2014~kero's garden-4カテゴリの記事一覧

リコリスの園芸品種、エマニエルとてんやわんやとファニーフェイス♪

ヒガンバナというかリコリスの園芸品種は、花期が7月下旬〜10月上旬、植え付け時期は6〜8月。花期が早いものは6月から植え付けますが、購入すると葉が枯れてから掘り上げ・乾燥・発送となりますから…。手元に届いて植え付けるのは7月下旬頃になるのかな。花期が遅いものは8月の植え付けでも間に合うはず。「城下農園」で買った球根は7月下旬に予定通り届きました。

ケロはトロフネをどかしたスペースにサクッと植えつけるつもりでした。でも、大きな石や粘土で植物栽培に向かない場所だからトロフネを置いたのであって、移植コテでは10cm掘り返すのが限界orz 漬物石みたいなのが何十個も埋まっているし、浅いところから粘土の層になっていて小雨で水たまりになっちゃうの。これでは丈夫なヒガンバナも根腐れで消えてしまうかもと、掘り返しては腐葉土や培養土を足している内に8月も終わりに近づきました。

気が付くと、押入れに転がしてあったヒガンバナの球根(鱗茎)から、花茎が伸びています。ヒヤシンスは水栽培、コルチカムは空気栽培も可能です。ヒガンバナ(というかリコリスの園芸品種)も土や水のないところに放置すると、空気栽培で開花するんだ(汗)。来年以降、のんびり開花を楽しもうと思っていたのに、養分を使いきって消耗してしまう。ということで、土壌改良は途中で打ち切って8月末に植え付けました(笑)。

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1〜3枚目は空気栽培状態であわてて植えつけたリコリス・エマニエル(花色:桃藤色、花期:8、出葉:冬、交配親:ヘイスパー×ダンディ)で、「花被片は6枚で薄いピンク、先の方は淡い藤色。おしべは6本で花糸はピンク、葯は黄色。めしべは1本で花柱も柱頭もピンク、花柱の付け根は色が薄い」ええと、画像を見ると一番花の花被片は5枚、二番花以降は6枚になっていました。栽培環境で花被片の数って変わるみたい。

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4〜6枚目はリコリス・てんやわんや(薄ピンク大傘、8月、早春、?)で、「花被片は薄いピンクで先の方は淡い藤色、大輪で縁が波打ち反り返る。おしべは花糸が薄いピンク、葯が黄色。めしべは花柱が薄いピンク〜赤紫、柱頭が薄い赤紫」花柱は付け根のほうが色が薄く、柱頭に近づくと濃くなります。これはほとんどのリコリスに共通。

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最後はリコリス・ファニーフェイス(ピンクに濃いピンクの筋、8月、冬、ダンディ×?)で、「花被片はピンクで中央は濃いピンク。おしべは花糸がピンク、葯は黄色。めしべは花柱がピンク、柱頭が赤紫」ファニーフェイスも空気栽培状態で花茎を伸ばしてあわてて植え付け、短い花茎で花数も少なかったかな。でも、花色はくっきりと出たほうだと思うの。来年に期待したいです。

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ムラサキシキブとコムラサキシキブ

ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)もコムラサキシキブ(Callicarpa dichotoma)も近所のお庭でよく見かけます。「ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)、マツヅラ科ムラサキシキブ属、落葉低木、樹高は3〜5m、花期は6〜7月、北海道南部〜沖縄・朝鮮半島・台湾に自生」同属で樹高が2mくらいまで、対生する卵型の葉も小さめなのがコムラサキシキブ=コムラサキ=コシキブです。別名が多いな〜。

どちらも薄紫色のお花は小さくて地味、9〜11月に付く紫色の果実に観賞価値があります。さらにどちらにも白花・白実のシロシキブという品種があるの。つまり、ムラサキシキブのシロシキブ(Callicarpa japonica f. albibacca)とコムラサキシキブのシロシキブ(Callicarpa dichotoma f. albibacca)があるということで、紛らわしい…。

ムラサキシキブとコムラサキシキブの違いは、「葉の鋸歯が先から3分の2まであれば前者、2ぶんの1までなら後者。果実のつき方がまばらなら前者、密なら後者。葉柄と花柄の出る位置が接していれば前者、数ミリ離れていれば後者。枝が垂れなければ前者、枝垂れれば後者」と言われています。これだけチェックポイントがあれば、識別は容易に思えるのですが…。

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ケロの駐車場にはムラサキシキブらしき樹木が3本あり、この内の2本を比べてみます。1〜4枚目は白花・白実のムラサキシキブ?で、「緑色の茎に葉が3枚ずつ、花柄も3本ずつ輪生。花柄は分岐して白の合弁花を集散花序につける。花冠の先は4裂、黄緑色の萼も4裂。おしべは4本で花糸は白、葯はクリーム色。めしべは1本で花柱も2裂する柱頭も白」画像では萼や柱頭の様子はわかりませんね。茎や葯の色は時期によって変わるのかも。

樹高が低く枝垂れているのでコムラサキシキブのシロシキブだと思っていたの。果実も密に付いているし、葉の付け根には鋸歯もありません。でも、葉柄と花柄はほぼ同じ場所から出ています。葉の鋸歯も3分の2まであるかもしれない。そして、花色に関係なく、花柱が白いのはムラサキシキブだと思うのですが…。う〜ん、よくわからない(笑)。

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5〜7枚目は薄紫花・紫実のコムラサキシキブ?で、こちらは枝垂れず樹高があるのでムラサキシキブだと思っていたの。葉の付け根の方まで鋸歯があるといえばある。葉柄と花柄が出る位置は近いようなちょっと離れているような…。果実のつき方は密に見えます。ケロ的には、「花色にかかわらず、めしべの花柱が白ならムラサキシキブ、ピンクならコムラサキシキブ」と思い込んでいました。その基準だとこれはコムラサキシキブになります。

ムラサキシキブとコムラサキシキブの花柱の色は、画像検索してもよくわかりませんでした。上の画像も時期はずれで花冠が閉じていてめしべは確認しにくい(汗)。発芽率はそこそこあって、空き地や道端で雑草化しています。交雑して特徴が混じる可能性はないのでしょうか?もうひと株あるので、来年は3株まとめてよく観察してみなくっちゃw

関連記事「コムラサキシキブ・開花
コムラサキシキブ?

リコリスの園芸品種、ブラボーとイナバウアーとポパイ♪

ヒガンバナが満開とのニュースが各地で流れています。ケロの駐車場のリコリスの園芸品種は75株咲いてくれました。植え付けが8月末と遅れたことを考えると、悪くない開花率だと思うの。群馬でのヒガンバナの花期は9月がピークなので、残りのお花は来年に持ち越しかな。ヒガンバナ=リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)は耐寒性が強く、地植えでの冬越しに問題はなし。土手沿いの道端で雑草化しています(笑)。

黄花のショウキラン≒リコリス・オーレア(Lycoris aurea)は耐寒性が弱く、寒冷地では鉢植えにして冬は室内に取り込んだほうがいいみたい。シロバナヒガンバナ≒リコリス・アルビフローラ(Lycoris albiflora)も交配親がリコリス・オーレアだとすると耐寒性は微妙かも。ケロは手間を省こうと全部地植えにしちゃった(汗)。

これまで白花っていうか薄いピンクというか薄いクリーム色っていうか、品種がよくわからないリコリスを4種類地植えにしています。リコリス・ホウディシェリ(Lycoris houdyshelii)のピンク系統≒アルビピンクかも知れませんが、ホントのところは不明。繁殖力や花つきに差はあるけれど、いずれも消えることなく越冬しているの。だから、リコリスの園芸品種たちも大丈夫かなと思ったんだけど、どうかな〜。11月になったら、腐葉土で株元を覆い、冬の夜は不織布を被せよう。1年目は慎重にケアしてあげたい。

で、いつもの「城下農園」シリーズの続きですw リコリス・ブラボー2014-09-09.jpg

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1〜4枚目は2014/09のリコリス・ブラボー(花色:クリーム太弁、花期:8月、出葉:秋、交配親:ジャクソニアナ×山の根ゴールド)で、「花被片は6枚でクリーム色〜黄色、幅があって咲き始めはほとんど波打たない。おしべは6本で花糸はクリーム色、葯は黄色。めしべは1本で花柱はクリーム色〜赤紫色、柱頭は赤紫色」爽やかなクリーム色で花付きも良し♪

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5〜7枚目は2014/09のリコリス・イナバウアー(白細弁、8月、秋、ジャクソニアナ×山の根ゴールド)で、「花被片は白〜クリーム色、細長い。おしべは花糸が白、葯が黄色。めしべは花柱が白〜薄いピンク、柱頭は薄い赤紫色」ええと、5・6枚目は花被片が5枚、おしべが5本。7枚目は花被片が6枚、おしべが5本。リコリス属の花被片は6枚、おしべは6本ですから変則的に咲いています。来年のお花はどんなだろう?

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最後は2014/09のリコリス・ポパイ(クリーム、9月、春、ヘイジャクス×スペリー)で、「花被片はクリーム色、幅がある。おしべは花糸が白〜薄いクリーム色、葯は黄色。めしべは花柱が薄いクリーム色〜薄いピンク、柱頭が薄い赤紫」大輪でボリュームがあります。他の色は混じらずスッキリしたクリーム色かな。

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リコリスの園芸品種、山の根ゴールドとリコリス・ホウディシェリかリコリス・エルシアエ

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リコリスの園芸品種は花色が豊富ですが、リコリスの黄花といえばリコリス・山の根ゴールドかな。1〜3枚目は2014/09のリコリス・山の根ゴールド(花色:黄、花期:8月、出葉:晩秋、交配親:台湾オーレア×スペリー)で、「6枚の花被片はゴールデンイエロー。6本のおしべは花糸が薄い黄色、葯は黄色。1本のおしべは花柱が薄い黄色、柱頭は薄い赤紫」細長い花被片は波打ちながら反り返り、しべは長く突き出していてリコリス亜属(Lycoris)の特徴がよく出ているの。きっぱりと黄色の大輪です♪

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4・5枚目は2014/09のたぶんリコリス・ホウディシェリ(Lycoris houdyshelii)で、「花被片は白で中央には薄っすらとピンクが混じる。おしべの花糸は白、葯はクリーム色。めしべの花柱は白、柱頭は薄い赤紫」ケロの言う葯の色は花粉の色のこともあって、そこら辺はアバウト。問題は花色なのです。これは2009年にヤフオクで黄花のリコリス・オーレア(Lycoris aurea)として落札した球根を地植えにしたもの。過去記事を見ると、花被片の付け根が黄色のクリーム色で咲いていた時期もあります。

地植えにして5年以上経ちますが、ほとんど殖えず咲く年もあれば咲かない年もあるといった感じ。白花のリコリス・アルビフローラ(Lycoris albiflora)かなとも思ったのですが…。咲き始めは白で日にちが経つとピンクが混じる年もあれば、黄色がまじる年もあってよくわからない。1株しか植えていない場所なので、他の品種の球根が混じることはないはず。生育環境でこんなに花色が変わるものなのかな?

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リコリス・ホウディシェリ2014-09-19-2.jpg

6〜8枚目もたぶんリコリス・ホウディシェリ(Lycoris houdyshelii)で、咲き始めの花被片はほとんど波打たず反り返りません。白で中央には薄っすらとピンクが混じる感じ。咲き進むと花被片は波打って反り返り、白から淡いクリーム色に変化していくの。こちらもリコリス・オーレア(Lycoris aurea)として頂いた球根ですが、自然分球でけっこう殖えている様子。今年は白花に近いけれど、ピンクや黄色が強く出る年もあるのです。

リコリス・オーレアと呼ばれている品種にも何種類かが混じっていて、さらに交配が繰り返されているので交配親は確認できないことが多いみたい。そこで、見た目の花色で白にピンクや黄色が混じるものをリコリス・ホウディシェリ(Lycoris houdyshelii)とかリコリス・エルシアエ(Lycoris elsiae)とかに分類しているらしい。ケロには識別不能なので、比較的よく出回っているリコリス・ホウディシェリ≒真夏のクリスマスだろうということにしておきます。

リコリス・山の根ゴールドは見間違いようのない黄花で、ケロ的には大満足。来年以降も花色がボケずに咲き続けてほしいな。別の場所にリコリス・ホウディシェリがもうひと株植えてあります。そろそろ蕾が上がってくるはず。今年の花色はどんなかな?白かな、薄いピンクかな、薄いクリーム色かな?咲いてみないとわかんない(笑)。

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リコリスの園芸品種、カルメンと小悪魔とヤンクミ♪

リコリスの園芸品種、カリスマとこましゃくれとキャロル♪

土手沿いの道をお散歩していると、真っ赤なヒガンバナ=リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)が満開です。中国からの帰化植物ですが、日本の秋の景色にすっかり溶け込んでいるの。不稔性とは信じられないくらいあちこちに広がっています。人の手で移植されたとは思えないような場所でも咲いており、球根(鱗茎)がどうやってたどり着いたのかと不思議に思えてしまう。さて、「城下農園」のリコリスの園芸品種は開花中。うんちくはパスしてお花の紹介だけです(笑)。

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リコリス・キャロル2014-09-02.jpg

1〜3枚目は2014/09のリコリス・キャロル(花色:ピンク弁先紫、花期:8月、出葉:冬、交配親:?)で、「6枚の花被片は淡いピンクで、先の方は薄っすらと青みがかる。花被片はやや幅があってほとんど波打ったり反り返ったりしない。おしべは6本で花糸は薄いピンク、葯は黄色。めしべは1本で花柱は薄いピンク〜赤紫、柱頭は赤紫」しべは軽く上向きにカールしますが、それほど長くありません。シマンタス亜属(Symmanthus)の特徴が出ています。来年は弁先の青紫色がもうちょっとはっきり出てくれるとよいな〜。

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4〜6まいめは2014/09のリコリス・こましゃくれ(濃ピンク細弁、8月、初冬、?)で、「花被片は濃い赤ピンク、おしべは花糸が赤ピンク、葯が黄色。めしべは花柱が赤ピンク、柱頭が赤紫」植え付けが8月末と遅れたせいか、花茎が短くて地際で咲いていたの。ピントが合わせられなくて1枚は室内撮影。上記HPの輝くような花色とは差がありすぎw 花被片の上5枚が半円状に開き、下の1枚が長く突き出していました。来年はどんな花色、どんな形で開花するのかな〜。

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最後は2014/09のリコリス・カリスマ(ピンク味赤、8月、冬、?)で、「花被片はピンクで先端に薄く青が混じる。おしべは花糸がピンク、葯が黄色。めしべは花柱がピンク、柱頭が赤紫」花被片が反り返らず、しべがそれほど長くないシマンタス亜属(Symmanthus)のお花は、派手さはないけれど園芸品種の花色は豊富。画像は秋雨の合間の曇の日に撮ったのでパッとしません。来年は晴れた日の鮮やかなピンクを撮影できるといいな。

関連記事「リコリスの園芸品種、カルメンと小悪魔とヤンクミ♪

ヤブカンゾウのおしべとめしべ

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ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva var. kwanso)は食用にも漢方薬にも使われるジャパニーズハーブ、蕾は薬膳の食材として知られます。一重咲きのノカンゾウ(Hemerocallis longituba)に対して、八重咲きのヤブカンゾウは結実しません。でも、夏に道端で見かけるのはヤブカンゾウばかりなの。匍匐茎で殖え広がるヤブカンゾウのほうが繁殖力が強い印象です。ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva var. kwanso)はユリ科キスゲ(ワスレグサ)属の耐寒性多年草、草丈は1mほどでけっこう場所を取ります。

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花茎の先で2分岐を繰り返し、「主軸は次第に弧状に曲がる卷散花序となる」上向きに八重の一日花が咲く集散花序に見えますが、同じ向きの花柄にお花が下から咲き上がると主軸が斜めに曲がるのかな。「花色は濃いオレンジ色で中央は黄色に近く、花被片には黄色〜白の縦のラインが走る。花被片は先端裏面が緑色または淡緑色を帯びることが多い。6枚の花被片とおしべの全てまたは一部が花弁化して八重咲きとなる」内側の花被片の先の縁に葯が残っていますから、おしべが花弁化したとわかります。葯は黄色の花粉も出しているみたい。

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このページの画像はすべて2014/07のヤブカンゾウで、お花には花弁化しないおしべも数本残っています。花糸はオレンジ色で根元の方は色が薄く、葯は濃い黄褐色。花被片を取り除くと中心に未熟なおしべ(花糸は白で短く、縦長の葯はクリーム色)がありました。めしべや子房が見当たらず、子房は花筒の奥にあるのかも。めしべはよくわかりませんでした(汗)。ノカンゾウのおしべは6本です。ヤブカンゾウのおしべは、花弁化したものも含めて何本あるのかな〜。

関連記事「ヤブカンゾウはジャパニーズハーブ♪
ヤブカンゾウとノカンゾウ

リコリスの園芸品種、大魔神と酔いどれ天使と早咲きヒガンバナ♪

リコリス属の園芸品種が開花中、ヒガンバナ関連のうんちくは過去記事に書いたのでお花の画像だけ紹介します。購入先の「城下農園」のHPの美しい画像とは大差あり(笑)。8月末にあわてて植えたので、ケロが品種を取り違えているものもあるはずです。ま、数年すれば確認できると思うんだ。そして、3年も経てば株が入り混じって、見た目が似た品種は判別不能になるのかもw スペースがあればもっと離して植えるのにな〜。

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1〜3枚目は2014/09のリコリス・大魔神(花色:濃赤、花期:8月、出葉:晩秋、交配親:?)で、「花被片は6枚でピンクに近い明るい赤、やや幅があって反り返らない。おしべは6本で花糸は薄い赤、葯は黄色。めしべは1本で花柱も柱頭も赤紫」花糸や花柱は付け根の方が色は薄く、先の方が濃いのは他の品種と共通です。大きな球根(鱗茎)から太い長めの花茎を立ち上げ、豪華な赤花の散形花序を楽しませてくれました♪画像ではわかりにくいけれど、咲き始めは花被片の先が薄っすらと青みがかります。

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4〜6枚目は2014/09のリコリス・酔いどれ天使(赤、8月、冬、?)で、「花被片はピンク、おしべは花糸がピンクで葯は黄色、めしべもピンク」う〜ん、城下農園のHPの画像だと、はっきりと花色も花糸も花柱も赤です。光線の加減や時期によっては、赤に近いピンクに見えないこともなかったけれど…。回りのお花が咲いてくれたら、再チェックしたほうが良いかも(汗)。

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最後は2014/09のリコリス・早咲ヒガンバナ(赤、8〜9月、秋、中国産)で、「花被片は赤、縁は波打ち反り返る。おしべは花糸が赤、葯が黄色。めしべは赤」ピントが合わず、カットしてライトの明かりで撮影したのでボケて見えますが…実物はくっきりと赤。カールして長く伸びたしべも濃い目の赤。リコリス亜属(Lycoris)の特徴がよく出ています。

植え付けが8月末だったので開花は9月上旬でしたが、花期は8〜9月。ヒガンバナ=リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)が咲き出すのは9月中旬なので、確かに早咲きです。来年はいつ頃から咲き出すのかな〜。咲き始めは蕾の先端からめしべとおしべが顔を出します。花粉が吹き出す前の葯は小豆色みたい。早咲ヒガンバナは原種に近いのか、1年目からビビッドな花色で咲いてくれたの♪

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リコリスの園芸品種、ひとめぼれ、伝家の宝刀、波瀾万丈♪

城下農園」で購入したリコリスの園芸品種が開花中です。ヒガンバナ属に共通の性質などは過去記事に譲って、お花の画像だけアップします。関連記事では「小球だけど開花しました♪」とのフレーズを連発しました。上記のHPにも「300種あまりの彼岸花類を育てていますが、球根の在庫も僅かになりました。中小球や扁平球が多いので、植えた初年度の開花はほとんど見込めません。「自分で育てて花を咲かせる」、という気持ちでご購入をおねがいします」とあります。

通販で購入しても、開花しない小さな球根が送られてくるの?そんな誤解を与えたかもしれませんが、違います〜(笑)。1球あたりのお値段はレア度や球根の大小に左右されて70〜400円、多くは100〜350円です。球根は7月下旬に予定通り送られてきたのに、ケロの事情で植え付けは8月末になってしまったのorz それでも、2014/09/13までに72球72種類が咲いてくれました。ヒガンバナ属の球根植物が丈夫だということもありますが、購入した球根も充実していたのです。

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1〜3枚目は2014/09のリコリス・ひとめぼれ(花色:濃ピンク広弁、花期:8月、出葉:冬、交配親:?)で、「6枚の花被片はキラキラした輝くようなピンク。おしべは6本で花糸は薄いピンク、葯は黄色。めしべは1本で花柱も柱頭も薄い紫色」花被片はやや幅があって反り返らないラッパ型のお花、しべもそれほど長くありません。シマンタス亜属(Symmanthus)の特徴が出ています。

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リコリス・伝家の宝刀2014-08-31.jpg

4・5枚目は2014/08のリコリス・伝家の宝刀(濃ピンク長弁、8月、冬、?)で、「花被片は赤に近い濃いピンク、おしべは花糸が濃いピンク、葯は黄色。めしべは花柱も柱頭も薄い赤紫」秋雨が続いて曇の日の画像なのが残念。植え付けが遅すぎたせいか、花茎は短かったの。HPの画像だと、もっと鮮やかな赤みがかったピンクのお花が咲くはず。来年に期待したいです。

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最後は2014/08と09のリコリス・波瀾万丈(紫がかったピンク、8月、冬、スプレンギツネ×ヘイスパ)で、「花被片は薄いピンクで中央に少し濃い筋が走る。おしべは花糸が薄いピンク、縦長の葯は黄色。めしべは花柱が薄いピンク、先端の柱頭に近づくと薄い赤紫」これも花茎は短く、花色は光線の具合によってはごく薄っすらと青みがかっているかも。う〜ん、HPの画像を見ると「花被片は濃いピンクで先の方ははっきり青」青紫系統のお花に見えます…。これは他の品種と取り違えている可能性が高い(汗)。間違っていたら、追記で訂正します(笑)。

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リコリスの園芸品種、カルメンと小悪魔とヤンクミ♪

ヒガンバナ(彼岸花)と言えば、ヒガンバナ科ヒガンバナ属のリコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)を指します。でも、たくさんの園芸品種も作出されており、花色も形状も豊富です。これらのヒガンバナ属のお花をリコリスと総称しているみたい。ハリケーンリリー(hurricane lily)、クラスターアマリリス(cluster amaryllis)、近縁のハマオモト属・ヒメノカリス属と合わせてスパイダーリリー(spider lily)など、呼び方もいろいろあります。

「球根で育つ多年草。葉は細長く、30〜60cm長×0.5〜2cm幅。花茎は直立し、30〜70cm高。散形花序で4〜10の花をつける。花の色は白色、黄色、赤色、オレンジ色など。花被片(萼と花弁)は6枚で、ユリに似る。リコリンなどの毒性アルカロイドを持つ。主に、日本、韓国、中国南部に広く自生する。他に東南アジア・南アジアにも部分的に分布する。
リコリス亜属(Lycoris)〜花被片が反り返っており、また花被片の数倍の長さの非常に長い雄しべを持つ。ヒガンバナなど。
シマンタス亜属(Symmanthus)〜雄しべは短く、花被片も反り返っておらず、ユリなどに似たラッパ型の花をしている。キツネノカミソリなど。
〜Wikipediaのヒガンバナ属

「夏植え球根。根生葉は細長い線形。葉のない時期に花茎を立ち上げる。花茎の先の苞が裂けると、花柄を伸ばして数輪の花を散形花序につける。花被片は6枚、おしべは6本、めしべは1本」これらの特徴は共通です。植え付け時期は7月ですが、開花は秋と春、出葉は秋と冬と春に分かれます。属と種の中間に亜属という分類があり、リコリス亜属(Lycoris)とシマンタス亜属(Symmanthus)とでは、花被片やしべの見た目が違います。前者はヒガンバナ=リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)を、後者はキツネノカミソリ=リコリス・サングイネア(Lycoris sanguinea)をイメージすれば良いと思う。

城下農園」で購入したリコリスの園芸品種が開花中なので、画像をアップします。ケロはアバウトな性格なので、画像と品種名がずれている可能性あり(笑)。正しい画像は城下農園のHPでご確認下さいませ〜。特に今年は球根の植え付けが8月下旬と遅れたので、変則的な咲き方になっているかも。数年チェックしている内に、ほんとうの美しさがわかるのだと思います。

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1〜3枚目は2014/09のリコリス・カルメン(花色:濃赤、花期:8月、出葉:秋、交配親:ジャクソニアナ×HYB赤)、咲きかけと開ききってから、午前中と午後での光線の加減などで、花色の印象は変化します。今年の印象は暗い赤→明るい赤でしょうか。花柱と花糸も赤、葯は黄色。小球でしたが、輪状に5輪咲きました。

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4・5枚目は2014/09のリコリス・小悪魔(濃赤、8月、初秋、?)、こういった暗い赤はデジカメのピントが合わせにくいの。いや、ケロの腕が悪いだけかもしれないのだけれども…。花色は暗い赤、花柱と花糸は赤で葯は黄色。こちらも小球でしたが、放射状に5輪咲いてくれました。う〜ん、上記のHPの画像に比べると花被片が細長くて印象が違う気がする。来年チェックし直そう。

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最後は2014/09のリコリス・紅早生(かき色、9月、晩秋、自然交雑?)、花茎が短いのは植え付け時期が遅かったせいかも。こちらも小球ながら、5輪咲いてくれたのですが…。ええと、上記のHPの画像だとくすんだ柿色に見えます。で、ケロのは赤系統だけど、ストロベリーピンクに近い感じです。咲き進んでも花色はあまり変化しませんでした。花色は明るい赤、花柱と花糸は赤で葯は黄色。

追記です〜。いきなり間違えました。↑はリコリス・紅早生ではなくリコリス・ヤンクミ(濃赤細弁、8月、秋、ジャクソニアナ×HYB赤)でした(汗)。HPの画像に比べると花色がやや薄いけれど、ヤンクミでまちがいないでしょう。柿色のお花は隣りで咲き始めたところ。リコリス・紅早生は後ほどアップしたいと思います。

3年くらいは続けて観察しないとなんとも言えません。環境に順応して大株に育ち、来年以降も元気に開花してほしい。20cmずつ離して植えたのですが、数年経つと混み合って似た花色のお花は品種の判別が困難になるだろうな〜。ま、その前に今年の冬を乗り切らなければなりません。ぜんぶ地植えにしましたが、耐寒性が微妙なものも混じっているはず。腐葉土と不識布で寒さ対策をしなくては!

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リコリス・スプレンゲリーの花色

アリウム・ネアポリタナムかな?

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アリウム・ネアポリタナム(Allium neapolitanum)は種から育ててよく殖えました。いつの間にか消えてしまう球根植物が多い中で、今のところ順調です。自然分球の他にこぼれ種からの発芽もあるみたい。種から育てても2〜3年で開花します。過去記事をコピペすると、「アリウム・ネアポリタナム(Allium neapolitanum)、ユリ科アリウム属、耐寒性多年草、秋植え球根、地中海沿岸原産、草丈は30〜40cm、花期は5〜6月、別名はアリウム・コワニー(Allium cowanii)」

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春に伸び出す根生葉は細長い線形。花期になると花茎の先に花径1〜2cmの白花を散形花序をつけます。このページの画像はすべて2014/05と07のアリウム・ネアポリタナムで、「花被片は6枚で内側は純白、3枚の外花被片の外側にはくすんだ赤の縦筋が薄っすらと入る。めしべは1本で花柱も少し膨らむ柱頭も白。おしべは6本、花糸は平べったくやや幅のある帯状で白、葯は黄緑色→黄色」

種を頂いた時のアリウム・ネアポリタナム(Allium neapolitanum)という名前で表記しているのですが、ケロ的には同属のアリウム・ロゼウム(Allium roseum)の白花と区別しにくかったの。で、外花被片の外側に薄くくすんだ赤の縦筋があればアリウム・ネアポリタナム、なければアリウム・ロゼウムかなと思ってた。けれど、画像検索するとアリウム・ネアポリタナムは外花被片も白一色。そして、お花はもっと平開しているみたい。う〜ん、アリウム・ネアポリタナムにもいくつかお花のタイプがあるのかな?それとも別の品種なのだろうか?検索しても、しっくり来る画像はヒットしませんでした…。

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アリウム・ロゼウム(ロゼア)にはピンクと白がある

オレガノ・ブルガレの唇形花

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オレガノ・ブルガレ(Origanum vulgare) はよく知られたハーブで、葉にほろ苦い清涼感があって香辛料としてお料理に使われます。スーパーのスパイスコーナーの定番です。ハーブティーにすれば消化吸収を助け、鎮痛作用もあるのだとか。オレガノ(Oregano)という時、広義ではオレガノ属の植物全般を指しますが、狭義ではオレガノ・ブルガレを指すみたい。「属名のOriganumはギリシア語で「山の喜び」という意味で、利用価値の高いハーブで恩恵を与えてくれることに由来する」そうです。

「オレガノ・ブルガレ(Origanum vulgare)、シソ科オレガノ属、耐寒性多年草、原産地は地中海沿岸地方、草丈は30〜90cm、花期は6〜9月、和名はハナハッカ」生育が旺盛なので別名はワイルドマジョラム(common marjoram)。この別名は同属で白花のスイート・マジョラム(Origanum majorana)や桃花のポット・マジョラム(Origanum onites)と紛らわしいかも。「日照と通風を好み、多湿を嫌う」梅雨時に切り戻して風通しをよくするのがよいと思うけれど、強健で地植えにすれば手間要らずです。

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対生する卵型の葉は表面に細かい毛が密生して柔らかそうな質感。茎が直立するタイプと横に広がるタイプがあって、後者は分岐する茎が斜上して草丈は30cmくらいですが横に這って場所を取ります。過去記事のオレガノは直立タイプ、このページのものはすべて2013/07と2014/07の横に広がるタイプです。茎の先に小さな唇形花を散形花序に付けます。花色は白かピンク。最初に植えた直立タイプが白花だったので、桃花も欲しいと這い性タイプを頂いてきたのですが…花色はごく薄い(笑)。

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「黄緑色の萼はカップ状で5裂。花色は白に近い薄いピンク、蜜標はなし。上唇は立ち上がり3裂、下唇は下に広がる。めしべは1本で白。おしべは4本で花糸は白、葯はクリーム色」唇形花らしい特徴はあまり感じられず、花冠の先が4裂して開いているように見えます。ツンツン突き出すおしべがアクセント。花序は多数のお花が集まってかなり賑やか、花つきはとても良いの。

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ハーブのオレガノ・開花直前

クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップの花つき

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クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップ(Crocosmia ×crocosmiiflora 'Buttercup')は、クロコスミア=モントブレチア(Montbretia)の黄花です。モントブレチアの名前で流通しているのは、クロコスミア・クロコスミーフロラ(Crocosmia ×crocosmiiflora)の園芸品種なのだそうです。花色はオレンジ色〜朱色が多いけれど、黄色も何種類かあってこちらはその一つ。

過去記事をコピペすると、「クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップ(Crocosmia ×crocosmiiflora 'Buttercup')、アヤメ科クロコスミア(モントブレチア)属、耐寒性多年草、春植え球根、南アフリカ原産、草丈は50〜80cm、花期は6〜8月」葉の間から伸ばした花茎は分岐して、その先に花径3〜5cmの漏斗状の黄花を20輪ほど穂状花序につけるはず。

このページの画像はすべて2014/07のクロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップで、「花被片は先が丸く開ききると幅がある。外花被片よりも内花被片は大きめ。めしべの花柱は白〜薄い黄色で先は3分岐し、先端の柱頭は黄色で膨らむ。おしべは3本で花糸は白〜薄い黄色、葯は黄色」花被片の付け根はちょっと色が薄め、赤花のような斑はありません。

南アフリカ原産ですが暑さ・寒さに強く、群馬では防寒なしの地植えで越冬可能。空き地で雑草化している株も見かけます。クロコスミア・クロコスミーフロラ・バターカップも強健で、左右交互に直立する剣状の根生葉が茂っている。自然分球でドンドン殖えている感あり。ただ、花序は10輪程度で花つきはもうひとつなの。日当たりは悪くなく、株も充実しているように見えるのにな〜。なぜ花つきが悪いのか?謎です…。

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クロコスミア・クロコスミーフロラの花色

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クロコスミア・クロコスミーフロラ(Crocosmia ×crocosmiiflora)は、南アフリカ原産ですが耐寒性あって繁殖力旺盛。全世界で野生化しているそうです。旧学名のモントブレチア(montbretia)と呼ばれることが多いのかな。この英名のモントブレチアは「作出した仏人園芸家が植物学者のコクベール・ド・モンブレへ献名した」のだとか。過去記事をコピペすると、「クロコスミア・クロコスミーフロラ(Crocosmia×crocosmiiflora)、アヤメ科クロコスミア(モントブレチア)属、耐寒性多年草、春植え球根、草丈は50〜80cm、花期は6〜8月、和名はヒメヒオウギズイセン」

「ヒメヒオウギズイセン(Crocosmia x crocosmiiflora) はアヤメ科ヒメトウショウブ属のクロコスミア・オーレア(Crocosmia aurea)とクロコスミア・ポッシー(Crocosmia pottsii)の交配種である。単にヒオイギズイセンとヒメトウショウブの交配との記述もあるが、この場合のヒオウギズイセンはクロコスミア・オーレアを、ヒメトウショウブはクロコスミア・ポッシーを指す〜Wikipediaのヒメヒオウギズイセン

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頂きものの球根なので詳しい品種は不明ですが、このページの画像はすべて2014/07のクロコスミア・クロコスミーフロラの園芸品種のひとつだと思うの。「根生葉は細長い剣状。葉の間から伸ばす花茎は何本かに分岐し、それぞれの先に20輪ほどの漏斗状の花を穂状花序につける。花径は3〜5cm、花色は明るいオレンジ色で付け根の黄色い部分に赤い斑が入る。めしべは薄い黄色で花柱の先端は3つに分かれ、柱頭は少し膨らむ。おしべは3本で花糸は薄い黄色、葯はクリーム色」

花柄のない蕾が花茎に互い違いに付いている様子もかわいらしい。地下茎を横に伸ばしてその先に球茎を作り繁殖するパターンです。地植えにした場所は日照・通風・水はけが悪く、しばらくはおとなしかった。でも、数年して本領発揮(笑)。周辺の植物を圧倒しながら雑草化しつつあります。ま、ケロはこういうしぶとい植物は好きです。赤が強く出る朱色のモントブレチア・ルシファー(Montbretia Lucifer)もよいな〜。だけど、これは草丈のある大型種みたいだし…。迷うな〜w

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トウネズミモチの円錐花序♪

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トウネズミモチ( Ligustrum lucidum)は大気汚染に強く公園や路側帯で見かけます。果実は強壮作用があって生薬として利用されますが、種子が鳥によって散布され要注意外来樹木に指定されちゃってるorz 花序はボリュームがあって果実もたくさんでき、発芽率も悪くありません。ケロは挿し木で殖やして目隠しに使っているけれど、切り戻しにも耐えて強健です。過去記事をコピペすると、「トウネズミモチ( Ligustrum lucidum)、モクセイ科イボタノキ属、常緑高木、樹高は10〜15m、花期は6月下旬〜7月、中国南部原産の帰化植物、要注意外来植物」

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このページの画像はすべて2014/07と08のトウネズミモチで、「枝先に花径3mmほどの白花を円錐花序(複総状花序)に多数付ける。花冠の先は4裂し反り返る、おしべは2本で長く、花糸は白、葯はクリーム色。めしべは1本で短く、花柱は白、柱頭も白で方錐形に膨らむ」画像では花柱が確認できませんね〜。やがて花弁とおしべは脱落して、黄緑色の子房に枯れためしべが残ります。こんなに賑やかな花序なのに、ケロは今年はじめて気が付きました(笑)。

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在来種のネズミモチ(Ligustrum japonicum)の語源は「果実がネズミの糞に、葉の質感がモチノキ(Ilex integra)に似ているから」トウネズミモチ( Ligustrum lucidum)は同属で、中国原産の帰化植物。画像は未熟な果実なのでくすんだ黄緑色、表面に薄っすらと黒い斑点が浮かびかけています。やがてほぼ球形の黒い果実になるの。対生する葉は幅のある楕円形で先は尖り、光沢があります。葉脈は表からでも裏面からでも主脈・側脈ともに透けて見えますから、トウネズミモチに確定です。

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トウネズミモチとネズミモチ
ネズミモチ

コノクリニウム・コエレスティヌム=ユーパトリウム・コエレスティヌムの筒状花

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コノクリニウム・コエレスティムヌ(Conoclinium coelestinum)は、旧属名のユーパトリウムの名前で流通していることが多いみたい。暑さ・寒さに強く、地下茎でよく殖えます。地植えにすれば手間なしの、寿命が長い多年草です。本来はそこそこ草丈があるはずですが、ケロは毎年のように引っこ抜いているので30〜40cmにしかならないw それでも、花つきは良いの♪

過去記事からコピペすると、「コノクリニウム・コエレスティヌム=ユーパトリウム・コエレスティヌム(Conoclinium coelestinum=Eupatoriun coelestinum)、キク科コノクリニウム属、耐寒性多年草、別名は西洋フジバカマ、ミストフラワー、草丈は50〜80cm、花期は7〜10月、北米原産」短い主軸から伸ばした花柄の先に頭花をいくつも散房花序に付けます。花柄は分岐することもあります。

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「1つの頭花は5つの筒状花で構成される。筒状花の花冠の先は5裂し、2分岐した細長い柱頭が突き出す」と過去記事には書いたのですが…。頭花を構成する筒状花が5個なのはフジバカマ(Eupatorium japonicum)、コノクリニウム・コエレスティムヌ(Conoclinium coelestinum)の頭花の筒状花はもっと多いです。ざっと20〜30はありそう(汗)。

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このページの画像はすべて2014/07と08のコノクリニウム・コエレスティヌムで、「めしべは花冠と同色。緑色の萼は先が披針形に尖って裂ける。花冠と同じくらいの長さの冠毛がある」画像では花冠の先が裂けて開くのがなんとか分かる程度。2分岐する柱頭の付け根で、葯筒が花柱を取り巻いていると思うのだけれど…。小さすぎて、不器用なケロには解剖できない(笑)。

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青花フジバカマはユーパトリウム・コエレスティヌム

チョウセンヨメナ=ナツシオンの冠毛は?

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チョウセンヨメナ((Miyamayomena koraiensis)は他のノギクの仲間より早く夏から咲き始め、頭花(青紫色の舌状花と黄色の筒状花)がシオン(Aster tataricus)に似ているので別名がナツシオン。過去記事をコピペすると、「チョウセンヨメナ(Miyamayomena koraiensis)、耐寒性多年草、キク科ミヤマヨメナ属、朝鮮半島原産、別名はチョウセンシオン、草丈は60〜100cm、花期は6〜9月」

繁殖力の強い帰化植物で、地下茎でも実生でも殖えるそうです。地植えにすれば育てるのに手間はかかりません。でも、地下茎で殖え広がって暴れるという程でもないし、ケロはこぼれ種からの発芽の経験もなし。草丈は60cm前後であまりスペースを取らず、扱いやすいと思います。涼し気な花色で6月から咲き出すのも魅力的♪

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このページの画像はすべて2014/06と07のチョウセンヨメナで、「分岐した茎の先に花径4〜5cmの頭花を散房花序につける。緑色の総苞はうろこ状。舌状花は青紫色、めしべは花柱が白〜黄緑色、2裂する柱頭は黄色。筒状花は黄色で花冠の先が5裂、黄色と褐色の葯筒から黄色の柱頭が突き出す」舌状花はめしべだけ持つ装飾的な雌花だと思う。筒状花は周辺部から開花していきます。画像では筒状花のめしべは葯筒内の花粉を押し出している時期で柱頭は閉じていますが、この後2裂して開くはず。

チョウセンヨメナ(Miyamayomena koraiensis)は、日本産、朝鮮産、中国産と3種類あるミヤマヨメナ属の内のひとつなのでした。お花の見た目が紛らわしいオオユウガギク(Aster robustus)やノコンギク(
Aster microcephalus var. ovatus)やヨメナ(Aster yomena)との区別は、筒状花の冠毛(小花の萼に当たる部分)に注目すればよいのだとか。「ノコンギクは長い、オオユウガギクは長短不揃い、ヨメナはごく短い、ミヤマヨメナはない」

6月から開花するのでミヤマヨメナ属のチョウセンヨメナと判断したのですが、冠毛も見当たりませんから正解かな。ただ、画像では筒状花の冠毛はよくわからないかも。果実ができた頃にもう一度解剖してみよう(笑)。

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ハイオトギリかな?

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ハイオトギリ(Hypericum kamtschaticum)は、高山植物のはずですが暑さに強く繁殖力旺盛。地下茎で殖え広がって、斜上する茎を立ち上げます。放っておくと群落を作って株立し、周りの植物を圧倒しちゃうの。「ハイオトギリ(Hypericum kamtschaticum)、オトギリソウ科オトギリソウ属、耐寒性多年草、草丈は30〜50cm、花期は7〜8月」

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「葉柄のない楕円形の葉は対生。茎の先に黄色い5弁花を集散花序につける。花径2cm弱の一日花。黄緑色の萼片は披針形で5枚。おしべは多数あって花糸も葯も黄色。子房の上のめしべは花柱が3分岐し、花柱も柱頭も薄い黄色」黒点は花弁の縁にあるけれどあまり目立ちません。3分岐した花柱は針状で先端の柱頭も膨らんでいません。

過去記事「セントジョーンズワートの柱頭は何色かな?」では、「花弁に黒点が目立たないからオトギリソウ(Hypericum erectum)ではない→セイヨウオトギリソウ(Hypericum Perforatum)=セントジョーンズワート(St. John's wort)かも」と推理しましたが…。セイヨウオトギリソウは3分岐した花柱の先の柱頭が赤く膨らむはずなので、正体はハイオトギリだったみたい(汗)。過去記事はそのまま残しておきますw

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茎は斜め上に立ち上がりますが、地下茎で横に這うようにガンガン殖え広がるので「這いオトギリ」になったのかな。頂きものの株なので詳しい品種は不明です。なんだか、高山植物とは思えない暴れっぷりです。35℃を超える猛暑日にも耐える高山植物って…。たぶんハイオトギリだと思うのだけれどな〜。ハイオトギリに圧倒されて、セイヨウオトギリソウ=セントジョーンズワートは行方不明orz 生き残っていてほしいものです。

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セントジョンズワートはセイヨウオトギリソウ♪
オトギリソウは日本の気候に合っている

クラリセージ=サルビア・スクラレア=オニサルビア

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クラリセージ(clary sage)は学名をカタカナ読みするとサルビア・スクラレア(Salvia sclarea)、花茎を分岐させてたくさんのお花をつけるので別名はオニサルビア。「サルビア・スクラレア(Salvia sclarea)、シソ科アキギリ属、耐寒性多年草または2年草、草丈は120〜150cm、花期は6〜7月、原産地は欧州〜中央アジア」

葉にも花にも強い芳香があるらしいのですが、蓄膿気味のケロにはわからない(笑)。「種子は水分を含むと白い粘膜で覆われる。この粘液で目を洗い目に入った異物を取った」のだとか。目を清浄にするハーブとして知られてきました。お花がアロマオイルやハーブティーに利用されるみたい。

「アロマテラピーで香りを吸入することで気分を穏やかにし、幸福感を起こさせるといわれる。 抗痙攣性があり、消化器疾患、たとえば腸内ガスと消化不良などに用いられる。強壮作用と鎮静作用も認められ、神経疲労、月経痛と月経前の障害を軽減する。また、エストロゲン刺激作用があり、無月経、月経不順、更年期障害のほてりにも有効。痔にも効果があるという。〜Wikipediaのクラリセージ

クラリセージは日当たりと水はけの良い場所を好みます。夏場はお水を欲しがるようですが、高温多湿に弱く暖地では夏越しが難しいかも。耐寒性は−20℃と強く、柔らかそうなロゼットで越冬します。いただき物の小苗は、暖かくなると急成長してお花を咲かせました。でも、花後に葉はカサカサに乾いて枯れてしまったの。2年草だからこれでおしまいと思っていたら、今年も大きく育って開花しています。根が生き残っていたのかな?発芽率が良いそうだからこぼれ種から育ったのかな?

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「茎の上の方の葉は苞葉になる。対生する葉の葉腋に花柄の短い集散花序が茎を取り巻くように付く(輪散花序=輪状集散花序) 。唇形花の上唇は細長く、シベを挟みこむように斜め上に湾曲しながら突き出す。薄い藤色で表面には短毛は密生する。下唇は白で3裂し、両側の小さな裂片は前方に突き出す。大きめの中央の裂片は箱型で下に広がる」画像の苞葉は明るい黄緑色ですが、ピンクに色づいたはず。左右の葉腋に3つずつ蕾が付き、中央の蕾から咲き出したと思う。

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「萼は緑〜薄紫色で上下に2裂し、さらにそれぞれが2裂する。めしべは1本で花柱は白、2裂する柱頭は青紫色。おしべは2本で花糸は白、葯はクリーム色。花糸の基部には突起状の白い出っ張りがある」と書きましたが…。「花糸に見えるのは半葯をつなぐ葯隔が長く伸びたもの、基部の突起が花糸」ということらしい。葯壁が縦に裂けて花粉粒が吹き出すわけで、ケロは葯の色と花粉粒の色をごっちゃにしているorz ま、そこら辺はアバウトでいこうw

クラリセージの現状は高温多湿に負けて地上部分は枯れています。秋にロゼットが展開するかチェックしよう。検索すると、草丈60cmほどのサルビア・スクラレア・バチカンホワイト(Salvia sclarea 'Vatican White')という園芸品種がヒットしました。コンパクトサイズの白花もよいな〜。

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メキシカンブッシュセージ=サルビア・レウカンサの耐寒性

アピオス=アメリカホドイモの総状花序♪

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アメリカホドイモ=アピオス(Apios Americana Medicus)は、健康野菜として種芋が売られています。お花を乾燥させればハーブティーのアピオス茶も楽しめるの。過去記事からコピペすると、「アピオス(Apios Americana Medicus)、マメ科ホドイモ属、つる性の耐寒性多年草、草丈は2〜3m、花期は7〜8月、北米原産、英名はポテトビーン(Potato Bean)、インディアンポテト(Indian Potato)、グラウンドナッツ(American Ground nut)など」ネイティブ・アメリカンが食用に栽培していたらしいです。

暑さ・寒さに強く非常に丈夫、長く伸ばす地下茎に直径4cmくらいの芋(塊茎)をつけます。お花を楽しむだけなら植えっぱなしでOK、羽状複葉の葉を互生させたツルが周囲に巻き付きながらドンドン伸びる。花つきはよく、在来種のホドイモ(Apios fortunei)よりもカラフルな蝶形花を10〜20個ほど総状花序に付けます。エキゾチックな雰囲気のあるお花は観賞価値があると思うけれど、巻きつかれた周囲の植物がダメージを受けるのが問題かも。支柱を立ててツルを誘導してあげるべきなのだろうな〜。

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このページの画像はすべて2014/07のアメリカホドイモ=アピオス(Apios Americana Medicus)で、「薄い茶褐色で中央の湾曲した筒状の部分が竜骨弁で、2枚が合わさって筒状になりめしべとおしべを包んでいる。竜骨弁の先端が押し付けられている上の大きな1枚が旗弁、内側は薄い茶褐色で付け根に筋が走る黄緑と濃い茶褐色の蜜標がある。旗弁の外側は白とピンクが混じったようなベージュ色で、蕾はこの色。竜骨弁の斜め下に突き出す濃い茶褐色の2枚が翼弁」すみれに似た香りがあるはずだけど、蓄膿気味のケロにはわかんない(笑)。

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竜骨弁を裂くと、上向きに湾曲したシベが見えました。「少し太めのめしべは1本で花柱は白、柱頭は黄緑色。おしべは花糸は白、葯はクリーム色」おしべの花糸はくっついて一体化し、めしべの花柱を包むかっこうです。柱頭と葯が竜骨弁の先端に集まっています。おしべは細くて数えられませんでした(汗)。画像だとめしべが確認しづらいし、旗弁が2枚に見えてしまう…。

「属名のApiosはギリシャ語の洋梨が語源で、塊茎の形が似ているから。種小名のAmericanaは「北米の」という意味」だそうです。塊茎の見た目は褐色、中は白で栄養価が高いはず。しょっちゅう引っこ抜いているので、ぜひ試食してみよう。暑いから、ポテトチップ風にお料理してビールのおつまみにするのがよいかな〜。

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アピオスはアメリカホドイモ♪

ミヤコグサの繁殖力♪

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ミヤコグサ(Lotus corniculatus var. japonicus)は、日本各地の日当たりの良い道端に生えているはず。ですが、ケロの周辺では見かけることがなく、いただき物の種から育ててみました。「ミヤコグサ(Lotus corniculatus var. japonicus)、マメ科ミヤコグサ属、耐寒性多年草、草丈は10cmほど、花期は4〜10月」地面を這うように横に広がり、1株で30cm四方くらいは覆うかな。成長力旺盛でこぼれ種からもよく発芽します。

このページの画像はすべて2014/05と08のミヤコグサで、「互生する葉は柄のある3出複葉、先が尖り気味の小葉は倒卵形で鋸歯はない、柄の基部に2枚の托葉があり5小葉のようにも見える。花序の基部の3枚の苞は葉とよく似ている」萼片と萼筒の長さが同じ程度で、萼に軟毛は見当たりません。セイヨウミヤコグサ(Lotus corniculatus var. corniculatus)ではなく、ミヤコグサだろうと思うな〜。

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「葉の脇から伸ばす花柄の先に黄色の蝶形花を1〜3個ずつ散形花序に付ける。カップ状の萼は5裂。立ち上がる1枚の旗弁は大きめで、薄く赤い筋が走る。前に突き出す2枚の竜骨弁は合着して筒状になり、2枚の翼弁に挟まれている。棒状のめしべは1本で花柱も柱頭も黄緑色。おしべは8本(たぶん)で花糸は黄緑色、葯はクリーム色」翼弁を横に広げ、筒状の竜骨弁を裂くとしべが観察できます。めしべがギリギリわかるでしょうか。クリーム色の花粉がこぼれていました。

和名の由来は「かつて京都に多かった」「漢名の脈根草(ミャクコンソウ)が訛った」などの諸説があるみたい。「豆果は線形で長さ2〜3cm,20個ほどの種子ができ熟すと2つに裂ける」しばらくはおとなしかったのですが、去年辺りから本領発揮(笑)。種子をばらまいて駐車場のあちこちに進出しています。雑草並みの強健さなので、適当に引っこ抜いてOK。ケロはこういう手間なしの野草が好き♪

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アガスターシェ・フォエニクルム=アニスヒソップの唇形花

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アガスターシェ・フォエニクルム(Agastache foeniculum)は、ジャイアントヒソップ(Giant hyssop)と呼ばれることもあるハーブです。直立する茎に鋸歯のある葉が対生し、この葉に甘くスパイシーなアニス(Pimpinella anisum)に似た香りがあるのだとか。ミントに似たツンとくる芳香なのかな。過去記事からコピペすると、「アガスターシェ・フォエニクルム(Agastache foeniculum)、シソ科アガスターシェ属、耐寒性多年草、北米原産、草丈は60〜120cm、花期は7〜9月、英名はアニスヒソップ(Anise hyssop)」

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「枝先に多数の薄い紫色の小さな唇形花を穂状花序につける。おしべは4本で花糸は白〜薄い紫、葯は濃い紫。めしべは1本で花柱は白、2裂する柱頭は薄い紫」花筒は白っぽくて、裂けて上下に広がる上唇と下唇の先の方は青紫。上唇は浅く2裂、下唇は浅く3裂しているように見えました。おしべは長く花冠から突き出します。白に近い薄い褐色の萼は5裂しているのかな?主軸に段々になって輪状に付く唇形花は花柄が見当たらないので、総状花序じゃなくて穂状花序ではないかと思うのだけれどはっきりしません。

過去記事を見ると、主軸が見えないほどお花が密生しています。このページの画像はすべて2014/07と08のアガスターシェ・フォエニクルム=アニスヒソップの画像で、花つきはかなりまばら…。そろそろ株の寿命なのかもしれません。発芽率は悪くないはずですが、こぼれ種からの発芽は経験なし。思ったほどスペースを取らず、香りも気に入っています。ここまでは完全放任でOKでしたが、来年はどうしようかな〜。

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フウセンカズラは花弁状の花盤に注目〜

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フウセンカズラ(Cardiospermum halicacabum)は、風船状に膨らむ果実を楽しむために栽培されます。「フウセンカズラ(Cardiospermum halicacabum)、ムクロジ科フウセンカズラ属、非耐寒性多年草、ツル性植物、花期は7〜9月、北米南部原産、別名はバルーンバイン」耐寒性がないので日本では1年草扱い。暑さに強く、三出複葉の葉を互生させながら3mくらいに成長します。柔らかそうな質感の小葉は粗い鋸歯があって涼しげ、壁面緑化に利用されるみたい。

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「葉腋から出る長い柄の先に花径5っmほどの白花を散房花序に数個付ける。花後に果実が風船状に大きく膨らみ緑色、やがて枯れると茶色。果実の表面には細かい毛が生える。種子は大きめの球形で、黒にハート形の白い部分がある」熟すると下部が裂けて種子が散布されるタイプの果実なのだとか。属名のCardiospermumは「ハートの種」を意味するそうです。

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「花弁は4枚で白。萼片も4枚で左右の2枚は小さくて黄緑色、上下の2枚は大きくて白いので花弁に見える。めしべは1本で白、黄緑色に膨らんだ子房の上にあって花柱は短く、細かい毛が生えた柱頭は3裂する。おしべは8本で花糸も葯も白、めしべの周りにまとまっている」ええと、画像では雌しべが全く確認できませんね(汗)。

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「発達して花弁状になった花盤がしべを保護している」上側に平たく白い帯状の2枚があって先端は黄色、下側の花弁状の2枚がしべを挟み込む。つまり、4枚でめしべとおしべを包み込む構造に見えます。ケロは上の2枚がめしべで黄色の部分が柱頭だろうと勘違いしておりました〜。機会があれば、めしべの柱頭を撮影したいけれど、小さいから無理かもw

発芽率は非常によく、群馬でも雑草化したフウセンカズラを見かけます。最初に種を蒔いてから6年経ちますが、ケロの駐車場のフウセンカズラも放任で発芽・開花を繰り返しているの。とても強健で繁殖力旺盛だけど、ツルを適当に誘引してあげるとじゃまになりません。今年も来年用に1株は除草せずに枯れるに任せようっと。

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タイタンビスカスの寿命は?

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タイタンビカス(Hibiscus x Taitanbicus)は、アメリカフヨウ(H. moscheutos)とモミジアオイ(H. coccineus)の交配・選抜で作出された園芸品種だそうです。「タイタンビカス(Hibiscus x Taitanbicus)、アオイ科フヨウ属、耐寒性多年草、草丈は2m,花期は6〜9月」一日花ですが、大株に育つと一シーズンに1株あたり200輪以上も咲くのだとか。大型プランターでも育てられますが、地植えが一般的かな〜。日照・通風・水はけの良い場所に植えれば成長力旺盛、暑さ・寒さに強くハマキムシの食害もありません。

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「モミジアオイの花弁は細長く花弁間に隙間があり、葉は深く切れ込んで3〜5の掌状に裂ける。タイタンビスカスの花弁は幅があって花弁間の隙間はなく重なり合い、葉は切れ込みが浅い」このページの画像はすべて2014/07のモミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種で、アメリカフヨウの性質を受け継いだ丸みを帯びた花弁はタイタンビスカスに似ています。でも、花弁間の隙間はお花によってあったりなかったりw 葉は浅く3〜5裂するものもあれば、切れ込みのない披針形となっているものもあります。自然交雑種なのではないかな〜。

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「花径15cmほどの大輪、花色は濃い赤。萼は5深裂、蕾の時には萼の外側の細長い小苞葉が目立つ。めしべとおしべが合着した柱状のずい柱は赤〜ピンク。柱頭は赤で5分岐し先端は円盤状に膨らむ。ずい柱の途中には多数の短いおしべが突き出し、花糸は赤〜ピンク、葯はクリーム色」5分岐した柱頭はやがて下向きに反り返り、先端の白い毛が密生する円盤状の部分がおしべの葯に触れ受粉するみたい。

モミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種は強健で植えっぱなしOK。勢いが落ちてきたら、実生や挿し木で更新します。花がらは摘んでいないのに、こぼれ種からの発芽は経験なし。今年も元気に開花中ですが、草丈は1mちょっとと小型化してきました。そろそろ挿し木で予備の株を作らなくっちゃ。

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ヘクソカズラのめしべとおしべ

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ヘクソカズラ(Paederia scandens)は、葉や茎に虫による食害を防ぐための異臭があるツル性植物です。過去記事をコピペすると、「ヘクソカズラ(Paederia scandens)、アカネ科ヘクソカズラ属、耐寒性多年草、花期は7〜9月」果実や根茎に薬効があってハーブといってよいのだけれど…。対生する葉をつけた茎は地面に接する節から発根しドンドン伸びるため、やっかいな雑草扱いですw ただ、この時期にお散歩していると、道端で見かけるヘクソカズラのお花はとてもかわいらしい♪

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プリティなお花の見た目からヤイトバナやサオトメバナの別名もありますが、灸(やいと)とか早乙女という言葉自体を知らない人が多いので定着しないみたい。「葉腋から出す花柄は何回か2分岐して総状花序となる。緑色の萼は5裂。1cmほどの筒状の花冠の外側は白、粒状の細かな毛が密生して粉を吹いているように見える」過去記事にも総状花序と書きましたが、集散花序となっていることもあります。花柄の分岐の仕方は複集散花序なのかもしれません。ケロにはどちらかよくわからない(笑)。

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「花筒の先端は白で浅く5裂し波打つ。中心部は濃い臙脂色、蜜を奪う虫の侵入を防ぐ目的で白い毛が絡み合うように密生する。めしべは1本で白〜薄いピンク、花柱は根本で2分岐し花筒の外から確認できる。おしべは5本で細長い葯は白、花糸は花筒内部にくっついていている」ひも状のめしべは長め、花糸は短くて解剖しても確認できませんでした。

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コオニユリは結実します

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コオニユリ(Lilium leichtlinii var. tigrinum)の花径は7cmくらいで、オニユリ(Lilium lancifolium)に比べて小さめと言われますが…。見比べても大差ありません(笑)。「コオニユリ(Lilium leichtlinii var. tigrinum)、ユリ科ユリ属、耐寒性多年草、秋植え球根、草丈は1m前後、花期は7〜9月」日本では北海道〜九州の日当たりのよい湿り気のある山地に自生しているみたい。ケロのコオニユリは8月に入る前にお花は終了、植え場所が乾燥し過ぎているのかも。

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「ユリ根(ユリね)は、狭義には食用とされるユリ属植物の鱗茎のこと。広義にはユリの鱗茎全般を指すこともある。ユリの葉が変形した鱗茎に養分が貯蔵されているため、栄養豊富で漢方薬としても用いられる。ユリの多くは灰汁(あく)が多く食用に適さないが、灰汁が少ない種を食用とする。ユリの鱗茎は無皮鱗茎のため乾燥、高温、過湿などに弱いが、皮がないので食用とする際はそのまま食用と出来る。茶碗蒸しなどに入れて食されることが多い〜Wikipediaのユリ根

ユリ根は炊き上がったご飯に混ぜてもホクホクして美味しい♪食用ユリとして利用されるのはコオニユリ、オニユリ、ヤマユリ(Lilium auratum)などですが、ほとんどがコオニユリの栽培品種なのだとか。食用にも漢方薬の材料にもなるのですから、コオニユリは立派なハーブですw 食用ユリのでっかい鱗茎を、真冬に地植えにしてみました。品種は不明ですが、コオニユリの栽培品種だと思うな〜。

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「互生する葉は無柄で披針形、並行脈が走る」発芽は5月になってからと遅かったけれど、その後は急成長し細長い葉を多数付けました。繁殖に関しては「オニユリは結実せず、地上の茎にできると珠芽(ムカゴ)と地中の根茎にできると木子で繁殖できる」のに対して、「コオニユリは結実するので種子と地中の根茎にできると木子で繁殖できる」開花までの期間はオニユリがムカゴから3年、コオニユリが種子から6〜8年だそうです。

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「斜め下を向いて咲くオレンジ色の花を総状花序に付ける。反り返る外花被片と内花被片は3枚ずつ、明るい橙色に暗い赤紫色の斑点が散る。めしべは1本で花柱は白〜薄っすらとオレンジ色、三角形に膨らむ柱頭は赤紫。おしべは6本で花糸は白〜薄っすらとオレンジ色、葯は暗赤褐色」花柱の付け根の黄緑色の部分は子房かな。花被片に散る斑点と放射状に伸びたおしべの先の葯が目立ちます。花被片の反りが少し弱いけれど、ちょっと見てコオニユリとオニユリのお花を区別するのは難しいです。

「属名のLiliumはギリシャ語の「白」に由来し、マドンナリリー(Lilium candidum)の白花を想定。変種名のtigrinumは「虎のような斑紋のある」という意味」だそうです。畑で栽培されたであろう食用の立派な鱗茎だったから、花付きもよかったの。でも、夏の暑さで葉を枯らしちゃってるorz オニユリはウィルス病耐性があり繫殖力抜群だけど、コオニユリはどうなのだろう?植え場所を変えたほうがよいのかな〜。

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オニユリとコオニユリ

キバナンコギリソウ=ヤロウイエローは大型ハーブ

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キバナノコギリソウ(Achillea filipendulina)=ヤロウイエロー(yarrow yellow)は強健で寿命の長い大型ハーブです。過去記事をコピペすると、「キバナノコギリソウ(Achillea filipendulina)、キク科アキレア(ノコギリソウ)属、耐寒性多年草、ロシアのコーカサス地方原産、草丈は100〜120cm、花期は6〜8月」

ハーブティーにもできますし、枯れ葉は堆肥の材料になり、周囲の植物を活性化する効果もあるの。セイヨウノコギリソウ=アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium)のように地下茎で横にドンドン殖え広がることもありません。ただ、草丈があって頭花が重いので花期には倒伏しがち。梅雨時に切り戻せばOKなので、それほど手間はかかりませんが…。かなりスペースを取るので、植え場所に余裕のある人向きかな。

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暑さ・寒さに強く、水はけさえよければほとんどの環境に順応できそう。深く切れ込んだ羽状複葉となる根生葉は白い毛が密生し、時期によってはシルバーリーフに見えます。葉も観賞価値があると思うな。「直立する太い茎の先に大きな傘状の散房花序に、多数の黄色の頭花を密につける」う〜ん、主軸はほとんど見えず、花柄は複数回分岐しています。複散形花序に見えるのだけれど、ケロにはよくわからない(汗)。

「頭花は直径約3mm、0〜2個の舌状花と15〜20個程度の筒状花からなる。舌状花の花弁は黄色で幅が広くて短い、めしべの先は褐色で分岐しない。筒状花の花弁は黄色で先が5裂する、めしべも黄色で柱頭は2分岐して反り返る。筒状花は周辺から中心に向かって咲く」ええと、ケロの安いデジカメでは小さすぎて撮影不能〜。「キバナノコギリソウ」でご確認くださいませ〜。

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毛が生えて白っぽく見える総苞がまとめる小さな頭花が多数集まっていて、そのひとつひとつが舌状花と筒状花の集合体です。画像だと周辺部に舌状花が3個ほどあり、黄色の花弁は先が3裂しているように見えます。雌性花のはずですがめしべは確認できない。中央部の筒状花は両性花のはずですが、まだ開花していないのかめしべも葯筒も確認できなかったorz 来年は時期をズラして撮影に再チャレンジしてみよう。

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キバナノコギリソウのつぼみ♪

リコリス・サングイネア=キツネノカミソリの繫殖力は?

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キツネノカミソリ=リコリス・サングイネア(Lycoris sanguinea)は、彼岸花に比べると小型の球根植物で花期も少し早めです。過去記事をコピペすると、「キツネノカミソリ(Lycoris sanguinea)、ヒガンバナ科ヒガンバナ属、耐寒性多年草、夏植え球根、本州〜九州に自生、草丈は30〜50cm、花期は8月」林の縁や明るい落葉樹林に自生するそうで、夏の西日が当たる場所は好まないみたい。

このページの画像はすべて2014/07のキツネノカミソリで、「春に生えた細長い葉は夏には枯れる。葉のない状態で花茎を立ち上げ、その先に橙色の花を散形花序に数個付ける。薄皮状の苞が裂け、赤に近い濃い橙色の蕾が現れる。上を向いていた蕾は横or斜め上を向いて開花。内花被片も外花被片も3枚ずつ、花色は時間が経つと赤みが薄れていく。おしべは6本で花糸は橙色、葯は黄色。めしべは1本で花柱も柱頭も橙色」

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めしべはおしべよりも少し長く、どちらも上向きに軽く湾曲しています。花被片はほとんど反り返らず、時期によって微妙に変化するの。咲きかけは黄色の葯や薄いオレンジ色の花柱が顔をのぞかせてかわいらしい♪しべの長さは花被片と同じくらいで、長く突き出すオオキツネノカミソリ(Lycoris sanguinea var. kiushiana)と区別できます。「属名のLycorisはギリシャ神話の海の女神に由来し、種小名のsanguineaは「血のように赤い」という意味」だそうです。

ヒガンバナ科の球根植物の多くは強健で繫殖力も旺盛、地植えにすれば放任OKのものがほとんど。キツネノカミソリも「病害虫は特になく土質を選ばず強健、自然分球でも実生でも殖える」とありますが…。植え場所の好みがうるさく、栽培環境が合わないとキツネノカミソリはいつの間にか消えるみたい。ケロ的にはそれほど丈夫とは思えません。木陰に植えて去年はたくさん咲いてくれたのですが、今年はショボショボorz 夏の暑さを嫌うので半日陰に植えると、春に根生葉で十分に光合成ができないのかも。

花色やフォルムは好きで、何種類か球根を購入しました。もう植え付けの時期としては遅いのですが、どこに植えようかと迷っています。夏の西日が当たる日向はダメ、うまくいったと思った半日陰の木陰も2年目はパッとしません。う〜ん、朝日が当たる玄関前に植えるしかないのかな〜。植え付けが遅れたので今年の開花は無理だとして、来年の夏にお花が楽しめるかは微妙…。

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キツネノカミソリの球根♪
キツネノカミソリ=リコリス・サングイネアは柿色♪

オリエンタルハイブリッドのカサブランカは丈夫かな?

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カサブランカ(Lilium 'Casa Blanca')は、ヤマユリ、カノコユリ、サクユリなどを交配親としたオリエンタルハイブリッド。過去記事をコピペすると、「カサブランカ(Lilium 'Casa Blanca')、ユリ科ユリ属、耐寒性多年草、球根(鱗茎)植物、花期は6〜8月、草丈は80〜120cm、花径は20〜25cm、秋植え球根」

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このページの画像はすべて2014/07のカサブランカで、「純白の花被片には突起状のでっぱりが散っている。内花被片の3枚はやや幅広、外花被片の3枚はやや細めで縁がより波打つ。花被片の付け根は薄い黄緑色で白い毛が見える。おしべは6本で花糸は白、細長い葯は濃い赤褐色。めしべは1本で花柱は白〜薄い黄緑色、膨らむ柱頭は黄緑色」

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茎の先に大輪の白花を総状花序に付けます。互生する披針形の葉も大きめ。存在感があって人気は廃れないようです。夏の西日が当たらない場所に植えたのがよかったのか、2年連続で豪華に咲いてくれました♪ただ、花がら摘み、連作障害を避けるための3年に1度ほどの植え替え、病気の発生を防ぐために水はけ・通風に注意などの管理は必要みたい。ウィルス病のリスクもあります。ここまで放任で育ちましたが、植え付け4年目の来年はどうかな〜。

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タリヌム・カリキヌム=ナツハナビの繫殖力は?

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タリヌム・カリキヌム(Talinum calycinum)は乾燥を好みますが、梅雨時にも多肉質の葉はそれほど傷みません。過去記事をコピペすると、「タリヌム・カリキヌム(Talinum calycinum)、耐寒性多年草、スベリヒユ科タリヌム属、アメリカ南西部〜メキシコ原産、草丈は15〜20cm、花期は6〜9月」

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「濃いピンクの5弁花は花径2〜3cmで、昼に開いて夕方に散る1日花。萼片は2枚で緑〜褐色。おしべは多数で花糸は濃いピンク、葯は黄色。おしべより長いめしべは1本で花柱は白〜薄いピンク、裂けて膨らむように見える柱頭は白」放射状に広がるたくさんのおしべの先に黄色い葯が散る様子を花火に例えて、クサハナビやナツハナビの名前で流通することが多いかな。

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多肉質の葉の間から伸びる褐色の花茎は細く、立ち上がって分岐しお花を付けます。太目の茶色の茎から生えている松葉状の細長い緑の葉もかわいらしい。輪生しているのかな?花期は長いはずですが、ケロのタリヌム・カリキヌムは7月頃にしか咲いていないように思います。冬に地上部分は枯れますが、耐寒性があって群馬では防寒なしの地植えでOK。消えることはないけれど、殖え広がることもないの。手間がかからず扱いやすのだけれど、環境が合っていないのかな〜。

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タリヌム・カリキヌムはクサハナビ?ナツハナビ?

オニユリも爆殖系♪

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オニユリ(Lilium lancifolium)は大形のユリで、強く反り返る橙色の花被片に黒に近い濃い紫褐色の斑点が入ります。鱗茎は食用になるし、乾燥させたものは生薬に利用されるので、オニユリもハーブといってよいのかな(笑)。過去記事をコピペしますと、「オニユリ(Lilium lancifolium)、ユリ科ユリ属、秋植え球根、耐寒性多年草、中国・朝鮮半島・日本などに分布、草丈は1〜2m、花期は7〜8月、別名はテンガイユリ」

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このページの画像はすべて2014/07のオニユリで、「下向きに咲く花径10cmほどの花を総状花序に付ける。外花被片と内花被片は3枚ずつ、強く反り返り互いの先端が触れ合う。めしべは1本で花柱は白〜薄っすらとオレンジ色、柱頭は赤紫。おしべは6本で花糸は白〜薄っすらとオレンジ色、葯は暗赤褐色。花粉は油分が多く服に付くと落ちにくい」めしべを中心に長めのおしべが放射状に伸び、花被片の明るい橙色と葯や斑点の暗い赤紫色のコントラストも素敵なの♪

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「互生する葉は無柄で披針形、並行脈が走る。不稔性で種子ができず、葉腋に付く黒紫色の珠芽(ムカゴ)で繁殖する」繁殖力は強くて、雑草並みの発芽力かもw ウィルス病に対する耐性もあって、立ち枯れることもなく成長し3年くらいで開花します。オニユリは「地上の茎にできると珠芽と地中の根茎にできると木子」の両方で繁殖できるみたい。半日陰に植えてしまいましたが消える心配はなさそうです。

同じ時期に植えたオウゴンオニユリ(Lilium lancifolium var. flaviflorum)は、発芽を確認できないまま消滅orz ウィルス耐性の差なのでしょうか。秋に帰省したら、オウゴンオニユリの球根を買ってリベンジしてみようかな〜。

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オニユリとコオニユリ
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