2014~kero's garden-2カテゴリの記事一覧

コンフリーのめしべとおしべ

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ヒレハリソウ(Symphytum officinale)という和名よりも、コンフリー(comfrey)という英名で知られています。健康野菜としてブームになりましたが、今では苗が販売されることは稀。過去記事をコピペすると、「ヒレハリソウ(Symphytum officinale)、ムラサキ科ヒレハリソウ属、耐寒性多年草、草丈60〜120cm、花期は6〜8月、原産地は欧州〜西アジア」

根生葉や互生する茎葉は長卵形、粗い毛が目立ち痛くありませんが軍手にへばりつきます。寿命の長い大型ハーブで非常に強健。「薄い紫色の釣鐘型の花を巻散形花序(さそり形花)に付ける。花皮片の脱落が早いので先に咲き出した付け根の花は萼から針のようにめしべが突き出す」花冠の内側のつくりがわからないので、解剖してみました(笑)。

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このページの画像はすべて2014/05のコンフリーで、「筒状の花冠の先は浅く5裂。長めのめしべは1本で花柱は白、柱頭は薄い紫色。おしべは5本で花糸は白、葯は黄褐色。おしべと交互に細長い三角形の小片がある」花柱にも細かな毛が見えます。花糸と白い三角形の小片は花弁にくっついているみたい。花冠を覗き込んでも、葯を挟み込んで閉じる三角形の小片しか見えないのでした。

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ドワーフコンフリー・ヒッドコートブルーも爆殖系♪

チョウジソウとヤナギバチョウジソウのめしべとおしべ

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ヤナギバチョウジソウ=アムソニア・タベルナエモンタナ(Amsonia tabernaemontana)は、「短い葉柄がある互生する葉は披針形でチョウジソウに比べて細身」と言われますが…。ケロには見た目の区別がつきません(汗)。過去記事をコピペすると、「ヤナギバチョウジソウ(Amsonia tabernaemontana)、キョウチクトウ科チョウジソウ属、耐寒性多年草、北米東部〜南部原産、花期は5月頃、草丈は1m前後」チョウジソウに比べると少し背が高くて、花期は遅れます。

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1〜5枚目は2014/05と06のヤナギバチョウジソウで、「茎は上の方で分岐し、枝先に濃い青紫色の蕾を集散花序に付ける。萼は5裂し細かい毛が目立つ。花筒は長く先が深く5裂、筒口には白い毛が密生。おしべは5本で短い花糸は白、葯は黄色でやがて褐色。めしべは1本で花柱は白、輪球状に膨らむ柱頭は黄緑色」

アップで観察しても、筒口が密生する毛で閉ざされていてしべは見えません。解剖すると、花筒の奥まで毛が生えています。短めのめしべの白い花柱と黄緑色の柱頭がなんとかわかるかな〜。柱頭の上におしべの短い白い花糸と色褪せた褐色の葯があるの。

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最後の2枚は在来種のチョウジソウ=アムソニア・エリピチカ(Amsonia elliptica)、こちらのお花は中央の毛に隙間が見えます。 「ホソバチョウジソウ(Amsonia angustifolia)もヤナギバチョウジソウ(Amsonia tabernaemontana)もチョウジソウの名で流通している」そうで、ケロには識別困難(笑)。こちらも過去記事をコピペすると、「チョウジソウ(Amsonia elliptica)、キョウチクトウ科チョウジソウ属、耐寒性多年草、毒草、日本では北海道〜九州に分布、草丈は40〜80cm、花期は4〜6月、英名はブルースター」

くすんだ水色の花色が独特です。夏の強い乾燥や日差しを嫌うと言われますが、地植えで根付けば放任で問題なし。地下茎が横に這って殖えるタイプですが、今のところ繁殖はゆっくり。こぼれ種からの発芽は見当たりません。花付きはとてもよく扱い易いし、山野草の趣もあってよい感じ♪

関連記事「チョウジソウはほどよい繁殖力
ヤナギバチョウジソウは少し大型

オオアマナはオーニソガラム・ウンベラタム

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オーニソガラム・ウンベラタム(Ornithogalum umbellatum)は和名がオオアマナ、英名がベツレヘムの星(Star of Bethlehem)、帰化植物です。食用になる在来種のアマナ(Amana edulis)はあまり見かけませんが、オオアマナは繁殖力が強く野生化している丈夫な植えっ放し球根。過去記事をコピペすると、「オーニソガラム・ウンベラタム(Ornithogalum umbellatum)、ユリ科オーニソガラム属、耐寒性多年草、秋植え球根、欧州〜西南アジア原産、草丈は10〜30cm、花期は4〜6月」

このページの画像はすべて2014/04のオオアマナで、「伸ばした茎の先が分岐して花径4cmほどの星型の白花をいくつも付ける。花被片は6枚、外側は濃い緑色で縁は白、内側は純白。花糸は白で幅のある帯状に立ち上がり王冠のように見える、やがて外側に反り返って伸びる。めしべは1本、黄色〜黄緑色に盛り上がる子房から白い柱頭が短く突き出す」過去記事では子房をめしべと書いていますね(汗)。

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過去記事では集散花序としましたが、散房状の総状花序なのかもしれません。主軸が短くケロには散房花序に見えるのですが…。花柄の付け根には膜状の苞があり、薄い黄緑色に緑の筋が走ります。濃い緑色で縁が白い蕾を苞が包んでいる時期のフォルムがかっこいい。根生する葉は細長い線形で邪魔になりません。オオアマナは不稔なのでこぼれ種では殖えませんが、鱗茎の自然分球が盛んなの。

「属名のOrnithogalumはギリシャ語で乳白色の花の色を表す」のだとか。花皮片が表裏とも白で子房が黒いのがクロボシオオアマナ=オーニソガラム・アラビカム(Ornithogalum arabicum)です。オーニソガラム・アラビカムもそこそこ耐寒性があるはずですが消えてしまったみたいorz やはり強健で手間なしといえば、オオアマナ=オーニソガラム・ウンベラタムに軍配が上がります。

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オーニソガラム・ウンベラタムの花糸

ハマナスは冬に剪定します〜

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ハマナス(Rosa rugosa)は高温多湿を嫌うと言われますが、群馬では地植えで問題なし。夏は35℃を越える猛暑日が続くし、梅雨時の雨量は多いので、暑さにも多湿にもけっこう耐えられます。枝は斜め上方に伸びて分岐し、古くなると木質化するの。古い枝は落葉期の1〜2月に根元でカット、新しい枝を伸ばすと花付がよくなります。

過去記事からコピペすると、「ハマナス(Rosa rugosa)、バラ科バラ属、落葉低木、樹高1,5mくらい、東アジア原産、花期は5〜7月」花後にできる赤い球形の果実は生食、ジャム、果実酒に利用でき、観賞価値もあります。ハマナスも立派な有用植物=ハーブなのでした(笑)。赤く色づいた果実の写真をアップしようと思っているのにいつも撮り忘れてしまうorz

このページの画像はすべて2014/05のハマナスで、「葉は7〜9枚の小葉からなる長さ9〜11cmの羽状複葉、深緑色でやや光沢がある小葉の表面に細かいしわがある」艶やかな緑の葉に大き目の濃いピンクのお花にマッチしています。ただ、花弁は萎れやすく傷むのが早くて残念…。コガネムシ科のカタモンコガネ(Blitopertha conspurcata)やマメコガネ(Popillia japonica)がよくお花に潜り込んでいる。体に毛が目立てば前者、そうでなければ後者。両方見かけたように思います。どちらもバラ科の植物を好む昆虫なのだとか。

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「花径は6〜8cmと大きめ、幅の広い花弁は濃いピンクで5枚。咲き始めは軽く捩れ、開ききっても波打つ。おしべは多数で花糸は白、葯は薄い黄色。めしべも多数で薄い黄色の柱頭が花の中央に密集する」お花の中心から白〜薄い黄色〜濃いピンクと柔らかな配色です。

問題は枝に密生する鋭い棘!古くて木質化している部分は触れると特に痛いの。で、手を怪我したケロは短気を起こして株元で切り戻しちゃった。剪定適期は冬、今は梅雨の6月…。剪定の基本は「切り詰めすぎないように、古い枝を整理する」なのですが、バッサリと刈り取った(汗)。果実の画像もまだ撮影していないし、復活してくれるとよいのだけれど…。

関連記事「ハマナスは意外と大型
ハマナスは原生花園がよく似合う〜

ヒメヒオウギの繫殖力は?

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ヒメヒオウギは半耐寒性の球根植物でそれほど寒さに強くはありません。でも、今年は何株か生き残って開花してくれました。このページの画像はすべて2014/05のヒメヒオウギなのですが、1枚目と2枚目は離れた別の場所に咲いているの。1枚目はこぼれ種から発芽した株です。実生で開花までは数年かかるはずだから、かつて地植えに挑戦した時のこぼれ種から発芽したのかも。寒さに耐えて宿根化してくれるか見守りたいです。

花被片は6枚とも純白に見えますが、下側の3枚の付け根には薄っすらと斑が入っています。白色がちょっと薄まっただけなので、肉眼で目を凝らさないとわかりません。過去記事をコピペすると、「アノマテカ・ラクサ(Anomatheca laxa)、アヤメ科アノマテカ属、半耐寒性多年草、秋植え球根、原産地は南アフリカ、草丈は30〜40cm、花期は4〜6月、旧属名のラペイロージア・ラクサ(Lapeirousia laxa)と表記されることもある」

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解剖してみました(笑)。このお花は白〜薄いピンクの花皮片に赤い斑が入るタイプ。咲き始めはおしべのモコモコした葯に囲まれてめしべは見えません。もう少しするとおしべが外側に開いて観察し易くなるのだけれど。「めしべは1本で花柱も柱頭も白、柱頭は3裂する。おしべは3本で花糸は白、葯は薄いピンク」3裂する柱頭は細かく裂けているように見えます。葯の先も尖って裂けているように見えるので、おしべが外側に開かないと葯と柱頭が区別しにくいの。3本のおしべが下からめしべを包み込む感じかな。

関連記事「ヒメヒオウギ=アノマテカ・ラクサの耐寒性は?
ヒメヒオウギはアノマテカ♪

ダッチアイリスの繫殖力

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ダッチアイリス(Iris×hollandica)は交配で作出された園芸品種(種間交雑種)の総称で球根タイプ。でも、ケロの駐車場ではこぼれ種からも発芽して殖えているみたいです(たぶん)。過去記事をコピペすると「ダッチアイリス(Iris×hollandica)、アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、秋植え球根、草丈は50〜60cm、花期は4〜5月」

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このページの画像はすべて2014/05のダッチアイリスで、頂き物なので詳しい品種は不明。花付きはよく、苞に挟まれた蕾が次々に立ち上がります。咲き始めはコロンとした印象ですが、「外花皮片は3枚、細長く横に伸び出し先が丸く広がる。内花皮片も3枚、色はやや薄く立ち上がる。めしべの花柱は3分岐し先端で2裂、外花皮片にくっつくように覆いかぶさる。おしべは花柱の下に1本ずつで計3本」

外花皮片に隠れて膜状の柱頭やおしべは確認できません。来年は解剖してみよう(笑)。葉も花茎もすらりと細長くて、草丈の割りに邪魔になりません。今のところ連作障害もなく、自然分球とこぼれ種で増殖中です。外花皮片の先の部分には濃い黄色の花脈も走りますが、花色が単調なのがちょっと残念かも。

関連記事「ダッチアイリスも植えっぱなし球根

ジャーマンアイリスの葯と柱頭♪

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ジャーマンアイリス(Iris germanica Hybrid)は外花皮片の付け根のブラシ状突起がワンポイント、ビアテット(ひげ)・アイリスとも呼ばれます。すでに書き尽くした感があるので過去記事をコピペしてと(笑)。「ジャーマンアイリス(Iris germanica Hybrid)、アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、草丈は1m前後、花期は5〜6月、別名はドイツアヤメ」

このページの画像はすべて2014/05のジャーマンアイリスで、「大きな外花被片は3枚で外側に垂れる。内花被片も大きめで3枚、波打ちながら中央に立ち上がる。外花皮片に被さるようにめしべの花柱が3分岐し、先端は2裂して縁は細かく裂ける。花柱の先の方に膜状の柱頭があり半月状にめくれる。おしべは花柱に張り付くように1本ずつあり計3本」

上の4枚はよく見かける配色のお花で、「内花被片はピンク、外花皮片は小豆色。外花皮片の付け根はピンクと小豆色の模様+オレンジ色のブラシ状突起」外花皮片を引き下げると、ピンクの膜状にめくれる柱頭。おしべの白い花糸と細長い2室の白い葯」が観察できます。

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下の4枚は「内花被片も外花皮片もピンク。外花皮片の付け根はピンクの濃淡の模様+オレンジ色のブラシ状突起」内花皮片は外花皮片よりも大きめ、オレンジ色のブラシ状突起も目だっています。う〜ん、ケロ的には外花皮片が垂れ下がるフォルムがもうひとつピンとこない。咲き始めがよいかな〜。

関連記事「ジャーマンアイリスのひげ状の突起
ジャーマンアイリスは株分けしなくっちゃ

アヤメの網目模様もいろいろ

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アヤメ(Iris sanguinea)は根茎で横に広がり群生しますが、実生でも繁殖可能です。湿生植物ではなく乾燥に耐えられるので、道端で野生化している株も見かけます。ケロのアヤメも頂き物の種から育てました。白花もありますが花色は青紫が基本で、あまり園芸品種は多くないみたい。過去記事をコピペしますと、「アヤメ(Iris sanguinea)、アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、北海道〜九州に分布、草丈は30〜60cm、花期は5〜7月」

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広い環境に順応できるので、地植えにすれば放任でOK。お花の基部を挟みつける2枚の苞は薄い紫色でフォルムがかっこいい。ケロ的には開ききる前の咲き初めが好きです。「外花被片と内花被片は3枚ずつ、外花被片は大きめで横に広がり、内花被片は小さめで立ち上がる。薄っすらと青い花脈が走る。めしべは花柱が3分岐して外花被片に被さる。おしべは花柱に張り付くように1本ずつで計3本」

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アヤメ(Iris sanguinea)を他のアヤメ科の植物と区別するポイントは、「外花被片の付け根にある黄色と青紫の網目模様の蜜標が特徴」なのですが…。画像検索すると、「外花被片の基部は奥の方から黄色→白、そこに青紫色の花脈と細かい斑がある」ように見えます。けれども、ケロのアヤメの模様は白+青で、黄色は見当たらないorz

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「3分岐した花柱の先の方に膜状にめくれる柱頭がある。その先はさらに2裂し縁は軽く裂ける。おしべの花糸は白〜薄い青、細長い2室の葯は濃い青紫色、花粉が噴出すと銀白色の光沢があるようにも見える」うん、強引に覗き込むと、外花皮片の付け根は黄色+その両側は褐色で紫色の花脈が走っています。模様がイマイチ鮮明ではないけれど、納得しました。妥協しよう(笑)。

関連記事「アヤメは実生で殖やせるけれど…
アヤメ、種子から栽培・その1

ベロニカ・ブルーアローの耐暑性は?

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ベロニカ・ブルーアロー(Veronica 'Blue Arrow')は立ち性のベロニカの園芸品種で、高温多湿にやや弱いと言われますがけっこう丈夫です。花期は5〜6月となっていることが多いのだけれど、ケロの駐車場では4月に咲き始めて、5月中にお花は終了、梅雨に入ると倒伏して傷み始めます。始めの頃は夏越しを心配しましたが、翌春に元気に復活します。

過去記事からコピペしますと、「ベロニカ・ブルーアロー(Veronica 'Blue Arrow')、ゴマノハグサ科クワガタソウ(ベロニカ)属、耐寒性多年草、草丈は30〜50cm、花期は5〜6月」4〜5月に花茎を立ち上げて穂状に爽やかなブルーのお花を密生させる頃が見ごろなの。今年も1株で50cm四方を占領して咲いてくれました♪

このページの画像は2014/05のベロニカ・ブルーアロー(Veronica 'Blue Arrow')で、「細かい白い毛が生える花茎に総状花序に蕾をびっしり付ける。4裂する黄緑色の萼から青い蕾がのぞき、下から上へと咲き上がる。深く裂けた4弁は平たく開き、水色に青の花脈が縦に走る。上側の一弁が大きめ、下側の一弁が小さめ。めしべは1本で花柱は薄い青、柱頭は白で少し膨らむ。おしべは2本で花糸は薄い青、葯は青で花粉が噴き出すと白く見える」めしべがピンボケ…。関連記事にまともな画像があります(汗)。

関連記事「ベロニカ・ブルーアローも丈夫な多年草♪

カキドオシもジャパニーズハーブ♪

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カキドオシ(Glechoma hederacea var. grandis)は日本全国の道端に自生する雑草です(笑)。「茎が垣根を通り抜けるほどの勢いで横に伸びる」ことからこの名前が付いたらしい。茎が土に接するところで発根して、そこからまた茎を伸ばすパターンかな。「カキドオシ(Glechoma hederacea var. grandis)、シソ科カキドオシ属、耐寒性多年草、花期は4〜5月、草丈は5〜25cm、原生地は日本、中国、シベリアなど」茎は横に這いますが、斜めに立ち上がることもあります。

画像は2014/04のカキドオシで、「葉腋に花径2cmほどの淡紫色の唇形花を1〜3個ずつ付ける。上唇は小さめで立ち上がり浅く2裂する。下唇は3裂し側裂片は小さい。中央裂片は大きく前に突き出し浅く2裂する。花色は暗く沈んだ薄い青紫色で、下唇の中央裂片の奥の方に濃い紫色の斑と密生する白い毛が目立つ。おしべは長短2本ずつの計4本で葯は白、上唇に沿う位置にある。めしべは1本で白、花柱はおしべに挟まれるように伸び柱頭は2裂」

対生する葉は丸っこくて粗い鋸歯があります。「裏から見ると細かい毛が生え、赤紫色の葉脈が盛り上がっている。表にも毛があり、葉脈が凹んでしわになって見える」葉を揉むと強い香りがあるそうですが、蓄膿気味のケロにはわからないw 赤茶色の茎は50cmほども伸びます。でも、簡単に引っこ抜けるので、強雑草という感じはしません。

全草を乾燥したものは連銭草(れんせんそう)という名で生薬にされ、子供の癇の虫に効くとされる。このことから別名カントリソウという。また血糖値降下作用、体内の脂肪や結石を溶解させる作用があるなどとして漢方薬、ダイエット茶とされることもある。また、ヨーロッパ原産の斑入り種は見た目の美しさから、属名の「グレコマ」という名称で園芸やグランドカバー目的に栽培、販売されている〜Wikipediaのカキドオシ

カキドオシは疳の虫(乳児の夜泣き、かんしゃく、ひきつけなど)に効くジャパニーズハーブなのでした♪カキドオシ茶はダイエット効果がある健康茶と言われているみたい。このページの画像では、おしべやめしべの様子はわかりません(汗)。来年は解剖しよう。そういえば、駐車場に地植えにした斑入りのセイヨウカキドオシ=グレコマ・バリエガータ(Glechoma hederacea 'Albovariegata')はどうなったのだろう?このところ目にしていないような気がする…。

関連記事「グレコマ・バリエガータはカキドオシの仲間なん?
ハーブに癒される暮らし・カキドオシ茶
アメリカフウロの発芽率

ジャーマンアイリスのひげ状の突起

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ジャーマンアイリス(Iris germanica Hybrid)は「イリス・ゲルマニカ(Iris germanica)などを交配して作出された園芸品種の総称」だそうです。外花皮片の付け根にブラシ状の突起があるので、ビアテット(ひげ)・アイリスとも呼ばれます。過去記事をコピペすると、「ジャーマンアイリス(Iris germanica Hybrid)、アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、草丈は1m前後、花期は5〜6月、別名はドイツアヤメ」

このページの画像はすべて2014/05のジャーマンアイリスで、「外花被片は3枚で外側に垂れ、内花被片も3枚で中央に立ち上がる。外花皮片に被さるようにめしべの花柱が3分岐し、先端は2裂する。花柱の先の方に膜状の柱頭がある。おしべは花柱に張り付くように1本ずつで計3本」

地際のごつい根茎が大きく膨らみ横に這って殖え広がります。草丈があってけっこう場所を取るの。駐車場の西側に4種類植えましたが、軟腐病で根茎が溶けてしまって残ったのは2種類だけorz 浅植えにしたつもりですが、根付くまでは高温多湿に弱いのでした。生き残ったのは白+黄色と白or青+紫のバイカラー(上弁が淡色で下弁が他の濃色)で、白と青のセルフ(上弁と下弁が同色の花)が消えちゃった。

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白+黄色のバイカラーは内花皮片と花柱が白、外花皮片の模様とブラシ状の突起が白と黄色で爽やかな印象。ケロ的には、咲き始めの外花皮片が垂れずに横に開いている頃のお花が好きです。青+紫のバイカラーは内花皮片と花柱が薄い水色に青の花脈が走り、外花皮片がビロードの質感の紫色、ブラシ状の突起が黄色(付け根は白)。配色が美しい♪蕾は苞に包まれ、苞は薄皮に包まれています。上から2番目と下から2番目の画像で、膜状の柱頭と細長い葯が見えますでしょうか?

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関連記事「ジャーマンアイリスの葯と柱頭♪
ジャーマンアイリスは株分けしなくっちゃ

アジュガ・レプタンスの紫花♪

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アジュガ・レプタンス(Ajuga reptans)はランナーを伸ばしてよく殖えます。でも、ケロのアジュガは風通しも日照も水はけも悪い場所に植えたので、一時病気で葉が腐ったこともあるの。地上部分を処分して、草木灰をまいたりしている内に復活。環境のよい場所へと自力で進出中です(笑)。過去記事からコピペすると、「アジュガ・レプタンス(Ajuga reptans)、シソ科キランソウ属、耐寒性多年草、原産地は欧州や中央アジア、草丈は約20cm、花期は4〜5月、別名はヨウシュジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ」

このページの画像はすべて2014/05のアジュガ・レプタンスで、「花径2cmほどの唇形花を多数総状花序に付ける。花筒の先端は上下に分かれ、上唇は小さくて2裂、下唇は大きくて3裂。下唇の中央の裂片の先はさらに2裂する。花弁は水色で濃い青の花脈が粗く走る。おしべは長短2本ずつの計4本、上唇に沿って斜めに伸び、花糸は青で葯は濃い青紫。めしべは1本で青」

穂状花序となっている説明もあります。短い花柄があるように見えるのだけれど、どうかな〜?3枚目の画像だと、おしべの下に突き出すめしべが確認できます。おしべの葯は花粉が噴出す頃には茶褐色+黄色になっているみたい。萼にも花弁にも細かい白い毛があります。で、特に蕾はこげ茶色の萼からモジャモジャの毛が生えた花弁の先が顔出していておもしろい♪行方不明になっちゃたキランソウ(Ajuga decumbens)と比較してみたいな。また、採集してこよう。

関連記事「アジュガ・レプタンスの耐病性は?
アジュガかもです〜
アジュガ・レプタンスの紫とピンク

ホトケノザの唇形花

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ホトケノザ(Lamium amplexicaule)はピンクの唇形花をつけますが、白いお花のシロバナホトケノザ(Lamium amplexicaule f. albiflorum)という品種もあります。対生する葉は丸っこくて鋸歯があり、葉脈がしわになって見えます。「下部の葉には葉柄があるが、上部の茎葉は無柄で茎を抱く」無柄の葉が茎に段々に付く様子から、ホトケノザ(仏の座)とかサンガイグサ(三階草)とか呼ばれるのでした。

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「ホトケノザ(Lamium amplexicaule)、シソ科オドリコソウ属、一年草あるいは越年草、花期は3〜6月、草丈は10〜30cm、ユーラシア大陸〜北アフリカに広く分布」春の七草の一つの「ほとけのざ」はコオニタビラコ(Lapsana apogonoides)を指し、ホトケノザ(Lamium amplexicaule)は食用にならないのだとか。食べてもおいしくはないけれど、毒草というわけでもないみたい。

このページの画像はすべて2014/03のホトケノザで、「茎上部の葉腋に長さ2cmほどの唇形花を数個密に付ける。開放花と開花せずに蕾のまま結実する閉鎖花が混じることが多い。花筒は長く薄いピンク〜赤紫色。茎・葉・葉柄・花弁・萼に細かい毛が生えるが、色が濃いフード状の上唇は特に密生する毛が目立つ。下唇は3裂し、両側の裂片は筒状で色が薄く、くびれた先の色の濃い裂片はさらに2裂する。下唇の裂片には濃い赤紫色の斑が入る。上唇に沿うように長短2本ずつ計4本のおしべがあり、花糸は白、葯は黄褐色。おしべの下に位置するめしべは1本で、花柱も2裂する柱頭も白」

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濃い赤紫色に膨らんでいるのが開放花の蕾で、5裂する萼からチョコット顔をのぞかせているのが閉鎖花の蕾かな?ホトケノザは虫媒花だから開放花で他家受粉するのが基本ですが、昆虫が少なければ閉鎖花で自家受粉も可能。種子にはエライオソームという白い粒が付着しており、アリによって散布されます。幾重にも繁殖戦略が組まれているのでした。う〜ん、ケロの画像ではおしべやめしべがわかんないorz その内、解剖しようかな〜(笑)。

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キショウブの葯はツートンカラー♪

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キショウブ(Iris pseudacorus)は、細長い剣形の葉がショウブ(Acorus calamus)に似てお花が黄色なのでこの和名となりました。湿生植物で池のほとりでは草丈が1mを超えますが、乾燥にも強くお庭でも栽培可能です。「太い根茎が横に這って親株の周りに子株ができ群落を形成する。日本全国で野生化しており外来生物法で要注意外来生物に指定されている」丈夫過ぎて迫害されつつあるみたい(汗)。

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過去記事からコピペすると、「キショウブ(Iris pseudacorus)、アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、欧州〜中近東、北米に分布、草丈は50〜100cm、花期は5〜6月」このページの画像はすべて2014/05のキショウブで、「外花被片は大きめで垂れ下がり、付け根付近は黄色が濃く茶色の模様が入る。直立する内花被片は小さい。花弁状のめしべの花柱は3分岐して外花被片に被さる、上向きに反り返る花柱の先は軽く裂ける、その下あたりに三角形の膜状の柱頭がある」

1本の花茎に1日花の両性花をいくつかつけます。お花を支える苞のフォルムはもうひとつスッキリしないかも。クルクルとねじったような蕾から外花被片が1枚ずつ開いていきます。咲き初めで花柱が短くて直立している時間帯はおしべを観察しやすいの。「おしべは外花被片と花柱の間に1本ずつで計3本、花糸は黄色、葯は細長い」葯は黄色と茶褐色のストライプに見えます。

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ケロのキショウブは駐車場の乾燥した場所で地植えにしてあります。そのせいか草丈は50cmほどで、繫殖力もそれほどではありません。日照不足なのか外花皮片の茶色の模様がくっきり出ないのが残念。でも、花付きはよくなったので、環境に順応しているのかもしれません。1年を通して水やり不要なので手間要らずです♪

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イチハツは鶏冠状の突起がポイント♪

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イチハツ(Iris tectorum)は、アヤメ科の仲間で一番最初に開花するのでこのネーミングになったそうです。過去記事からコピペすると、「イチハツ(Iris tectorum)、アヤメ科アヤメ属、耐寒性常緑多年草、中国原産、草丈30〜60cm、花期は4〜5月」アヤメ科の植物なので「外花被片3、内花被片3、おしべ3、めしべ1」内花被片もけっこう大きめです。

蕾の先の方は濃い青紫色、基部をはさみつける蟹のハサミみたいな苞がかっこよい♪このページの画像はすべて2014/05のイチハツで、「やや幅のある剣形の根生葉は全縁で、縦に粗く葉脈が走る。分岐する花茎の先に花径10cmほどの青花をつける。内花被片も外花被片も青で縁は波打ち、幅の狭い付け根付近は白で濃い青紫色の模様がある。外花被片は水平に開きやがて垂れ気味になる。内花被片は斜め上に立ち上がりやがて水平に開く」

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「倒卵形の外花皮片は付け根の白に濃い青紫色の模様の部分が広く、ここが昆虫を誘引する蜜標。外花皮片の中央には細かく裂けた鶏冠状の突起がある。外花皮片の先の方は青でボケ気味に濃い青紫の斑が入る。めしべの花柱は3分岐して、外花皮片に覆いかぶさる位置に伸びる。花柱の先端は2裂し細かい切れ込みあり。その付け根の辺りに膜状の柱頭がある。おしべは花柱と外花被片の間に1本ずつで計3本、花糸も葯も白、柱頭のやや下に位置する」

う〜ん、上の画像では柱頭と葯が確認できませんね(汗)。来年は解剖しちゃいますw イチハツには白花もありますが、ケロ的には基本種である青花の配色が好みです。植え場所の環境は合っているはずですが、巨大化したジャーマンアイリスにのしかかられて今年のイチハツの開花はもうひとつでした。来年の花付きを見て周辺を間引こうかな〜。

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イチハツの葯

ドワーフコンフリー・ヒッドコートブルーも爆殖系♪

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ドワーフコンフリー(dwarf comfrey)というのは英名で、学名の表記はSymphytum ibericumとかSymphytum grandiflorumとかになっています。同属のコンフリー(Symphytum officinale)に比べるとずっと小型で扱い易いの。ムラサキ科のお花なので「先端を内側に巻き込む形で、巻かれた花序が解けるように元の方から先端に向かって咲く巻散形花序(さそり形花序)」互生する根生葉や茎葉は長卵形、粗い毛が生えていてゴワゴワした質感です。

「ドワーフコンフリー・ヒッドコートブルー(Symphytum grandiflorum 'Hidcote Blue')、ムラサキ科ヒレハリソウ属、耐寒性多年草、草丈は20〜30cm、花期は5〜9月、原産地はヨーロッパ・西アジア(コーカサス地方)・シベリア西部」濃い赤紫色の蕾は密に集まり萼はこげ茶色、茎・葉・花柄・萼に白い細かい毛が目立ちます。花柄が伸び花序の付け根の蕾から開花、釣鐘状のお花が下向きに咲くの。咲き始めはピンク、咲ききると花筒は薄いブルーで白い花冠の先は浅く5裂します。

品種不明ですが、花色からドワーフコンフリー・ヒッドコートブルー(Symphytum grandiflorum 'Hidcote Blue')だと思うな。日向〜半日陰まで、地植えで根付けば広い環境に順応できます。葉は毛があって軍手にくっつくのが煩わしいけれど、緑肥やマルチングに利用可能。根を伸ばしてその先に新しい株ができるようで、繁殖力旺盛です。始めの頃は成長がゆっくりで油断しましたが、しっかり根付いてから本領発揮。周辺の植物を圧倒しないように適当に引っこ抜いています(笑)。

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コンフリーは肝機能障害を起こす疑いが出てから見かけなくなりました。ケロのドワーフコンフリーは苗で購入しましたが、こちらもあまり目にしません。でも、お花はキュート♪のぞきこんでもおしべがわかりにくいので解剖してみました〜。「花が終わると花弁やおしべは脱落、5裂する緑色の萼からめしべが1本長く突き出す、花柱も少し膨らんだ柱頭も白。おしべは5本で花糸は白、葯は黄色。おしべの周りに白い5枚の細長い小片がある」針のような長いめしべをおしべが取り囲み、そのおしべを付属体の小片が取り囲んでいるのでした。

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イフェイオン・ユニフロラム・ホワイトスターかな?

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イフェイオン(ハナニラ)属は、イフェイオン(Ipheion)属とトリスタグマ(Tristagma)属とノトスコルドゥム(Nothoscordum)属に分割されたそうですが…。みんなまとめてイフェイオンと総称している洋です(笑)。ケロの駐車場にも白、青、黄色、ピンクと咲き乱れ、花期やお花の姿に多少の差はあってもどれも丈夫♪いや、白花のイフェイオン・パルビフローラ(Ipheion parviflora)はちょっと弱いのかも。

イフェイオン・ユニフロラム(Ipheion uniflorum)の園芸品種が最も出回っていますが、このページの2013/04と2014/04の白花は品種不明。「外花皮片と内花皮片が3枚ずつ。おしべは長短3本ずつの6本、葯は黄色。めしべは1本、柱頭は白」といった特徴は、他のイフェイオンと共通です。でも、花皮片は幅が狭くシャープなものもあれば、幅が広く丸っこいものもある。花色も純白〜薄くブルーが入るものまで様々です。

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ポピュラーな白花だろうということで、イフェイオン・ユニフロラム・アルブム(Ipheion uniflorum 'Album')かイフェイオン・ユニフロラム・ホワイトスター(Ipheion uniflorum 'White Star')ということにしておきます。花皮片に黄緑色のラインが入らないのでパルビフローラでないことはわかります。花筒は長めで、花皮片にラインが入るものとは要らないものがあるの。

最後の1枚はこぼれ種から発芽した小さな株で、花色は微妙な水色。交雑している可能性は高いと思うな〜。球根の自然分球に加えて、実生でも殖えます。来春の目標はイフェイオン・パルビフローラを見つけて保護すること。うまく見つけられるかな〜。

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センダイハギの蝶形花♪

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センダイハギ(Thermopsis lupinoides)の英名はシベリアン・ルーピン(Siberian lupin)、日本の中部以北から朝鮮・中国・シベリアにかけて分布します。涼しい気候に向いているみたい。「センダイハギ(Thermopsis lupinoides)、マメ科センダイハギ属、耐寒性多年草、花期は4〜6月、草丈は40cmほど」花期は5〜8月、草丈は80cmとなっていることもあります。上記はケロの駐車場でのデータです(笑)。栽培環境に左右されるのでしょう。

このページの画像はすべて2014/04のセンダイハギで、「直立する茎は分岐し、その先に黄色の蝶形花を総状花序に多数つける。浅く2裂する大きな旗弁が目立つ。2枚の閉じた舟弁を2枚の翼弁がはさむ。花弁はくっきりと黄色」

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「互生する葉は3出複葉、葉柄の基部に大きめの托葉がある。小葉は倒卵形で葉表には白毛があり、葉裏は無毛。裏から見ると主脈が浮き上がって見える」根茎は太く、地下茎が横に長く伸びて殖え広がります。かなり離れた場所にも芽を出して暴れるのが難点かな〜。

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画像検索すると、おしべやめしべが確認できる写真もアップされています。「虫媒花で、ハチが蜜を食べに花にとまると下の花びらがめくれておしべとめしべが顔を出す」う〜ん、咲き進んでも舟弁はぴったり閉じたままです。お花が枯れかけても萎れた花弁の間からめしべの先端が突き出すだけ…。

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解剖してみました〜w 「おしべは10本、花糸は白〜薄い黄色、葯は黄色。めしべは1本、白」咲き始めのめしべは短めで旗弁に沿って立ち上がりますが、時間が経つと長く前方へ伸び出します。そして、基部の黄緑色の子房が膨らむの。やがて、花弁・おしべ・めしべは脱落して、萼から鞘状の果実が突き出す形になります。果実は毛に覆われたくすんだ緑色、葉が落ち茶褐色に変色しても茎の先に残ります。

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ヒメオドリコソウの唇形花♪

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ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)は欧州原産の越年草で、日本には明治時代に渡来した外来種です。同属のオドリコソウ(Lamium album var. barbatum)に比べて小型ので、和名がヒメオドリコソウなのですが…。踊り子が並ぶようにお花が付くわけではなく、見た目の共通点は少ないかも。「ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)、シソ科オドリコソウ属、1年草(越年草)、草丈は10〜25cm、花期は3〜5月」

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「葉は対生し、長さ1、2cmの葉柄をもつ。葉身は長さ2から4cm程度の卵円形で縁は鈍い鋸歯を持つ。葉脈は網目状で窪み、全体に皺があるように見える。上部では暗紫色を帯びる。葉をもむと悪臭がある。花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ〜Wikipediaのヒメオドリコソウ

どこにでも生えている雑草ですが、葉脈が走る葉には細かい毛が生えていて独特の質感です。上部の暗い赤紫色の葉はなかなか美しいの。突然変異の白花のシロバナヒメオドリコソウ、同属のホトケノザ(Lamium amplexicaule)との交雑種であるモミジバヒメオドリコソウ(Lamium hybridum)などもあります。画像の葉は、鋸歯の切れ込みが深くないのでモミジバヒメオドリコソウではありません。

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このページの画像はすべて2014/04のヒメオドリコソウで、「上部の葉腋にピンクの唇形花を輪状に2〜3個つける。上唇には粗い毛が密生し、筒部上部の前方がフード状に膨らむ。下唇の先端に2裂した裂片が突き出し、暗い赤紫色の斑が目立つ。おしべは長短2本ずつの4本、花糸は白で葯はくすんだ橙色。めしべは1本で白、柱頭は2裂する」

葯には白い毛が生えています。画像では上唇にへばりつくように長いおしべの葯の毛がなんとか見える程度。めしべはわかりませんね〜。その内、解剖してみますw 種子にはエライオソームが付着しており、アリ散布型植物です。発芽率抜群ではびこりますが、除草は容易なのでそれほどじゃまにはなりません。除草の時に葉に触れますが、悪臭は感じないよ。

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ナルキッスス・ブルボコディウム=ペチコートスイセンは種でも殖える!

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ナルキッスス・ブルボコディウム(Narcissus bulbocodium)=ペチコートスイセンは小型の原種系スイセンで、いくつかの亜種と変種があるそうです。検索すると園芸品種がいくつもヒットします。花色・形状・花期が微妙に違うのだとか。過去記事をコピペすると、「ナルキッスス・ブルボコディウム(Narcissus bulbocodium)、ヒガンバナ科ナルキスス(スイセン)属、耐寒性多年草、秋植え球根、地中海沿岸原産、草丈は10〜20cm、花期は3〜4月」

このページの画像はすべて2014/04のナルキッスス・ブルボコディウム=ペチコートスイセンで、「退化した小さな花皮片は薄い黄緑色〜黄色、筒状の副花冠は黄色。おしべは6本で葯は黄色、花糸は黄緑〜黄色で先の方が上向きに湾曲。長めのめしべは1本で花柱は黄色、少し膨らむ柱頭は白っぽい」1茎1花ですが、繁殖力が強くて花つきがよいの。

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上の1〜3枚目は駐車場中央、4枚目は駐車場西に植えてあります。別の方からお譲り頂きましたが、園芸品種名などは不明。ケロには細かな違いはわかりません。どちらも丈夫でまったく手間要らず、毎年よく咲いてくれます。で、下の5枚目は駐車場北のはぐれペチコートスイセンなのです。土を動かした記憶のない場所で2株の開花を確認〜。

結局この春は、かなり離れた4箇所でナルキッスス・ブルボコディウムが咲きました。ナルキッスス・ブルボコディウムは種からの発芽が容易で、開花までの時間も短いんじゃないかな?だから、交配による園芸品種の作出が盛んなのだと推理しましたw 白花を植えたら、自然交配で面白いお花が咲くのかも。秋になったら、白花のペチコートスイセンも植えてみよう。

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イエロームスカリ'ゴールデンフレグランス'の繁殖力は?

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イエロームスカリ'ゴールデンフレグランス'(Muscari macrocarpum 'Golden Fragrance')は黄花のムスカリです。赤褐色の太目の花茎に筒状の小さなお花を総状花序に多数つけます。短い花柄につくお花は他のムスカリ比べるとややまばらで、横向きに咲きます。過去記事をコピペしますと、「イエロームスカリ'ゴールデンフレグランス'(Muscari macrocarpum 'Golden Fragrance')、ユリ科ムスカリ属、耐寒性多年草、秋植え球根、地中海沿岸〜南西アジア原産、草丈は10〜20cm、花期は3〜5月」

このページの画像はすべて2014/04のイエロームスカリ'ゴールデンフレグランス'で、「蕾は青緑色→花皮片は紫色、先端は白になる→花皮片は黄色、先端は白で浅く6裂する→下から上へと咲き進むにつれて、花皮片は紫色から黄色に、先端は白から茶褐色に変化。おしべが6本で2室に分かれる葯は黄色、めしべが1本で三角形に膨らむ柱頭は白」おしべの花糸やめしべの花柱は確認できませんでした。来年は解剖してみようw

イエロームスカリ'ゴールデンフレグランス'は自然分球でドンドン繁殖することはないみたい。でも、暑さ寒さに強くて、地植えにすれば消える心配なし。毎年、安定して咲き続けています♪属名のMuscariは「ギリシャ語で麝香を意味するmoschos(ムスク)に由来する」そうです。ゴールデンフレグランスという園芸品種名は香りからつけられたのですが、蓄膿気味のケロにはよくわからないorz ま、お花がキュートで手間なしだからよいや。

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スイセンは種でも殖えるのかな?

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スイセンはユリ科スイセン属の耐寒性多年草(秋植え球根)、とても丈夫で野性化したものも見かけます。球根植物は小型化しいつの間にか行方不明になるものが多いけれど、スイセンは地植えでめったに消えることはありません。「花皮片が6枚、おしべが6本、めしべが1本、副花冠が目立つ」といった特徴はどのスイセンにも共通です。

このページの画像はすべて2014/03と04の品種不明のスイセンです。1・2枚目はいつから生えているのかも定かではない野良スイセンw 副花冠は黄色、花皮片はクリーム色がやがて白に変化します。大杯スイセン(副花冠の長さが花弁の3分の1以上で花弁の長さは超えない)の仲間だと思う。引っ越してきた9年前には存在しなかったはずで、進入経路は謎〜。

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3〜5枚目はケロがタゼッタ系交配品種、たぶん房咲きのニホンスイセン(Narcissus tazetta)と勘違いして購入したもの。1球50円だったかな(笑)。「副花冠は黄色、花皮片はクリーム色がやがて白に変化」という配色は1・2枚目と同様。副花冠の長さはラッパスイセン(副花冠の長さが花弁と同じかそれ以上)なのか大杯スイセンなのか微妙です。

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ラストは裏の通路付近の野良スイセン、花皮片はクリーム色で副花冠が黄色の大杯スイセンの仲間らしい。このスイセンは引っ越して数年してから生え出しました。植えてはいないし、土を動かす場所ではないので自然分球した球根(鱗茎)が紛れ込む可能性もごく低いと思うの。

「スイセンは多くの種類が自家不稔性で、結実の為には他家受粉する必要がある。交配に用いる親の染色体数によっては交配しても不稔になる。播種から開花まで最短でも3年かかる」ケロの駐車場には大杯スイセンのブラッケンハースト、小杯スイセンのバレットブローニング、八重咲きスイセンのリップバンウィンクル、トリアンドルス系交配品種のタリア、キクラミネウス系交配品種のテータテート、ジョンキル系交配品種のキズイセン、ポエティクス系交配品種の口紅スイセン、原種系交配品種のブルボコディウムなどが咲いています。こぼれ種からの発芽した株なのかな?

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日本水仙と大杯水仙の花期って

イフェイオン・セロウィアナム=キバナハナニラはノソスコルドゥム属

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イフェイオン・セロウィアナム(Ipheion sellowianum)は、キバナハナニラの名前で流通しています。上の画像は2014/04のイフェイオン・セロウィアナムで、「花茎の先に花径4cmほどの黄花をつける。外花皮片と内花皮片が3枚ずつ、鮮やかな黄色で先端に薄く黄緑色が交じる。めしべは1本で花柱は黄色、少し膨らむ柱頭は白。おしべは6本で花糸も葯も黄色。根生葉は線形」

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「イフェイオン・セロウィアナム(pheion sellowianum)、ユリ科イフェイオン属(ハナニラ属) 、耐寒性多年草、秋植え球根、草丈は10〜20cm、花期は3〜4月、原産地は南米(ウルグアイ、アルゼンチンなど)の高地」葉やお花の見た目が黄花のクロッカスに似ているので、英名はフォールス・イエロー・クロッカス(False yellow crocus)なのだとか。黄花クロッカスもどき?ケロ的には黄花の原種チューリップに似ている気がするけどな。

3・4枚目は2010/02のイフェイオン・セロウィアナムで、やや寒さに弱いらしいので鉢植えにしたら早春から開花。ただ花付きはもうひとつで、葉の伸び出す時期も不規則でした。で、管理の手間を省こうと地植えにしたのが下の画像です。群馬の冬の最低気温は−7℃の日もありましたが、防寒なしの地植えで冬越しOK。耐寒性はけっこうあります。自然分球による繁殖力は弱いですが、消えることなく毎年開花中♪

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イフェイオン・セロウィアナム(Ipheion sellowianum)には、トリスタグマ・セロウィアナム(Tristagma sellowianum)という異名(シノニム)があります。属名にイフェイオン属とトリスタグマ属のふた通りの呼び名があるみたい。「種小名のsellowianumはドイツ人植物学者F.Sellowに因む」そうです。

イフェイオンの仲間は30種弱あるようですが、その多くはイフェイオン・ユニフロルム(Ipheion uniflorum)の園芸品種らしい。これらのお花はおしべやめしべが花筒の奥にあって、葯と柱頭がちょっとだけ見えるだけ。それに対してイフェイオン・セロウィアナム=キバナハナニラは花皮片が平開、おしべやめしべははっきり確認できます。イフェイオン・セロウィアナムはノソスコルドゥム・セロウィアナム(Nothoscordum sellowianum)とかノソスコルドゥム・フェリッポネイ(Nothoscordum felipponei)と表記されていることもあります。新しい分類では「ユリ科ノソスコルドゥム属」となるのでした。

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エンコウソウとリュウキンカの中間形態?

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エンコウソウ(Caltha palustris var. enkoso)は、リュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)の変種に当たる水生植物です。抽水でも腰水でも栽培できます。両者の違いについては過去記事で書き尽くしたのでパス(笑)。「花後に花茎が倒伏→節から発根→冬芽を形成→翌春に新しい子株」このパターンなので、エンコウソウということにしておきます。パッと見には立ち性なのですが、茎が横に這って殖え広がろうとするの。エンコウソウとリュウキンカの中間形態なのかな〜。

過去記事をコピペしますと、「エンコウソウ(Caltha palustris var. enkoso)、キンポウゲ科リュウキンカ属、耐寒性多年草、北海道〜九州に分布、草丈は10〜30cm、花期は4〜6月、長く這う茎を手長猿の手足になぞらえ猿猴草の漢字を当てる」長い葉柄がある根生葉は粗い鋸歯のあるハート型で、基部は重なり合いません。

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このページの画像はすべて2014/04のエンコウソウで、「花茎の先に花径2cmほどの黄花を付ける。花弁に見える萼が5〜6枚、光沢はなく花脈が走る。おしべは多数で花糸も葯も黄色。花の中央のめしべは10個ほどで黄緑色」この画像では花脈はほとんど目立ちません。過去記事のリュウキンカのお花は花脈がはっきりしていて、花茎も少し分岐していたはず。

ただ、栽培環境の影響も大きいのでなんとも言えません。ケロの鉢植えのエンコウソウは草丈15cmくらいですが、お店では屋外のトロフネに30cmを超える大株が浮かんでいるのを見たこともあります。咲き進むとおしべの葯は白っぽく褪色し、黄緑色の子房が目立ち始めます。「種小名のpalustrisは「沼地に生える」という意味で湿生植物であることを表す」のだそうです。

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リュウキンカかな?エンコウソウかな?

アジュガ・レプタンス・ピンクエルフも爆殖系♪

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アジュガ・レプタンス(Ajuga reptans)の基本種は紫花ですが、白花や桃花といった園芸品種もあります。キランソウ属の仲間をアバウトにアジュガと総称することもあるけれど、狭義のアジュガはセイヨウジュウニヒトエ=アジュガ・レプタンスとその園芸品種を指すみたい。このページの画像はすべて、2014/04のアジュガ・レプタンス・ピンクエルフ(Ajuga reptans 'PinkElf')です。たぶんそうだと思う(笑)。

過去記事からコピペすると、「アジュガ・レプタンス・ピンクエルフ(Ajuga reptans 'PinkElf')、シソ科キランソウ属、耐寒性多年草、原産地は欧州や中央アジア、草丈は約20cm、花期は4〜5月、別名はヨウシュジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ」地植えにした当初は少し弱いかと思ったのですが、匍匐茎を伸ばして周囲の植物を圧倒し始めました。腋生の花は花柄が短く花茎に密に集まって花穂を作ります。とても花つきがよいの♪

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「花は唇形花で、はっきりした筒を持ち、先端は上下に分かれる。上唇はごく短くて二つに裂ける。下唇は平らに大きく発達して三裂するが、特に中央の裂片が大きく、その先端はさらに二裂することがある。雄蘂は4本あり、花冠の上唇に沿って斜めに伸び、先端には二室からなる葯を付ける〜Wikipediaのキランソウ属

「直立する総状花序に花径1〜2cmの唇形花を多数付ける。斜め上に向く上唇は短く2裂する。水平に突き出す下唇は大きめで3裂し、真ん中の裂片は先が切れ込みへこむ」薄いピンクの花弁には花脈が走りますが目立ちません。「上唇に沿うようにおしべが4本、花糸は白、2室に分かれる葯は白〜黄色」めしべは1本で白はずですが、ケロの画像では確認できませんね(汗)。赤褐色の萼や苞葉、ピンクの花弁の裏には白い細かな毛が目立ちます。

アジュガ・レプタンス・ピンクエルフ(Ajuga reptans 'PinkElf')は非常に強健、日陰に植えましたが匍匐茎で日向へ進出。暑さ、寒さ、病気に強く、地植えにすれば手間なしです。繁殖力があるので、条件の悪い場所のグラウンドカバーに向いています。アジュガ・レプタンスには、葉に斑が入る園芸品種もあってこちらもよいな〜。

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アジュガ・レプタンスの紫とピンク

シロヤマブキは発芽率がよい♪

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シロヤマブキ(Rhodotypos scandens)は「バラ科シロヤマブキ属で1属1種、花弁・萼片・めしべ・果実はそれぞれ4」ヤマブキ(Kerria japonica)は「バラ科ヤマブキ属、花弁・萼片はそれぞれ5、めしべ・果実はそれぞれ3〜6」両者は別属でいろいろな違いがあるのでした。「シロヤマブキ(Rhodotypos scandens)、バラ科シロヤマブキ属、落葉低木、樹高は1〜2m、花期は4〜5月」

長野県や中国地方などの山中に生える自生種は絶滅危惧種ですが、園芸種はよく庭に植えられています。暑さ寒さに強く、半日陰でも花つきがよいの。発芽率もよく、ケロは種から育てました♪幹は叢生するので枝が古くなったら適当に刈り込んでいます。1〜2月に枯れた枝を間引くように剪定するのがよいみたい。

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「高さは1-2m。葉は茎に対生し、2-5mmの葉柄をもち、単葉。葉の形は卵形で先が尖り、基部は円形または心形、縁には鋭い重鋸歯があり、葉脈のしわが目立つ。長さ5-10cm、幅2-5cm。花期は4-5月で、径3-4cmの両性花を側枝の先端に一つずつ咲かせる。花弁は4枚で白色。果実は痩果で、1花に光沢がある黒色の実を4個ずつつける。翌春まで残る場合がある〜Wikipediaのシロヤマブキ

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対生する葉は縁が切れ込み、切れ込みの縁がさらに切れ込む重鋸歯。主脈と側脈の溝は深く、細脈はしわ担って見えます。小さめの萼片は4枚でやはり鋸歯が目立ち、柔らかそうな質感です。葉のように見える萼片の下部から横に張り出しているのが副萼片なのですが…。副萼片は小さくて目立ちません。この画像でギリギリわかるかな〜。

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このページの画像はすべて2014/04のシロヤマブキで、「幅のある花弁は4枚で重なり合う。萼片と副副萼片も4枚ずつ。おしべは多数で花糸は白、葯は白でやがて薄い黄褐色。めしべは4本で花柱も柱頭も白」花底を覗き込むと黄緑色です。う〜ん、棒状のめしべはわからない…。あとで解剖しよう(笑)。「4個くっついた形になる楕円形の果実(痩果)は、花弁脱落後も萼片に囲まれるようにして長く残る」果実の色は熟すにつれて黄緑→赤→黒と変化します。果実の画像もアップしたいな。

関連記事「シロヤマブキ、種子から栽培・その1
シロヤマブキのめしべは4本のはず

原種系チューリップのクルシアナ・シンシアとプルケラ・リトルビューティ♪

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原種系チューリップ・クルシアナ・シンシア(Tulipa clusiana'Cynthia')は、外花被片の外側は赤で内側はクリーム色。蕾の時は赤で縁にクリーム色がのぞき、お花が開ききると黄花。過去記事からコピペすると、「クルシアナ'シンシア'(Tulipa clusiana'Cynthia')、ユリ科チューリップ属、耐寒性多年草、秋植え球根、イラン〜チベットが原産地、草丈は20〜30cm、花期は4月」

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上の画像はすべて2014/04の原種系チューリップ・クルシアナ・シンシアで、「薄い黄緑色の子房の上にあるめしべの柱頭は白っぽい黄色で3裂。おしべの花糸や葯は黄色、葯は時間が経つと褐色。外花被3枚の内側は淡い黄色で外側は紅色、内花被3枚は内側も外側も淡い黄色」お花は小型化し、外花被片外側の赤はかすれてきましたが、蕾が何本も揺れている様子は愛らしい♪

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ラストの2枚は2014/04の原種系チューリップ・プルケラ(フミリス)・リトルビューティ(tulipa pulchella(humilis)little beauty)です。頂き物の球根を地植えにして4年目ですが、しぶとく開花中〜。日当たりに植えたので、梅雨〜夏の高温多湿で消えるかと思ったのだけど意外と丈夫。中央から青紫→白→赤という花被片の配色が素敵です。

過去記事をコピペすると、「原種系チューリップ・プルケラ(フミリス)・リトルビューティ(tulipa pulchella(humilis)little beauty)、ユリ科チューリップ属、耐寒性多年草、草丈は15〜20cm、花期は3〜4月」がんばって咲いてくれていますが、お花は小さく色も褪せてようやっとの感じかも。ありがとう。十分楽しませてもらった。来春も生き残っているとよいな〜。

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原種チューリップのリトルビューティーとリトルプリンセス
原種系チューリップも宿根化は難しいかも…

カロライナジャスミンは寒さにも強い!

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カロライナジャスミン(Gelsemium sempervirens)は、けっこう耐寒性が強く群馬では防寒なしの地植えでOK。−7℃の日もありましたが、対生する長披針形の葉を赤褐色に紅葉させつつも常緑でした。画像は2014/04のカロライナジャスミンの八重咲きです。過去記事をコピペすると、「カロライナジャスミン(Gelsemium sempervirens)、マチン科ゲルセミウム属、常緑つる性低木、北米南部〜中米原産、ツルの長さは3〜6m、花期は4〜5月、英名はイエロージャスミン」

一重咲きのカロライナジャスミンは、「花径3cmほどの花は筒状で先端が5裂し平開する。めしべは1本で花冠から突き出す、花柱は薄い黄色、柱頭は白で4裂。おしべは5本、花柱の付け根にくっ付くように黄色い葯がある」ケロのくどい説明よりも、「カロライナジャスミンのめしべとおしべ」のナイスな画像をごらん頂けば一目瞭然〜。八重咲きのカロライナジャスミンでは、おしべもめしべも確認できないみたい。

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「 属名のGelsemiumはイタリア語のジャスミンに由来し、種小名のsempervirensは「常緑の」という意味」だそうです。属名のカタカナ読みのゲルセミウムを初めとして、たくさんの別名があります。開花までは時間がかかりましたが、2011年以降は毎年開花。だんだんと花付きもよくなりました。ただ、ベランダにうまく巻き付いてくれないの。6m達するツルは地を這って暴れ気味です。ビニタイで誘導しようかな〜。

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カロライナジャスミンの耐寒性
八重咲きカロライナジャスミンの繁殖力

原種系チューリップ・プルケラ・テタテタはキュートな八重咲き♪

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原種系チューリップ・プルケラ(フミリス)・テタテタ(Tulipa pulchella(humilis) 'Tete a Tete')は、「Tulipa kaufmanniana 'Holland Babyと Tulipa greigii 'Zampa Parrot'の交配による園芸品種」だそうです。3月下旬には開花する早咲きで、花茎はごく短く地際で八重咲きのお花をつけます。プルケラ種とフミリス種が同じものなのか否かはよくわからないみたい。購入した時の商品名はテタテトとなっていましたが、テタテタと表記する方が普通かな。

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このページの画像はすべて2014/03の原種系チューリップ・プルケラ・テタテタで、こげ茶色の薄皮に包まれた球根(鱗茎)は小さめ。中央部分がへこんだ葉は細長くて頼りなさげ。でも、問題なくきれいに咲いてくれます♪最初の開花は2014/03/28で、朝露に濡れた外花被片の外側は薄い褐色→午前中にはおしべが花弁化した?八重の内花被片が開き始める→午後には西日を浴びつつ開花完了。内花被片は内側も外側も赤、最期まで開ききらない八重咲きで、おしべやめしべの様子は不明。退化しているのかな。来年は解剖してみよう。

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1週間ほどでお花は傷んでしまうけれど、褪色した頃のダークレッドも風情があるの。ケロ的にはラストの画像のシックな色合いが好みです。原種系チューリップのプルケラ種は宿根化させやすいそうですが、八重咲きは難しいのかも。このページの原種系チューリップ・プルケラ・テタテタは、関連記事のテタテタとは別に買い求めた球根です。植えっ放しで数年後にひょっこり咲いてくれたら、うれしいサプライズなんだけどな〜。

関連記事「原種チューリップのプルケラ・テタテタとウルミエンシス・ティティーズスター

チューリップ・ブラックヒーローの花色はダークパープル?

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チューリップ・ブラックヒーロー(Tulipa 'Black Hero')は、チューリップ・クイーンオブナイト(Tulipa 'Queen of Night')の枝変わり(突然変異)を選別した園芸品種です。別名はクイーンオブナイトが夜の女王なら、ブラックヒーローは夜の帝王なのだとか。なんで夜の英雄じゃないのかな(笑)。「チューリップ・ブラックヒーロー(Tulipa 'Black Hero')、ユリ科チューリップ属、耐寒性多年草、秋植え球根、草丈は40〜60cm、花期は4月下旬〜5月上旬」

このページの画像はすべて2014/04のチューリップ・ブラックヒーローで、「花色は濃い紫色。太い花茎はくすんだ黒紫色で長め。蕾の外花被片の外側は緑色、開花が近づくと緑色は薄れて縁はピンクになる、開花すると八重咲きの内花被片は内側も外側も濃い赤紫色」ダブルレート(double late)系とかピオニー(peony)咲きとか言われる八重咲きです。おしべが花弁化しているのかな。花期は晩生(4月下旬〜5月上旬)のはずですが、4月上旬から咲いていて早咲きと区別がつきません。

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茶色の薄皮に包まれた球根(鱗茎)はゴロンとして大きめ。お花は開ききると中心部は白っぽく見えます。おしべやめしべの様子は解剖しないとわかりませんw う〜ん、開ききる前の咲き初めがビューティフルかな〜。花色はブラックではなくダークパープルです。でも、クイーンオブナイトも過去記事の画像では、赤紫〜黒と年によって微妙に変化しています。数年、観察しないと花色は断言できません。植えっ放しで来年も咲いてくれるとよいのだけれど。

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追記です〜。チューリップ・ブラックヒーローのお花を解剖してみました。「八重咲きの花皮片は濃い赤紫色、花底中央は白で薄く青が入る。子房はくすんだ黄緑色、その表面に張り付くめしべの柱頭は明るい黄緑色。柱頭は不規則にねじれ、端には細かい凹凸がある。おしべの花糸は白、葯は黄色」柱頭の一部は花弁と癒着しています。おしべは2本しか確認できなかったので花弁化しているのかも。アブラムシだらけ〜w

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