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ラセンイの地味な花が見たかった

ラセンイ(Juncus decipiens var. decipiens 'spiralis')はイグサの変種で斑入りの園芸品種が出回っているみたい。ケロのラセンイは頂き物なので品種名は不明ですが、緑色の花茎にクリーム色の縦筋が入った園芸品種でした。日当たりを好む湿生植物で、検索すると鉢植えで腰水栽培すると根がよく張って成長が早いらしい。らせん状によじれた花茎が30〜50cmに育つはずなのですが…。

最初の頃は鉢植えで腰水栽培、地味に成長したけれど成長はごく遅かったです。その内、湿生植物コーナーに地植えにしましたが、やはり生育はよろしくない。過去記事を見ると、植え場所は日当たりがもうひとつで水遣りをサボると乾燥しがち。腰を痛めてガーデニングを中断していた時期に、地植えにした湿生植物は大半が消滅(汗)。ラセンイも育て方がよくわからないままフェードアウト…。

ここからは「2010-12-04 ラセンイが行方不明… ユンカス・スパイラルはラセンイ」の転載です〜。→→→今日も最高気温は16℃で穏やかな気候でした。枯れた地上部分を刈り取ったり、土寄せをしたりしていたのですが…。湿生植物コーナーにラセンイが見当たりません。確か、去年の冬は半枯れ状態でしたが何とか常緑だったはず。「ラセンイ(Juncus decipiens var. decipiens 'spiralis')、イグサ科イグサ属、耐寒性多年草、原産地は北半球の温帯地域、英名はコークスクリューラッシュ、草丈は20〜50cm、花期は5〜9月」畳の原料となるイグサの突然変異を園芸品種としたものらしい。ビオトープに使われる湿生植物で、緑単色の他に黄斑入りや白斑入りもあります。

検索してもラセンイのライフサイクルはもうひとつハッキリしません。花期は5〜6月or8〜9月、休眠は夏or冬、株分けは春or秋、成長はゆっくりor早い、といろいろ書かれていて混乱します。暖地では「花期は5〜6月、夏に休眠、株分けは秋、成長は早い」寒冷地では「花期は8〜9月、冬に休眠、株分けは春、成長はゆっくり」そういうことかな?ちなみに、北関東では常緑多年草で夏も冬も地上部分は残っていました。気温が下がると黄葉or紅葉しますが、霜にも耐えていたように思う。耐寒温度は−5℃とあって、群馬では防寒なしの地植えで越冬可能。

成長期の3〜9月は日照を好むが、耐陰性があるので半日陰でもOK。保水性のある土を使った腰水栽培が普通ですが、乾燥しない場所ならば地植えにもできます。病害虫も特になく、水切れにさえ注意すれば手間なしのはずなのですが…。泥の中に根を伸ばし、地下茎で殖え広がります。地下茎から多数立ち上がる先の尖った円柱状の細い茎は緑色でつやがあります。「この先の方に苞が出て横向きに花序が付く。初めは緑色で枯れると茶褐色の房状の花は鑑賞価値が低い」葉に見えるけれど、花茎なのでした。葉はその基部を包む短い鞘状のものに退化しているのだとか。

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1枚目は2009/07/26で、頂き物の小苗を鉢植えにして腰水栽培中。花茎には微妙に縦のラインが入っていますから、黄斑入りの園芸品種・ユンカス・イエローラインではないでしょうか。2枚目は2009/09/20で、クルクル曲がりくねった花茎は数が増えています。が、他の水生植物に比べると成長は遅い。耐暑性もあって枯れずに夏を乗り切り、耐寒性は大丈夫と見て地植えにしました。最後は2010/07/04で、屋外で越冬できましたが去年の葉は褐色になって枯れています。寒さのダメージが回復しないうちに、夏の高温で弱っているみたい。2年目なのに株が矮小化してしまっていますねorz この後、成長の早い周囲の水生植物に覆い隠されちゃった。耐陰性があるから大丈夫かと考えて放置したのですが、完全に行方不明…。根が残っていて春に復活してくれないかな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

「花は花茎の途中から横に出ているように見える。これは花が出る部分までが花茎で、そこから先は花序の下から出る苞にあたる。この植物の場合、苞が花茎の延長であるかのように太さも伸びる方向も連続しているので、花序が横を向いているのである。花序は短い柄をもった花が多数つく。花は緑色でごく目立たない。よく見れば、目立たないなりに6枚の花被がある。花被は三角形で先がとがり、開いている時は星形に見える〜Wikipediaのイグサ

ラセンイはせっかちに地植えにしたのが敗因かも。群馬の冬を防寒なしの地植えで乗り切れたのだからソコソコ耐寒性はありますが、寒さのダメージがあったのかもしれません。花茎から花柄を伸ばした先に小さな緑色のお花がいくつかまとまって付き、萎れた後も褐色になって残るそうです。見た目はパッとしないみたいだけれど、観察したかったな〜。

関連記事「ラセンイの斑入り種ですか?

ユーコミス・プンクタータ=パイナップルリリーは植えっ放し球根♪

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ユーコミス・プンクタータ(Eucomis Punctata)は、パイナップルリリー(Pineapple Lily)の中で最もよく出回っている品種だと思います。草丈が30〜50cmとコンパクトなので大型種ほどのインパクトはないけれど、扱いやすいです。暑さ・寒さに強くて群馬では防寒なしの地植えでOK。とても丈夫で寿命の長い植えっ放し球根なの♪

1〜3枚目は2014/07のユーコミス・プンクタータで、茎の先端に展開する苞葉がポイントかな。根生葉は縁が縮れて波打つ感じ。「花茎に小さい白花を総状花序にたくさん付け、下から咲き上がる。花被片は6枚で純白。おしべは6本でやや幅のある花糸は薄い黄緑色〜白、葯は薄いクリーム色〜褐色。膨らんだ子房から突き出すめしべは棒状で、花柱も柱頭も白」

ここからは「2010-06-11 パイナップルリリーの花色は? ユーコミス・プンクタータの発芽」の転載です〜。→→→属名のカタカナ読みでユーコミスと呼ばれますが、別名のパイナップルリリーのほうが知られています。「伸ばした花茎に小花を穂状に多数つけ、この花穂の頂点に開いた葉の形がパイナップルに似ているから」だそうです。「ユーコミス・プンクタータ(Eucomis Punctata)、ユリ科ユーコミス属、耐寒性多年草、春植え球根、南アフリカ原産、草丈は約40cm、花期は7〜8月」植え付け適期は3〜5月で、2009/03に購入して4月に植えたように思う。種類がいろいろあって草丈が80cmを超えるものもあり、花色も白、ピンク、淡い紫色、緑白色、淡黄など様々。銅葉種もあります。 ユーコミス・プンクタータは小型種で白花です。

星のような小花がたくさん咲くので和名はホシオモト。日当たりと水はけのよい場所に地植えにすれば放任できます。土質を選ばず病害虫も特にありませんが、肥料はあげて球根を肥培したほうがよいみたい。叢生する幅広で濃い緑色の葉は縁が波打ちます。11〜3月には地上部分が枯れて休眠するので、水を断ちます。関東以西では植えっぱなし可能。耐寒性は−5℃くらいで、冬にはマルチングするのが安全とあったけれど…。−7℃の日が何日かあった群馬の冬は無防寒で乗り切れました。梅雨時の多湿も、真夏の高温も平気でした。暑さ、寒さ、乾燥によく耐える丈夫な球根植物と言えそうです。繁殖は分球か実生ですが、実生苗は開花まで3〜4年かかるので分球が普通かな。花後は球根を充実させるために花茎を切り取ります。

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1枚目は2009/03/16で、ゴツゴツした大き目の球根ですが大型種ならもっとずっと大きいのだとか。2枚目は2009/06/21で、1球から2芽立ち上がっています。3・4枚目は2009/07/20で、長い総状花序が下から咲きあがってきます。花茎の先端に葉状の苞が束のようにつくところがポイントです。2010/05の下旬には芽が伸び出して一安心。2年目の今年は花付きがよいのではないかと期待しています。

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ええと、ユーコミスは頂き物がもう一株あります。球根ではなく、おそらく実生1年生苗です。2009/06の上旬に植えつけました。ただパイナップルリリーとしかわからないので、お花は咲いてみてのお楽しみなのですが…。いきなり地上部分が丸坊主にされましたorz ヤトウムシの食害を受けた模様。強健な植えっぱなし球根ですが、小苗の時期は注意が必要です。あきらめモードでしたが、2009/06/27にはジミ〜に復活しておりました。最後は2009/08/29で、虫に食われながらも2枚の葉が展開していたの。葉数が増えて球根が太らないと開花しませんから、お花を確認できるのは再来年あたりでしょうか。

とのんきなことを考えていたのですが、この正体不明のユーコミスは行方不明になっちゃった。立てておいた割り箸が腐ってどこかに行ってる…。ケロは冬越しの手間を考えて、耐寒性のある湿生植物はできるだけ地植えにしています。ずっと抽水状態だったデンジソウも迷いつつ駐車場に植えつけた。植え場所は背が低いので湿生植物コーナーの前方としました。問題なく根付いてくれたのですが、このデンジソウの近くからユーコミスの芽が出てきました(汗)。植え替えようかと迷っているうちに10cmほどに伸びている。多湿を嫌うからデンジソウのすぐ隣はまずいのだけれど、秋まではこのままで行ってみるつもり。植え替え適期は春ですが、秋に葉が枯れたら忘れずに掘り上げなくては!←←←ここまでが過去記事でした〜。

ユーコミス・プンクタータの属名Eucomisは「ギリシャ語で「美しい頭の毛」を意味する」そうです。植え替えは言いっ放しで忘れることが多いのですが、過去記事のパイナップルリリーを植え替えたのがトップの3枚の画像です。かなり大株に育ち、自然分球していると思います。花後に花茎をカットしているので、こぼれ種からの発芽率は不明。半日陰のもう一株の成長はいまひとつだから、成長期の日当たりがポイントみたい。

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ヒメトクサは湿生植物

ヒメトクサ(Equisetum variegatum)は草丈が20cmほどとコンパクト、地下茎から直立する茎は直径1mmくらいの細さで繊細な印象です。緑色の茎は分岐せず、節はこげ茶色で袴状に退化した小さな葉が輪生しています。「属名のEquisetumはラテン語で「馬の剛毛」を意味し、スギナの姿を馬のシッポに見立てた」そうです。

地下茎で殖え広がるので繁殖は株分けをしますが、シダ植物なので胞子も飛ばします。「トクサ(Equisetum hyemale)は7〜8月頃に、同属のスギナ(Equisetum arvense)の胞子茎または胞子穂であるツクシに似た胞子嚢穂を付ける」ケロは実物を見たことはないのですが、茎の先に袴状の葉がありその上にツクシそっくりの茶褐色の胞子嚢穂を付けるみたい。これは確認しなくっちゃ。画像検索すると、ヒメトクサも茎先の胞子嚢穂が楕円形に膨らむけれど、サイズは小さくツクシにあまり似ているとは言えないかもw

ここからは「2010-12-01 トクサの仲間もいろいろ ヒメトクサの耐陰性」の転載です〜。→→→ケロの駐車場にはトクサ、ヒメトクサ、ミズトクサなどが生えています。トクサの仲間はいずれも丈夫で手がかかりません。というか雑草化します(笑)。「茎の表面は珪酸を含みザラザラした感触で堅いので、細工物などを砥ぐ草」というのが語源のようです。トクサは道端で野生化したものをときどき見かけます。ヒメトクサは草丈が低くて寄せ植えなどに使いやいから、山野草コーナーで売られているかな。濁ってヒメドクサなどとも呼ばれます。流通しているものの多くはチシマヒメドクサだそうです。「ヒメトクサ(Equisetum variegatum)、トクサ科トクサ属、耐寒性多年草、北半球温帯北部が原産地、草丈は10〜30cm」

「冬に5℃以下になると地上部は枯れるが、凍りつかなければ屋外で越冬可能。霜除けをする」とかありますが…。最低気温が1℃の日もありましたが、まだ元気に常緑です。北海道に自生しているくらいですから、霜除けなどの防寒は不要だと思うな。群馬の冬の最低気温は−5℃くらいですが、屋外の防寒なしの地植えで問題ないはず。根茎で冬越しして翌春に芽を出すパターンです。湿生植物なので水切れを嫌い、耐陰性があるので半日陰での生育に向いています。トクサよりも小型なので乾燥に弱いと言われますが、根付いてしまえば簡単には枯れません。

排水性のよい土で抽水or腰水栽培するのがベターですが、強健でかなりの環境適応力があります。初めの内は黒土などの重ための土で鉢植え&腰水栽培にしていましたが、特に根腐れもありませんでした。地植えにしても、猛暑続きの夏を乗り切れました。病害虫は特になく、土質を選ばず多肥は不要。直立する太さ1〜2mmで多節の茎は分枝せず密に叢生します。シダ植物ですから穂先に胞子穂ができ胞子でも繁殖するのでしょうが、込み合ってきたら植え替えを兼ねて株分けして殖やします。「地上の茎が2〜3本付いた状態で小分けした地下茎でも充分根づく。真夏を除く春〜秋の生育期間ならいつでも可能」ただ、地下に匍匐茎を伸ばして殖え広がるので、地植えにすると殖やさない工夫のほうが必要かもです。

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1枚目は2009/04/17で、頂き物のヒメトクサを泥のような重い土に植えてしまいました(汗)。2枚目は2009/06/21で、問題なく成長中♪3枚目は2009/09/20で、冬の室内管理を減らすために地植えにしました。こんな乾燥したところで大丈夫かと心配しましたが、枯れませんw 最後は2010/04/09で、防寒なしで越冬は楽勝。地表を覆う雑草がマルチングになっているのかもしれません。夏の間は草丈の高い周りの湿生植物に覆い隠されていましたが、秋の終わりに枯れ草を整理するとけっこう殖えています。環境に順応して横に殖え広がり始めた模様。耐陰性はかなり強いです。好みの環境へ自分で進出していきますから、当面は放任でOK。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ヒメトクサ(Equisetum variegatum)は湿生植物なので強い乾燥は嫌いますが、半日陰に地植えにして根付けば放任できると思うの。防寒なし・水遣りなしの地植えで放置していましたが、冬に地上部分が枯れ春に復活を繰り返していました。耐寒性も耐陰性もあります。逆に、多湿にすると根腐れを起こすと言われますが、ケロのヒメトクサは腰水栽培でも問題ありませんでした。

ヒメトクサは丈夫で扱いやすかったけれど、トクサのような繫殖力はありません。湿生植物コーナーを整理した後、水遣りを完全に止めるといつの間にか消えてしまった(汗)。地下茎でガンガン殖え広がる強健さはなく、夏場はたまに水遣りしてあげればよかった。ヒメトクサの胞子嚢穂を確認したいな〜。

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ミツガシワの白花が見たかった…

ミツガシワ(Menyanthes trifoliata)は涼しい気候を好む水生植物ですが、暖地だと夏に地上部分は枯れて休眠し暑さにもけっこう耐えられます。「長い葉柄がある葉は互生し3出複葉、小葉は卵形で縁は波打つ」大きな鋸歯のあるカシワ(Quercus dentata)の葉と共通点はなく、「三つ柏紋」という家紋のデザインに似ていることが名前の由来なのかも。

「伸ばした花茎の先に花径1〜2cmの白花を10〜20輪ほど総状花序につけ、下から咲き上がる。合弁花の花冠は深く5裂し、裂片の内側に白い縮れた毛が多数生える。萼片は5枚。 おしべは5本で花糸は白、葯は黄色〜褐色。めしべは1本で花柱は薄い黄緑色、少し膨らむ柱頭は黄緑色」めしべが長くておしべが短い長花柱花とめしべが短くておしべが長い短花柱花の2タイプがあり、長花柱花のみが結実するそうです。

ここからは「2010-01-12 耐寒性の強い水生植物だけど ミツガシワの植え替え適期はいつですか?」の転載です〜。→→→2010/01/05が寒の入りで、これから立春までは寒さの厳しい日が続きます。今日は雨で朝の冷え込みは−2℃くらいですが、日照がなくて最高気温は6℃の予報です。週末は連日−3℃以下になる模様。ここからの一ヶ月はベランダの鉢植えは室内に取り込んだほうが安全なようです。先週から風の強い日が続いており、低温と強風のダブルパンチで葉先が傷むものも出てきました。

「ミツガシワ(Menyanthes trifoliata)、ミツガシワ科ミツガシワ属、多年草、耐寒性は強い、草丈は20〜40cm、花期は4〜5月。」湿地や浅い水中に生える水生植物で、抽水栽培でも腰水栽培でも問題なく育ちます。日照と通風のよい場所を好むので、生育期は屋外に置くほうがよいと思う。池があって株元まで沈められるとベターですが、水受け皿で腰水栽培するときには夏の水温上昇に注意が必要。丈夫ですが夏は葉が傷みがちです。

「地下茎を横に伸ばして広がる。葉は複葉で3小葉からなる。4-5月に白い花を総状花序に多数つける。(中略)睡菜(スイサイ)と称し苦味健胃薬として用いる〜Wikipediaのミツガシワ

3小葉がカシワの葉に似ているのが和名の由来とされますが、カシワの葉には似ておりません(笑)。ミツガシワに小葉は肉厚で柔らかく鋸歯は目立ちません。柏餅に使われるカシワの葉は掌状複葉で小葉には丸い大きな鋸歯があります。見た目がまるで違います。カシワの葉を図案化した家紋の三柏紋が語源という説もありますが、家紋の名前が植物名よりも先にあるのですか?

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画像は2009/05/22で、この頃の葉がきれいです。肥料を好むようですが、植える時に緩効性肥料を数粒混ぜただけでOKでした。病害虫は特になく、繁殖は株分けや挿し木で行います。休眠期の冬を除いて、カットした茎を水に浮かべておけば発根&発芽するので簡単に殖やせます。成長が早く横に広がるので大きめの鉢が必要です。去年の春にお友達からもらった茎を植えつけましたが、1年で10号鉢がいっぱいになり底から根がはみ出しています。花の実物はまだ目にしていませんが、花弁に糸状の毛が密生した白の5弁花です。今年は見られるとよいな。

暑さには強くないようですが、北群馬では屋外のトロフネで普通に夏越しできます。耐寒性は強いので屋外で越冬可能です。屋外のトロフネに放置してありましたが、お昼でも水が凍り付いている日もあるので室内に取り込みました。トロフネの深水は20cmほどで、10号鉢の高さは30cmくらいあるの。水中にあるのと腰水状態とでは違うかもしれないと不安になったのでした。室内にもトロフネが2つあるので寒い廊下に放置します。枯れた地上部分をカットしていると、黒っぽい紫色の冬芽?が5〜10cm伸びだしています。植え付け適期に関しては「気温が上がり始める3〜4月」、「芽が動き出す前の休眠期の冬」と両説あるみたい。ミツガシワは早春から成長を始めます。もう植え替えたほうがよいのでしょうか?寒いのでちょっとオックウかもです(汗)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ミツガシワは頂き物の根茎から育てていました。で、結局、お花は確認できないままorz 「水深の浅い水底の土中に太い地下茎を伸ばし、所々から根出葉を出して水面から上に展葉する」草丈は40cmくらいで大型ではないけれど、地下茎を十分に伸ばせるスペースがないと開花しないのかな?でも、通販では鉢植え用の株が販売されています。暑さで夏に休眠して光合成が十分できていなかったのかな?寒さには強いので、冬も屋外のトロフネに放置とか防寒なしの地植えが可能です。根茎からの発根・発芽は旺盛で新しい株を作るのも容易。扱い易いのですが、なぜかお花が咲かなかったの。なんでだろうな〜。

関連記事「ミツガシワの根茎はでかかったです〜
ミツガシワの挿し木は簡単です〜♪

ビロードモウズイカ=バーバスカム・タプサス=マーレイン

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ビロードモウズイカ=バーバスカム・タプサス(Verbascum thapsus)は、コモンマーレイン(Common mullein)の英名でも知られる大型ハーブです。乾燥に強く、道路沿いの日当たりと風通しのよい場所で雑草化しています。一気に発芽するというよりも、シードバンク状態になってポツポツと何年間も生えてくるみたい。ロゼット状の根生葉は大きめで場所を取りますから、適当に引っこ抜いて邪魔にならない株を残すのがよいかも。茎葉は互生します。

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葉、萼、苞、花弁の裏にも短い白い毛が生えていて、ビロード状の灰白色に見えます。お花の脇の突起が苞片かな?無柄に見えますが、短い花柄がある総状花序。下から咲き上がりますがけっこう不規則、そして、お昼頃には閉じかけるみたい。「5裂する花冠は黄色。おしべは5本で花糸は黄色、葯は黄褐色。下の2本は花糸に毛がなく葯は大きい。上の3本は花糸に毛があって葯は小さい。めしべは1本で花柱は黄緑色、膨らむ柱頭は薄い黄緑色」めしべの花柱にも毛が生えているように見えます。

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株の寿命は2年と言われますが、越冬できずに1年で消えたり、3年目も生き残っていたりといろいろ。1〜5枚目は2014/04と06のビロードモウズイカで、5枚目は3年目の株です。2年目が一番元気な時期なのかも。花茎は1本ですが、花序の下で分岐してワイルドな見た目でしたw

ここからは「2010-04-07 マーレインの正体は? ビロードモウズイカとバーバスカム・フォエニセウム」の転載です〜。→→→ゴマノハグサ科モウズイカ属の仲間は種類が多くて、ケロには整理しきれませんが…。一般的なのは和名がビロードモウズイカ、英名がマーレインと言われる大型のハーブです。黄花で、草丈は2m近くになります。繁殖力旺盛で、こぼれ種から発芽し雑草化しているのだとか。「ビロードモウズイカ(Verbascum thapsus)、ゴマノハグサ科モウズイカ属、耐寒性2年草or多年草、原産地は地中海沿岸〜西アジア〜中央アジア、草丈は1〜2m、花期は7〜9月」

葉と花に薬効があり、葉を解毒機能を高めるハーブティーに利用します。ただ、花以外に弱い毒性があるそうなので、観賞用で楽しむのが無難かな。タナゴ形の葉はベルベット状の柔らかそうなシルバーリーフ。花期には茎を高く伸ばして総状花序に黄色の小花を密生させます。「昔は花穂に獣の脂をしみこませ松明の代わりにした」とか「乾燥させた花茎をランプの灯心として利用した」そうで、キャンドルウイックとも呼ばれるんですって。背が高いので、後景に植えないと日照を遮ってしまいます。広い土地で群生させたらみごとでしょうね。

寒さには強く、ロゼットで冬越しして翌年の夏に開花します。日当たりと水はけのよい場所で乾燥気味に育てます。やや暑さに弱いそうですが、地植えにすれば放任でOKのはず。繁殖は種まきで、「発芽適温は15〜20℃程度、蒔き時は4〜5月、9〜10月」2年草or多年草というのがよくわかりません。生育環境がよければ宿根化するのでしょうか?「弱アルカリ性の土壌を好むので、苦土石灰で中和してから植える」とあるけれど…。これは気にしなくてもよいかもです。

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最初はバーバスカムの種を買ってきました。バーバスカムはビロードモウズイカの園芸品種で大差なかろう、そう思ったの。2008/09の下旬に種を蒔き、2008/10の初めには順調に発芽。1枚目の画像は2009/02/07で、真冬も無暖房の室内で地味に成長。2枚目は2009/05/08で、地植えにするとグングン大きくなりました。が、ギシギシに似た普通の緑の葉で、ビロードモウズイカとは異なることがハッキリしました。3枚目は2009/05/30で、気がついたら紫のお花が終りかけている。花茎はせいぜい50cmで、見た目もパッとしません…。「バーバスカム・フォエニセウム(Verbascum phoeniceum)、草丈は60〜90cm、花色は白、ピンク、紫、アプリコットなど」どうもこれのようですね。草丈と花色以外はビロードモウズイカ(バーバスカム・タプサス)と共通。2年草というか、越年草なのね。

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ということで、BSで種を頂いてきて再チャレンジ。2009/11/04の画像を見ると、こちらも発芽率はよいですね。小苗の一部は地植えにし、半分は用心して無暖房の室内で冬越しさせました。葉は緑のようでもあり、細かい毛が密生して灰白色のようでもあり、微妙…。最後は2010/04/03です。駐車場に地植えにして1週間もすると、葉は厚みを増しワイルドの表情になっています。モコモコのシルバーリーフになってきました。ビロードモウズイカのように思えます。秋に地植えのした株も生き残っているの。葉が霜で傷んでいるけれど、根はこちらのほうが張っているでしょうからいずれサイズが逆転しそう。開花は今年の夏?それとも来年の夏?こぼれ種で爆殖してほしいです。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ビロードモウズイカ=バーバスカム・タプサス(Verbascum thapsus)の種小名thapsusは「古代ギリシャの植民地タプソスに由来する」そうです。ええと、過去記事ではバーバスカム・フォエニセウム(Verbascum phoeniceum)を越年草と書きましたが、しぶとくまだ生き残っています(笑)。こぼれ種からの発芽の可能性もありますが、寿命の短い多年草なのかもしれません。

関連記事「ビロウドモウズイカは大型ハーブ♪
バーバスカムはマーレインなの?
ビロードモウズイカはちょうど良い発芽率♪

コシュロガヤツリ・グラキリウスの耐寒性は?

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コシュロガヤツリ・グラキリウス(Cyperus alternifolius 'Gracilis')は、和名のコシュロガヤツリと呼ばれることが多いみたい。花茎を密に直立させ、その先に細長い葉のように見える苞を螺旋状に互生させます。上から見ると輪生する苞が放射状に広がっているように見えるの。花期には苞の部分から細い花序枝を伸ばし、その先に数個の小穂が掌状に集まって付きます。

シュロガヤツリ(Cyperus alternifolius)と共通点が多いけれど、草丈が60cmとコンパクト。茎は細く、苞も幅が狭くて小さめ。鉢植えで楽しむならコシュロガヤツリの方が扱い易いです。苞の部分をカットして泥に挿し、お水に浸しておけば発根して新しい株ができます。お水に浮かべておくだけでも発根するようです。ですから、繁殖や株の更新はごく簡単♪

ここからは「2010-03-19 ミニシペラスも地植えにできますか? コシュロガヤツリの耐寒性は微妙…」の転載です〜。→→→明日の最高気温は19℃、明後日の最低気温は8℃。春の種まきの時期がやってきました。冷蔵庫の中の種子は無事かな?鉢植えも地植えにして楽になりたいです(笑)。シュロガヤツリは地植え決定!ケロが定点観測している他所のお庭で元気に育っています。1月に−5〜7℃になった辺りで地上部分は枯れましたが、もう株元から新芽が伸びかけていたよ。耐寒温度は0℃くらいの半耐寒性多年草とされているけれど、もっと寒さに強いです。北向きのあまり日当たりのよくない普通のお庭の隅に、防寒なしで植えられています。耐陰性もある程度あるし、乾燥にもけっこう耐えるみたい。成長が早くて大きく育つので、地植えが向いていると思うの。

コシュロガヤツリはこのシュロガヤツリの矮性園芸品種です。「葉は退化して鞘状になり、茎の先端に葉のように見える苞が傘状に広がる」のは共通だけど、小型で繊細な印象かな。「コシュロガヤツリ(Cyperus alternifolius 'Gracilis')、カヤツリグサ科カヤツリグサ属、半耐寒性常緑性多年草、原産地はマダガスカル、英名はドワーフアンブレラプラント(dwarf umbrella plant)、草丈は30〜60cm、花期は7〜9月。」園芸品種名はコシュロガヤツリ・グラキリウスですが、ミニシペラスの名前で流通することもあります。植え替え適期は4〜5月で、この頃に株分けや挿し木で繁殖可能。鉢植えにして抽水か腰水で育てることが多いのですが、地植えも可能です。室内に取り込めば常緑で楽しめるけれど、温度が足りないと冬に地上部分は枯れます。

強い乾燥さえなければ、ある程度の乾燥には耐えられます。日照を好むので成長期は屋外で育てますが、耐陰性もソコソコあって冬は明るい窓辺でもOK。ただし、できるだけ日に当てないと茎が倒伏しがちになっちゃうの。病害虫は特になし。問題は耐寒性です。栽培記録を検索してもいろいろでよくわからない。「半耐寒性で0℃くらいまで耐える。水受け皿の水が凍ったが春に新芽が出た」とか「最低気温が5℃を下回るなら屋内越冬が無難。露地植にしたら冬の間に消えた」とかバラバラ…。「露地でも越冬する場合もあるが、完全に凍結しないように保護が必要」厚く腐葉土をかぶせれば冬越しできそうに思うのですが、どうかな?

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画像は2009/09/14です。苞の幅も細くて涼しげな感じ。温度さえあれば花期に限らず冬でも開花します。花序は地味で、お花ではなく苞の形の面白さを楽しむ水生植物ですね。花序のところから新芽が伸び出して高子ができます。これをカットして挿せばいくらでも殖やせます。耐寒性は疑問のままですが、コシュロガヤツリも地植えにしてみます。忘れずに高子を挿して子苗をキープしておかなくては!←←←ここまでが過去記事でした〜。

コシュロガヤツリ・グラキリウス(Cyperus alternifolius 'Gracilis')の耐寒温度はよくわかりませんでした。4年ほど鉢植えにして、冬は室内管理。苞は半枯れ状態になりますが、はぼ常緑で越冬できました。0℃辺りまでは問題なく耐えられると思います。で、2013年に地植えに挑戦してみました。2014/01にはまだ常緑だったので、いけるかと思ったのだけれど…。春に復活することなく消滅orz

コシュロガヤツリはシュロガヤツリに比べて寒さに弱いのだろうか?それはなんとも言えないかも。シュロガヤツリを地植えにした時は、用心して深めに植え冬は腐葉土などでマルチングしたはず。コシュロガヤツリは寒さに順応させるケアは何もしなかった(汗)。乾燥にはけっこう耐えられるので、消えた原因は寒さなのでしょう。少し防寒対策をしてあげれば、コシュロガヤツリも地植えで冬越しできたのかな〜。

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コシュロガヤツリはミニシペラス♪
シュロガヤツリの耐寒性

サルビア・シナロエンシス 'コスミックブルー'

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サルビア・シナロエンシス 'コスミックブルー'(Salvia sinaloensis 'Cosmic Blue')は、英名がシナロアブルーセージ(Sinaloan Blue Sage)、流通名がコスミックブルーセージ(Cosmic blue sage)。種小名のsinaloensisは「原産地がメキシコの北西部のシナロア州(Sinaloa)であることにちなむ」そうです。

草丈が低くコンパクトにまとまるので扱い易いはず。カップ状の黒い萼に濃い青の唇形花、葉色は気温が高い時期は深緑で涼しくなるとブロンズ色。色彩のコントラストが決まっているの。フード状の上唇は小さく、この中にめしべとおしべが隠れているはず。下唇は平らに広がり3裂、中央の裂片の先は凹み真ん中に白斑が2つあります。

ここからは「2010-11-09 コスミックブルーセージの花色 サルビア・シナロエンシスの開花♪」の転載です〜。→→→週末に寒さに備えて土寄せをしたのですが、そのとき見知らぬお花が目に付きました。シソ科らしい唇形花で、検索するとサルビア・シナロエンシスらしい。頂き物の小苗を地植えにして、開花は来年からだろうとすっかり忘れておりました(汗)。

「サルビア・シナロエンシス 'コスミックブルー'(Salvia sinaloensis 'Cosmic Blue')、シソ科サルビア属、半耐寒性多年草、メキシコ原産、草丈は20〜30cm、花期は5〜10月」ハーブの薬用サルビア(コモン・セージ)と同属ですが、こちらは観賞用です。メキシコのシナロア州に分布するのでサルビア・シナロエンシスですが、花色からコスミックブルーセージと呼ばれることが多いみたい。深みのある濃い青はまさにコズスミックブルー♪

草丈は低めで横に這う小型の宿根サルビアです。日当たりを好み、耐暑性は強い。猛暑日続きの今年の夏も水やりなしの放任で傷みもなく乗り越えました。耐寒温度は微妙で0〜−5℃といろいろ書かれています。関東以西なら霜で葉が傷んでも、地植えで越冬可能らしい。秋に紅葉→地上部分が枯れ出したらカットしてマルチング→翌春5月頃に発芽といったサイクルかな。

植え付けは地温が上がってくる4〜5月が適期、繁殖は挿し木か株分け。横に伸びる茎は紫がかったこげ茶色、対生する鋸歯のある先の尖った楕円形の葉は秋に紫色を帯びます。「茎頂に花序を出し濃青色の唇形花を輪生させる。下唇には白の斑がある」1〜2cmの小花ですが鮮やかな青色で、秋の紫がかった葉とのコントラストがすてき。

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1・2枚目は2010/10/23で、こげ茶色の茎や萼片には細かい毛が密生しています。この時点では正体不明w 紫色の葉とややくすんだ緑葉が混在していました。3枚目は2010/11/06で、茎の周りに輪状に付くつぼみは陽の当たる方向から開花するのだとか。下唇の白斑がワンポイントですね。病害虫は特になく、多肥は不要。問題は耐寒性。忘れずに腐葉土でマルチングしよう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

サルビア・シナロエンシス 'コスミックブルー'(Salvia sinaloensis 'Cosmic Blue')は、暑さに強く丈夫で育てやすいと言われます。耐寒温度も−3〜7℃で、関東なら落葉しても(暖地では常緑)地植えで越冬できるはずなのですが…。ケロのサルビア・シナロエンシス 'コスミックブルー'は翌春に新芽を出すことなく消えてしまいましたorz 1年目は鉢植えにして室内に取り込んだほうがよかったのかな〜(涙)。

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ハタザオキキョウ=カンパニュラ・ラプンクロイデスのめしべ

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カンパニュラ・ラプンクロイデス(Campanula rapunculoides)はハタザオキキョウの名前で呼ばれることが多いみたい。直立する茎に薄紫色の釣鐘形のお花を10〜20個ほど総状花序に付けます。「互生する葉は鋸歯があって卵形〜披針形。緑色の萼片は5枚で軽く反る。細長い蕾は角張っていてやや濃い紫色、先端が開くと白に近い薄紫色の柱頭がのぞく」

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「先の方で5裂する花冠の内側には白い毛が目立つ。めしべは1本、長く突き出す花柱は薄紫色で花粉にまみれている、柱頭は白で開花後しばらくすると3裂してクルンと反り返る。おしべは5本」雄性先熟だから、蕾の中でめしべを取り囲む葯から花粉が放出されます。開花時にはおしべは枯れているの。めしべの付け根辺りで糸くず状になっており、花糸や葯の色はもうわかりません(笑)。

ここからは「2010-06-07 カンパニュラ・ラプンクロイデスと言ってもピンときませんが… ハタザオキキョウはでかかった」の転載です〜。→→→駐車場の西側でタチアオイが2mを超えるでかさになって、どうしたものかなと(笑)。昨日から咲き始めまして、花色は黒と赤。これまでの白花と3色そろってバランスよく咲いています。一方の東側はアーティチョークが場所をとっているのですが、その横でハタザオキキョウ(ハタザオギキョウ)が満開です。和名の語源は「キキョウに似た花が旗竿のような分岐しない茎に連なるから」

「カンパニュラ・ラプンクロイデス(Campanula rapunculoides)、ヨーロッパ〜西アジア原産、キキョウ科カンパニュラ属、耐寒性多年草、草丈は60〜120cm、花期は6〜8月」検索するとキキョウ科キキョウ属となっていることもありますが、学名からするとホタルブクロ属ですよね?花色は青紫〜赤紫で濃淡の差があるみたい。カンパニュラの仲間は冷涼な気候を好むので、耐寒性はあるけれど夏越しがネックとなります。ケロもいくつか失敗しているのですが、ハタザオキキョウは耐暑性もあって育てやすいの。

日当たりと水はけのよい場所を好みますが、暖地では夏に半日陰になるほうがよいそうです。ん〜、暑さにも乾燥にもよく耐えます。群馬も夏に30℃を超える日が何日も続きますが、週末の水やりくらいで問題ありませんでした。梅雨時のはの痛みもほとんどなかったので、多湿にも耐えられるように思う。繁殖は実生か株分けによりますが、こぼれ種からも発芽するそうです。関東以北では帰化植物として野生化しているのだとか。病害虫は特になく強健です。

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1枚目は2009/05/01で、BSで譲っていただいた小苗を地植えにしました。背も高いし、横にも広がるし、丈夫だし、地植えにするしかないでしょう(笑)。真夏の暑さや乾燥にも耐えられます。粗い鋸歯があって先が尖った葉と、鋸歯の目だたない楕円形の葉が混じっておりますね。2枚目は2010/03/27で、冬は枯れていましたが早春から復活していました。

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3枚目は2010/06/04で、1mを超す茎が次々と立ち上がり、花径1cmほどの小花を葉腋ごとにびっしりとつけます。最後は2010/06/06で、うつむきがちのお花を下からのぞいてみました。花びらは5裂し、柔毛が生えているためか紙細工のような質感。雌しべの先の柱頭は3裂してクルリと反り返ってます。手間なしなのに、花期には人目を引く華やかさがあります。お気に入りですが、来年はさらに大株に育つのでしょうね(汗)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ハタザオキキョウ=カンパニュラ・ラプンクロイデス(Campanula rapunculoides)は高温多湿にも耐えて強健、「原産地はヨーロッパで日本へは大正時代に渡来。繁殖力が強く雑草化している」こぼれ種でも株元から横に這って伸びるほふく枝でも繁殖するようです。確かに横によく広がります。「属名のCampanulaはラテン語で「鐘」を意味し、種小名のrapunculoidesは「rapunculus(ラプンクルス種)に似た」という意味」だそうです。花冠が釣鐘形だから属名は納得。種小名は全体の印象がカンパニュラ・ラプンクルス(Campanula rapunculus)に似ているということかな?

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ハタザオキキョウは雄性先熟
ヤマホタルブクロのおしべとめしべ

ヤマホタルブクロのおしべとめしべ

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ヤマホタルブクロ(Campanula punctata var. hondoensis)はホタルブクロ(Campanula punctata var. punctata)の変種で、どちらも釣り鐘型のお花が特徴的。5裂する萼片の間に反り返る付属片(副萼片)があればホタルブクロ、盛り上がるだけで付属片がなければヤマホタルブクロ。ケロの駐車場の白花はヤマホタルブクロのようです。

先が浅く5裂する花冠を下からのぞきこむと、内側には毛が密生し蜜標となる赤い斑点も多数見えます。虫媒花なので毛が昆虫の足場になるみたい。めしべは花粉のついた毛に覆われた棒状の花柱が伸び、やがて先端の柱頭が3裂して開きます。開花する頃にはおしべは枯れて、奥の方に糸くず状態で残っているだけ。

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萎びた様な薄い黄緑色の蕾を破ってみると、「おしべの葯がめしべに密着している。おしべは5本で花糸も葯も白、この状態で花粉を放出し開花時には枯れる。めしべは1本で花柱は白で細かい毛があり、ここに花粉が付着する」3枚目の画像はケロが強引におしべを開けたもので、蕾の中のおしべはめしべに密着しています。花糸の基部には厚みのある毛の層があって、その奥の蜜が下に垂れないようにブロックしているそうです。

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「ふっくらした棒状の花柱は花粉をつけた状態で伸びる(雄花期)、その後に先端の柱頭は3裂し反ってクルンと巻く(雌花期)。この時期にはおしべは枯れ、めしべの付け根辺りに萎んだクリーム色の葯が残るだけ」風雨の影響を受けない花冠の形状なので、「開花前におしべが成熟し、花粉を花柱に出し尽くして早くに枯れてしまう」のだそうです。

ここからは「2010-07-02 蛍の季節に開花するお花 ヤマホタルブクロ?ホタルブクロ?」の転載です〜。→→→ホタルブクロは北海道〜九州の日当たりのよい草地などに自生し、初夏に大きな釣鐘状のお花を1本の茎にいくつか付けます。花色は白や赤紫が基本で、関東では赤紫、関西では白が多いそうです。花色を選別した園芸品種の苗が流通していますが、山野草のコーナーには原種も売られていました。語源は「花の中に蛍を入れて遊んだ」とか「提灯の古名である火垂る袋から転じた」など諸説があります。

暑さに弱く花後に地上部分は枯れますが、寒さには強く地中の根は防寒なしで越冬可能。夏に半日陰になる落葉樹の株元がよいそうですが、丈夫なので植え場所はあまり気にしなくてもOK。ある程度の耐陰性もあるし、暑さでも根が枯れることはめったにないと思う。多湿も強い乾燥も嫌いますが、地植えにすれば放置してもランナーで殖えていきます。繁殖は実生、挿し芽もできますが、普通は株分けかな。ケロは頂き物の種を蒔いたことがありますが、発芽率はよくなかったorz 「ホタルブクロ(Campanula punctata)、キキョウ科ホタルブクロ属、耐寒性多年草、日本・朝鮮・中国原産、草丈は20〜80cm、花期は6〜7月」

「全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。(中略)ヤマホタルブクロはホタルブクロの変種で、山地に多く生育する。ほとんど外見は変わらないが、萼片の間が盛り上がっている。一方、ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある〜Wikipediaのホタルブクロ

ホタルブクロ(Campanula punctata var. punctata)の変種にヤマホタルブクロ(Campanula punctata var. hondoensis)がありまして、本州〜九州に自生しているみたい。花色が薄くて白っぽいのがホタルブクロ、お花が小さめで花色が濃く紫っぽいのがヤマホタルブクロと言われることもありますが…。どちらにも白と赤紫の花があり区別ははっきりしません。「萼片の間に反り返る付属片があるかないか」がポイントなのね。

「タケシマホタルブクロ(Campanula takesimana 'Alba')、キキョウ科ホタルブクロ属、耐寒性多年草、草丈は40cmくらい、花期は6〜7月」学名のカタカナ読みでカンパニュラ・タケシマナとも呼ばれます。原産地は領土問題でゆれている竹島なのでしょうか?花色はやはり白と赤紫。耐寒性に加えて耐暑性もあって繁殖力が強いらしい。

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2009/05に到着した頂き物の小苗は、水切れに弱いのかグッタリしていました。1枚目は2009/06/21で、成長が早くほとんど復活しております。鋸歯のあるハート型の根生葉は長い葉柄があり、茎に付く葉は無柄になっていきます。マルバルコウソウやフキと混植状態です(笑)。2枚目は2010/04/09で、秋〜冬は姿を消していましたが春に復活♪若葉は食用になるんですって。3・4枚目は2010/06/18で、5cmほどの長さの大きめのお花が開いていました。和紙のような質感で、花びらの内側には細かい赤の斑点が見えます。がくの部分に反り返る付属体がないのでヤマホタルブクロかな。

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最後は2009/07/01のタケシマホタルブクロで、より丸っこい感じの葉でした。地植えにして、冬も問題なく乗り越えて葉が茂っているけれど…。今年はお花は咲かなかった。言われているようにランナーでガンガン殖えることもなし。たぶん、来年以降に本領を発揮してくれるのでしょうね。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ヤマホタルブクロのこぼれ種からの発芽は確認していませんが、匍匐枝で横に広がります。繁殖力が強いので、そろそろ整理が必要かも。あっと、「白花タケシマホタルブクロ(Campanula takesimana 'Alba')、性質が強健なタケシマホタルブクロの白系選抜種、白から淡いピンクの花色で内側に赤のスポットが入る、比較的耐暑性もあり育て易くよく殖える」とありますね。タケシマホタルブクロの副萼片はどうなっているのかな?

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フランネルソウはリクニス・コロナリア

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リクニス・コロナリア(Lychnis coronaria)の和名はスイセンノウですが、葉・茎・萼に白い毛が密生してフェルトのような質感があるので別名のフランネルソウがしっくりきます。花色は濃いピンクが基本で八重咲きや白花もあります。耐寒性多年草のはずですが、高温多湿に弱く秋蒔き1年草扱いされるみたい。発芽率はよく種から容易に育てられます。ケロのフランネルソウも種から育て、梅雨に葉が傷み夏の暑さで枯れるパターン。でも、秋にはこぼれ種から発芽して翌春に開花してくれます♪

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1〜5枚目は2014/05と06のフランネルソウで、「へら形の根生葉は全縁で波打つ、茎葉は対生。萼は5裂、隆起した脈がある」蕾を見ると白い毛と支える部分の隆起した脈が目立ちます。「花弁は5枚、幅のある円形で重なり合い、赤に近い濃いピンクで中心付近は白っぽい。おしべは10本で花糸は白、葯は黒褐色。黄緑色で球形の子房の上に白いめしべが5分岐する」

5分岐しているのは花柱だと思うのだけれど、柱頭かもしれません。花弁の付け根に2個ずつ計10個の爪状の突起があり、ここを通って昆虫が出入りするはず。解剖しないと奥のめしべやおしべはのぞけません。ケロも長いこと、どこにめしべがあるのか不思議に思っておりました〜(笑)。

ここからは「2010-06-26 フランネルソウは多湿が嫌い リクニス・コロナリアの開花♪」の転載です〜。→→→細かい毛に覆われたシルバーリーフがビロード状の風合いのフランネルという毛織物を連想させるのでフランネルソウ。学名をカタカナ読みしてリクニス・コロナリアとも呼ばれます。ただ、属名は分類体系によっては、センノウ(リクニス)属となっていたりシレネ属になっていたりします。京都・嵯峨野の仙翁寺にゆかりがあるからスイセンノウとも言うのだとか。「フランネルソウ(Lychnis coronaria)、ナデシコ科センノウ(リクニス)属、耐寒性多年草、 耐寒性多年草or1年草、地中海沿岸原産、草丈は50〜70cm、花期は6〜7月」

暑さ・寒さに強く、病害虫も特にない丈夫な野草です。ただし、多湿を嫌い、梅雨時には下葉が腐るように枯れることがあります。地植えにすれば水やりは不要で、お水をあげすぎると根腐れで消えちゃいますorz ある程度の耐陰性はありますが、水はけをよくして日に当てるのがポイントです。茎は上部でよく分枝し、枝先に花径約3cmの5弁花を付けます。花色は赤に近い濃いピンクですが、白やピンクもあります。八重咲きの品種もあるようです。対生する茎葉は披針形、冬はロゼット状の根生葉が常緑で残ります。繁殖は春か秋に、挿し木か種まきをします。こぼれ種から芽がでるほど発芽率がよいので、実生で更新するのが普通かな。

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近所のお店で「一人娘」という園芸品種名で売られていました。シルバーグレイの葉と艶のある花色が気に入って、種子交換サイトで種を頂いて来たの。発芽率はよくて9月に蒔いて10月上旬に芽が出ていました。1枚目は2009/01/10で、小苗も寒さに負けず成長中。2枚目は2009/05/09で、何箇所かに分けて地植えにしました。その後、梅雨時の多湿で葉が傷み始め、水はけの悪い場所の株は腐って消滅(涙)。けれども、半枯れ状態で何とか生き残った数株が春に復活です。

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最後は2010/06/04で、種まきから2年目で満開♪アップで見ると光沢はありますが、お花自体は平べったくて平凡です。フランネルソウは分岐する茎が株立ち状の大株になります。花つきはとてもよく、離れてながめると葉とお花のコントラストが人目を引きます。梅雨に入ると下葉が痛んで見苦しくなるのがネックだけれど、花期も長くお気に入りになりました。近所のお庭でも見かけますから、地植えで手間なしで育ってくれるはず。株が充実してくれば、こぼれ種で殖えてくれると期待しているの。←←←ここまでが過去記事でした〜。

フランネルソウの白花の種も蒔いたのですが、こちらはいつの間にか行方不明orz ケロの駐車場は粘土質で水はけが悪い、それが原因かもしれません。ただ、ご近所を見てもフランネルソウは赤花が目に付きます。丈夫さや発芽率に差があるのかも。機会があったら白花にリベンジしてみたいな。

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フランネルソウの赤と白♪

ポンテデリア・コルダータはナガバミズアオイ♪

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ポンテデリア・コルダータ(Pontederia cordata)は大型の水生植物で、冬は無暖房の室内で越冬できるからそこそこの耐寒性があります。「花茎の先に淡い青紫色の花を多数、穂状花序(柄のない花が均等につく)に付ける。花序の長さは15cmほど」

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1〜6枚目の画像は2013/06と2014/06のポンテデリア・コルダータで、「蕾は白い毛に覆われてゴワゴワした感じ。ブルーの花皮片は大小3枚ずつの6枚。上側の1枚は中央が白っぽく、そこに2個の黄斑が入る。おしべは長短3本ずつで6本、花糸は水色、葯は青〜黄色。花筒の奥に褐色で楕円形の子房があり、白く短いめしべが伸びる、柱頭は少し曲がっている」

枯れかけたお花を解剖してみると、奥の方に短いめしべがありました。花柱も柱頭も白かな。画像でははっきりしませんが、おしべはたぶん6本。葯は花粉が噴き出したり色あせたりして、青、黄、褐色と変化します。花皮片や花糸も色が抜けて白っぽくなっちゃってる。

ここからは「2010-06-25 ナガバミズアオイの耐寒性って? ポンテデリア・コルダータの開花♪」の転載です〜。→→→梅雨時の時期は水生植物の管理が楽です。ポンテデリアが咲き続けています。北米〜南米にかけての湿原や沼地に何種類か自生しているそうですが、日本で売られているのはポンテデリア・コルダータが多いみたい。暑さ・寒さに強く、病害虫も特にないので手がかかりません。

「ポンテデリア・コルダータ(Pontederia cordata)、ミズアオイ科ポンテデリア属、耐寒性多年草、北米南部原産、和名はナガバミズアオイ、草丈は80〜100cm、花期は6〜9月」株元から葉柄が長く、肉厚で光沢のある楕円形の葉が伸びてきます。草丈は高くなりますが、今のところ倒伏したことはありません。夏になると、茎の先の15cmほどの穂状花序に淡い紫色の小花が密生します。花色は他に白やピンクもあり、どれも夏向きで涼しげ♪

冬に地上部分は枯れますが、地下茎で越冬します。「根茎を凍結させない限り枯れない。水中の土壌でなら−15℃くらいまで耐える」群馬の最低気温は−7℃あたりなので、トロフネに沈めれば屋外放置ができそうです。関東以西は屋外栽培可能とありました。実生も可能ですが、普通は4〜6月に植え替えを兼ねて株分けして殖やします。地植えならば地下茎で勝手に殖え広がってくれるはず(笑)。成長期の4〜10月には屋外で日に当てると元気に育ち、耐寒性もアップします。株元まで水に沈めた抽水状態でも腰水栽培でもOK。たぶん、強く乾燥しなければ地植えもできるでしょう。

同属に草丈が60〜150cmと大型になるポンテデリア・ランケオラータがあります。葉の幅の狭いということですが、画像で見てもポンテデリア・コルダータとの差はよくわかりません。実物を見比べてみたいな。性質は共通かと思ったのですが「やや寒さに弱く株が凍りつくと枯死するので、冬は室内管理が無難」なのだとか。半耐寒性多年草となっていました。耐寒性に差があるのかな?

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1枚目は2009/05/01で、頂いてきた小苗を鉢植えにしてトロフネに沈めました。第4種郵便で2日ほどかけて郵送すると、気温にもよりますが花や葉はかなり傷みます。根はタップリ欲しいけれど、地上部分はカットして送っていただいたほうがよいの。2枚目は2009/06/27で、成長が早く次々に葉を伸ばします。3枚目は2009/08/08で、1年目からアッサリ開花してくれました。花穂の下の方のお花は終っています。一日花ですが、たくさんの小花が下から咲きあがるので花期は長めです。

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用心して冬は室内に取り込んだので常緑で冬を越しました。0℃以上を保つと葉は枯れないみたい。気温が上がるにつれて、親株の周りに新芽が立ち上がってきました。最後は2010/06/11で、花穂の数が増えて今年も元気に開花中。花びらに黄斑が入っているのでしょうか?黄色がアクセントになっている。株が充実するにつれ、お花もたくさん楽しめるようになってきます♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

「属名のPontederiaはイタリアの植物学者ポンテデーラ(G. Pontedera)の名に由来し、種小名のcordataは「心臓形の」という意味」だそうです。葉は細長くあまりハート型には見えません。マルナガバミズアオイ(Pontederia cordata var. cordata)の方がピッタリかも。ポンテデリア・コルダータは明るい日差しの下で、花皮片のブルーと黄斑のコントラストを楽しみたいです〜。

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オキザリス・デッペイ=オキザリス・テトラフィラのめしべ

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オキザリス・デッペイ(Oxalis deppei)=オキザリス・テトラフィラ(Oxalis tetraphylla)はラッキークローバー(lucky clover)の名前で流通しています。「外皮に包まれた球根(鱗茎)は肉質で直径4cmと大きめ、食用になる」とありますが、ケロが百均で購入した球根は直径2cmほどでした。「葉は四出複葉。葉柄の先にハート型の小葉を4枚付ける。小葉の中ほどにこげ茶色のギザギザの筋が入り、4枚そろうと輪のように見える」

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1〜4枚目は2014/06のオキザリス・デッペイで、「花茎の先に5弁花を集散花序に付ける。花弁は幅があって重なり合い、付け根から黄緑→白→濃いピンク。萼は5枚。おしべは長短5本ずつで10本、花糸は白で葯は黄色。めしべは1本で花柱も柱頭も黄緑色、花柱が5分岐し柱頭は少し膨らむ」解剖してみると、めしべがおしべより短い短花柱花でした。子房が1個でめしべも1本ですが、子房が5室に分かれていて花柱が5分岐するらしい。内側にまとまっていた花柱はやがて外側に開き、おしべの花糸の間から黄緑色の柱頭が突き出すのでした。

ここからは「2010-06-08 ラッキー・クローバーの斑もいろいろ オキザリス・デッペイは半耐寒性春植え球根」の転載です〜。→→→そろそろ入梅の時期になります。春も終わり、元気に開花しているお花もあれば冬に消えたものもあり…。失敗例は多すぎるので、成功例を挙げてみます(汗)。オキザリスには春植え・春〜夏咲きタイプと夏植え・秋〜春咲きタイプがあります。種類がたくさんあって性質や花期も微妙にズレますが、半耐寒性球根が多いかな。大まかに言って、春植え球根よりも秋植え球根のほうが寒さに強いはず。

秋植え球根のオキザリス・セルヌアを半分、秋に地植えにして見ましたがこれは枯死しましたorz が、春植え球根のオキザリス・デッペイは駐車場で無事に冬越しできました。小葉が4枚なのでラッキー・クローバーという名前で流通していることが多いです。ええと、クローバーはマメ科トリフォリウム属ですから適当な名前ではないですね。

「オキザリス・デッペイ(Oxalis deppei)、カタバミ科カタバミ属、耐寒性多年草、春植え球根、メキシコ原産、別名はオキザリス・テトラフィラ、草丈は10〜20cm、花期は6〜10月」伸ばした花茎の先に花径2cmほどの赤花をいくつか散形花序につけます。4枚ある小葉の基部に黒に近い濃い紫の斑が入るオキザリス・デッペイ・アイアンクロスという品種が有名みたい。他のオキザリスと同様、「花や葉は日が当たると開き、日が陰ると閉じるという睡眠運動」をします。

日当たりと水はけをよくして乾燥気味に管理します。耐寒性があるので地植えが可能で、3〜4月に植えつければ数年植えっぱなしで手間要らず。自然分球で繁殖します。病害虫は特になく、土質も選びません。やや暑さを嫌うそうですが、30℃を超す夏の暑さも、梅雨時の多湿も、−7℃の冬の寒さにも耐えられました。「葉や花には蓚酸が含まれるためレモンに似た酸味があり、根は蕪状に肥大する。どちらも食べられる」食用にもなるのですね。ハーブと言ってもよいのかな(笑)。

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1枚目は2009/03/29で、百均で購入してきました。毛で覆われたコロンとした球形の小球根です。2枚目は2009/05/15で、問題なく発芽してくれたのですが…。小葉の中心部分の斑は輪っか状で塗りつぶされていなかった。お花よりもリーフプラントとして期待していたのでちょっと違うorz ま、つぼみもかわいらしいから許すけれど。3枚目は2009/06/06で、赤というより濃いピンクの丸っこい花弁の5弁花です。花底は黄緑色、その周りは白→赤の花びらで、しべの先のやくは黄色。今年も既に満開です。分球してかなり殖えている模様。斑が塗りつぶされているオキザリス・デッペイ・アイアンクロスも探してこよう♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

オキザリス・デッペイも寒さに強く、群馬では防寒なしの地植えでOK。爆殖はしませんが地味に自然分球で増殖中。高温多湿にもけっこう耐えて強健な植えっ放し球根です♪

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オキザリス・デッペイ・アイアンクロスも地植え向き♪

カレックス・ブロンズカールは渋い脇役

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カレックス・ブロンズカール(Carex comans 'Bronz Curls')は草丈30cm前後の矮性オーナメンタルグラス、葉が茶褐色なので別名はミルクチョコレート。幅の狭い根生葉は線形で先端は軽くカールします。耐寒性があって高温多湿にも耐えるので、地植えにして根付けばまったく手間はかかりません。常緑多年草ですが、冬に地際で刈り取って、春に新芽を出させるとよいのかな。

ここからは「2010-06-05 枯れているように見えるけれど… カレックス・ブロンズカールは強健なグラス類」の転載です〜。→→→思い切ってイトススキとタカノハススキをカットしました。処分価格で苗を買って来たときは、40cmほどのヒョロヒョロした草にしか見えませんでしたが…。イトススキは両腕でも囲めない大株になり、タカノハススキもこの時期で既に2m近い草丈です。完全に周辺の植物を圧倒している。一度切り戻したらコンパクトにまとまるかなと思うのだけれど、どうかな?あ〜、パンパスグラスもでかくなってる(笑)。大型グラス類を伸び放題にしてあげられる広い土地が欲しいものです。

イネ科のものが中心のグラス類は、丈夫で手間がかからないとこがケロ向きです。でも、田舎の園芸屋さんにはあまり種類がなかったり、あってもお値段が高かったりでなかなか増やせません。そんな中でBSでお譲りいただいたのがカレックス・ブロンズカールです。耐寒性も耐暑性もあり、日照を好みますがある程度の耐陰性もあります。常緑なので冬も葉が楽しめる。高温多湿は苦手ですが、根付いてしまえば梅雨どきも問題なし。耐寒性は−12℃とありますから、群馬なら防寒なしで地植えで冬越しできます。

「カレックス・ブロンズカール(Carex comans 'Bronz Curls')、カヤツリグサ科スゲ属、耐寒性常緑多年草、ニュージランド原産、草丈は30〜50cm」花期というか穂が出るのは夏〜秋にかけてのようです。イネ科植物は風媒花で花弁はなく、花序が変形した小穂が集合して穂を形成します。ですから、お花自体は地味なはずで、カラーリーフを鑑賞します。柔らかい根生葉は細長い線形で茶褐色、葉先がカールしている。グラス類の中では小型で扱いやすいのだとか。繁殖は株分けか種まき。種から育てる場合は春まきでも秋まきでもOKで、発芽適温は20℃だそうです。

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1枚目は2010/05/15で、地植えにした草丈5cmくらいの小苗です。枯れ草にしか見えませんが、こういう色合いなの(笑)。日当たりと水はけのよい場所で乾燥気味に育てます。「乾燥にはある程度耐えるが、株が若いうちの強乾燥は厳禁」とあったので、まめにお水をあげています。2枚目は2010/06/04で、葉の数も増えて草丈10cmほどに育ちました。どうやら根付いてくれた模様。夏越しすれば、後は放任でいけます。常緑多年草ですが、冬に葉が傷んだら早春に切り戻して新芽が伸びるのを待ちます。秋には寒さに耐えられるサイズに成長しているでしょう。来年は大株に育ってくれると思うな♪←←←ここまでが過去記事でした〜。

カレックス・ブロンズカール(Carex comans 'Bronz Curls')は、約2000種もあるカレックス属の中で寄せ植えによく使われます。強健なグラス類ですが小型で成長がゆっくりだから扱い易い。細長い葉は繊細な印象で薄い褐色の葉色もカラーリーフプランツとしておもしろい。そのあたりが人気なのでしょうか。ま、枯れ草と間違われることも多いのだけれど(笑)。春蒔きや秋蒔きで種からも育て易いはず。でも、ケロはカレックス・ブロンズカールの開花を確認していません。地味な風媒花を見てみたいな〜。

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斑入りカンスゲとベアグラスは違う?

ストケシア・ラエヴィスはルリギク♪

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ストケシア・ラエヴィス(Stokesia laevis)は花径8cmと大き目の頭花が青紫色、ルリギクの和名がしっくりきます。「サラダ油として商業用に応用できるヴァーノニア油を含有している」とあるので、ストケシアもハーブと言えるかも(笑)。1・2枚目は2014/06のストケシア・ラエヴィスで、「葉柄のある細長い根生葉は20cmほど。互生する茎葉は広披針形、無柄で基部は茎を抱く。総苞は球形、外側の総苞片は葉状で基部に棘のような剛毛が生える」剛毛のある総苞片に包まれた蕾がかっこよい♪

「頭花は筒状花だけからなるが、周辺部は5深裂した大きい花弁が平に並び舌状花のように見える。花の中心部にはさらに小さい花弁が立ち並ぶ」過去記事では筒状花と舌状花と書きましたが訂正〜(汗)。筒状花の花弁がよじれ気味に伸びて、その先が5裂しているようです。おしべの青紫色の葯がくっついて筒となり、そこから白いめしべが伸び出すパターン。開花した周辺部の小花では2裂した柱頭が見えます。

ここからは「2010-07-09 寿命の長そうな多年草 ストケシアの花色」の転載です〜。→→→ケロのお気に入りのシャスターデージーは長雨で倒伏しかけておりますorz 週末に切り戻そう。見回してみるとストケシアが元気です。耐寒性も耐暑性もあり、病害虫も特になし。多肥は不要で、倒伏したことはありません。砂利だらけの駐車場で年々大株に育ってきました。

横にもボリュームが出るので、お庭に植えるのがよさそうです。多湿は嫌うが強い乾燥もよくないとありますが、地植えにすれば放任で問題なく育ちます。「ストケシア・ラエヴィス(Stokesia laevis)、キク科ストケシア属、耐寒性多年草、北米南西部原産、草丈は40〜50cm、花期は5〜10月」イギリスの植物学者ストークスにちなんで付けられた名前だそうです。

花色の基本は青〜紫なので別名はルリギクですが、他に白、クリーム色、ピンクなどもあって豊富。分岐した花茎の先に花径7cmほどの大きめのお花をいくつも付けます。「先端が切れ込んだ舌状花は細くよじれ気味、筒状花は花弁の先が五裂していて繊細な印象」なのだとか。

地植えの場合は数年経って株が込み合ってきたら、繁殖を兼ねて春か秋に株分けします。実生も可能です。ある程度の耐陰性もありますが、徒長しないようにできるだけ日に当てて育てます。水はけのよい場所で乾燥気味に育てるのがよいみたい。ただ、梅雨時の長雨でもそれほど傷みはありませんから、多湿にもけっこう耐えられます。

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1枚目は2008/06/14で、少し前に植え付けて小苗ですがすぐつぼみが上がってきました。2枚目は2008/07/12で、ショボショボですが植え付け1年目からドンドン開花♪ポツポツと8月いっぱいまで咲き続けました。3枚目は2008/11/29で、紅葉してきました。この後半枯れ状態になりましたが、地上部分が消滅することなく越冬。4枚目は2009/05/01で、枯れ葉の中から新葉が立ち上がってきています。互生する葉は笹のようなやや細身の披針形。

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5枚目は2009/07/05の開花寸前のつぼみで、とげとげのがく?に囲まれていますね。最後は2010/06/11で、大株に育って花付きもよいです。そろそろ株分けの時期かもしれません。近所のお店で見かけたストケシアの黄花も、優しい淡いクリーム色で欲しくなっちゃいました(笑)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ストケシア・ラエヴィス(Stokesia laevis)は非常に丈夫で、地植えにすれば手間要らず。こぼれ種からの発芽は確認していないけれど、これは花がらを摘んでいるせいだと思う。「種小名のlaevisは「平滑な」という意味」だそうです。頭花が平開する様子から来ているのかな。

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ストケシアの花色

ヒメトリトマの正体は?

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ヒメトリトマ=クニフォフィア・ルファ(Kniphofia rufa)はユリ科クニフォフィア(シャグマユリ)属の耐寒性多年草ですが、ツルボラン科に分類されることもあります。旧属名のトリトマで呼ばれることが多いみたい。暑さ・寒さに強くて強健、花期は長く花付きもよいです。「線形の根生葉の間から何本も花茎を立ち上げ、茎頂に下向きに咲く筒状の花を総状花序に付ける」

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1〜3枚目は2014/05と06のヒメトリトマで、「筒状の花冠の先は浅く6裂。棒状のめしべが1本で白。おしべは6本で花糸は白、葯は薄い黄色でやがて褐色」花序の下部のお花で、花冠から突き出したおしべの葯が目立つかな。蕾の時期は黄緑色でやがて黄色〜オレンジ色に色付いていくの。

ここからは「2010-05-25 サイズが違う… ヒメトリトマ?トリトマ?」の転載です〜。→→→ケロの駐車場で生き残れるのは強健な野草に限られます。その一つがトリトマです。細長い線形の根生葉がたくさん生え、長い花茎を伸ばした先に細長い筒状のお花がビッシリと付けます。総状花序かな。この花穂をたいまつに見立てて英名はトーチリリー。赤いつぼみが密生している様子からシャグマユリとも呼ばれます。

「オオトリトマ(Kniphofla uvaria)、ツルボランorユリ科クニフォフィア(シャグマユリ)属、耐寒性常緑多年草、南アフリカ原産、草丈は100〜150cm、花期は6〜10月」暑さにも寒さにも強く、日当たりと水はけがよければ土質を選ばずよく育ちます。病害虫も特になく、多肥も不要。近所のお庭でも見かけます。人の背丈ほどになり、20cmを超える花穂が付くのでよく目だつの。花期のメインは6月ですが、夏や秋にもポツポツと咲きます。一般にトリトマと言えばこのオオトリトマを指しますが、同属で小型のヒメトリトマ、両者の交雑による園芸品種などもあるそうです。花色は白やピンクもあるのだとか。

ケロは近所のお店でトリトマを買って来たのですが、2年経っても大きく育ちません。株の状態が悪いわけではないので、ヒメトリトマなのでしょうね。ま、スペースをとらないので結果オーライですけれども。「ヒメトリトマ(Kniphofia rufa)、ユリ科シャグマユリ属、耐寒性多年草、南アフリカ原産、草丈は60〜80cm、花期は5〜8月」こじんまりとまとまりますが、お花の付き方はややまばらです。性質はトリトマとほぼ共通で、数年して花付きが悪くなったら3月に株分けして植え替えます。暖地では常緑で越冬できるのでしょうが、群馬では冬は半枯れ状態になってました。

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1枚目は2008/07/25で、つぼみは黄緑〜黄色で上部は上向き&下部は下向きです。2枚目は2008/08/01で、上部のつぼみはオレンジ色で横向き、下部のお花は黄色で下向きです。3枚目は2009/05/22で、上部〜下部にかけてつぼみはオレンジ色〜黄色で上向き、横向き、下向きとなっています。穂状に付く花径5mm、長さ2cmくらいの下向きのお花が咲きあがり、上部がオレンジ色&下部が黄色の2色咲きになります。つまり、つぼみ〜開花にかけて花序は、黄緑→黄色→オレンジ色→黄色と変化していくのでした。最後は2009/05/30で、2年目ですから花茎を何本も伸ばして花付きがよいです。

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こちらは2010/05/21で今年の一番花。花序が年々大きくなってきます。円筒形のお花の花弁の先端は小さく6裂し、しべの先がのぞいている。曲がってはいないけれど、一つ一つのお花はキルタンサスにも似ているかな。春から夏にかけてよく咲くし、地植えにすれば完全放任でOKと手間なしです。本音はオオトリトマも欲しいのですが、植え場所がない(汗)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ヒメトリトマは購入品ですが詳しい品種は不明。「日本で多く栽培されているのはクニフォフィア・ルファ(Kniphofia rufa)で、花は蕾のときはオレンジ色→開花すると黄色に変化する」う〜ん、画像検索するとクニフォフィア・ルファはもっとはっきり黄色に開花するように見えます。トリトマの小型種をヒメトリトマとアバウトに総称するそうですから、園芸品種なのかな?ほっそりした見た目や花色はクニフォフィア・ガルピニー(kniphofia galpinii)に近いと思うけれど、ほんとのところはわかりません〜(笑)。

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コバンソウはタワラムギ♪

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コバンソウ(Briza maxima)は明治時代に観賞用として渡来した帰化植物、発芽率がよいので雑草化して道端で見かけます。互生する線形の葉は雑草と区別がつかず、最初の頃は引っこ抜いていてさっぱり殖えませんでした(笑)。気づいて選択的に除草するようになり、今ではこぼれ種から爆殖しています。

細い柄の先に小花が集まった小穂を円錐花序に付けます。小穂はまばらですが、発芽率抜群で群生するので、あたり一面に虫がぶら下がって揺れているような感じになるのw 小花といっても花弁は退化してなく、穎(鱗状の包葉)から1本のめしべと3本のおしべがのぞくくらい。クリーム色の葯がかろうじてわかる程度で、糸状のめしべは細くて確認するのは困難…。穎には白い細かな毛が生え、光沢があるように見えます。

上の画像は2014/05のコバンソウで、まだ開花前のようです。小穂の付け根の穎は褐色、他は黄緑色。薄い黄緑色に緑の筋がくっきりと走るタイプもあります。残念ながらケロのコバンソウの穎は緑の筋がボケボケorz めしべとおしべを伸ばす小花は真ん中あたりの一部のはず。開花後の果実もシルエットは変わりませんが、小穂は薄い黄褐色に色づきます。

ここからは「2010-11-16 コバンソウと言うよりもタワラムギかな コバンソウの発芽率」の転載です〜。→→→今朝はなんと1℃と冷え込み、初霜が降りました。3℃のお天気予報だったので、迷いつつもベランダの鉢植えを取り込んでおいて正解でした。まあ、やはり、地植えで冬越しできる耐寒性のある多年草が手間なしでよいです(笑)。寿命の短い多年草もありますから、発芽率のよい1年草もケロ向き。

一般に「こぼれ種から繁殖するほど発芽率がよい」と言われていても実態は様々。植え後数年して株が充実してから本領を発揮するタイプもあります。こぼれ種で殖え広がるだろうと放置したら、それっきりの1年草もたくさんありましたorz もちろん、栽培環境やケロの技術不足もあるのでしょうが…。そんな中でコバンソウは成績優秀です♪「コバンソウ(Briza maxima)、イネ科コバンソウ属、1年草、地中海沿岸原産、草丈は20〜60cm、花期は5〜6月」

コバンソウ属の在来種はないので、道端で野生化している帰化植物です。ケロも歩道際に生えているのを見かけて、見た目の面白さから種を採集してきたはず。完全放置でしたが、2〜3年はこぼれ種から発芽していました。路傍の野草ですが種も売られています。いつの間にか消滅したので、国華園の「50円花たね」で種子を購入→秋蒔きで発芽率よし→耐寒性は強くて小苗は問題なく越冬→初夏に満開→夏に枯れる、そんなパターンで来ています。

相変わらず放任ですが、こぼれ種から多数発芽するようになったので駐車場に定着したみたい。日当たりのよい乾燥気味の場所を好みますが、ある程度の耐陰性もあります。土質を選ばず、多肥は不要。病害虫も特になし。乾燥に強いので水やりも必要なし。雑草と言ってよいかもしれませんね(笑)。

「夏(7-9月)に茎の上部にまばらに数個(多くても10程度)の小穂のついた、先が垂れる円錐花序を形成する。小穂は細い枝で垂れ下がり、卵形から楕円形で長さ1-2cm、幅1cm位で、8-18個の小花でつくられている。小穂は左右から扁平だが鱗片はふくらんで厚みがある。一対の包穎のみやや濃く色づくが、他の護穎は淡い緑色から成熟すると黄褐色に変わり、光沢があって美しい〜Wikipediaのコバンソウ

耐寒性は強いのに、なぜか「本州中部以南に分布」するそうです。「互生する葉は細長い線状披針形で、基部は葉鞘となり赤紅色を帯びる」初めはやや這う感じで株元から線形の葉が叢生し、やがて細長い茎が直立します。「茎の上部の長い糸状の柄の先に、1〜2cmの偏平で卵状の小穂をまばらに数個垂れ下げる」イネ科のお花は風媒花ですから花びらは退化して、苞が変化した穎から雄しべと雌しべが出る両性花の小花があるだけ。緑色の鱗片が折り重なったように見える小穂は熟すと黄褐色になります。和名はこの様子を例えたものですが、扁平と入っても膨らみがあるので別名のタワラムギのほうがしっくりくるかな。

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1枚目は2008/11/22で、10月上旬に蒔いた種は発芽率がよく成長も早かったの。耐寒性が強いので、小苗ですが地植えにしました。2枚目は2009/05/02で、屋外で防寒なしで問題なく越冬して春から小穂を付けました。「小穂の一番下の2枚は苞が変化した苞穎で色が濃い。重なり合った鱗片が開き、雄蕊3本、雌蕊1本を出す。雌蕊先端は2つ裂けて羽毛状になる」う〜ん、まだ鱗片は開きかけで雌しべ、雄しべはチラッと見えるだけですね。

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3枚目は2009/05/09で、茎が立ち上がった全体像はこんな感じ。直立するので、草丈の割りに邪魔になりません。4枚目は2010/04/09で、今年もこぼれ種から元気に発芽♪この時期は雑草と間違えてよく引っこ抜いてしまうのです(汗)。5枚目は2010/05/21で、まばらとは言っても群生しますから小判というより黄緑色の虫が鈴なりw 花柄?はごく細いけれど、しなやかに風に揺れる様が風情があります。

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最後は2010/06/27で、色付きかけてだんだん小判らしくなってきました。ちなみに、同属の1年草に草丈が20cmと小型のヒメコバンソウがあります。やはり欧州原産の帰化植物で「コバンソウに似た小さな三角形の小穂をつけ、小穂を振るとかすかに音をたてるのでスズガヤとも呼ばれる」こちらもかわいらしいですね。←←←ここまでが過去記事でした〜。

「コバンソウの属名のBrizaはライムギのギリシャ名、種小名のmaximaは「最大の」という意味」だそうです。ライムギ(Secale cereale)とはサイズも見た目も共通点はないように思うのだけれど…。昨日から入梅して、今日も一日中雨です。晴れ間にコバンソウのめしべとおしべを撮影できるとよいな〜。

関連記事「コバンソウとヒメコバンソウ

コウリンタンポポの繁殖力

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コウリンタンポポ(Hieracium aurantiacum)は、明治時代に観賞用として導入された帰化植物です。涼しい気候を好むのか、北海道で広く野生化しているみたい。鋸歯のないへら形の根生葉はロゼット状、茎葉は互生します。葉にも茎にも総苞片にも白い毛が目立ちます。ヤナギタンポポ属ですが、お花の作りはタンポポと共通のようです。

上の画像は2011/06〜2014/05のコウリンタンポポで、「1株に何本かの花茎が立ち、その先に数個〜10個の花径2〜3cmの頭花を総状花序につける。頭花は舌状花のみ。小花は5枚の花弁がくっついた合弁花。5本のおしべの葯は合着して筒状になり、その中をめしべが伸び出す。めしべもおしべも黄色。めしべの先の柱頭は2裂しクルンと反り返る」

周辺の小花から咲き始め、初めの内は頭花の中心は蕾の集まりで赤く見えます。「周辺部の小花の花弁は大きめで濃いオレンジ色、付け根は黄色。中心部の小花は小さめで黄色」繁殖力の強い外来種なので、毒々しいと形容されることもあるのだけれど…。ケロはこういうくっきりした花色も好きだな〜。

ここからは「2010-10-22 紅輪蒲公英は黄橙色 コウリンタンポポの開花♪」の転載です〜。→→→コウリンタンポポは欧州原産の帰化植物で、空き地や道端に雑草化しているそうです。北海道に多く見られるみたい。「コウリンタンポポ(Hieracium aurantiacum)、キク科ヤナギタンポポ属、耐寒性多年草、草丈は30〜50cm、花期は6〜8月」へらの形をした根生葉は白い短毛が密生しロゼット状。花期には長い花茎を複数伸ばして、鮮やかなオレンジ色のお花を一つの茎に1〜3個咲かせます。別名がエフデギクとなっていることがありますが、キク科エミリア属の一年草であるベニニガナ=エミリア(カカリア)・コッキネアもエフデギクと呼ばれるので紛らわしいorz

ランナーで殖え広がり群生するらしく、検索すると北海道の大群落の画像がありました。花径2cmほどの小花ですが、クッキリとした橙色の舌状花が輪状に並びなかなかきれいなの。花色は赤からオレンジと濃淡の差があるらしい。ケロは見たことがないけれど、全国で野生化しているのだから繁殖力は抜群なはず。病害虫は特になし。多肥は不要。防寒なしで地植えで越冬可能。地植えにして根付けば放任で元気に育つ強健な野草です。繁殖は実生、株分けなどができます。

「コウリンタンポポは単為生殖で発芽率が高く繁殖力が強い」地下茎でもよく殖えるので、むしろ殖やさない工夫が必要かもしれません。日当たり、水はけ、通風のよい草地を好みますが、かなりの環境の変化にも順応できます。ちなみに見た目と性質がそっくりで、花色が黄色のキバナコウリンタンポポ(Hieracium pratense)は、コウリンタンポポよりさらに繁殖力が強いのだとか。

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1枚目は2009/09/10で、前の年の秋に種を蒔いた小苗です。発芽率は悪かったけれど、寒さには強くて無暖房の室内で順調に成長中。2枚目は2009/07/18で、花茎は先の方で分岐しその先端に3個くらいずつお花が付きます。茎にもつぼみにも短毛が密生していますね。3枚目は2009/08/29で、夏の暑さに負けず大株になってきました。葉は特に白い毛が目立ちます。

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4枚目は2010/06/27で、こちらは頂き物の苗を地植えにした方だと思う。黄色〜橙の花色がやや薄いかもです。コンクリート塀際で日照も通風も悪いのにさすがに丈夫♪最後は2010/10/16で、こちらは種から育てた方で花色が濃いように感じます。こちらもいつの間にか水生植物コーナーになってしまってほとんど湿地なのですが…。枯れません(汗)。植え替えなければと思っているうちに、ジリジリと日向へ進出してきましたw ←←←ここまでが過去記事でした〜。

「コウリンタンポポの属名のHieraciumはギリシャ語の鷹に由来し、「鷹がこの属の植物で目を洗うと考えられたことから名付けられた」種小名のaurantiacumは「黄色を帯びた橙色の」という意味」だそうです。種小名は花色から納得、でも属名の由来は意味不明(笑)。地下茎でもこぼれ種でも殖えます。ただ、夏の暑さのせいなのか爆殖はせず適度に殖え広がっています。まったく手がかからないのでズボラなケロにむいているのw

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サルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'の発芽率♪

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サルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'(Salvia lyrata 'Purple Volcano' )の原種であるサルビア リラータは「花が咲かないサルビア」と言われています。お花は見えないほど小さいのだとか。パープルボルケーノはその選抜品種で、あまり目立ちませんが淡いピンクのお花が咲きます。花色は青系統となっていることが多いけれど、ケロにはピンクっぽく見えるな〜。

1〜4枚目は2014/05のサルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'(Salvia lyrata 'Purple Volcano' )で、「伸ばした花茎に数段の輪散花序に白に近い薄いピンクの唇形花をつける。筒状の萼は上下に2裂。筒状の合弁花は5裂、上唇は小さくて2裂、下唇は3裂し中央の裂片は大きく前へ突き出す。長く伸び出すめしべは1本、花柱も2裂する柱頭も白。おしべは2対で4本、花糸は白で葯は赤褐色」萼は上がさらに3裂、下がさらに2裂して5裂しているのだとか。

萼、茎、花弁に細かい白い毛が生えています。ピンクにも見える葯は2個しか見えていない気がする。1対2本は退化しているのかも。下唇の中央の裂片は浅く切れ込んでいます。虫媒花なのでここがプラットホームになるのでしょうね。雄性先熟(おしべが先に成熟しその後に雌しべが成熟する)で自家受精を防いでいるそうです。

ここからは「2010-11-04 丈夫な耐寒性多年草タイプのサルビア サルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'」の転載です〜。→→→今朝の最低気温は4℃!寒いわけです。気分はすっかり初冬。日がさす日中は15℃を超えるのですが、朝晩はグッと冷え込みます。耐寒性のない植物から枯れ出して、暴れまくっていたホソバウンランやポテンティラの隙間にサルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'を発見!行方不明で消滅を心配していたのですが、しぶとく生き残っておりましたw
「サルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'(Salvia lyrata 'Purple Volcano' )、シソ科アキギリ属、耐寒性多年草、北米原産、草丈は30〜50cm、花期は4〜6月」サルビア・リラータには緑葉に赤紫の葉脈が走る品種もありますが、葉全体が赤紫〜黒紫に染まるカラーリーフがパープル・ボルケーノです。

「葉は下のほうで伸び、花茎は50cmまで伸びる。大きな葉はロゼット状になり、小さな葉が直立する花茎に対生する。葉は長さは15cm、幅は5cmになる。花は薄い青色で長さは25cmになる〜Wikipediaのサルビア・リラータ

英名はLyre-leaved sageで、葉のかたちが竪琴に似ているからだそうです。株元からロゼット状に出る根生葉はシワの寄ったヘラ形。生育条件によって変化する濃い紫の葉色を楽しみます。春〜初夏に長い穂状の花茎を伸ばして、紫の苞から淡い青紫〜白の小花を咲かせます。耐寒性、耐暑性があり、病害虫は特になし。日当たりと水はけのよい場所に地植えにすれば放任でOKでしょう。

日に当てたほうが葉色が生えるようですが、耐陰性もけっこうあります。繁殖は実生か株分け、発芽率がよいので種も売られていますね。こぼれダネからも殖えるはずなのですが、ケロは残念ながら経験ありません。梅雨時の多湿にも、猛暑日続きの夏にも耐えられるので、耐湿性や耐乾性もあり。

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1枚目は2009/06/23で、頂き物の小苗をポリポットに仮植えしました。表面に白い短毛が密生する卵形の葉は緑で、先の方がやや赤みがかっています。この後地植えにしたのですが、周囲の野草に覆い尽くされて行方不明orz 2枚目は2010/05/15で、半日陰でも生き延びて半枯れ状態で越冬、気がついたら翌春にはお花が咲いていました。「数段の輪状花序に藤色〜青色の唇形花を咲かせる」う〜ん、ピンボケですが薄いピンクに見える。褐色の苞が目立っていますね。

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最後は2010/10/23で、夏に再び見失ったパープル・ボルケーノを再発見(汗)。くすんだ赤茶色で地上部分は枯れかけているのかな。虫にも食われている模様。日陰&高温多湿という生育環境に耐えるのですから、かなり強健です。来年は大株に育ってこぼれ種から殖えてくれるとよいな。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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サルビア・リラータ 'パープル・ボルケーノ'(Salvia lyrata 'Purple Volcano' )は、ロゼット状の根生葉が濃い黒紫で皺がよったようなゴワゴワした質感です。葉にも白の繊毛があります。花後にできる黒い粒状の種子は発芽率が高く、株分けしなくても実生で増殖OK。非常に丈夫で、こぼれ種から発芽して殖え広がります。カラーリーフで、葉は長楕円形だったり粗い切れ込みがあったり、波打ったり平板だったりと色も形も変化するの。ケロ的には最後の画像の葉色がお気に入りです♪

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クラリセージ=サルビア・スクラレア=オニサルビア

スズランもドイツスズランも半日陰向きかな

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スズラン(Convallaria keiskei)は土が合わないと育てにくいと思っていましたが、乾燥に耐えて毎年咲いてくれます。半日陰に植えて正解だったかも。地下茎でどんどん殖え広がることもなく扱い易いです。上の画像は2014/04のスズランで、「花柄の先に釣鐘状の白花を総状花序に付ける。花冠の先は浅く6裂。黄色い子房からめしべが伸び、花柱も柱頭も白。おしべは6本で花糸も葯も白」群馬ではお花は5月半ばまででおしまいです。

ここからは「2010-05-15 和名は君影草 スズランVSドイツスズラン」の転載です〜。→→→今朝は冷え込みましたが、お昼からは初夏の陽気になるようです。去年は夏に山野草を植えつけて失敗しちゃったので、今年の植え付けは梅雨の前で打ち切り予定。あとひと月くらいしかないので、今日もお店へ行ってこよう(笑)。在来種のスズランは、子供時代に家族で春先にスズラン狩りをした記憶があります。花の形が「鈴」、葉の形が「蘭」に似ていることから命名されました。うつむき加減に咲く姿から和名は君影草。致死性のある毒性の強い毒草としても知られています。

「スズラン(Convallaria keiskei)、ユリ科スズラン属、耐寒性多年草、日本原産、草丈は20〜30cm、花期は4〜6月」長楕円形の根生葉が2枚伸び、葉より低い位置に花茎cmほどの小花を10個ほど総状につけます。BSで苗を譲っていただいたのですが、植え付けが夏になっちゃって…。

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1枚目は2009/07/26で、苗の状態はとても良いのですがじきに枯れましたorz 花付きを考えるとある程度日が当たる落葉樹の株元がよいはず。でも、35℃を越す夏場なので、塀際の半日陰に植えたの。水切れにも注意しましたが、高温に耐えられなかった模様。

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冬は存在自体が忘れられていて、からからに乾燥したはずですが生き延びました。地植えにすればあまり神経質にならなくてもよいです。で、いつの間にか開花中♪2枚目は2010/05/10で、和風にヒッソリと咲いていて風情があります。広鐘形の白花で、先端は6裂して反り返り芳香があるの。暑さを嫌い、本州中部以北に分布します。夏越しを心配したのですが、意外と丈夫です。病害虫の被害も特に泣く、地下茎で殖え広がります。10〜11月に株分けして殖やせますが、これはまだ先のお話しですね。

「スズラン属の日本在来種はConvallaria keiskeiのみであり、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。北海道を代表する花として知られる。観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン(C. majalis)である。日本に野生するスズランと比べると大型で、花の香りが強い。またスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。花色は白が普通だが桃、紅などもあり、葉に斑(縞)の入った品種もある〜Wikipediaのスズラン

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「ドイツスズラン(Convallaria majalis)、ユリ科スズラン属、耐寒性多年草、欧州原産、草丈は30cm前後、花期は4〜6月」花色は白が基本ですが、ピンクのピンクスズランもあります。1枚目は2008/04/26で、ポット苗を買って来て植えつけました。夏の直射日光の当たる乾燥気味のところに植えちゃった(汗)。しかし、ドイツスズランは耐暑性も耐乾性もあって、在来種のスズランよりも強健です。

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2枚目は2009/04/17で、花茎も長く伸びるのでお花も目立ちますね。最後は2010/05/05で、4月から咲き始めて5月にはお花は終わりです。植え場所の問題もあるのかな。本来は地下茎でよく殖えるはずですが、殖え方は地味でサイズも大きくはなりません。ま、枯れる心配はないので見守ってみよう。丈夫さではドイツスズラン、楚々とした雰囲気ではスズランに軍配が上がりそうです。←←←ここまでが過去記事でした〜。

下の画像は2014/04のドイツスズラン(Convallaria majalis)で、お花の作りはスズランとほぼ同じ。どちらもおしべの付け根がピンク色のはずなんだけど、画像ではわかりません。特にドイツスズランは葯が子房を囲んでいて白一色に見えます。来年は解剖してピンクの斑を確認したいです。ドイツスズランは日向に植えたせいか、徐々に弱ってきた感あり。半日陰に植え替えてあげたほうがよいのかな〜。

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追記です〜。ドライフラワーになりかけのスズランのお花を解剖してみました。子房は膨らんで黄緑色、もう少しするとさらに膨らんで緑色になります。6本のおしべは花糸も葯も白、花糸はごく短くてほとんど見えません。で、おしべの付け根なのですが…。ピンクじゃなくって白。品種によって差があるのかな?時期的な問題なのかな?来年は咲き初めに解剖してみなくっちゃ。

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スズランとドイツスズラン?

イフェイオン・パルビフローラは花期が異なるの?

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イフェイオン・パルビフローラ(Ipheion parviflora)は白花のハナニラです。シャープな印象の花皮片は中央を縦に黄緑色のラインが走って爽やか♪イフェイオン属ではなくトリスタグマ属に分類されていることもあるみたい。ハナニラの仲間で最も出回っているイフェイオン・ユニフロラム(Ipheion uniflorum)の園芸品種は花期が3〜4がつです。でも、パルビフローラは12〜3月と開花が早く長く咲き続けるはず。

1枚目は2010/12/30で、鉢植えの室内管理で12月から開花。「花皮片は6枚、おしべは6本で葯は黄色、めしべは1本で柱頭は白」開ききらない感じで咲いています。2枚目は2012/02/28で、地植えにして2月には開花。花皮片の外側から見ると、中央のラインが黄緑ではなく赤褐色です。もしかしてパルビフローラではなく褪色したピンクスターかな?3枚目は2012/03/01で、地植えでほぼ平開していますが黄緑色のラインは薄い。どうもきれいに咲いてくれないの…。

ここからは「2010-02-11 今年に期待したいハナニラ イフェイオン・ピンクスターとパルビフローラ」の転載です〜。→→→一昨日は最高気温が23℃まで上がりましたが、今日は3〜5℃の予報です。朝は寒くなかったけれど、曇り&雨でほとんど気温は上昇しないみたい。駐車場のイフェイオンは遠めには白花と青花に見えます。確か、もともと生えていたはずで、品種不明です。デジカメの画像で見ると白花も薄く青みがかっていました。花弁の中央を走るラインも薄っすらとした青です。普通は分球で殖えるので、花色が混じらないはずですけれど…。完全に放任なので、こぼれ種からの発芽もあって交雑しているのかな?それとも、みんな基本の青花種で花色の濃淡の差があるだけとか?

純白のイフェイオンの実物をケロの目で確かめたくて、東樹園の球根半額セールで買ってきました。「イフェイオン・パルビフローラ(Ipheion parviflora)、ユリ科イフェイオン属、耐寒性多年草、秋植え球根、南米原産、草丈は10cm前後、花期は1〜3月。」早咲きで年内から開花し始めるのだとか。黄花ハナニラのセロウィアナムより耐寒性は強いけれど、花期は似ています。休眠中の夏は水やりを控えますが、カラカラに乾燥させると弱るそうです。地植えならば、よほど雨が降らない場合を除いて放置して大丈夫なのではないかな。

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画像は2009/12/13です。5球ありますが、あまり状態はよくありません。ま、半額だし、丈夫だから何とかなるでしょう。花期が早いので、今年の開花はなしで来春のお楽しみになりますね。先が尖った花弁は幅がやや狭くてスマート、中央に緑のラインが入るらしいの。

いろいろな品種があって花色も豊富ですが、どれも丈夫で枯らす心配がなくてケロ向きです。2008/12にも半額セールでピンクのハナニラを購入しました。「イフェイオン・ユニフロラム・ピンクスター(Ipheion uniflorum 'Pink Star')、草丈は20cm前後、花期は3〜4月。」草丈と花期以外はパルビフローラと共通です。こちらは花期と花茎を伸ばす点が基本の青花種と同様です。

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植え付け適期の9〜10月を大きく遅れて地植えにしましたが、1年目から開花してくれたの。ただ、花つきはショボショボだったかな。根を張って球根が充実した2年目以降に期待したいです。画像は2009/04/17です。花色が薄い気がする。もう一枚は2009/05/01で、時間が経つと褪色して花弁の色が抜け裏の臙脂色のラインだけが残ります。←←←ここまでが過去記事でした〜。

イフェイオン・パルビフローラ(Ipheion parviflora)のお花を今年は確認していません。パルビフローラが特に弱いという情報はないので、地植えのハナニラが消えるとは思えないの。考えられるのは、花期にドカ雪が積もっていた。花茎が短いので他の白花のハナニラに埋もれている。そんなところなんじゃないのかな。来年は早い時期からチェックして、植え場所にラベルを立てよう。

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イフェイオン・ピンクスターも爆殖系♪
イフェイオン・パルビフローラ
イフェイオン・パルビフローラの消滅orz

スノーフレークは大株に育ちます

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スノーフレーク=レウコジウム・エスティバム(Leucojum aestivum)は、非常に強健で空き地などで雑草化しています。ひとつの花茎に3〜4個つける白花は釣鐘状でスズランに、鈍頭で幅がある細長い帯状の葉がスイセンに似ているから、スズランズイセンと呼ばれるほうが多いかも。

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花茎の先の苞から伸びる花柄に、少し膨らんだ深緑色の子房と純白の花皮片の小さなお花がぶら下がります。花皮片の先端に緑色の斑が入るのがおしゃれ♪花径は1.5cmほど、うつむきがちで咲き進んでも完全には開ききりません。「おしべは6本で花糸は白、葯は黄色。めしべは1本、花柱は白で先が黄緑色、柱頭は白」めしべが白、黄緑、白となっているのがわかるかな〜。

ここからは「2010-03-21 オオマツユキソウは寒さに強い! スノーフレークの開花♪」の転載です〜。→→→今日は風力6!風の強い一日でした。カエルさんのトロフネをセットしていると、スノーフレークのお花が目に付きました。行方不明になって、消えたかと思って苗を去年買ったのに…。何事もなかったかのように咲いています。強健ですから、やはり生き残っていた模様。「スノーフレーク(Leucojum aestivum)、ヒガンバナ科スノーフレーク属、耐寒性多年草、和名はオオマツユキソウ、原産地は欧州南部、草丈は30〜50cm、花期は3〜5月」

背が低く、夏植え秋咲きの桃花の品種もあります。でも、流通しているのは秋植え春咲きの白花の品種だけみたい。レウコジウム・エスティバムという品種らしいです。葉と球根がスイセンに、お花はスズランに似ているのでスズランスイセンと呼ばれることも多いかな。寒さに強くて、防寒なしで越冬可能。乾燥にも多湿にもかなり耐えられます。病害虫は特になく、植えっぱなしでOK。自然分球で繁殖します。球根が混んで花付きが悪くなったら、葉が枯れた後で掘り上げて乾燥保存→秋に植え替えです。掘り上げなくても夏に腐ることはないので、手のかからない植えっぱなし球根と言えますね。

「花期は春で白いスズランのような花が咲く。花弁の先端には緑の斑点がある。秋植の球根草であるが、数年くらいは植えたままでも差し支えない。本種と名前の似たスノードロップ(マツユキソウ)という球根草もあり、これと混同しないよう注意が必要である〜Wikipediaのスノーフレーク

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画像は2010/03/21です。細長い根生葉は先が丸く、ちょっとくすんだモスグリーンでスイセンそっくり。散形花序で一本の花茎に2〜8個の花が付くのだとか。花径1〜1.5cmの釣鐘状のお花がうつむきがちに咲き、純白の花弁に緑の斑点がグッドコントラスト♪日当たりが悪いので、一本の花茎に2個のお花しか付いていません…。ちなみに、去年の購入苗はまだ咲いていませんが、順調に葉を伸ばしています。とにかく丈夫で、近所の空き地や道端で雑草化しているの(笑)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

スノーフレークの仲間には草丈の低いレウコジウム・ウェルヌム(Leucojum vernum)、遅咲きでお花の大きなレウコジウム・エスティバム 'グレヴタイ・ジャイアント'(Leucojum aestivum 'Gravetye Giant')などがあるそうです。アキザキスノーフレークはレウコジウム・アウツムナーレ(Leucojum autumnalis)となっていることもありますが、アキス属のアキス・アウツムナーレ(Acis autumnalis)に分類されるみたい。種小名のautumnalisはオータム(秋)に因みます。

ケロの駐車場のスノーフレークは一番普通のレウコジウム・エスティバム(Leucojum aestivum)でしょう。「属名のLeucojumは白いスミレの意味(花が白色でスミレに似た芳香を放つ)、種小名のaestivumは夏の意味」だそうです。原産地での花期が夏なので英名はサマースノーフレーク(Summer snowflake)となるのでした。来年はさらに大株になり、花付きもますますよくなると思うな♪

関連記事「スノーフレーク・エスティバムは丈夫ですけれども…
スノードロップはガランサス・ニバリスかな?
スノーフレークの苞

サギゴケの繁殖力はいろいろ

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サギゴケ(Mazus miquelii)は、匍匐茎で殖えてグラウンドカバーに使えます。粗い鋸歯のある楕円形の葉は、冬に傷みますがほぼ常緑で踏み付けにも耐えるの。学名をカタカナ読みすると、マズス・ミクエリイ。花色は紫花のムラサキサギゴケ(Mazus miquelii)が基本、白花のサギゴケ(Mazus miquelii f. albiflorus)や桃花のモモイロサギゴケ(Mazus miquelii f. roseus)といった品種もあります。

上の画像は2013と2014のサギゴケで、「唇形花の上唇は小さめで立ち上がり2裂、下唇は大きく伸びだし3裂。 下唇の中央は2列に盛り上がり細かな毛が密生、黄色の斑が目立つ。おしべは花糸も葯も白で4本。めしべは白で柱頭は扁平、上唇に沿っておしべに覆いかぶさる位置にある」う〜ん、ケロの画像では葯と柱頭がかろうじて見えるかどうか…。分解してみようかな〜。

ここからは「2010-05-19 湿地のグラウンドカバー向き サギゴケの花色はいろいろ」の転載です〜。→→→レインコールかな?アマガエルが窓の前で「ケエッ、ケエッ、ケエッ」と元気に鳴いている。癒されます(笑)。カエルさんに似合う湿生植物も殖えてきました。サギゴケは去年BSで3種類セットでお譲りいただいたのですが、1年目はパッとしなかったの。5月の始めに植えつけたときは根付くかかなり心配→6月には地味に成長→季節はずれの7月にポツポツ開花→秋に葉が紅葉した後に茶色くなっておしまい→冬は忘れられて強乾燥。そんなパターンでした。

「サギゴケ(Mazus miquelii)、ゴマノハグサ科サギゴケ属、耐寒性常緑多年草、草丈は5cmほど、花期は4〜5月、別名はクリーピング・マズス」本州以南の湿った草地や水田の畦に生えている湿生植物です。語源は「花が鷺に、茎が匍匐して葉が地表を覆う様がコケに似ているから」だそうです。匍匐茎を出して地を這うように殖え広がり、湿り気のある場所のグラウンドカバーに使えます。成長が早く踏み付けにもある程度耐えるし、病害虫は特になし。耐寒性も耐暑性もあるので、水切れにさえ注意すれば手間なしです。

ええと、「走出枝(ランナー)は匍匐茎(ストロン)の一種。親株から出た茎が地表面を這うように長く伸びて、先端の節から芽や根が生じ子株になったもの」だそうですが、走出枝と匍匐茎は使い分けられていないことも多いです。ケロはもちろんアバウトに使ってます(汗)。草丈が約15cmとなっていることもあるけれど、茎・葉・花ともに地を這って立ち上がりませんよ。生育環境によるのかな?鋸歯のある楕円形の葉は「茎では互生、匍匐茎では対生」なんですって。

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花茎の先に花径2cmほどの白い唇形花をつけます。「上唇は2裂し、下唇は3裂して大きく下に伸びる。下唇の中央は盛り上がり、毛が生え黄色い斑が入いる」ポッテリとしたお花が一面に咲くのでけっこう目だちます。日向〜半日陰の湿り気のある場所を好みますが、普通に地植えや鉢植えで育ちます。冬はからからに乾燥した気候なのですが、トロフネにお水を足すときにこぼれていたのかな。暖地では常緑ですが、北関東では地上部分は枯れます。生死不明だったのですが、春にいっせいに開花してくれました♪画像は2010/04/24で、4月初めから咲き始めたお花が満開です。

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アップにしてみました。中央の黄色い斑がチャームポイントかな。4枚目はムラサキサギゴケです。下唇の中央は盛り上がりは白でくすんだオレンジ色の斑が入ります。5枚目はムラサキサギゴケに似ていますが、花色はピンク。同属のトキワハゼと違って、上唇が深く2裂しているのがわかりますね。花付きがよく、花期も長めです。思った以上に乾燥に耐えるので、手間のかからない丈夫な湿生植物と言ってよいでしょう。株分けや挿し木で殖やせますが、放置しても匍匐茎でドンドン勢力範囲を広げていきます。殖やさない工夫のほうが必要かもですw ←←←ここまでが過去記事でした〜。

サギゴケは白花をさすのが普通ですが、基本種はムラサキサギゴケ(Mazus miquelii)で、「花弁は紫色。下唇中央の2列の盛り上がりは白、細かい毛が生えオレンジ色の斑が入る」花弁の色が薄くピンクに近いものはモモイロサギゴケ(Mazus miquelii f. roseus)と区別してるみたい。「属名のMazusは「花冠の喉の突起」に、種小名のmiqueliiはオランダ人植物研究家の「ミケル」に由来する」のだとか。

繁殖力は白花>紫花>桃花の順です。なぜか、基本種の紫花を白花のサギゴケ(Mazus miquelii f. albiflorus)が圧倒しているの。サギゴケは湿生植物ですが、乾燥にもけっこう耐えられます。暑さ・寒さ・病気にも強く、繁殖力はあるけれど暴れるほどではありません。地植えにすれば、極端な乾燥さえなければ水遣りも不要。なかなか優れもののグラウンドカバーですが、3種類植えてもいつの間にか白花だけになるのが残念…。選択的に除草して、紫花と桃花は保護したほうがよいみたいです。

追記です〜。ケロ的にはサギゴケというネーミングがピンときませんでした。だけど、咲き進んで上唇が反り返り、下唇がはっきりと3裂すると下の画像のようになります。なるほど〜、メタボの鷺に見えないこともありません(笑)。

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関連記事「サギゴケの花色は多彩です〜
サギゴケ=マズス・ミクエリイは白花が最強!

イベリス・センペルヴイレンスはとっても丈夫!

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イベリス・センペルヴイレンス(Iberis sempervirens)は、多年草タイプのイベリスです。上の画像は2013と2014のイベリス・センペルヴイレンスで、「小花は散房花序に付き、花柄は周辺のものはやや長く、中央のものは短い。4枚の花弁は重ならないように、外側2枚が大きく内側の2枚は小さい」アブラナ科)の花なので、「めしべ1本、おしべ6本、花弁4枚、萼片4枚」のはず。

外側から中央へと咲き進み、中央に集まる蕾は初めの内は赤褐色。蕾が残る咲き始めも、すべてのお花が開ききった満開時も、どちらもかわいらしくきれいに咲き続けるの。画像では「おしべの花糸の白と葯の黄色、めしべの花柱と少し膨らむ柱頭は白」がかろうじて見えるかも。英名は常緑キャンディタフト(Evergreen candytuft)、種小名のsempervirensは「常緑の」という意味。互生する長楕円形の葉は、群馬では半常緑かな。

ここからは「2010-09-16 イベリスには多年草と1年草があります イベリス・センペルヴイレンスは強健種♪」の転載です〜。→→→原産地のひとつであるイベリア半島を語源とするイベリスには、多年草と秋蒔き1年草とがあります。別名は、上に伸びるタイプの1年草は砂糖菓子のような花序の形からキャンディタフト、横に広がる多年草は常緑で白い小花が集まっているからトキワナズナ。

草丈は前者が20〜40(切花にする品種は40〜60)cm、後者は10〜20cm。草丈に差はありますが、性質やお花の見た目には共通点が多いです。どちらも寒さには強く、多数の小花が半球状に盛り上がって咲く花序が華やかです。耐暑性がなくて夏に枯れるのが1年草に、ある程度の耐暑性があって宿根化するのが多年草になります。

1年草で出回っているのは、芳香のある白花のイベリス・アマラ(Iberis amara)、白、桃、赤、紫と花色が豊富なイベリス・ウンベラータ(Iberis umbellata)。耐寒性1年草で秋に種を蒔きますが、移植を嫌うので直播きかポット苗にして小苗の内に植え替えるのだとか。多年草は常緑の這い性で白花のイベリス・センペルヴイレンス(Iberis sempervirens)。花色の基本は白ですが、ピンクもあります。いずれも日当たりと水はけの良い弱アルカリ性の場所を好みます。

「酸性土壌は苦土石灰で中和しておく」とありますが、これは気にしなくても大丈夫。地中海沿岸原産の植物にはこの注意書きが入りますが、ケロは酸性土壌が原因で枯らした記憶はないよ。ま、丈夫なものしか植えておりませんけれどw 駐車場に生えているのは、お店で買って来た多年草タイプのイベリス・センペルヴイレンスです。「イベリス・センペルヴイレンス(Iberis sempervirens)、アブラナ科イベリス属、耐寒性多年草、原産地は地中海沿岸〜西アジア、草丈は10〜20cm、花期は3〜5月」

耐寒温度は−15〜20℃なのでかなり寒さに強いはず。霜除けするとありますが、−7℃の群馬の冬は防寒なしで乗り切れます。半枯れ状態になりますが、何とか常緑で冬越し可能。高温多湿を嫌うのでロックガーデン向き、耐暑性は弱いので西日が当たらない植え場所を選ぶともありますが…。意外と暑さにも耐えます。考えなしに西日の当たるところに植えましたが、連日猛暑の今年の夏も生き延びた模様。かなり傷んでいるけれど、秋に回復してくれそうです(汗)。大株になると夏越しが難しいみたいなので、そろそろ株分けか挿し木で更新した方がよいのでしょうね。お気に入りなので、来春には忘れずに実行しなくては。

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1枚目は2008/08/01で、春に地植えにして少しお花が咲いたのですが暑さでバテバテ。細長い線形の葉が詰まって互生しています。2枚目は2009/04/17で、秋にやや回復して冬は半枯れ状態。植え場所も悪く、防寒もしなかったのですが春に元気に復活してくれました。病害虫は特になく、多肥は不要。摘芯をし忘れたのですが、多花性で花付きがよいの。花径1cmほどの小花が密に集まって3〜5cmの散房花序を付けます。

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最後は2010/04/09で、3年目も無事に開花♪長短2枚ずつ(外側の2枚が大きく、内側の2枚は小さい)の4弁花、真ん中の葯の黄色がアクセントかな。繁殖力に勝るシバザクラがグランドカバーに使われることが増えて、イベリスはマイナーになりつつあるそうです。でも、あまり暴れて殖え広がらないのはメリットでもあります。巷で言われているよりも夏越しは容易で、育てやすい強健な多年草と言ってもよいのではないでしょうか。←←←ここまでが過去記事でした〜。

イベリス・センペルヴイレンス(Iberis sempervirens)は、高温多湿によく耐え花つきがとてもよいです。繁殖力はあるけれど、暴れるほどではなくジリジリと殖え広がります。寿命の長い宿根草で、大株になっても中心部から枯れこむこともない。扱いやすくてグラウンドカバーに最適だと思うのです。道路際の植栽にも使われています。イベリス・センペルヴイレンスの基本種は白花ですが、紅色や八重咲きの園芸品種もあるのだとか。欲しいんだけど、通販でも見かけないな〜(涙)。

関連記事「イベリス・センペルヴイレンスの繁殖力
センダイハギとイベリスの画像

ポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’の花色♪

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ポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’(Potentilla nepalensis 'Melton Fire')は、数あるポテンティラの仲間の内でも花色が素敵♪丈夫で地植えにすればまったく手間なし。株の寿命は長くて、お花もきれいに咲き続けます。上の画像は2013/06/01のポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’で、「よく分岐する茎は50cmくらいとけっこう大型になる。枝先に花径3cmほどの5弁花を集散花序につける。花弁の付け根は赤く先の方はピンクで、赤い花脈が走る。花の中心の花床に密生するめしべはこげ茶色。花床周辺には何本ものおしべがあり、花糸はこげ茶色、葯は中央がピンクで縁は黄色〜褪色するとこげ茶色」

お花の中心の黒に近いこげ茶色〜赤〜ピンクのグラデュエーションが素敵♪ポテンティラは品種が多くて性質もいろいろのようです。ポテンティラ・ベルナ(Potontilla verna)=セイヨウヘビイチゴはランナーによる繁殖力が旺盛でグラウンドカバー向き。一方、ポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’は大株に育ちましたが、ランナーで爆殖する気配はありません。株分けで殖やすのかな。こぼれ種からの繁殖もないように思います。過去記事は訂正したほうがよいのかも(汗)。

ここからは「2010-06-27 園芸品種がいっぱいの丈夫な宿根草 ポテンティラ・メルトンファイアの開花♪」の転載です〜。→→→以前はヘビイチゴが生えていた駐車場ですが、ポテンティラが取って代わろうとしています。ヘビイチゴもがんばっていますが、草丈や繁殖力でポテンティラに圧倒されているみたい。寒さに強く、暑さや乾燥にも耐えます。土質を選ばず、病害虫穂特になし。日当たりと水はけのよい場所を好みますが、ある程度の耐陰性もあります。株元から放射状にランナーを出して殖え広がるのでグラウンドカバーにもできるのだとか。ポテンティラ・ベルナが繁殖力の点ではNo1かもしれません。

「学名のPotentillaは、Potent(薬がよく効く、強い)を意味し、薬効があること」に由来するとありました。昔は根を緊急用の食物として利用した種類もあるのだとか。ハーブになるのでしょうか?今ではもっぱら観賞用となっています。耐寒性が−20℃くらいあるので、地植えにすれば放任できます。「常緑性だが冬に葉は銅色に紅葉する」

う〜ん、霜に当たって半枯れ状態だったように思うのですが記憶があいまい(笑)。多湿を嫌うので、梅雨時の蒸れに注意が必要らしいけれど…。お水をタップリあげている湿生植物コーナーの周辺でも元気に育っています。多湿にもけっこう耐えられます。品種によって性質に差があるのかもしれませんね。

花色は赤、オレンジ、黄色、白といろいろあります。繁殖は実生、株分け、挿し木など。ランナーを使った挿し木が手軽ですが、放任してもランナーで勢力範囲を広げていきます。ケロはヤフオクでゲットしてきた種を蒔きました。「ポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’(Potentilla nepalensis ‘Melton Fire’)、バラ科キジムシロ属、耐寒性多年草or低木、草丈は40〜60cm、花期は5〜7月」

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中心のストロベリーレッド&周りのレモン色がかった赤のバイカラーがかわいらしい♪「発芽適温:15〜20℃、発芽まで:14〜30日、春蒔き(4月〜5月)、秋蒔き(9月〜10月中旬)」2008/10/05の種まきで、2008/10/10に発芽。1枚目は2009/03/14で、小苗も寒さに強く問題なく育ってくれました。根生葉は3出複葉に見えます。2枚目は2009/08/29で、地植えにするとワイルドな感じ。イチゴそっくりの5出複葉で、小葉は粗い鋸歯のある長楕円形。成長すると小葉の数って変わるの?

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3枚目は2010/06/04で、種まきの翌年から開花です。花径3cm程度の五弁花で、中心から黒、赤、ピンクに見えておしべのやくも目立っています。後ろはコンフリーのお花です。最後は2010/06/11で、あちこちで咲き始め今も開花中♪花つきはよいのですが、茎が伸びるのでややまばらな印象があるかな。

メルトンファイアーの他に、やはり種から育てたいた頂き物のポテンティラ・アルゲンテア(Potentilla argentea)もあります。こちらは羽状複葉でしょうか。葉は深く細かく切れ込んでいます。開花は来年になるみたい。葉の感じからしてこちらは多湿に注意した方がよいかもです。

ケロは黒系統のお花が好みでして…。ポテンティラ・モナークスベルベット(Potentilla thurberi 'Monarch's Velvet' )は好感度が高いです。「鮮やかなクリムソンレッドの花びらに黒に近いダークレッドの目が入る非常に個性的な花色」よいですね〜。種が募集されるとよいな(笑)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ポテンティラの原種を検索すると、ポテンティラ・メガランサ(Potentilla megalantha)=チシマキンバイ、ポテンティラ・レクタ(Potentilla recta)=オオヘビイチゴ=サルファーシンクフォイル、ポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)、ポテンティラ・アウレア(Potentilla aurea)、ポテンティラ・グランデュローサ(Potentilla glandulosa)、ポテンティラ・アトロサンギネア(Potentilla atrosanguinea)などなど、きりがありません(笑)。

ポテンティラ・ネパレンシスやポテンティラ・アトロサンギネアに園芸品種が多いみたい。ポテンティラ・スカーレットスターリット(Potentilla atrosanguinea var. argyrophylla 'Scarlet Starlit')の赤花もよいな〜。通販ページの通りの花色が出るのかな?確認してみたいな〜。ま、その前にポテンティラ・ネパレンシス‘メルトンファイアー’の種をまじめに採集しなくっちゃ。

関連記事「ポテンティラ・種子から栽培・その1
ポテンティラ・アルゲンテアの発芽率

サラダバーネットの発芽率は悪くないけれど…

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サラダバーネット(Sanguisorba minor)は、サラダやハーブティーに利用するハーブですが…。ケロ的にはワレモコウ(Sanguisorba officinalis)に似た小さなお花がお気に入りでした。上の画像は2009/07/05のサラダバーネットで、「細長い花茎の先に球状の頭状花序をつける。花弁が退化した小花は上部のものが雌花で赤みがかった花柱が、下部のものは雄花では黄色い葯が目立つ」

たぶん黄緑色で縁が白っぽい萼は4枚で、花弁のように開きます。めしべは1本で、柱頭が糸状に細かく裂けているように見えます。めしべは最初は白っぽくて、やがて赤くなります。色が薄くて、最期までピンクのタイプもあるみたい。おしべは多数で、花糸はピンク、葯は黄色。開花したての頃は花糸は絡まるように収納されていて、鮮やかな黄色の葯だけが目に付きます。で、時間の経過とともに花糸が長く伸び出して、色あせた葯がぶら下がるようになるの。画像は上部の雌花が咲き始めたところで、下部の雄花はまだ閉じています。

ここからは「2010-08-06 爆殖系のハーブと言えば… サラダバーネットはこぼれ種で殖えます」の転載です〜。→→→サラダバーネットは全草にキュウリに似たさわやかな香りがあり、花が咲く前の若い葉はサラダやスープの風味づけに使われます。ビタミンCを含み、ハーブティーにすると強壮、消化促進、利尿などの効果があるのだとか。タンニンも含むので止血効果もあるそうです。「欧州では踏むと空中に芳香を漂わせるのであぜ道に植えた」這い性ではないからグラウンドカバーにはならないし、香りもそれほど強くないと思うのだけれど…。「サラダバーネット(Sanguisorba minor)、バラ科ワレモコウ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、草丈は30〜90cm、花期は5〜6月」ドライフラワーにもできるお花はワレモコウに似ているので、別名はオランダワレモコウ。

冬に地上部分は消えますが、耐寒性があって群馬では防寒なしで越冬して春に新芽が出ます。高温多湿を嫌うそうですが、地植えにして放置してありますが問題ありません。梅雨時も真夏も枯れた経験はなし。35℃を超える猛暑日が何日も続きますが、耐えられます。ある程度の耐陰性もあるので、夏の直射日光が当たらない場所の方がよいかもしれません。収穫を兼ねて梅雨前に切り戻すのもよいです。病害虫は特になく、土質を選ばず多肥も不要。こぼれ種から発芽するほど発芽率がよいので、繁殖は株分けでも種まきでもOK。どちらも適期は春か秋です。鋸歯のある楕円形の小葉に分かれた長い複葉が放射状に出て、その中央に直立する花茎の先に小花が集まった花穂を付ける。花弁は退化しており黄緑色の萼から赤い花柱が飛び出します。

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1枚目は2007/09/02で、秋に買って来た小苗を植えつけたのだったかな?冬越しは全く心配していなかったのに、春になっても芽は出てこなかったorz 2枚目は2008/06/06で、こぼれ種から発芽したらしき小苗をポリポットに保護しました。3枚目は2008/07/05で、枯れかけていた小苗は復活して再度地植えにしたのでした。4枚目は2008/08/14で、完全復活♪高温多湿にはけっこう強いように思います。

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その後、冬には枯れて不安だったのですが、2009/03/20にはきれいな新葉が生えそろいました。赤みがかった葉軸に濃い緑色の小葉が鮮やかです。2009/05/01には草丈80cmほどで、横にも広がっています。最後は2009.05.30で、花びらのように見える黄緑色のがくと赤い花柱のかわいらしい小花が密生します。7月まで咲き続けていました。そして、今年はこぼれ種からあちこちで発芽しまして、いつの間にか草丈1mほどの株が何株か育っておりまして…。場所をとるのでやむなくザクザクと切り戻しました。1年目は様子を見ながらケアが必要ですが、2年目以降は環境に順応して爆殖します。ケロ向きのハーブと言えますね(笑)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

サラダバーネットは根生する羽状複葉も、赤い葉軸と濃い緑の小葉のコントラストが目に鮮やか。発芽率もよさそうなので、油断していたらいつの間にか消えちゃいましたorz 雄花が咲いている様子も記録しておきたかったな〜。スペースを取るのでザクザク切り戻したのがいけなかったのかも。種を採集するか、株分けで予備の株を準備しておくべきでした…。そろそろ店頭にハーブの苗が並ぶ季節になりました。ホームセンターで物色してこよう。ちなみに、サラダバーネット(Salad burnet)というのは英名なのですね。

関連記事「ハーブのサラダバーネットは消滅?

八重咲きのヤグルマギクもいろいろ

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ヤグルマギク(Centaurea cyanus)は一重咲きの青花が基本で、草丈があります。茎の上の方に互生する葉は線状の披針形でスラリとした印象ですが、茎の下の方にある葉は幅のある倒卵形で羽状に裂けボリュームがあるの。これに対して、ヤグルマギクの園芸品種の多くは八重咲きで、草丈も40cmほどの矮性種もあります。流通している園芸品種の種の多くは、福岡県の平山権太郎氏が選抜育種した平山寒咲八重矢車草なのだとか。

1枚目の画像は八重咲きのヤグルマギクの赤花で、舌状花に見える周辺部の筒状花の数が多いのです。咲き初めなので中心部の筒状花は閉じているものもあります。開花した中心部の筒状花には臙脂色の集葯雄ずいが目立ち、その先から白い花粉を押し出しながらめしべが伸びだしてきます。柱頭は2裂するはず。2・3枚目はピンクの半八重咲き、舌状花に見える周辺部の筒状花の数は個体差があります。交雑しているのかな?鱗状の総苞片は白い毛に覆われ黄緑色で、縁はモスグリーン。ケロ的にはごつい感じの蕾も好きです♪

ここからは「2010-02-05 一重咲きVS八重咲き ヤグルマギク・ブラックボールが行方不明…」の転載です〜。→→→昨日は−7℃〜4℃と激しく冷え込みました。毎年、1月下旬〜2月上旬に−5℃あたりの日が何日か続くのですが、−7℃はあまり記憶にありません。明日も−6℃〜5℃と寒いのです。でも、駐車場のヤグルマギクの小苗は元気♪ロゼットを作らないみたいですが、緑白色の細長いヘラ状の葉は霜にも負けません。

引っ越したときから生えていた青、ピンク、紫、白のヤグルマギクは、全く手がかからないワイルドフラワーでお気に入りです。2008年の秋には国華園の「50円花たね」で購入したヤグルマギク・レッドの種も蒔いてみました。直播きでOKなのですが用心してポリポットに蒔き、11月頃に小苗を地植えにしたのでした。こぼれ種からの発芽に比べて寒さに弱くて、1〜2月には寒さ&乾燥で葉が傷んでいましたが…。

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画像は2009/04/17のヤグルマギク・レッドです。1年目で環境に順応するのに苦労したようですが、問題なく開花しました。今年はこぼれ種から発芽してくれると期待しています。写し方が下手でテカッテいるけれど、花色の赤はクッキリ出ている。が、八重咲きなのですね…。細めの筒状花が密にたくさん付きます。ケロ的には先が開いて裂けた大き目の筒状花がまばらに付く一重咲きが好きなのです。涼しげな風情がよいの。

ヤグルマギク・ブラックボールは種をヤフオクでゲットしてきました。品種名はブラックホールかと思ってました(汗)。「ヤグルマギク・ブラックボール(Centaurea cyanus 'Black Ball' )、キク科セントーレア属(ヤグルマギク属)、秋蒔き耐寒性一年草、花期は4〜6月、草丈は80cmほど、多花性で分岐した枝の先に花径5cmほどの黒味を帯びた濃いエンジ色の花を付ける。」花色以外は他のヤグルマギクと共通です。黒ではなくて濃いこげ茶色のようですが、光線の加減によっては黒く見えるのですね。残念ながらこちらも八重咲きです。茎や葉には毛が密生していて白っぽく見えるので、ダークパープルのお花が映えるのだとか。

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かなり期待して、ポリポットに蒔いて小苗を地植えにしたのはヤグルマギク・レッドと同様です。が、花期にそれらしいのが見当たりません。2枚目の2009/05/08の画像は、一重の紫花ですよね…。ヤグルマギク・ブラックボールは冬に消えてしまったのでしょうか。特に弱いということはないはずなのになんでかな?う〜ん、実物の花色をケロの目で確認したいから、秋になったら種を探してこなくっちゃです。←←←ここまでが過去記事でした〜。

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八重咲きのヤグルマギクの中でも人気があるのがヤグルマギク・ブラックボール(Centaurea cyanus 'Black Ball' )、ケロはヤフオクで入手した種を2年に分けて育てたのですが…。ラストの画像はそのお花で、2年連続で一重咲きの紫花でした〜。まあ、中心部の筒状花の集葯雄ずいは黒に見えるけれども…。1代交配雑種だから、自家採集の種は先祖返りしているとか?ヤグルマギク・ブラックボールの種は通販でよく見かけます。これは販売品を植えてみるしかないです(笑)。

関連記事「ヤグルマギク・ブラックボールの花色って?
ヤグルマギクの赤と黒
ヤグルマギクの筒状花♪

ヤグルマギクの筒状花♪

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ヤグルマギク(Centaurea cyanus)は、空き地などにも生えている発芽率のよいワイルドフラワーです。1枚目の画像は一重咲きの青花で、こちらが基本。「頭状花は筒状花のみの集まり。周辺部の筒状花はめしべが退化してなく、花弁の先は切れ込む。中心部の筒状花の花弁は小さくて細長い、花色と同色の葯筒が目立つ」1枚目の葯筒は花弁よりも色が濃い紫色、筒状科の花弁はひも状でゴチャゴチャした感じ。2枚目の葯筒はほとんど黒に見えるかな。葯筒の先から白い花粉がこぼれだしています。この後、葯がくっついた筒の中からめしべが伸びだして柱頭は2裂します。

ここからは「2010-02-04 寒さに強いワイルドフラワー ヤグルマギクの花色はいろいろ」の転載です〜。→→→今日は−6℃〜4℃の予報になっています。暦の上では立春ですが寒さの底です。冬枯れの駐車場を見回すと、ヤグルマギクの葉が10cmほどに伸びています。ケロが引っ越してくる前から生えている先住民で、完全に砕石を敷いた乾燥気味の場所に順応しているみたい。1年草ですが発芽率がバツグンによく、こぼれ種で毎年咲いてくれるので手間なしです。「ヤグルマギク(Centaurea cyanus)、キク科ヤグルマギク属、耐寒性1年草、欧州南東部〜小アジアが原産地、草丈は80cm前後、花期は4〜5月。」

畑の雑草だったことからコーンフラワーとも呼ばれます。野生種の花色は青ですが、園芸品種は白、ピンク、紫、赤、黒と豊富で、一重咲きも八重咲きもあるのですが…。ケロ的にはヤグルマギクといえば一重の青花です。コーンフラワーブルーがすてき♪一度秋に種を蒔けば、あとは完全放置で毎年お花が楽しめるワイルドフラワーです。土質を選ばず、病害虫も特になし。寒さには強くて、強い霜でも−6℃でも葉が傷まずに越冬します。

東北地方以北または寒さの厳しい中部山岳地帯では春播きにするが、関東地方以西の平地では秋まきにする。現在販売されているタネはほとんどが寒咲種で、8月末にまき、暖かな日だまりに植えておいてやると、年内に開花する。普通は9月下旬に播種し、4月頃から咲かせる。(中略)その青色の美しさから、最高級のサファイアの色味を「コーンフラワーブルー」(ヤグルマギクの花の青)として引き合いに出される〜Wikipediaのヤグルマギク

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耐寒性と言われていても、小苗は屋外では耐えられないものも多いのです。が、ヤグルマギクは北関東で防寒なしで冬を越せます。たまに、秋の終わりに芽を出して冬に咲き出す株もあるのです。画像は2009/05/01のもので、花色はピンク。一番好きな青花はピンボケなのでした(汗)。

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こちらは2009/05/09の白花。和名の由来は鯉のぼりなどのポールの先の装飾具の矢車です。矢車状に付く周辺部の筒状花に特長があるわけですから、一重咲きがシンプルで美しいの。新しい園芸品種の赤花や黒花は八重咲きなのでもう一つに思えるな。強健ですが多湿は嫌います。日当たりと風通しの良い乾燥気味の場所を好みます。梅雨時に枯れて、秋の終わり頃に発芽、翌春〜初夏に開花というパターンです。越年草といったほうが正確でしょうか。←←←ここまでが過去記事でした〜。

ヤグルマギクのお花は美しいけれど、草丈があってけっこうスペースをとります。「互生する葉は、茎の下の方では幅の広い倒卵形で羽状に裂ける。 茎の上の方につく葉は線状の披針形」1年草なので種子が熟すまで処分できないのでちょっと困るかな。「属名のCentaureaはギリシャ神話のケンタウルスに由来し、種小名のcyanusは「淡い藍色」の意味」だそうです。ヤグルマギクは10年前に引っ越してきたときから咲いている先住民なの。ず〜っと咲き続けてほしいな♪

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ハーブのヤグルマギクが全開!

オランダセンニチ=スピランサス・アクメラ

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オランダセンニチ=スピランサス・アクメラ(Spilanthes acmella)の変種がキバナオランダセンニチ=スピランサス・オレラセア(Spilanthes acmella var.oleracea)だと思うのですが、このあたりは混乱しているみたい。原産地も東南アジアとか南米とかインドとかいろいろ書かれています。上の画像は2009/08/01のオランダセンニチで、「茎頂に直径約2cmの球状のの頭状花序をつける。管状花のみで舌状花はない。管状花は開花すると黄色、頂部の未開花の小花は赤褐色」頭花を支える銅色で三角形の苞片もかわいらしい♪

ここからは「2010-12-03 オランダセンニチの発芽率 スピランサス・アクメラ(タマゴボール)の消滅…」の転載です〜。→→→和名はオランダセンニチ、学名をカタカナ読みするとスピランサス・アクメラですが、タマゴボールやエッグボールの名前で流通しているようです。英名はパラクレスでハーブとして有名かな。葉や花に刺激性の辛味があり食用になるみたい。「スピランサス・アクメラ(Spilanthes acmella)、キク科スピランサス属、非耐寒性多年草(日本では1年草扱い)、東南アジア原産、草丈は20〜30cm、花期は5〜10月」自生地では多年草ですが、日本では冬越しが難しいので園芸上の春まき1年草扱い。耐寒温度は−1℃とあるので、鉢植えで室内越冬が可能な半耐寒性多年草と言えるかもです。ただ、「株の寿命は短く、こぼれ種でもよく殖える」ので普通は種まきで更新します。

対生で柄があり縁には浅い鋸歯がある葉は、日向では葉色が濃くなって銅葉となります。日照を好むが、水切れを嫌うので湿り気のある場所がよいらしいけれど…。暑さに強い強健な野草で、土質を選ばず幅広い環境に順応できる。葉にはサンショウに似た辛味がありハトウガラシとも呼ばれます。食用にする場合は半日陰で育てた方が柔らかくておいしいそうです。病害虫も特になく、多肥も不要。花径2cmくらいのお花は、管状花のみの黄色の球状で真ん中が赤茶色。このお花の色と形からタマゴボールという名前で流通するのね。頭花にも辛味成分が含まれていて、風邪、咳、歯痛などを沈める効能があるらしい。花色がツートンカラーのオランダセンニチは観賞用、よりスピラントールの含有量が多い黄色単色のキバナオランダセンニチ=スピランサス・オレラセア(Spilanthes acmella var.oleracea)はハーブととして利用されるのだとか。ハーブのパラクレスとして知られているのはキバナオランダセンニチのほうです。

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1枚目は2008/11/25で、ヤフオクで50円でゲットしてきた「褐色で長さ2mmほどのゴマ粒状の種子」です。2枚目は2009/05/20で、種まきの適期は3〜4月で発芽率よし。ポット蒔きしましたが、直播きでよかったですね。3枚目は2009/07/25で、約2ヵ月でつぼみが上がってきました。摘心してボリュームを持たせたほうがよいみたいだけど、ケロは放置(笑)。

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最後は2009/08/01で、花茎を伸ばして開花♪ユニークな形と色が面白いの。11月頃に地上部分は枯れました。こぼれ種からの発芽を期待したのですが、確認できたのは1株のみorz 充実した種子をばらまくほど株が育っていなかったのかな?雑草と間違えて引っこ抜いてしまったのかな?最後の1株はショボショボで開花に至らずに寿命が尽きました…。去年の秋に種を採集しておくべきでしたね(涙)。←←←ここまでが過去記事でした〜。

オランダセンニチは、食用になり薬効もあるハーブでパラクレス(para cress)とも呼ばれます。英名のパラクレス・スポットフラワー(para cress spotflower)からとったのかな。和名の由来は「花がセンニチソウに似ており、江戸時代後期にオランダ経由で伝わったから」だそうです。「属名のSpilanthesは「斑の花」を意味し、種小名のacmellaは「辛い」を意味する」のだとか。「地際でよく分岐し、対生する広卵形の葉は浅い鋸歯があり褐色がかった緑色」葉色もきれいで、お花の明るい配色も面白いの。ただ、発芽率はよいはずなのに、いつの間にか消えてしまいました。こぼれ種で勝手に繁殖してくれると楽チンなのにな〜。

関連記事「タマゴボールはスピランサス♪

チャイブ=アリウム・スコエノプラスム

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アリウム・スコエノプラスム(Allium schoenoprasum)の英名はチャイブズ(Chives)ですが、チャイブと呼ばれています。和名はセイヨウアサツキですが、アサツキ(A. schoenoprasum var. foliosum)の方がチャイブの変種に当たります。上の画像は2009/06/06のチャイブで、「薄く白い膜のような苞(葱坊主)が裂けると、小花を半球状の散形花序につける。花被片は6枚で淡いピンク、中央を縦に赤紫色のラインが走る。白く短いめしべが1本。おしべは6本で、花糸は白で葯は薄いピンク」画像検索すると、花色には濃淡の差があります。

ここからは「2010-11-02 初心者向きのハーブ チャイブの消滅…」の転載です〜。→→→ストレス解消法は庭というか駐車場いじりでしょうか。当初はハーブが中心でしたが、去年あたりから水生&湿生植物が多くなってきました。育てやすくて利用しやすいキッチンハーブと言えばチャイブが挙げられます。葉は生で薬味に、球茎はピクルスに、花はビネガーに漬け込んだりといろいろ利用できるみたい。エディブルフラワーなのですね。独特のニンニク臭がありますが、食欲をそそる香り付けとして使われます。消化促進効果もあるのだとか。「チャイブ(Allium schoenoprasum)、ユリ科ネギ属、耐寒性多年草、欧州〜シベリア原産、別名はセイヨウアサツキorエゾネギ、草丈は20〜30cm、花期は5〜7月」

鱗茎が分球し群生するので、特に英語ではChivesと複数形で書かれる。ラッキョウに似た地下茎を持つ。葉は細い円筒形で先がすぼまっている。なお、アサツキはチャイブの変種である。形態的にはアサツキによく似ているが、チャイブには鱗茎がなく、アサツキが夏になると休眠することに対して、チャイブは冬に地上部は枯れるが休眠はしない。アサツキと混植すると交雑しやすく、容易に雑種が出来てしまうので注意が必要。繁殖はタネ、または株分けによって行える〜Wikipediaのチャイブ

ええと、チャイブは「鱗茎が分球し群生する」のですよね。「チャイブには鱗茎がなく」ってどういう意味かな?矛盾した内容に思えるのですが…。株元から生える中空で円筒形の葉は30cmくらいまで伸びます。ネギよりも香りが穏やかな葉をお料理に使う場合は、開花すると硬くなるのでつぼみを摘み取るそうです。花期には細い花茎を伸ばした先に、散形花序に紅紫色の小花を球形に咲かせます。前景に群生させるとピンクのジュウタンになってきれいなの。日照、水はけ、通風のよい場所を好みます。酸性土を嫌うので苦土石灰で中和する、暑さにやや弱いので夏の直射日光を避ける、アブラムシがつきやすいといったことが言われますが…。病害虫は特になく、土質も選ばない強健なハーブです。北関東では日向に地植えにして枯れることもありません。

実生も可能で2年目以降にお花が楽しめ、こぼれ種からの発芽もあるそうです。地植えの場合は植えっ放しの自然分球で殖えますが、混み合ってきたら晩秋の葉が黄変した頃に株分けして植え替え。霜に当たって地上部分は枯れますが、寒さには強く翌春に芽吹きます。黒点病やカイガラ虫を防ぐ効果があって、コンパニオンプランツにもなるのだとか。同属に白花で平べったい葉のガーリックチャイブ(Allium tuberosum)がありますが、学名が同一なのでニラの別名なのでしょうね。ハーブのコーナーで売られていて紛らわしい(笑)。

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1枚目は2008/04/26で、購入した苗を前の年の春にイトバススキの隣に植え付けたはず。2枚目は2008/05/17で、2年目なので順調に大株に育って開花中♪しかし、ドンドン育つイトバススキに圧迫されて日影状態になったので移植。3枚目は2009/05/22で、問題なく根付いて例年通り咲いてくれたの。が、去年から水生&湿生植物を集め始めて、すぐにトロフネが満員状態で地植えにシフトしました。チャイブを植え替えた周辺が水生植物コーナーになってしまった…。植え替えようと思っているうちに水生植物が爆殖して行方不明(汗)。猛暑日続きの夏に水切れを心配して毎日タップリお水をあげたので、このあたりは高温多湿の湿地状態になっていたのです。丈夫なチャイブも耐えられなかったようで消滅いたしました(涙)。で、再び、根がタップリ付いた苗を頂いてきました。週末に植えつけますが、植え場所はよ〜く考えよう。←←←ここまでが過去記事でした〜。

「チャイブの種小名schoenoprasumは「イグサのようなネギ」を意味し、葉姿に由来する」そうです。「鱗茎が分球して繁殖する」とあったり、「チャイブには鱗茎はない」とあったりで混乱します。たぶん、「鱗茎はなく、地下茎にラッキョウのような白い球状の膨らみができる」が正解で、短い地下茎で増殖するのだと思う。堀り上げて調べたわけではないので推測ですが…。原産地がシベリアで、北海道でも栽培されていますから、耐寒性は十分あるでしょう。耐暑性もソコソコあるはずなのですが、リベンジした株もいつの間にか消えている(涙)。西日が当たるのがよくなかったのかな?でも、ご近所では畑の縁取りに植えて、春にはピンクのお花が爽やかに揺れています。ホームセンターで苗はよく見かけるので、3度目のチャレンジを計画中(笑)。

関連記事「ハーブのチャイブのその後

クリーピングボリジの耐暑性は?

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クリーピングボリジ(Borago laxiflora)は、匍匐性で草丈が低い耐寒性多年草。上の画像は2010/06/11と2011/06/08のクリーピングボリジで、「葉も茎も萼も花柄も白い毛が目立つ。互生する卵形の葉は凹凸のあるゴワゴワした質感で、棘に触れると痛い。葉のつけ根からさそり形花序を出し、花径2cmほどの5弁花を下向きに付ける。花期は長いがボリジに比べて花数は少ない。花弁の色は咲き始めのピンクから淡いブルーに変わる。中央のめしべをおしべが取り囲む」おしべの葯は灰色っぽい褐色で、濃い黒紫色のボリジの葯に比べるとインパクトが弱いかも。でも、種を蒔いた翌年から毎年咲いてくれました♪

ここからは「2010-06-02 水やりの微調整 クリーピングボリジとボリジはちょっと違う?」の転載です〜。→→→張り切って地植えにしたボリジ(Borago Officinalis)は、開花しはじめで倒伏して大してお花を楽しめずに終了(涙)。種子が入手できたらリベンジしてみようかと思っていた頃、BSで這い性のクリーピングボリジの種子をお譲りいただきました。ボリジは夏越しできませんが、クリーピングボリジは宿根化しやすいみたい。発芽率も悪くないそうなので、レッツトライ!

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クリーピングボリジ(Borago laxiflora)はボリジと同属で見た目や性質は似ています。相違点は「茎が匍匐するので草丈は20cmほど、花色は淡い水色、耐暑性があって夏越しできる」などでしょうか。夏に地上部分が枯れても秋or春に芽が伸びてくるそうです。1枚目は2009/10/30で、秋蒔きして1芽だけ育ちました。凸凹した葉は棘状の短毛に覆われていて、触るとけっこう痛いの。2枚目は2009/12/31で、寒さには強くて無暖房の室内で順調に成長中。ボリジの失敗から、とにかく乾かし気味に管理していたのですが、葉が端から枯れてきたので植え替えてみたのですが…。その直後に鉢植えを水槽の中に取り落としてしまったorz ケロはよく鉢をひっくり返します(笑)。まあ、拾って植えなおせばよいのだけれど、このときは心が折れて苗は処分しました(汗)。

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ふて腐れておりましたが、なんと残りのポリポットからもう1芽出てきたの。画像は2010/05/27で、2代目クリーピングボリジです。冬はロゼット状態だった葉が徐々に立ち上がり、茎も伸び始めています。茎は3方向へ伸びているのだけれど、これは花茎?横に殖え広がろうとしてるの?立ち性のボリジに比べると小型ですが、根をよく張るので地植え向きかもしれません。梅雨時に長雨に当てると葉が傷むらしいので、地植えにするなら秋ですね。乾燥させて育ててきたのですが、やはり葉が枯れ始めました。多湿による根腐れは考えられない。水やりを増やしてみたら順調に成長再開です。鉢植えだと「表土が乾いたらタップリと」の普通の水やりでOKなのでした。こぼれ種からの発芽もあるそうです。お花は来年になるかな?←←←ここまでが過去記事でした〜。

「クリーピングボリジ(Borago laxiflora)、ムラサキ科ボラゴ(ルリヂシャ)属、耐寒性多年草、コルシカ島原産、草丈は30cm、花期は4〜10月」2009年に種から育て、2010,2011年とお花を楽しめました。耐寒性は群馬では問題なし。鉢植えで日陰に置けば夏越しもOK。ただ、横に這う性質があるので、本来なら地植えでグラウンドカバーにして楽しみたい。水はけ、通風がよく、夏の西日が当たらない場所を選んで地植えにしました。梅雨から真夏に枯れても、こぼれ種からの発芽が期待できるだろうという読みでしたが…。消えてしまいました(汗)。種子を採集しておくべきだった…。クリーピングボリジも苗が通販で売られています。リベンジして、まともなお花の写真をアップしたいな。ボリジと葯の色を比較してみたいのです。

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ボラゴ・オフィキナリス=ボリジ=ルリジサ
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