ツユクサの両性花

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ツユクサ(Commelina communis)は1年草ですが発芽率がよく、どこの道端でも見かける青花です。茎は横に這い気味、日陰だと徒長してけっこう長く伸びます。「ツユクサ(Commelina communis)、ツユクサ科ツユクサ属、一年草、草丈は15〜50cm、花期は6〜9月」身近な雑草ですが、お花のつくり・開花の順番・自家受粉の仕組みなどは興味深いの。「ツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属)」を参考にじっくり観察するつもりだったのに、気がつけば季節は秋の終わり(笑)。来年の課題にしよう。

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「二つ折りになっている苞葉は細かな白い毛がある。内花被片は青くて丸い上の2枚が大きい、白い下の1枚は小さくて目立たない。外花被片は白〜半透明で3枚、1枚は青の内花被片の後ろで見えにくい。めしべが1本、花柱は白で柱頭は薄い褐色。花柱が長いのが両性花で短ければ雄花。おしべが6本、花糸は白。葯は長い2本のおしべではくすんだ黄色〜薄い褐色、短い4本のおしべでは黄色」めしべが長いおしべと同長なので両性花です。7〜8割が両性花なのだとか。

最後の画像は上下逆転、アブラムシもたかっておりますね〜w この画像では、白い内花被片はよくわかりません。長いおしべの葯からの花粉もあまり見えない。短いおしべの葯はπ字型の3本と人の字型の1本を見分けられるか微妙。花序の主軸にはお花が咲いたり咲かなかったり、側枝には3個のお花が順番に開花。ということは、一つの苞葉に同時に咲くのは1〜2輪ということかな。一日花なので、午後には花糸と花柱が巻き戻され、内花被片も縮んで外花被片に収納されるはず。

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キンミズヒキのめしべは2個

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キンミズヒキ(Aqrimonia pilosa)は発芽率が高くあちこちに新しい株ができますが、茎は直立し互生する葉は羽状複葉でけっこうスペースを取ります。根がしっかり張るので、大きくなってから引っこ抜くのはけっこう大変かも。ハーブとしては英名がアグリモニー(agrimony)のセイヨウキンミズヒキ(Agrimonia eupatoria)の方が知られていますが、キンミズヒキにも同様の薬効があるのだとか。「キンミズヒキ(Aqrimonia pilosa)、バラ科キンミズヒキ属、耐寒性多年草、日本では北海道〜九州に分布、草丈は30〜80cm、花期は7〜10月」

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「花径1cm弱の黄色の5弁花を総状花序に付ける。おしべが10〜13本、花糸は黄色、葯は黄色〜褐色。めしべが2本で1本だけ成熟する、花柱も柱頭も黄色」子房の上に突き出すめしべは花柱が2分岐しているのかと思ったら、めしべが2本あるみたい。離生心皮の単一めしべが2個あるということかな。う〜ん、ケロの画像はピンぼけ…。おしべの花糸は長めで、時間が経つと萎れて絡まるようにめしべに巻き付きます。自家受粉する仕組みのようです。やがて花弁は脱落、披針形の5枚の萼片は閉じていき、先がフック状の多数の副萼片に覆われた果実になるの。ひっつき虫ですね。

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キンミズヒキも爆殖系

ミョウガの淡黄色のお花♪

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ミョウガ(Zingiber mioga)は春にホームセンターで苗や地下茎が売られていて、家庭菜園でもよく見かけます。薬味として有名なジャパニーズハーブです。強い乾燥を嫌い、植え場所は半日陰がよいのかも。マルチング、肥料、植え替えなどの手間をかけると、花ミョウガ(開花前の蕾)やミョウガタケ(遮光し軟化させた茎)の収量は増えます。ま、ケロはお花を観察できればOKなので完全放任ですw 「ミョウガ=ジンジバー・ミオガ(Zingiber mioga)、ショウガ科ショウガ属、耐寒性多年草、花期は7〜10月、草丈は40〜80cm、夏に花穂が出る早生種の夏ミョウガと秋に花穂が出る中生・晩生種の秋ミョウガがある、収穫期は花ミョウガが夏〜秋、ミョウガタケは5〜6月」

「節くれだった根茎があり、地下茎で横に殖え広がる。地下茎から偽茎(葉柄の下部が鞘状になって重なりあったもの)を伸ばして、披針形の葉を展開。偽茎の根元辺りで、地下茎の先端に5cmくらいの鱗片状の苞に包まれた花穂を出す。この重なりあった苞の間から淡黄色の一日花を咲かせる。苞の付け根ごとに蕾があり、日毎に開花する」苞葉はくすんだ暗緑色でしょうか。地上部分は冬に枯れ、根茎で越冬します。

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「萼は短い筒状。花弁は基部で合着したろうと状、先の方で3裂。おしべが変形した大きめの白い唇弁が中央に広がる」う〜ん、きれいに開花している写真がない(汗)。花弁の1枚はフード状に上に突き出し、細長い2枚が後方下に反る感じかな。花弁化した唇弁は浅く3裂、中央の大きな裂片の脇に小さな側裂片が付いているみたい。

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「唇弁の上におしべとめしべの束が湾曲して突き出す」付け根の筒が裂けて花粉がのぞいているところが葯、そこから薄いクリーム色の葯隔が伸び、先端からその中を伸び出した雌しべの白い柱頭が顔を出しています。たぶん、そんな構造だと思うんだけど、この画像だとわかんないですよね(笑)。9〜10月に開花していたので、ケロのミョウガは秋ミョウガだと思います。来年はまともな画像を撮りたいな〜。

「ミョウガは雌雄同株、花はおしべとめしべが揃った両性花。しかし、種子を形成することは非常に稀。朔果ができて縦に裂開すると、果皮の内面は鮮やかな赤色、種子は黒色で白い果皮に包まれている」画像検索すると「ミョウガの赤い花」がヒットします。見た目は異様な毒々しさw まだ結実は一度も経験なし。これは実物を観察したいです。ちなみに「属名のZingiberはサンスクリット語で「角の形」という意味で、同属のショウガの塊茎の形に由来。種小名のmiogaは和名のミョウガに由来」だそうです。

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ハーブのミョウガの花

モミジアオイのピンクは涼しげなパステルカラー♪

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モミジアオイ(Hibiscus coccineus)は地植え向きの大型植物でスペースをとりますが、丈夫で放任栽培OK。アオイ科の植物ですが、ハマキムシの食害はないようです。実生でも育てられますが、ケロにはこぼれ種からの発芽経験なし。「モミジアオイ(Hibiscus coccineus)、アオイ科フヨウ属、耐寒性多年草、北米原産、別名はコウショッキ(紅蜀葵)、草丈は150〜200cm、花期は7〜9月」

モミジアオイに園芸品種はなかったそうですが、アメリカフヨウとモミジアオイの交配種であるタイタンビカスなどが出まわるようになっています。このページの画像は2014/09のピンクのモミジアオイ(という名前で頂いた苗)だけど、正確には交配品種のひとつなのだと思います。細めの花弁と花弁の間が空いているところはモミジアオイっぽいし、葉の切れ込みが浅くて掌状に深く5裂しないところはアメリカフヨウっぽいです。両方の性質を併せ持っているみたい。

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「萼が5裂、その外側に線形の苞葉が10数枚つく。5枚の花弁は薄いピンク、付け根には濃いピンクの斑点あり。めしべとおしべが合着した柱状のずい柱は白で長く突き出す。ずい柱にブラシ状に生えるおしべが多数、花糸も葯も白。細かい毛が密生する柱頭は5裂」柱頭は時間が経つとさらに湾曲します。一日花ですが、花付きがよく次々に開花してくれる♪

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モミジアオイとアメリカフヨウとの交雑種

ツルバギア・フラグランスは葉がちょっと幅広

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ツルバギアはあまりお店で見かけませんが、強健で地植えにすれば放任で長く楽しめます。出回っているのはツルバギア・ビオラセア(Tulbaghia violacea)とツルバギア・フラグランス(Tulbaghia fragrans)ですが、違いがわかりにくいの。根生葉にニンニク臭があることからビオラセアの英名はソサイアティガーリック(Society garlic)。葉のニンニク臭は共通だけどお花に芳香があって、フラグランスの英名はスウィートガーリック(Sweet garlic)。

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「ツルバギア、ユリ科ツルバギア属、半耐寒性多年草、南アフリカ原産、草丈は30〜50cm、花期はビオラセア(Tulbaghia violacea)が4〜10月、フラグランス(Tulbaghia fragrans)が11〜5月と7〜9月」過去記事のビオラセアは6月にも咲いていましたが、こちらは初夏には咲かず夏の終わりから秋に開花していたのでフラグランスだと思うの。過去記事では花被片の付け根の突起(副花冠?)の形に差があると書いたのですが…。

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「散形花序。花筒は長く花冠は6裂。花色は淡いピンク。内花被片と外花被片が3枚ずつで計6枚、内花被片の付け根には突起状の付属体が1個ずつある。おしべが長短3本ずつで計6本、葯は黄色、花糸は透明に近い白で花筒に融合。膨らんだ黄緑色の子房の上にめしべが1本、短い花柱も少し膨らんだ柱頭も白」ええと、花色が薄くて付属体が白いことを除けば、ビオラセアと違いはないみたい(汗)。

画像検索すると、付属体が発達していて先端が2裂しているのもあるんだけど…。個体差なのかな?「ツルバギア・ビオラセアはよく結実し、実生から2年ほどで開花し、海外では多くの原種と種間交雑が行われている」とありました。ケロにはわからない品種もたくさんあるのでしょう。古い過去記事では逆になっているのもありますが、線形の根生葉がやや幅広なのでこの株はツルバギア・フラグランスということにしておきます。あっと、葉の画像を撮り忘れてしまいました〜w

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ツルバギア・ビオラセアかな

チコリ=チコリウム・インティバスの舌状花

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チコリウム・インティバス(Cichorium intybus)は、英名のチコリまたはチコリー(chicory)と呼ばれるのが普通。軟白栽培された芽は生野菜、根はコーヒーの代用品(チコリコーヒー)として利用される有名なハーブです。「チコリ=チコリウム・インティバス(Cichorium intybus)、キク科キクニガナ属、耐寒性多年草、草丈は60〜150cm、花期は6〜10月、原産地は欧州〜中央アジア、和名はキクニガナ」ええと、野菜としては仏名のアンディーブ(Endive)が使われることが多く、同属の1年草エンダイブ(Cichorium endivia)と紛らわしいのですが…。そこら辺は過去記事に譲ります(笑)。

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長い花茎を直立させ、葉腋に花径4cmほどの青花を付けます。「総苞には細かな毛が目立つ。頭花は舌状花のみで、小花の花弁の先は5裂。おしべが5本、花糸が白、葯は合着して青と白のツートンカラーの約筒になる。めしべが1本、葯筒から白い花粉を押し出しながら付き出し、その後で青い柱頭が2裂してクルンとカールする」ライトブルーのお花は夏向きで涼しげ。寿命の短い多年草ですが、発芽率もそこそこあって消えることなく毎年咲き続けてくれています♪

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キバナコスモスの筒状花と舌状花

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キバナコスモス=コスモス・スルフレウス(Cosmos sulphureus)は発芽率抜群で、街なかの空き地でも雑草化しています。花色はオレンジ色が一番多いようですが、黄色・薄いクリーム色・朱色などもあり。草丈のある一重咲きのオレンジ花が基本ですが、八重咲きや矮性品種の種も売られています。強健で、種を地面にばらまけばたいていの環境で毎年お花を楽しめるの。花付きがよく、花期も長めです。「キバナコスモス(Cosmos sulphureus)、キク科コスモス属、春まき一年草、メキシコ原産、草丈は30〜100cm、花期は6〜11月」

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「対生する葉は羽状複葉、粗く切れ込んで裂片は幅がある。頭花をまとめる総苞片は緑色の外総苞片と、膜質の内総苞片が8個ずつ。頭花の外側に並ぶ舌状花は8個、花弁は幅があって先は浅く3裂」舌状花にはめしべもおしべも見当たらなかったのだけれど、どちらも退化した無性の装飾花なのかな?来年は虫眼鏡でよく観察してみよう。いや、写真撮影用の顕微鏡を買っちゃおうかな〜w

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「頭花の中心にはいくつもの筒状花が集まり盛り上がる。花冠の先が5裂。5本のおしべの葯が集まった焦げ茶色の葯筒から、めしべの黄色の柱頭が突き出す。葯筒の先端は黄色で5本の筋が浮いていて、柱頭に押された黄色い花粉が噴き溢れる。突き出した柱頭は2裂して反り返る」画像は柱頭が突き出す前の時期です。葯筒の先端はよくわかりませんね(汗)。冠毛は目立たなくて、かろうじて確認できるかな。「属名のCosmosはギリシャ語の「飾り」に由来し、種小名のsulphureusは「黄色の」という意味」だそうです。

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キバナコスモスはコスモス・スルフレウス

カリガネソウは臭いけれどお花は涼しげ♪

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カリガネソウ(Caryopteris divaricata)は触れると強い臭気があり敬遠されますが、お花は特徴的な形の青花で良い感じ。「カリガネソウ(Caryopteris divaricata)、クマツヅラ科カリガネソウ属、耐寒性多年草、東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布、草丈は60〜100cm、花期は8〜9月」強い乾燥を嫌うそうですが、地植えにして根付けば放任でOK。地下茎は短く、横に広がって暴れないので扱いやすいと思います。ただ、植えて数年もすれば、直立する茎が1mほどの大株になります。

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「葉腋から花柄を伸ばし青紫の花を集散花序につける。蕾は球形で細かな毛が目立つ。萼は褐色で先が5裂、花後この萼の中に黒い種子が2〜4個結実する。白くて短毛が密生する長い花筒の先が5裂(上と横の2枚ずつと下の1枚)、裂片は青紫で舌状の下の1枚は白斑が入る。長くて湾曲するおしべが4本、花糸が白で葯は黄色。おしべより少し長いめしべが1本、花柱は白で先端の2裂する柱頭は薄い青紫色」下の裂片が白と青紫のまだら模様で、これが昆虫を誘引する蜜標なのでしょう。湾曲したしべが長くてピントを合わせにくいのだけど、これも受粉のために必要なフォルムなのでした。

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最後のニホンアマガエル

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ニホンアマガエル(Hyla japonica)は樹上性のカエル(Tree Frog)さんで、林や草原で生活しています。吸盤で垂直な塀なども登れるので、住宅地の庭にも住んでいるの。産卵期以外は水辺でなくてもOKなので、生育環境が広いみたい。北海道〜九州に分布、体長は3cm前後と小型です。近所の庭や空き地で雨の降る前に「グェッ、グェッ、グェッ…」とやかましく鳴いています(笑)。

画像ではよくわかりませんが、横から見ると「鼻先が短く、鼻孔から鼓膜を通ってその後ろへと太い黒の筋が走る」周囲に合わせて体色が変化します。撮影した時(2013/09)は、葉の上で青緑色。ケロの視線を感じて警戒モードでした。通販で生き餌が入手できるので、飼育のハードルは低くなっているようです。飼育記録が多数アップされていて、かわいいカエルさんの画像に癒やされます♪

ただ、ケロ的には飼育容器ではなく駐車場で放し飼いが希望でした。近所には空き地や田んぼや親水公園があり、春から夏にかけては夜にいろいろなカエルさんの声が聞こえてくるのです。駐車場の周辺部は雑草が生え、宿根草や樹高2〜3mの常緑低木も多い。ニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)はたくさん繁殖しているので、バッタやコオロギなどの餌になる小昆虫も少なくないはず。

去年はヤフオクでゲットしたアズマヒキガエル(Bufo japonicus formosus)の放し飼いに挑戦。夏のおわり頃まではトロフネ周辺で見かけ、駐車場に居着いてくれるかなと期待したのですが…。5匹とも脱走、住み心地は良くなかった模様orz 初夏にはモリアオガエル(Rhacophorus arboreus)が始めて来訪、1周間くらい鳴き声が楽しめました。でも、今年は現れず…。ニホンアマガエルはここ数年鳴き声が聞こえていましたが、繁殖期(4〜7月)にトロフネへの産卵はなし。年に数回目にする程度で、棲みついているのかは微妙でした。

カエルさんの卵やオタマジャクシはヤフオクで簡単に入手できるようになりましたが、やり過ぎると遺伝子汚染の問題もあります。数年間カエルの棲む庭(というか駐車場)目指してきましたが、一旦断念。来年はカエルが棲んでいる場所へデジカメ片手に出かけようと思っています。トロフネは全て撤去、空いたスペースにはリコリスの園芸品種を植えました。木も大きくなると管理が大変なので、2m以下にバッサリと剪定。ということで、2014年はニホンアマガエルも1度も目撃できずorz

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アズマヒキガエル?ニホンヒキガエル?

カラミンサ・ネペタ?カラミンサ・ネペトイデス?

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カラミンサ(Calamintha)は爽やかなミントの香りと長い花期が魅力のハーブです。暑さ・寒さに強く、病害虫も特になし。強い乾燥を嫌うそうですが、地植えで根付けば放任でOK。成長が早く、茎はよく分岐するので、大株になったら適当な時期に地際で切り戻すと良いのかも。「カラミンサ・ネペタ(Calamintha nepeta)、シソ科カラミンサ属、耐寒性多年草、草丈は50cm、花期は6〜11月、地中海沿岸原産、英名はレッサーカラミント(Lesser calamint)」

対生する葉は広楕円形、ハーブティーに利用されます。春に株分けや挿し木で殖やせるはずですが、過去記事を見ると種まき・挿し木・抜き苗と失敗しまくり(汗)。評判と違って弱いのかと思ったら、最期に試した苗は無事に宿根化して今も元気。半日陰に植えたのでやや徒長気味ですが、花付きは良いの。葉腋から伸ばす花柄は分岐して小さな唇形花を輪散花序(複集散花序)につけます。

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「萼は5裂。下唇は3裂し、白地に薄紫の斑点がある。めしべが1本、花柱も2裂する柱頭も白」上唇に沿って伸びためしべが花冠から少し突き出しています。柱頭が2裂しているのがかろうじて分かるかな〜。おしべが4本あるはずなのですが、画像では不明…。花径5mmと小さいお花なので不器用なケロには解剖できませんでしたw 来年時間のある時にゆっくりおしべを確認したいです。

「同属のカラミンサ・グランディフローラ(Calaminth grandiflora)は花色が赤紫で花期は短め、花や葉が大きめ」これは見た目で区別できる。でも、カラミンサ・ネペタ(Calamintha nepeta)とカラミンサ・ネペトイデス(Calamintha nepetoides)の違いはよくわからない。通販のページには「小葉、花が白でたくさん咲くタイプがネペトイデス、大葉、薄紫で花がまばらのタイプがペタ。国内ではどちらもカラミンサ・ネペタとして流通」この基準だとケロのカラミンサはカラミンサ・ネペトイデスに思える。ま、カラミンサ・ネペタとして購入したので、そういうことにしていおきます(笑)。

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カラミンサは丈夫なハーブです〜♪

エビスグサのおしべは10本のはずだけど…

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エビスグサ(Senna obtusifolia)は健康茶のハブ茶の原料になる他、緑肥にもなる有用植物=ハーブです。細長い鞘状の果実に、チョコレート色でやや角ばった俵型の種子ができます。発芽率抜群ですし、種子には土壌線虫を駆除する効果もあるのだとか。「エビスグサ(Senna obtusifolia)、マメ科カワラケツメイ属、1年草、北米原産、草丈は約1m、花期は6〜8月」

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互生する葉は羽状複葉、倒卵形の小葉がキュート。ケロ的には葉も観賞価値があると思うな。葉腋に1〜2輪横向きに咲く5弁花は、しわのような花脈が走って和紙の質感。花弁が開き切らないのでシベの様子がわかりにくいの。萼は黄緑色〜半透明で5枚、萼片は卵型。「茎や葉をつぶすと不快臭がある」と言われますが、蓄膿気味なのでまったく気になりません(笑)。

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「めしべが1本、長い花柱は黄緑色でJ字形に湾曲、柱頭は色が薄く少し膨らむ。おしべが10本、花糸は薄い黄色で短い、葯は細長く薄い黄色と茶色のツートンカラー」おしべは10本あるはずですが、画像では大きな葯が3個と小さな葯が数個に見えます。大小不揃いで数を確認しにくいのでした(汗)。来年もこぼれ種からガンガン発芽して咲いてくれるはず。おしべの数を再チェックしたいな〜。

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ハーブのエビスグサの効能
ハーブのエビスグサ

キキョウはプラティコドン・グランディフロラス

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キキョウ=プラティコドン・グランディフロラス(Platycodon grandiflorus)は秋の七草、ホームセンターでお花が終わりかけの矮性品種が値引きして売られていました。青紫の一重咲きが基本ですが、花色は白やピンクもあります。二重咲きのキキョウも良い感じ♪「キキョウ=プラティコドン・グランディフロラス(Platycodon grandiflorus)、キキョウ科キキョウ属、耐寒性多年草、草丈は30〜100cm,花期は6〜9月」けっこう草丈があって倒伏しがち、矮性品種が扱いやすいかもです。冬に地上部分は枯れ、太い根で越冬します。在来種なので栽培は容易。

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「互生する葉は鋸歯があり、先の尖った長卵形。上部で分岐した茎の先に、横向きに花をつける。蕾が風船のような形なので英名はバルーンフラワー(balloon flower)。中央の花弁の接点から1枚ずつ開いて、花冠は5裂する。花径は5cmほど」5裂した花弁は幅があって、ちょっと太めの星形(笑)。白花キキョウという名前で売られていたけれど、白に近い薄いピンクにピンクの筋が走っています。花色はピンクのようです。

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「雌雄同花だが雄性先熟で、雄しべから花粉が出ているが雌しべの柱頭が閉じた雄花期、花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期がある〜Wikipediaのキキョウ」雄花期はおしべが立ち上がってめしべを取り囲んでいます。毛が生えているめしべの花柱は花粉まみれですが、柱頭は閉じているの。雌花期は萎れたおしべが倒れて開き、柱頭は反り気味に開きます。

画像は雄花期で、「おしべが5本、花糸も葯も白。めしべが1本、花柱が白、柱頭は少し灰色がかった白。めしべの基部は密生した毛が壁のようになって覆い、空洞になっている。ここに蜜が溜まるのだと思う(たぶん)」この後、雌花期に入って柱頭が5裂して開くのですが…。画像はありませんw

属名のPlatycodonは「広い鐘」の意味で、花冠の形を表す。種小名のgrandiflorusは「大きな花」を意味する」そうです。「キキョウの根はサポニンを多く含み去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるので生薬(桔梗根)として利用される」キキョウも有用植物=ハーブなのでした(笑)。青紫の矮性品種も一株ほしいな〜。

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リアトリス・スピカタの柱頭

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リアトリス・スピカタ(Liatris spicata)は槍咲き種のリアトリスで、春植え球根としてよく売られています。冬に地上部分は枯れますが、春になればやや幅のある線形の根生葉が生えてきます。やがて細くて小さめの葉をつけた太くて長い花茎が直立し、ピンクや白の5弁花をびっしりと穂状花序に付けます。「リアトリス・スピカタ(Liatris spicata)、キク科リアトリス属、耐寒性多年草、北米原産、別名はキリンギクorユリアザミ、草丈は60〜150cm、花期は6〜9月」

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上の2枚はピンク〜赤紫のリアトリス・スピカタで、「花冠の先は5裂。5本のおしべの葯がくっついた集やく雄ずいはこげ茶色。葯筒から突き出すめしべの柱頭はピンク。雄性先熟で白っぽくて閉じていた柱頭は、やがて2裂して長く伸びる」棍棒状の花序は上から下へと咲き進み、画像でも下の小花の柱頭は短くて2裂していません。

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下の3枚は白花のリアトリス・スピカタで、「緑のうろこ状の総苞片がいくつかの小花をまとめ、その頭花が主軸に柄を持たずに密生する。小花には白い冠毛が目立つ。茶色の葯筒から白い柱頭が突き出す」画像は柱頭が2裂した雌性期のもの。リアトリス・スピカタは非常に丈夫で、地植えにすれば全く手間なし。移植する時に確認した球根というか根塊はゴツゴツに肥大していました。

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野草のリアトリスの花期

リコリスの園芸品種、ベストドレッサーとストロベリーとリトルプリンセスとジェラシー♪

ヒガンバナ=リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)はしっかり葉が伸びていますが、今年地植えにしたリコリスの園芸品種はなかなか葉を出さないの。まだ3分の1くらいかな。開花率は140球中77球とだいたい半分。植え付けが8月末と遅かったので不満はありません。あとは無事に冬越しして来年の秋に咲いてくれればOK。ホームセンターで買ってきた腐葉土18リットル×8袋をばら撒いたところ。12〜2月の夜から朝にかけては、不織布で覆うつもりです。品種不明のリコリスの園芸品種(黄色、白、ピンク)は、地植えで越冬できているのでなんとかなりそうに思うのだけれど…。来年は何種類のお花が見られるかな〜。

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1〜3枚目は2014/08のリコリス・ベストドレッサー(花色:ピンク、花期:8月、出葉:早春、交配親:?)で、「短くて波打たない花被片が6枚、淡い赤とピンクの中間。おしべが6本で花糸がピンク、葯は黄色。めしべが1本で花柱も柱頭も赤」花色はほんわかしたパステルカラーかな。咲き始めは葯の鮮やかな黄色が目立ちます。咲き進むと花被片が少し伸びてやや波打つ感じ。植え付け直後に開花しました。

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4〜6枚目は2014/09のリコリス・ストロベリー(ピンク味赤、8月、春、?)で、「花被片は短く波打たない、赤が混じったピンク。おしべの花糸はピンク、葯は黄色。めしべは花柱も柱頭もピンク」花柱も花糸も先の方は色が濃くなっています。咲き始めは葯が赤褐色で、赤が混じったピンクは確かにストロベリー色です。で、咲き進むと花被片はほぼピンク、葯も鮮やかな黄色の花粉が吹き出すの。

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7・8枚目は2014/08のリコリス・リトルプリンセス(ピンク味赤、8月、早春、?)で、「花被片はピンクが混じった赤。おしべの花糸はピンクが混じった赤、葯は黄色。めしべの花柱はピンクが混じった赤、花柱の先の方から柱頭にかけては色が濃くくすんだ赤」濃いピンクというよりは、くすんだ赤に見えました。ただ、リトルプリンセスも植え付け直後に花茎をほとんど伸ばさずに開花。ホントの花色は来年以降にチェックが必要かも。

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最期は2014/09のリコリス・ジェラシー(赤、8月、春、?)で、「花被片はピンクと赤の中間。おしべの花糸はピンク、葯は黄褐色。めしべは花柱も柱頭もピンク」ジェラシーも花茎を伸ばさずに地際でやっと咲いた感じ。萎むのも早くてろくな画像が残っていない(汗)。来年に期待したいです。このページの4種類の花色はいずれも赤とピンクが微妙に混じり合っています。数年後には識別不能になるんだろうなあ(笑)。どれも出葉は来春、寒さに耐えて冬越しできてほしいな。

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カタバミの花柱

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カタバミ(Oxalis corniculata)はどこの道端や空き地でも見かける雑草です。匍匐茎は地を這い、長い葉柄の先にハート型の小葉を付けます(3出複葉)。この葉が晴れた昼間以外は折りたたまれて片側が食べられたようにみえることから、片喰(かたばみ)と名付けられたのだとか。花後にできる円柱形の果実は、熟すと下部が裂け透明な膜が反転して種子を弾き飛ばします。発芽率は抜群。葉や花柄に白くて細かい毛が目立つかな。「カタバミ(Oxalis corniculata)、カタバミ科カタバミ属、耐寒性多年草、花期は5〜10月、草丈は5〜20cm」

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「葉脇から伸ばす赤褐色の長い花柄の先に、黄色の5弁花をつける。 おしべが長短5本ずつで花糸は黄緑色、葯は黄色。めしべが1本で花柱も柱頭も黄緑色、5分岐する花柱には白い毛が生えている」細長かったり、丸っこかったり。黄色一色だったり、付け根に赤い斑があったり。花弁にはバリエーションがあるみたい。花柱の長さも長花柱花、等花柱花、短花柱花といろいろ(異花柱性)。このカタバミは花柱と長いおしべが同じ位置にあるから、等花柱花なのでしょう。

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最後はアカカタバミ(Oxalis corniculata f.rubrifolia)で、葉も茎も赤茶色。このお花は花弁の付け根に赤い斑があります。カタバミとアカカタバミの中間的な形質のウスアカカタバミ(Oxalis corniculata f. tropaeoloides)も、ケロの駐車場に生えているのかもしれません。が、注意して見ないと区別できないな〜。

「属名のOxalisはギリシャ語の「酸っぱい」に由来し、カタバミ属の植物は葉や茎にしゅう酸を含み酸っぱいから。種小名のcorniculataは「つののある」という意味」だそうです。「消炎、解毒、下痢止めなどの作用があり生薬に利用される。民間療法で絞り汁は虫さされに効果がある」薬効があるカタバミもハーブの一種と言得そう(笑)。ただ、除草は困難。匍匐茎は簡単にちぎれますが、その下の根茎や太い根は残ってすぐに復活しちゃうのです。

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カクトラノオ=フィソステギア・バージニアナ

カクトラノオ=フィソステギア・バージニアナ(Physostegia virginiana)は、暑さ・寒さに強く地下茎で殖え広がります。地植えにすれば手間要らずで、周辺に広がって暴れないように気をつけるべきかな。「カクトラノオ(Physostegia virginiana)、シソ科ハナトラノオ(フィソステギア)属、耐寒性多年草、北米原産、草丈は60〜120cm、花期は6〜9月」

カクトラノオ・桃花2014-09-16.jpg

カクトラノオ・白花2014-07-15.jpg

カクトラノオ・桃花2014-07-23.jpg

「断面が四角い角張った茎は分岐せずに直立する。鋸歯のある楕円形の葉は十字対生。四方を向く唇形花を穂状花序につけ下から咲き上がる」草丈があり、花つきも良いので見栄えがします。唇形花をびっしりと付けた花序は華やか。花色は純白、薄いピンク、濃い赤紫などいろいろあります。ケロの駐車場では、白にピンクの斑が入る園芸品種が小型でやや弱いかな。植え場所が乾燥するのが良くないのかもしれません。それでも放任で消える心配はなしw

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「筒状の合弁花、花冠の先が上下に2裂、下唇はさらに浅く3裂。上唇の内側に張り付くようにしべがある。おしべが4本で細かな毛の生えた花糸は白、葯は黒っぽい褐色。めしべが1本で花柱も2裂する柱頭も白」外から見るとぼんやりしていますが、花冠の内側の斑は濃い赤紫でした。半日陰でもよく咲いてくれるので重宝します♪

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カクトラノオはフィゾステキア♪
カクトラノオの白花
カクトラノオの花色

キツネノカミソリ=リコリス・サングイネアは柿色♪

キツネノカミソリ=リコリス・サングイネア(Lycoris sanguinea)は、柿色の花色が特徴的。咲き始めは赤が強めに出て色鮮やか。咲き進むと花被片は少し伸びて色あせ、くすんだオレンジ色になるの。出葉は主に春ですが、冬に葉を出すものもあります。「キツネノカミソリ(Lycoris sanguinea)、ヒガンバナ科ヒガンバナ属、耐寒性多年草、夏植え球根、本州〜九州に自生、草丈は30〜50cm、花期は8月」

横か斜め上を向いて開花、「内花被片も外花被片も3枚ずつ。おしべが6本で花糸は橙色、葯は黄色。めしべが1本で花柱も柱頭も橙色」キツネノカミソリ(Lycoris sanguinea var. sanguinea)に対して、オオキツネノカミソリ(Lycoris sanguinea var. kiushiana)は「花が大きくシベが長く突き出す」、ムジナノカミソリLycoris sanguinea var. koreana)は「花がやや小型で紅紫色、栽培個体以外は絶滅状態」だそうです。ちなみに、白にピンクの筋は走るリコリス・インカルナタ(Lycoris incarnata)の別名はタヌキノカミソリ。

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1・2枚目はいただき物のキツネノカミソリで、過去記事では「日向で調子が悪かったので、半日陰に植えたのに開花が少ないorz」と愚痴ったのですが…。その後、ポツポツと開花して花つきは悪くありませんでした(笑)。やはり、植え場所は夏に直射日光が当たらない半日陰が良いみたい。ケロ的には咲きかけで、クリーム色の葯がのぞく時期が好きだな〜。

キツネノカミソリ・遅咲き2014-09-02.jpg

キツネノカミソリ・遅咲き2014-09-02-2.jpg

キツネノカミソリ・遅咲き2014-09-02-3.jpg

3〜5枚目はキツネノカミソリ(遅咲種)で、「花色:橙、花期:9月、出葉:春」城下農園で購入したキツネノカミソリの中では、一番赤が強く出て花色が濃かった。ムジナノカミソリ(出葉は12月)の可能性もあるかなと思ったのだけれど、出葉が春ですから違うな〜。

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キツネノカミソリ・宮崎産2014-09-05-2.jpg

6・7枚目はキツネノカミソリ(宮崎産)で、「レンガ色、10月、春」宮崎といえばムジナノカミソリの自生地でしたが、こちらは花色が柿色で出葉が春なので一般のキツネノカミソリ。頂き物のキツネノカミソリの隣に植えたら区別できないと思うw

キツネノカミソリ・中生種2014-09-05-3.jpg

キツネノカミソリ・中生種2014-09-05-2.jpg

8・9枚目はキツネノカミソリ(中性種)で、「橙、8月、冬」こちらは出葉が冬ですが、花色はそれほど濃くありません。ま、今年は1年目なので、本当の花色はわからない。数年は根気よくチェックしてみたいのだけれど…。3年も経てば、株が入り乱れてどれがどれやらわからなくなっているかも(汗)。

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最後はキツネノカミソリ(横向咲種)で、「レンガ色、8月、早春」画像は散りかけのショボイお花…。8月末に地植えにすると、花茎をほとんど伸ばさず地際ですぐに開花。気がついたら最後のお花も散りかけていました。来年に期待したいです。

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ミソハギの中花柱花タイプ

ミソハギ(Lythrum anceps)は湿地を好みますが乾燥にも耐えます。日本の気候に適合していて、地植えにすれば全く手間なし。地下茎でドンドン殖え広がります。草丈があるので、初夏の頃に切り戻したほうが良いかも。「ミソハギ(Lythrum anceps)、ミソハギ科ミソハギ属、耐寒性多年草、日本各地の湿地に分布、草丈は100cm前後、花期は7〜9月」

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「直立する茎に十字対生する葉は先の尖った披針形。苞葉の脇に数個ずつ6弁花を穂状花序につける。筒状の萼は先端で6裂し、萼裂片は小さな三角形、萼裂片の間から針状の付属片が横に突き出す」花弁、萼片の数は6個が基本ですが、4〜7個と変化します。上の画像の花弁は7枚、下の画像は6枚です。針状の付属片が目立つ蕾の形もおもしろいな〜。エゾミソハギ(Lythrum salicaria)は萼・茎・葉の表面が白い短毛に覆われているので、ミソハギとの区別は容易です。

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「花弁は卵型で軽くシワが寄る。花色は薄紫でピンクに近いもの、青みがかるものなどの変化がある。おしべが長短6本ずつで12本。長いおしべの花糸が赤紫、葯が青緑。短いおしべの花糸が白、葯が黄色。めしべが1本で花柱が白、円盤状に膨らむ柱頭が黄緑」めしべが長いおしべより長い長花柱花、短いおしべより短い短花柱花、長いおしべと短いおしべの中間の中花柱花の3タイプあり、自家受粉を防ぐのだとか。

葯の色ではなくて花粉の色というのが正確なのかな。ま、そこら辺はアバウト(笑)。すでに花粉の色は褪せて黒っぽくなっています。ええと、短いおしべは脱落しちゃってますね(汗)。道端で雑草化したミソハギを挿し木した株と頂き物の株が入り交じっています。頂き物は青が強いタイプでしたが、もう見分けがつかないな〜。画像のお花は中花柱花タイプです。来年は別のタイプがないかチェックしてみよう。

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ミソハギはジャパニーズハーブなの?

ヨウシュヤマゴボウの果実の毒性は?

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ヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca americana)は北米原産の帰化植物、発芽率がよく道端の空き地でよく見かけます。赤褐色の茎は太くよく分岐し、葉柄のある先の尖った楕円形の葉が互生します。成長は早く、1年で草丈は1mを軽く超えるの。環境が悪くて草丈30cmほどでも、開花・結実して種子を散布します。明治に渡来して、今では全国各地で雑草化しているのだとか。「ヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca americana)、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属、耐寒性多年草、草丈は2m前後、花期は6〜9月、別名はアメリカヤマゴボウ」

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「茎先や葉腋に総状花序(長い主軸に柄のある花が均等につく)を横向きに出す。白い花弁状の萼が5枚。おしべが10本、花糸も葯も白、めしべが1個、緑色に膨らんだ子房の先端中央から10本に分岐した短い白の花柱を伸ばす」おしべやめしべの花柱の数は幅があるので、10前後といったほうが良いのかな。花柱も柱頭も白で、ケロには見分けがつきませんでしたw

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「果実が熟し始める時期になると、花期には白〜薄いピンクだった花序の主軸や花柄が赤紫に色づき枝垂れていく。緑の子房が膨らみ、光沢のある球形の果実になる。柱頭が果実の先端中央の小さな棘状突起となって残る。花弁状だった白い萼が縮んで赤紫になる」主軸・花柄・萼の赤紫と子房の緑(やがて果実の黒)とのコントラストが人目を引きます。花柄の途中に小さな披針形の付属物があるけれど、これは苞葉?托葉?

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球形で光沢がある黒紫の液果も熟し切ると萎みます。中には扁平で円形の黒い種子が10個前後入っているの。「ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、果実も有毒である。毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害や心臓麻痺により死に至る。幼児の場合、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を引き起こしうる〜Wikipediaのヨウシュヤマゴボウ」果実の毒性は低いみたいですが、君子危うきに近寄らず〜。

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「熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出る。この果汁は強い染料で、服や人体に付くとなかなか落ちない。この特性のため、アメリカ合衆国ではポークウィード(Pokeweed)、インクベリー(Inkberry)などとも呼ばれている。アメリカ合衆国では、かつて着色料として、安価なワインなどに用いられたが、毒性があるため現在は使用されていない。また、アフリカ系アメリカ人の間では若い茎と葉を茹でこぼし毒を抜いてからて食用にしていた時期もある〜上述のWikipedia」

果汁の色は濃く、手を洗ってもなかなか落ちませんでした。染料に使えそうです。毒草も工夫すれば利用可能ですが、素人は手を出さないのが無難だと思うな。山菜の「山ごぼう」は、キク科アザミ属のモリアザミ(Cirsium dipsacolepis)の根を使っています。ヨウシュヤマゴボウも同属在来種のヤマゴボウ(Phytolacca esculenta)もモリアザミも、太くて長い根はキク科ゴボウ属のゴボウ(Arctium lappa)の根と区別できないんじゃないかな〜。

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ヨウシュヤマゴボウもハーブじゃないけれど

リシマキア・キリアータ 'ファイアークラッカー'の銅葉

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リシマキア・キリアータ 'ファイアークラッカー'(Lysimachia ciiata 'Fire Craker')は立ち性、這い性でグラウンドカバーに使われるリシマキア・ヌンムラリア(Lysimachia nummularia)との組み合わせもよさそうです。「リシマキア・キリアータ 'ファイアークラッカー'(Lysimachia ciiata 'Fire Craker')、サクラソウ科オカトラノオ属、耐寒性多年草、花期は6〜8月、草丈は60〜80cm,北米原産」

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対生する葉は卵型で先は尖り、葉脈がはっきりとしわになります。裏から見ると葉脈が盛り上がっている。春から初夏にかけての葉色は赤茶色、銅葉のカラーリーフプランツです。ただ、夏になって気温が上がるとくすんだ緑色に変わります。葉は虫に食われることも多いかな。でも、耐寒性も耐暑性もあって丈夫、地下茎で横に殖え広がります。ある程度湿り気のある半日陰を好むようですが、乾燥する日向でも問題ないみたい。葉色は半日陰のほうがよいのかも。春に切り戻すと、草丈を低く抑えられます。

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葉腋から伸ばす細かな毛のある花柄の先に黄色の5弁花をつけます。「花被片が5枚、卵型で先端は尖り、付け根はやや色が薄い。黄緑色の萼が5枚、披針形で少し反り気味。おしべが5本、花糸も葯も白、葯は細長い。棒状のめしべが1本、花柱は白で柱頭は薄い黄緑色」お花の中央はくすんだ臙脂色で、中心に黄緑色の子房があります。めしべを取り巻くおしべの葯が目立ちます。地味ですが葉色とのコントラストがよいのです♪「属名のysimachiaは、この植物の薬効を最初に発見したとされるマケドニア王の名前に因む」とありました。

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リシマキア 'ミッドナイトサン'はブロンズ色のカラーリーフ

リコリスの園芸品種、ラブレターと紅早生とアムール♪

リコリス(Lycoris)属の園芸品種の今年のお花はほぼ終了のようです。葉が出る時期は秋〜春といろいろですが、基本は秋でそろそろ葉が伸び始めました。ヒガンバナ=リコリス・ラジアータ(Lycoris radiata)は耐寒性が強く、防寒なしの地植えで問題なく越冬できます。白、黄色、ピンクなどの園芸品種には寒さに弱いものもあり、寒冷地では鉢植えで冬は室内管理が無難なのかもしれません。

でも、ケロ的には腰に負担だから鉢植えを室内に持ち込みたくないの。そして、今まで地植えにしたリコリスの園芸品種は、どれも冬の寒さで消えることはありませんでした。園芸品種の耐寒性はいろいろなのでしょうが、群馬ならぎりぎり乗り越えられんじゃないかな。とはいっても、一番冷え込む1月〜2月上旬は−5℃以下になります。植え付け1年目なので、腐葉土と不織布でしっかりと防寒するつもりです。

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1〜3枚目は2014/09のリコリス・ラブレター(花色:赤弁先紫、花期:8月、出葉:初冬、交配親:?)で、「花被片は6枚、濃いピンクで先端は青紫、縁は軽く波打つ。おしべは6本で花糸は赤紫、葯は黄色。めしべは1本で花柱も柱頭も赤紫」ピンク+青紫はよくある配色ですが、くっきりと綺麗に咲いてくれました♪

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4〜5枚目は2014/09のリコリス・紅早生(かき色、9月、晩秋、自然交雑?)で、「花被片は柿色、おしべの花糸は白に近い薄いクリーム色、葯はクリーム色。めしべの花柱は白に近い薄いクリーム色、柱頭は薄い赤紫」花被片は咲き始めが薄いオレンジに黄色が混じり波打たない→咲き進むとオレンジ色がやや濃くなって波打つ。そんな感じに変化します。紅色はどこにもないし、花期も特に早くはありません。紅早生という名前はちょっとしっくりこないな〜。お花は優しい色合いでケロの好みです♪

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最後は2014/09のリコリス・アムール(濃ピンク弁先紫、8月、冬、ジャクソニアナ×?)で、「花被片は赤に近い濃いピンクで先端は青紫、やや幅があって波打たない。おしべの花糸は赤紫、葯は黄色。めしべは花柱も柱頭も赤紫」リコリス・ラブレターと配色は同じですが、花被片の先の青紫がはっきりと出ます。「葯は褐色で、花粉が黄色」というべきなのかもしれませんが、そこらへんはアバウト(笑)。

今年は77種類の開花、だいたい半分です。植え付けが8月末と遅かったので、開花率は悪くないと思います。小さな球根(鱗茎)よりも大きな球根のほうが咲きやすいけれど、大きな球根だから1年目から開花するとも限らないの。寒さに負けずに越冬してほしい。来年は全品種の画像をアップできると良いな〜。

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ハルシャギクの筒状花と舌状花

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ハルシャギク(Coreopsis tinctoria)は舌状花の蛇の目模様が特徴的、1年草ですが発芽力抜群で雑草化します。「ハルシャギク(Coreopsis tinctoria)、キク科コレオプシス属、秋播き越年草or春播き一年草、北米西部原産の帰化植物、花期は5〜8月、草丈は60〜80cm、別名はジャノメソウ」対生する葉は線形に深く裂け、あまりボリュームは感じません。でも、根はしっかり張っていて、引っこ抜くには力が必要なの。

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このページの画像はすべて2014/06と07のハルシャギクで、「頭花の中央は筒状花が密集。花冠はチョコレート色、縁が5裂する様子はよくわからない。5本のおしべの葯がくっついた葯筒はこげ茶色。めしべは葯筒の中を黄色い花粉を押し出しながら伸び、2裂する柱頭が突き出す」葯筒からこぼれ出す黄色の花粉はわかるけれど、2裂する柱頭は確認しにくいかな〜。

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「舌状花の先の方は黄色で基部が臙脂色の蛇の目模様。舌状花は8枚のことが多く、花弁の先端は浅く3裂する」画像だとおしべもめしべも見当たらないので、装飾花(無性花)かと思うのですがどうでしょう。検索してみましたが、よくわかりませんでした。来年はもっとよく調べてみよう。

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最後1枚は舌状花がチョコレート色一色のコレオプシス・ティンクトリア 'マホガニー・ミジェット'(Coreopsis tinctoria 'Mahogany Midget')のはずなのですが、交雑しているのか黄色が混じった見た目はショボショボ。草丈も10cm未満でやっと咲いていました。同じコレオプシス属なのに、繁殖力と強健さにずいぶん差があります。ホントの花色を確認したいので、コレオプシス・ティンクトリア 'マホガニー・ミジェット'は種を購入して蒔いてみようかな〜。

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ハルシャギクはジャノメソウ♪
ハルシャギクの総苞外片と内片
ハルシャギクはコレオプシス属

キバナアキギリのおしべは2本かな

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キバナアキギリ(Salvia nipponica)は日本原産のジャパニーズイエローセージ、過去記事をコピペすると「キバナアキギリ(Salvia nipponica)、シソ科アキギリ属、耐寒性多年草、別名はコトジソウ、草丈は40cmほど、花期は8〜10月」対生する葉は基部が耳状に張り出す三角状ほこ型、茎に2〜3個ずつ黄色の唇形花を段々につけます(穂状花序)。

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短い花柄があり、緑の縦筋が走る萼は上下に2裂(下の萼片はさらに浅く2裂)。ええと、穂状花序は「長い主軸に無柄の花が並ぶ」となっていますが、「長い花序軸に無柄または短柄の花が多数つくものを総称する」場合もあるみたい。萼や蕾には細かな毛が多数あります。短い地下茎で横に広がって群生するはずですが、今のところあまり殖えません。でも、地植えにして完全放置で、株が弱った様子もないかな。

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このページの画像はすべて2014/09のキバナアキギリで、「浅く2裂する上唇はめしべとおしべを挟み包み込むように立ち上がる。浅く3裂する下唇は幅があって前方に突き出す。上唇から長く伸びだす糸状のめしべは白〜赤紫色、花柱の先は2裂する」ここまでは問題なし。「花の中央にある2本は不稔の仮おしべ、花糸は白で葯はピンク。他の2本のおしべは上唇の先端まで延びて、花糸は白で葯は赤紫〜黄褐色。蜜標がない代わりに糸状のめしべと仮おしべの葯で昆虫を誘導する。2対のおしべは根元でつながり、花にもぐり込んだ昆虫が仮おしべを押すと、上唇の内側に隠れているおしべが下に引かれて花粉が昆虫の背中に付きめしべに受粉させる仕組み」と過去記事には書いたのですが…。

仮おしべは短い花糸の先に赤紫〜ピンクの葯、本おしべは長い花糸の先に細長くて濃い赤紫の葯(花粉が溢れると黄褐色)。両者の花糸はひとつながりで、突っかい棒のような付属体で花被片につながっている。つまり、付属体を支点とするシーソーのような構造です。見た目はこの通りなのですが、アキギリ属のおしべは2本(1対)です。他の多くのシソ科の植物のように、おしべが4本(2対)あるのではないのでした(汗)。

つまり、「突っかい棒のような付属体→花糸。弓状に湾曲したひとつながりの花糸→葯室をつなぐ葯隔が上下または前後に長く伸びたもの。葯隔の一方に花粉を付ける葯室、もう一方に花粉を付けない退化した葯室をつける」ということになるのかな。「サルビアの花 (1)」でお勉強させていただきました。専門家の方の説明を読まないと、いくら解剖しても正しいお花の作りはわかりません。他にもたくさん間違ったことを書いてるんだろうな〜w

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ツルボの柱頭

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ツルボ(Sciiia scilloides)は鱗茎を食用にできるのでハーブと言えなくもないけれど、あまり食べではないかも(笑)。ただ、土手沿いの道端でツルボのお花をたくさん見かけるので、けっこう繁殖力があるのかもしれません。過去記事からコピペすると、「ツルボ(Sciiia scilloides)、ユリ科ツルボ属、耐寒性多年草、日本全土に分布、草丈は20〜40cm、花期は8〜9月」春または春と秋に出る根生葉は先が尖り、上部がやや幅広。今開花中ですが、葉は見えません。半日陰なので春にしか出葉しないのかな。

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花柄のある小花を花茎に密につけ、下から咲き上がります(総状花序)。「花被片は内花被片と外花被片が3枚ずつで6枚、反り気味。おしべは6本で花糸は薄紫色で付け根が薄く先が濃い、葯は薄紫色から黄褐色。膨らんだ子房の先のめしべは1本で花柱は花糸と同色、柱頭は白」ケロのツルボは淡い藤色ですが、花色は個体差があってもっと濃いものもあるみたい。

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葯はどの植物も時期によって色が変化します。葯の色というか、花粉が出始めると花粉の色になるのでしょう。過去記事には「柱頭は浅く3裂する」と引用したのですが…。棒状のめしべの先端の白い部分が柱頭だと思うのですが、ちょっと膨らんでいるけれど3裂しているようには見えません。もっと拡大したいけれど、ケロの激安コンデジだとこれが限界w また、気がついた時にチェックしてみよう。

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ツルボはシラー属
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