毛が密生しているように見えます。めしべ基部の緑色の部分が子房でしょうか。花序基部の白い苞葉は花びらのように大きく目立ちますが、その上の苞葉は棒状の小さなものでほとんど目に付きません。黄緑色に見えていたつぼみも葯の黄色が濃くなり、開花する頃には明るいクリーム色の花序になります。ケロ的にはとても美しいお花だと思うな〜。

ここからは「2011-02-10 日陰のグラウンドカバー? ドクダミの繁殖力」の転載です〜。→→→独特の臭気から毒草と勘違いされてドクダメ(毒溜め)or様々な薬効から毒を抑制するからドクタメ(毒矯め)と語源には2説あります。実際は10種の薬効があるとして十薬という名前の生薬になっています。「ゲンノショウコ、センブリとともに日本三大薬草のひとつ」なのだとか。東アジアに広く分布していて、葉や茎や根が野菜として利用されている地域もあります。お魚の臭みを消す香草としても使われているみたい。一口にドクダミと言っても匂いのきつくないものなどいろいろあるのでしょうね。「ドクダミ(Houttuynia cordata)ドクダミ科ドクダミ属、耐寒性多年草、東アジア〜東南アジアに分布、草丈は15〜30cm、花期は6〜7月」

日本では本州以南に分布となっていて、ケロも子供時代に見た記憶がないように思う。耐寒性があって繁殖力も強いのに不思議だなと検索してみると、果たして北海道にも生えている模様。半日陰の湿地を好みますが、乾燥にもけっこう耐えます。関東に引っ越して来てからはいたるところで見かけます。地下茎で殖え広がって群生し、互生するくすんだ緑〜紫色でハート型の葉が地面を覆い尽くす。地下の白くて細長い円柱状の根茎は横に伸び、完全に取り除くことが難しい強雑草です。伸ばした花茎の先に淡い黄色の穂状花序をつけます。その下の十字形に4枚開いた苞は白、棒状の花序に密集する小花は花弁も萼もなく雄しべの先の葯は黄色。

「住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に悪臭がある。開花期は5〜7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。本来の花には花弁も、がくもなく、雌しべと雄しべのみからなる〜Wikipediaのドクダミ

「魚が腐ったような臭いがするから中国では「魚醒草」と呼ぶ」う〜ん、確かに癖のある匂いですけれど、そんなに不快なものとは思えない。好みの問題でしょうね。臭気の元になっている成分には抗菌作用や炎症抑制効果があるらしい。山菜として天ぷらなどにもできる。ドクダミ茶、ドクダミ湯にも使えます。お役立ちのジャパニーズハーブと言えそう。耐寒性、耐暑性、耐陰性があって、多湿にも乾燥にも耐えます。病害虫は特になく、繁殖力旺盛。地植えにすれば自力で爆殖しますw

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1枚目は2008/05/31で、1〜2年前に空き地で採集してきました(笑)。植えた後は行方不明で忘れられておりましたが、地下茎でジリジリ勢力を拡大していたらしい。半日陰で徒長気味なのか、草丈は40cmを超えているのではないでしょうか。暗緑色の葉は嫌いではないけれど、除草対象です(汗)。2枚目は2009/05/30で、苞は半八重のようにも見えます。3枚目は2010/06/04で、横から見るとこんな感じです。

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最後は2010/06/27で、頂きものの八重咲きドクダミです。小苗を植えつけると、すぐに開花♪隣にはもうひとつの頂き物の斑入りドクダミ(ゴシキドクダミ)を植えてあるの。斑入りドクダミは「やや強めの日光を当てて乾燥気味に管理すると葉全体が赤みを帯びて美しくなる」そうです。冬に地上部分は枯れていますが、もうじき元気に芽が伸びだすはず♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

ドクダミは湿り気のある半日陰を好む湿生植物ですが、広い環境に順応できます。一度根付けば地下茎で好みの環境へと進出し、絶やすことが難しい雑草なのです。繁殖力旺盛で入手しやすいことも、薬草としてのドクダミの知名度を上げたのでしょう。ケロは蓄膿症なので、臭気は気になりません。くすんだ緑色の葉も縁が紫色でよい感じ。裏の通路で八重ドクダミや五色ドクダミと一緒に群生しています♪

関連記事「ヤエドクダミとゴシキドクダミ
ハーブのドクダミ・その効能
斑入りドクダミ=ゴシキドクダミ

メガネツユクサはフクリンツユクサ♪

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メガネツユクサ(Commelina communis)は「ツユクサより花がひと回り大きく、花びらのふちが白い品種」だそうです。上の画像は2010/08/15のメガネツユクサで、「2つ折りの苞葉から顔を出す花序に3〜4個の花をつける。めしべの長い両性花と短い雄花が混じる。おしべは6本。短いのが3本、長いのが2本、中間が1本。短いおしべは花粉は少ないが目立つ黄色の葯で昆虫を誘引し、長いおしべの葯の花粉で受粉する。半日でしぼむ一日花で、花糸と花柱が絡まりあって引き込まれ自家受粉もできる」関連記事のツユクサと同じつくりと働きのようです。

ここからは「2011-09-16 フクリンツユクサはツユクサとオオボウシバナの中間サイズ? メガネツユクサの学名は?」の転載です〜。→→→ミッキーマウスのような青花がツユクサで「乾燥させたものは生薬となり解熱、利尿、解毒などの効能あり。生の茎葉を軽く茹でるとアクが少なく美味しく食べられる」雑草扱いされますがいろいろとお役立ちの有用植物なのでした。その栽培変種がオオボウシバナ(Commelina communis var. hortensis)でアオバナ(青花)とも呼ばれます。草丈は約1m、花径は4〜5cmと大型なので収量が多く染料として利用されたそうですが、安価な人工染料に取って代わられて需要は激減したらしい。もともと水に濡れると直ぐ色落ちする&短期間で退色する等の欠点があったのだけれど、それを逆手にとって京友禅の下絵用染料として生き残っているのだとか。「アオバナには糖質吸収を妨げる成分が含まれていて健康食品(茶や乾燥粉末)の商品開発が行われている」新しい付加価値も模索されているのね。

お花のサイズがツユクサとオオボウシバナの中間なのが同属のメガネツユクサで、やや縮れた形状の花弁の端が白っぽくなっているので別名はフクリンツユクサ(複輪露草)。「メガネツユクサ(Commelina communis)、ツユクサ科ツユクサ属、一年草、草丈は30〜50cm、花期は6〜9月」お花と草丈がやや大型、花弁の縁が白いフリル状になっている以外はツユクサ同様みたい。つまり、「披針形の葉は互生、地面に接する節から発根して這い気味に横に広がる。湿り気味の半日陰を好む。苞から伸ばした花柄に1〜数個の花をつけ、両性花と雄花とがある。外花被片は上向きに1枚・下向きに左右2枚あるが半透明で目立たない。内花被片は上向きの2枚は青色で大きく、下向きのものは白色。雌しべは1。雄しべは鮮やかなπ字形の葯で短いものが3、褐色で楕円形の葯の長いものが2、色も長さも中間で人字形の葯のものが1」ここらへんは過去記事のコピペ(笑)。

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1枚目は2010/05/21で、頂き物の種から育てた小苗を春に地植えにしました。2枚目は2010/06/11で、グングン成長します。みずみずしくて美味しそうな葉で、こちらも食べられると思う。植え場所を覚えておかないとツユクサと間違えて引っこ抜いちゃいそうw 3枚目は2010/08/15で、かわいらしいお花がポツポツと咲きました♪花後は忘れられた存在でしたが、今年もこぼれ種から発芽して開花してくれた。発芽率はよく繁殖力は強そうなので、ケロの駐車場に定着してくれるとよいな。「園芸上は1年草の多年草」との記述もありました。生育環境では宿根化するのでしょうか?ええと、変種だと考えるのですが学名はツユクサと同じになっていますね。←←←ここまでが過去記事でした〜。

メガネツユクサはツユクサと学名が同じになっています。最後にf.となっていることもあるので、ツユクサのひとつの品種ということなのかな?ツユクサと同様に発芽率がよく繁殖力旺盛なはずです。こぼれ種からの発芽で数年はお花が楽しめたのですが、いつの間にか消えちゃった…。たぶん、ツユクサと間違えて引っこ抜いていると思う(汗)。大輪になる変種のオオボウシバナ(Commelina communis var. hortensis)も見てみたいけれど、草丈が1mになるのでは植え場所に困ってしまう。「形質が遺伝的に固定していて、一度植えると毎年こぼれ種から花を楽しめる」そうなので、シロバナツユクサ(Commelina communis f. albiflora)やギンスジツユクサ(Commelina communis f. variegata)を種から育ててみたいな。ギンスジツユクサなら引っこ抜く心配もありませんし(笑)。

関連記事「ツユクサの雄花と両性花
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